CarPlay対応のカーナビ・ディスプレイオーディオのまとめ

※2022年4月8日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

CarPlayはは、iPhoneのアプリをカーナビ画面から、車載専用のインターフェイスで操作・制御する事が可能な、Appleが開発したシステムです。

2014年にAppleから発表されて以降、Android Autoと合わせて輸入車を中心に純正カーナビへの搭載が開始されました。

最近では、トヨタの主力車種でCarPlayに対応したディスプレイオーディオが標準装備となった事で、一気に知名度が高まりつつあります。

一方で、アフターパーツのカーナビでは、過去数年間に渡って各社の最上位モデルでサポートされていた事もありますが、価格が高過ぎた為に多くのユーザーに受け入れられる事はなく、2020年には一度全てのメーカーからCarPlay対応カーナビが姿を消しています。

しかしながら、カーナビよりも下の価格帯で展開しているディスプレイオーディオにおいては、パイオニアが過去数年に渡って販売してきたCarPlay対応品が好調だった事もあり、2020年以降にはアルパインやケンウッドもCarPlay対応のディスプレイオーディオの販売に力を入れ始めています。

個人的には「エントリーグレードのカーナビにCarPlay機能を追加したような製品があれば良い」と考えていますが、2022年春の段階では、アフターパーツのカーナビでCarPlayに対応しているのは2021年モデルのアルパインのハイエンドカーナビのみとなっています。

そこでこの記事では、カーナビだけでなく最近流行りのディスプレイオーディオのうち、CarPlayに対応した製品をご紹介します。

CarPlayで出来る事

CarPlayは車載オーディオの液晶からiPhoneを操作・制御するシステムで、最大のコンセプトは「車内で安全にiPhoneを使う!」です。

iPhoneの映像をカーナビに出力するだけなら、ミラーリングと言う方法でも可能ですが、ミラーリングでは液晶画面からiPhoneを操作する事が出来ませんので、安全面を考えると現時点ではCarPlayの方に分があるでしょう。

CarPlayの対応アプリ、使い方と使用感について
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また、スマホ内の全てのアプリが使用出来る訳ではないので、必ずしもミラーリングよりも便利であるとは言えませんが、操作性や安全性などを考慮するとCarPlayの方を選んだ方が良いケースもあると思います。

CarPlayに対応したカーナビ

2022年春の時点では、CarPlayに対応した現行品のカーナビはアルパインのみとなっています。(2021年モデル)

アルパインのカーナビは液晶サイズで型番が分かれており、機能面ではどの製品も同等となっています。

その為、これらの製品では全機種がCarPlay対応となります。

ただし、価格が高いのでCarPlayを試してみたい、と言う目的の方には不向きであると考えています。

アルパイン ALPINE のカーナビ 2021年モデルの違いとおすすめモデル
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CarPlayに対応したディスプレイオーディオ

次にカーナビソフトを搭載しないCarPlay対応のディスプレイオーディオをご紹介しますが、先に注意点をお伝えしておきます。

これらを使用する場合にはカーナビ機能はスマホのカーナビアプリとの併用が前提になりますが、今までカーナビメーカーのナビソフトを使って来た人の場合だと、スマホのナビアプリの案内精度に戸惑う事もあると思いますので、カーナビソフトを搭載しないガジェットのCarPlayはまだまだ万人におすすめ出来るようなものではない事をご理解下さい。

■ CarPlayでのGoogle Mapの使い方とレビュー

■ CarPlayでのヤフーカーナビの使い方とレビュー

CarPlayを試すならATOTO「F7」がおすすめ

CarPlay対応品はパイオニア、アルパイン、ケンウッドなどからも発売されていますが、最低クラスの製品でも価格は3万円台半ばです。

そんな中で価格面で日本メーカーを圧倒しているのが、2万円~の低価格を売りにしているATOTOの「F7」シリーズです。

LaBoon!!では「F7」シリーズの前身である「SA102」の実機レビューを行っていますが、いくつか気になる部分はあるもののオーディオに特に高音質を求めない限りは普通に使えるコスパの高いCarPlay対応品と言う印象です。

中華メーカーなので故障率は気になるものの、とりあえずCarPlayがどんなもんか試してみたい方にはこの製品がおすすめです。

なお、本製品のメディア対応は必要最低限となっており、CD・DVDドライブドライブは搭載しません。

対応メディア構成はこちらの通り

・Bluetooth
・USB
・AV IN
・バックカメラIN
・EasyConnectionミラーリング
・CatPlay/Android Auto

実機レビュー ミラーリングも可 激安1万円台のCarPlay、Android Auto対応のディスプレイオーデイオ ATOTO「SA102」の評価
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機能面で熟成されたパイオニアの「DMH-SF700」「DMH-SZ700」

「DMH-SF700」「DMH-SZ700」は過去数年に渡り、コツコツと国内でCarPlay対応品を展開してきたパイオニアの2020年発売のモデルです。

「DMH-SZ700」はスタンダードな2DIN筐体の6.8型40万画素液晶、「DMH-SF700」は1DIN筐体と9型100万画素のフローティング液晶を組み合わせた上位モデルですが、機能面では同等品となっています。

対応メディア構成はこちらの通り

・Bluetooth
・USB
・ハイレゾ:USB/Bluetooth(LDAC)
・WiFi
・WEBブラウザ
・HDMI IN
・AV IN
・バックカメラIN
・CatPlay/Android Auto/Alexa

ATOTOの「F7」と比べると地図アプリと音楽アプリの音量が個別に調整可能であったり、WiFi接続とWEBブラウザからの動画の再生に対応していたり、HDMI INポートを搭載している事からFire TV、ChromeCast、Apple TVなどのネット動画再生ガジェットをポン付け出来ると言うメリットがあります。

実際に使用してみたところ、過去数年に渡ってこのカテゴリーの製品を展開しているだけあって流石に完成度が高いと感じました。

パイオニアの9型ディスプレイオーディオ「DMH-SF700」の実機レビュー
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なお、これらの製品には前身である、CD/DVDドライブを搭載し、HDMIポートはサポートしない「FH-8500DVS」と言う過渡期モデル的な製品も存在します。

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アルパインの直販ディスプレイオーディオ

アルパインは2020年モデルのBIG DAから、直販形態に限りCarPlay対応のディスプレイオーディオ市場に参入していましたが、これが好調だった為か2022年モデルは更に機能面をブラッシュアップした以下の一般モデルを投入しています。

・「DA7Z」:インダッシュ7型ディスプレイ
・「DAF9Z」:フローティング9型ディスプレイ
・「DAF11Z」:フローティング11型ディスプレイ

■ アルパインディスプレイオーディオ 機能表

従来機との差別化機能はこちらの6つです。

・CarPlayに関しては有線だけでなく、無線にも対応
・ハイレゾ再生に対応
・Bluetoothのハイレゾ再生で力を発揮するコーデック、LDACに対応
・従来の通信用に加えて、充電用のUSBポートを1つ追加
・従来OPだったデジタルアンプを搭載
・車種専用チューニングに対応

その他、従来の最上位モデルで採用されていた以下機能は全てサポートされています。

・有線CarPlay、Android Auto
・HDMI IN/OUTポート
・OPの地デジチューナーと接続

従来機と合わせて考えると、カーナビソフトなしのディスプレイオーディオとしては、全ての機能を網羅しつつ、必要最小限の機能のみをカバーしたエントリーモデルの選択肢も提供すると言う、オールレンジでの展開となりました。

特に無線CarPlayは、国内で展開している製品では初物ではないかと思いますし、今の段階でパイオニアとアルパインのディスプレイオーディオのどちらかを選べ、と言われれば、アルパインを選んじゃいそうです。

「DAF11Z」「DAF9Z」「DA7Z」アルパインから2022年向けの上位グレードディスプレイオーディオ発売
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出直しのケンウッド「DDX5020S」

ケンウッドは2018年に地デジやDVDドライブなど、ほとんどフル装備のCarPlay対応ディスプレイオーディオ「DPV-7000」を販売していますが、価格がユーザーのニーズに合わなかったらしく、短期間で販売停止となりました。

その後、パイオニアが主導して盛り上げたCarPlay対応のディスプレイオーディオ市場の情勢を見て2020年には「DPV-7000」の機能を絞って価格を下げた廉価モデルの6.8型液晶モデル「DDX5020S」を発売しています。

機能構成的にはエントリーカーナビからカーナビソフトと地デジを外したようなもので、こちらの通りとなります。

・Bluetooth
・USB
・ハイレゾ(USB)
・CD/DVD
・AV IN
・バックカメラIN
・Androidスマホのミラーリング
・CatPlay/Android Auto

HDMIポート非搭載ですのでネット動画メディアとは相性が悪いですが、CDは必須と考えている方向けの製品です。

撤退かと思われたケンウッドからCarPlay、Android Auto対応のディスプレイオーディオ「DDX5020S」が復活!
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Android OSを搭載したディスプレイオーディオ

最初にご紹介したATOTOからはAndroid OSを搭載し、タブレットと同様に単体でAndroidアプリを使用可能な製品もあり、日本国内ではCarPlay対応品よりもこちらの方が人気だった期間が何年か続きました。

最近ではこれらのAndroidオーディオでも、デフォルトでCarPlayに対応させているモデルも増えており、YouTubeの他にもAmazon Videoなどの有料アプリがFire TVなどの追加ガジェットなしで再生出来る点が魅力です。

CarPlay Andriod Auto対応のAndroidディスプレイオーディオ ATOTO「S8」シリーズ
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まとめ

以上、CarPlayに対応したカーナビ・ディスプレイオーディオについてご紹介しました。

ここ1年くらいでこのカテゴリーの品揃えが急激に増えていますので、従来のカーナビは高すぎる、機能的に必要ないものが多い、と感じる方は検討してみて下さい。

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コメント

  1. あさ より:

    この内容でも9インチの記事でもクラリオンは出てこないんだな

    • ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 管理人Omi より:

      あさ様
      以前は各記事にきっちり掲載してましたが、クラリオンは2~3年モデル更新してない時期があり、現行品も旧製品の地図更新版になっていますので昨年中盤から除外しています。

  2. くわどり より:

    当方、もはやクラシックカーとも言えるユーノスロードスターに乗っており、iPhoneをCarPlayを繋ぎたいと思ってます。
    2DINのスペースがあるのですが、シフトノブの前で見にくいので、個人的には1DINのユニットからセパレートのディスプレイ(ダッシュボードに設置)に出力したいと思ってます。

    昔はこのようなタイプのナビ(1DINでディスプレイセパレート)があったように思うのですが、今はもうないのでしょうか?
    Panasonicのゴリラのようなものでもいいのですが、CarPlay対応のものがありません。
    何かいいものありませんでしょうか??

    • ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 管理人Omi より:

      くわどり様
      セパレートタイプの製品はないですが、これと1DINオーディオを組み合わせたら大概の事は出来そうですよ。
      https://car-accessory-news.com/coral-vision/

      • くわどり より:

        管理人Omiさま
        これ、夢に見たような商品でとても嬉しいです!
        カロッツェリアのDEH-4200という古い1DINオーディオを使ってますが、これはこのまま使いたいと思ってましたので、ちょうどいいです。
        しかもこのCoral Visionには、Bluetooth接続できるタイプもあるみたいですので、スッキリ接続できて完璧です!
        情報ありがとうございました!

        • ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 管理人Omi より:

          くわどり様
          コレ、私も使ってみたいんですけど、あんまりレビュー要望ないんですよね。
          ニッチ中のニッチですからね(笑)

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