こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
VANTRUEから2023年向けの4K 3カメラドラレコ「N4 Pro」が発表されています。
同社からは4月に2.5K 4カメラドラレコの「N5」が発表されたばかりで、それぞれの差別化要素が気になるところではありますが、「N4 Pro」に関してはVIOFOの4K対応モデル「A139 Pro」を意識した製品であるように見受けられます。
「N4 Pro」のスペックと特徴
「N4 Pro」のスペックは以下の表の通りです。
N4 Pro |
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23.0?発売 |
フロント:3840×2160/?fps インナー:1920×1080/?fps リア:1920×1080/?fps |
LED信号対応 |
レンズ視野角 対角155°/160°/165° |
microSD付属なし/最大512GB |
GPSはマウント内蔵 |
駐車監視モード |
タイムラプス/動体検知/衝撃検知 |
専用ケーブルはOP |
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カメラの録画解像度は、「A139 Pro」と同じく4K+FHD+FHD、イメージセンサーはフロントが800万画素のSTARVIS 2センサー「IMX678」、リアが200万画素のSTARVISセンサーとなっています。
画質面では「A139 Pro」と非常に近いものである事が予測されますが、「A139 Pro」は逆光補正のチュー二ング精度がイマイチで、黒潰れが目立つ映像の特徴となっていますので、「N4 Pro」のチューニング精度に期待したいところです。
※「A139 Pro」に関してはVIOFOからの要請で、修正ファームウェアでのテストを2回実施していますが、まだ改善されたとは言えない状態。
「A139 Pro」、「N4 Pro」のいずれもWiFi対応モデルですので、ほとんど同じ両者の特性ではありますが、以下の点でハードウェアの構成が異なっています。
他の部分ではほとんど同等ですので、後は特に逆光補正と夜間の明るさなどの画質のクオリティが差別化ポイントになりそうです。
また、同社の「N5」とどちらを選ぶべきが迷うところですが、録画解像度の差から駐車監視中のナンバー認識精度では「N4 Pro」有利、ドアパンチ対策としては「N5」有利、走行中の状況証拠の面では「N5」となりそうです。
全体のバランスを考えると、やはり4カメラの「N5」の方が強そうですね。

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