※2019年10月23日更新~Xバンド・Kバンド・レーザーの受信状況について追記しました。

こんにちは!Omiです。

性能競争のチキンレースから降りたように見えたセルスターですが、忘れたころにレーザー探知機がやって来ました(笑)

その名も「AR-W86LA」!

デザインを見る限りはコムテックのように受信機が露出してませんので、ユピテルに近い仕組みの様に見えます。

おそらく過去の同社のハイエンドモデルにレーザー探知機能を追加した物と考えられますが、特徴をざっとみてましょう。

「AR-W86LA」の特徴

メーカー独自基準の凄いですよ!アピールは信用し難いのですが、何やらレーザー探知機能の部分に「ASSURAは、レーザー式オービスからのレーザー光の受信能力は最大約150%!」なんて書かれてます。

取締機から離れた場所や広角で受信できる光学フィルターを本体背面に搭載! どこより早く広角のレーザー受信が可能です。

※当社調べ:本体を進行方向に対し30度に傾けた状態で計測

良く分かりませんけど、広角対応にするとそこまで警報タイミングが早くなるもんなんですかねぇ…。

この動画を見る限りはユピテルのモデルとほぼ同じ位置で警報しているように見えますのでカーブしている道での移動式レーザーの検知タイミングが早くなる可能性があると言う事でしょうか?

その他「誤報に強い!」なんて三社ともに同じこと言っててちょっと笑えます。

因みに記事公開後にFBでコメント頂いたんですが、この動画はレーダー探知機と道路の動画が別の状況で撮影されてまして、釈然としない部分があります。(レーダーの方は追い越ししている車アリ)

※動画は新しいものに差し替えられた模様です。

可搬式・半可搬式のレーダー波探知は出来るのだろうか?

可搬式・半可搬式のレーダー波探知は、ユピテル・コムテックは2017年に実装済みですが、2017~2018年のセルスター最上位モデル「AR-W81GA」、「AR-W83GA」ではレーダー波探知ではなくGPS警報がアピールされています。

最新モデルの「AR-W86LA」では、小型オービスのレーダー波についての記載は見当たりません。

当たり前のように対応しているのか?それとももはやレーダー式小型移動オービスの存在はなかった事にするのでしょうか?(笑)

従来の静電式モデルからコンパクト化してます

昨年までのセルスターの静電式タッチバネルのモデルは枠の部分が無駄に広かったのですが…

「AR-W86LA」では、静電式タッチパネルへの対応はそのままに、枠は狭くなってます

各社の静電モデルの液晶サイズはこんな感じです。

①ユピテル~3.6型

②コムテック~4.0型

③セルスター~3.7型

小型オービスのレーダー波の対応状況次第です

個人的には3社の最新・最上位モデルの比較テストをやってみたい気は満々ですけど、「AR-W86LA」が小型オービスのレーダー波探知に対応してないなら話は別かなぁとも…。

これはお電話で問い合わせるしかないですね(笑)

サポートに電話で問い合わせてみました

9月25日にセルスターのサポートに問い合わせてみましたが、「セルスターのレーダー探知機は従前から小型オービスのKバンドのレーダー波は探知できる」との回答を頂いています。

「いつから」言うのは明確な答えは頂いてないのですが、ずっと前からと言うニュアンスでした。

そもそもユピテル・コムテック・セルスターのレーダー探知機は何年も前からKバンドの探知自体は可能だったのですが、この周波数帯と小型オービスのそれは微妙に異なると言う認識でしたし、ユピテルの2016年以前のモデルはKバンド対応でも北本市の小型オービスのレーダー波は探知していませんでした。

サポートの回答の結論としては「AR-W86LA」はレーザー・レーダーのいずれの小型オービスの取り締まりも探知が可能との事でしたので、早速ポチりました。

デザインとセット内容

「AR-W86LA」のセット内容はこちらの通り。

①レーダー探知機本体

②マウント

③シガー電源ケーブル

④その他取り付け用品

⑤取り扱い説明書

以下画像の一番左が「AR-W86LA」ですが、先代に比べるとスリムになってなかなか良い感じだと思います。(反射防止フィルム貼ってます)

静電式タッチパネルの操作性も良好です。

北本市の固定式小型オービスでテスト

「AR-W86LA」が早くも手元に届いてしまったので、急遽北本市の固定式小型オービスのKバンドを受信できるかどうかテストしてきました。

レーザー探知のテストについては10月中旬に、ユピテル・コムテックの製品と合わせて大阪で実施予定です。

このようにセルスターの「AR-W86LA」は500m手前からレーダー波探知の警報が鳴り始めていますので、かなりKバンドの探知能力が高い可能性があります。

ただし…、別の場所の可搬式小型オービスのGPSポイントでは、普段はどのレーダー探知機でも誤報が出ないにも関わらず、「AR-W86LA」のみがGPSポイントに合わせて誤報を出していました。

「AR-W86LA」の誤報はそれほど多い方ではありませんので、GPSポイント付近ではレーダー波感度を最大にしているのか?

レーダー波を受信していないのに探知警報を鳴らしているような動きをしているようにも見えます。

※どうも、これは2018年に実装された以下のW警報っぽいです。

移動可能な新型取締機の設置ポイントを収録。離れた場所から警告音を鳴らし、事前にお知らせします。直前になると音が激しくなる「ダブル警告」なので安心です。過去の設置場所や移動後の場所にも毎月のデータ更新で対応します。

なので小型オービスのGPSポイントでは実際にレーダーを受信していようがいまいが、レーダー探知の警報音が鳴る仕様みたいですね。

何れにしてもまだ全く使い込んでいませんので、10月中旬の大阪でのレーザー探知のテストの際に、誤報についても検証してみようと思います。

小型オービスのKバンドは探知しない模様

先週大阪で諸々のテストを行いましたが、やはり小型オービスのKバンドは探知していない模様です。

以下動画でGPS警報を切った状態で埼玉県北本市、岐阜県大垣市の小型オービスの受信テストを行いましたが、ユピテル・コムテックのモデルはしっかりレーダー探知警報が出ていたものの、「AR-W86LA」は沈黙していました。

また、通常のXバンドのレーダー波についても、固定オービスではレーダー波を受信していなくてもGPS警報に紐づけされて「レーダー波探知」の警報が出る仕組みのようです。

セルスターのサポートの話ではKバントの探知も可能だが、小型オービスはレーザー式が主流になって行くのであえてプロダクトページではアピールしていないとの事でしたが、百歩譲って探知していたとしてもそれに基づいて警報を出さないのでは、探知できないのと同じですね。

レーザー探知能力は標準的

大阪の三か所のレーザー探知テストでは、コムテックの「ZERO 807LV」に次ぐ探知能力でしたのでレーザー探知能力は標準的であると言えます。

誤報について

各社の2019年モデルではXバンドの誤報はかなり抑えられているように見受けられ、誤報はKバンドに偏っています。

※ユピテルの「A350α」はレーザーの誤報もそこそこある。

「AR-W86LA」はKバンドを探知しないのでレーダーの誤報は少なく、レーザーの誤報もほとんどありませんでした。

埼玉県から大阪府までの一般道650キロの行程における誤警報の多さについては、以下の結果となりました。(主に中山道)

◆ユピテル A350α

レーダー誤報~134回

レーザー誤報~7回

◆コムテック ZERO 807LV

Xバンド誤報~4回

Kバンド誤報~74回

レーザー誤報~0回

◆セルスター AR-W86LA

レーダー誤報~12回

レーザー誤報~0回

まとめ

とりあえずセルスターのサポートの言い分を曲解しますと「Kバンドの取り締まりはこれから普及しないだろうから、我々は積極的にアピールしないのではなく、そもそも対応させる気がないのであります。」と言ったところになるでしょうか?

実際のところ、可搬式・半可搬式の小型オービスにおけるKバンドモデルとレーザーモデルの使用頻度などは全く分かりませんので、Kバンド非対応でゴリ押しするなら、取り締まり方式別の客観的なデータの提示が必要な気がしますね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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