「TL313S」ブリッツからセパレート型の2024年モデルレーダー探知機発表

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

ブリッツのレーダー探知機は、2023年に2回のモデルチェンジが実施され、MSSSの調整周波数の受信に対応した最新規格の一体がモデルが3機種発売されていましたが、今回はセパレート型のMSSS対応モデル「TL313S」が発表されています。

「TL313S」の特徴

ブリッツのレーダー探知機の構成は、ややこしい部分があり、2023~2024年に発売された同じ世代のモデルでも「TL313R」「TL403R」と「TL313S」では、レーダー探知機としての基本機能が異なる部分があります。

・「TL313R」「TL403R」:Kバンド誤報切り分け機能あり
・「TL313S」:Kバンド誤報切り分け機能なし

「TL313R」「TL403R」は、コムテックの2021年モデル「ZERO 709/809LV」がベースとなった、Kバンド誤報切り分け機能がサポートされた系統の2023年モデルですが、「TL313S」はKバンド誤報切り分け機能がサポートされていない、コムテックの2020年モデル「ZERO 909LS」がベースです。

ただし、Kバンド切り分け機能が実装されている一体型の「TL313R」「TL403R」についても、MSSSの調整周波数の受信に対応した段階で再び誤報が増えており、Kバンド切り分けによる誤報カット機能は以前ほどのアドバンテージを持たなくなっているのも事実です。

※以下、直近の誤報テスト結果

「TL313R」は、従来機と同様にKバンド誤報対策は実装されているものの、周波数調整後のMSSSを受信する為に、受信帯域が広がった事から、Kバンド誤報対策は実装される以前のコムテックのモデル、現行のユピテル・セルスターのモデルと同様に大幅に誤報が増えています。

体感的には誤報の多さは3社横並びになった印象です。

誤報チェックは後日都内にて実施の予定。

※以下2023年10月17日の都内での誤報テストの結果です。今回はユピテルのMSSS対応2023年モデル「LS340」と合わせてテストしました。

何れも探知感度は最高の設定、走行経路はこちらの125kmです。

・埼玉県久喜市から国道17号線で都内へ
・池袋から山手線に沿って内回りで品川へ
・品川から山手線の外回り→4号線で埼玉県久喜市へ帰還

結果は以下の通り。

・TL313R:66回
・LS340:105回

10キロあたりの誤報回数では

・TL313R:5.2回
・LS340:8.4回

となりました。

体感的には「TL313R」の誤報回数もかなり多いです。

実際のところ、「TL313R」「TL403R」の誤報切り分け機能が未だに有効であるかどうかは検証されていないので、誤報切り分け機能が実装されていない「TL313S」の誤報頻度と同等である可能性も無きにしも非ずです。

従って「TL313S」の誤報頻度によっては、セパレートモデルのMSSS対応機としては、ユピテル製品よりも誤報が少ないと言う面でおすすめする事になろうかと思います。

コメント

  1. mon より:

    鳥取スター電機、頑張って欲しい。

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