MIRUMO eyeはディーラー向けのドライブレコーダーのブランドですが、その最新2カメラモデルの「DRC-32ST」が何故か安値で叩き売られています。
MIRUMO eyeのドライブレコーダーはヒューレットパッカードのドラレコと同一のデザインで、ソフトウェア、説明書なども共用されている部分が多く、おそらく同一のODM工場などで生産されている可能性が高いのですが、「DRC-32ST」のスペックを詳しく見てみると実はハードウェア構成が完全にオリジナルであるような気がしてきました。
スペックを見る限りはネットでは2万円台後半、ディーラーでは4万円程度が適正価格になると思うのですが、何故かは理由は分かりませんが、1万円台で叩き売られています。
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※未使用中古品なので新品ではありませんが、ディーラーなどでのキャンセル品なのでしょうか?
多分すぐに売り切れると思いますが、良い機会なのでざっくりと「DRC-32ST」の特徴を見ておきます。
「DRC-32ST」のスペック
「DRC-32ST」のスペックは以下の表の通りです。
DRC-32ST | ||
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18.11発売 | ||
フロント:1920×1080/27.5fps/HDR リア:1920×1080/30fps |
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LED信号対応 | ||
録画視野角 フロント:水平115° リア:対角91° |
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リアカメラケーブル5m | ||
microSD付属16GB | ||
microSD最大32GB | ||
GPS内蔵 | ||
駐車監視モード | ||
動体検知/自動起動 衝撃検知/自動起動 タイムラプス/自動起動 |
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専用ケーブルOP | ||
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
なお、本機には「★ナイトモード機能【SONY STARVISセンサー搭載】」との表記が見られ、動画を見てもフロントカメラはSTARVISらしい夜間の明るさとなっています。
また、STARVIS機の弱点としては昼間のトンネル出口付近や、夜間のヘッドライトが反射した状態のナンバーの白飛びが顕著に表れる点が挙げられますが、本機のHDR補正はなかなか上手く白飛びを押さえらえている気がします。
※昼間はナイトモードOFF、夜間はONにしている可能性があるので、STARVIS機能を有効にした場合には、こうはならないかも知れません。
画質の設定は以下のパターンからの選択式なので、昼間はSTARVISを切った状態で撮影した可能性もあります。
①1080p/27.5fps
②1080p/27.5fps/HDR+WDR
③1080p/27.5fps/ナイトモード
④1080p/27.5fps/ナイトモード+HDR
録画視野角はリアが少し狭いのが気になりますが、1万円台なら安いですね。
因みにリアカメラにナイトモードの設定はありませんし、イメージセンサーのサイズが1/2.9ですのでSTARVISではないと思います。(フルハイビジョンのSTARVISセンサーは1/2.8サイズしかなかった気がしますので)
「DRC-32ST」の駐車監視について
「DRC-32ST」の駐車監視は、①衝撃検知、②動体検知、③タイムラプスからの選択式で、エンジンOFFで自動で駐車監視に入る仕様との事です。
駐車監視の使用には専用のケーブルが必要との事ですが、もともとディーラーモデルの為、このケーブルはネットでは見当たりませんね。
まとめ
以上、「DRC-32ST」の特徴の概要についてご紹介しましたが、スペックからするとやはりネットでは2万円台後半、ディーラーだと4万円くらいしそうなモデルです。
何か訳アリっぽいですが、未使用品の中古で1万円台は安いですね。(笑)
気になる方はどうぞ!
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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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