※2019年12月5日更新~実機レビューを追記しました。

こんにちは!Omiです。

従来のミラー型ドラレコは左ハンドル車用にレンズが車内から見て左側に付いているものがスタンダードで、車の安全装備のカメラやセンサー類がドラレコのレンズの真正面に来てしまう事がありましたが、最近のミラー型ドラレコは、右ハンドル車用に右側にレンズが付いたものや、12型の大型液晶モデルがトレンドになっています。

右側レンズモデルとしてはAUTO VOXの「V5」なども発売されていますが、今回は先行して依頼を頂いていたPORMIDOさんの「PR992」についてご紹介します。

なお、PORMIDOさんの製品は過去にバックカメラなどをご紹介しておりドラレコは今回初めてですが、この製品は思ったよりもずっと出来が良いと言う印象です。

PORMIDO「PR992」のスペック

「PR992」のスペックは以下の表の通りです。

PR992
PORMIDOドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ デジタルインナーミラー 右ハンドル車に最適な右側カメラ仕様 道路中央を撮影しやすく 前1080P後1080P 前後同時録画 32GBカード付属/128GB対応 9.88インチタッチパネルIPS液晶採用ルームミラーモニター 防水構造のリアカメラが車内・車外に取付可能 バック連動 ソニーセンサー採用 178広角 150°水平角 WDR GPS速度測 ループ録画 常時録画 衝撃録画 駐車監視 地デジTVノイズ対策済 LED信号機対応 エンジン連動 取付簡単 日本語説明書 PORMIDOドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ デジタルインナーミラー 右ハンドル車に最適な右側カメラ仕様 道路中央を撮影しやすく 前1080P後1080P 前後同時録画 32GBカード付属/128GB対応 9.88インチタッチパネルIPS液晶採用ルームミラーモニター 防水構造のリアカメラが車内・車外に取付可能 バック連動 ソニーセンサー採用 178広角 150°水平角 WDR GPS速度測 ループ録画 常時録画 衝撃録画 駐車監視 地デジTVノイズ対策済 LED信号機対応 エンジン連動 取付簡単 日本語説明書
9.88型IPS液晶
フロント:1920×1080/27.5fps
リア:1920×1080/25fps
LED信号対応
レンズ視野角
フロント:対角178°
リア:対角160°
リアカメラケーブル10m
microSD付属32GB/最大128GB
GPS外付け付属
駐車監視モード
方式不明
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

前後の録画解像度は「1920×1080」のフルハイビジョン、イメージセンサーはSTARVIS対応の「IMX307」と記載されています。

本ミラー型ドライブレコーダーはお客様の改善意見をいただいて、開発してきた2カメラともSONY STARVIS搭載のモデルです。優れた夜間撮影能力を持つ 200万画素CMOSセンサー(Starvis技術搭載)を採用し、ヘッドライトを消した暗闇でも従来のドライブレコーダーとは一味違って、鮮明な夜間映像撮影を実現できます!

最近のドラレコはSTARVIS対応のセンサーが増えており、スマートミラータイプでも「IMX307」はスタンダードになりつつありますが、製品によってレンズやCPU、イメージセンサーが異なっている為、見え方が丸っきり違ってますので「PR992」の画質は今のところ予測がつきません。

ソフトウェアとリアカメラの接続方式と見る限り、おそらく生産工場はシェアNo.1と思われるAUTO VOXやMAXWINの一部、SOLINGのスマートミラーを生産しているところでしょう。

…と言う事なので、品質は安定してそうです。

ここ数ヶ月で様々なメーカーのスマートミラーをテストして来ましたが、この工場は多分図体がデカいので品質重視で、チャレンジ精神は新興勢に劣る印象です…ので、画質的にも保守的である可能性がありますが、そこはテストしてからの判断ですね。

リアカメラのアタッチメントは最近増えている、車内・車外用の両方アリのパターンですので、画質次第ではかなり売れそうなモデルですね。

「PR992」の付属品とデザイン

レビュー概要や操作方法等については以下のレビュー動画でも解説しています。

「PR992」の付属品は以下の通りです。

 

①9.88型ミラー液晶

②リアカメラ(IP68防水)

 

③リアカメラ車外用・車内用ステー

④リアカメラ接続デジタル4PIN 10mケーブル(リバース信号線つき)

⑤miniUSBシガーケーブル

⑥GPSアンテナ

⑦32GBのmicroSDカード

⑧ゴムバンド

⑨ふき取りクロス

⑩ネジ・両面テープ

⑪ドラレコ前後録画ステッカー

⑫その他取り付け部材

⑬取扱説明書

フロント筐体のデザイン

9.88型のフロント液晶は純正ミラーと比べるとやや大きめです。

サイズは下辺幅が270mm、高さが70mmで、純正ミラーは240mm×70mmですので、幅が15%程度広くなっています。

レンズ部分は右側でスライド式になっています。

本体下部にはボタンは配置されておらず、操作は完全に液晶タッチパネルのみで行いますので、手動での電源OFFは出来ないようです。

上部には左からリアカメラ入力端子、GPS端子、microSDカードスロット、miniUSB電源端子が配置されています。

リアカメラのデザイン

リアカメラはスマートミラー型モデルとしては良くある車外設置用のデザインです。

ただし、ステーが車外用・車内用と2種類用意されていますので、垂直なガラス面への取り付けも可能です。

「PR992」の取付について

今回は初期型リーフに取り付けを行い、AUTO VOX「X1 Pro」とのフロントのドラレコ映像の比較を行う為に、純正ミラーではなく「X1 Pro」に被せてみました。

ゴムバンドは長短2種類ありますので、厚みのある「X1 Pro」にも無理なく取り付けが可能です。(一部輸入車にはミラーに厚みがあるものもありますが、長い方のゴムバンドであれば無理なく設置が可能かと思います)

リアカメラはリアスポ下に取り付けています。(写真真ん中)

 

リアカメラ接続ケーブルは10mですのでミニバンなどの場合でも長さは足りるかと思います。

リアカメラを車内に設置した場合にはこのような形になります。

「PR992」のインターフェイスについて

「PR992」の電源ONから録画開始までの起動時間は7秒程度で、2カメラドラレコとしては標準的な部類に含まれます。

インターフェイスはAUTO VOX製品と同じ系統ですので操作性は良好で、操作方法は見れば分かるレベルかと思います。

※実際の操作イメージは以下の動画で解説しています。

「PR992」のバックカメラとしての使い勝手

「PR992」のバックカメラ機能は、スマートミラーとしてはスタンダードなもので、リアカメラ中継ケーブルの赤線をバックランプの+線などに接続する事でバックギアに連動して画面が切り替わります。

映像の位置調整はドラッグ操作で行う事が可能で、他の同系統のモデルと同じくガイド線の調整も可能です。

スマートミラー型のバックカメラ機能の弱点はバンパーが映らないので距離感が掴めない点が挙げられ、これは他のモデルも共通であり、純正バックカメラではこのように映るシチュエーションでは…

こう見えます。

※実際の動作イメージは以下の動画で解説しています。

「PR992」のスマートミラーとしての使い勝手

スマートミラーとしての使い勝手については、単体使用のインプレッション(印象・感想)を述べた後に以下の3モデルとの比較結果を報告します。

因みにこの3モデルは現行のスマートミラーとしては三強ですので、普通のモデルを比較すると見劣りします。

①MAXWIN「MDR-G002」~11.66型液晶/リア200万画素

②AKEEYO「AKY-X2」~11.88型液晶/リア200万画素

③YAZACO「YA-350」~9.88型液晶/リア200万画素

なお、カメラ特性によってリアガラスの影響を受けやすいものと受けにくいものがありますので、リアカメラは全てリアスポ下に取り付け、夜間のみ室内取り付けバージョンの比較も実施しています

 

比較ポイントは以下の4つです。

①視野角と後続車両との距離感

②昼間の逆光補正

③夜間の明るさ

④後続車両のヘッドライトの見え方

単体使用でのインプレッション

インプレッションは感覚的なのものですが、リアカメラケーブルがminiUSBのデジタル接続である為、アナログタイプのフルハイビジョンモデルよりもクッキリ感が強いと感じました。

夜間の映像については市街地では充分な明るさ、暗い場所でもそれなりに明るく映ると言う感想を持っており、何より防眩能力が高いのが一発で分かりました。

最近のHDR補正が入ったようなモデルと同じ見え方です。

 

なお、リアカメラのフレームレートは25fpsで、他のスマートミラーと同等ですが、25fpsと言うのは1秒間に25コマの画面の切り替わり速度の事です。

過去に何度か25fpsのカクツキ具合についてご質問を頂いているのですが、初めてスマートミラーを使う方だと私がそうであったように若干違和感を覚えると思いますが、慣れるとカクツキは感じなくなると思います。

一般的なモニター画面は1秒間に60回画面が切り替わる60Hzですので、25fpsと60fpsを比べると全く滑らかさは違いますが、スマートミラーとしての実用性とコストを考えると、今のところ25fpsは良い落としどころだと言えるでしょう

 

ミラーへの車内の映り込みの程度は他社モデルと同等でので、反射を避けるため、画面をオフにした状態で着座位置からリアガラスが見えるような角度には設置しないようにしましょう。

内装が光を反射し易い淡色系の車は映り込みがきつくなりがちですが、反射防止フィルムを使用すると映り込みが軽減されます。

スマートミラーの反射防止フィルムの効果を4つ比較テスト

視野角と後続車両との距離感

「PR992」のスマートミラーとしての視野角は、標準的な水平107°程度です。

広角の「YA-350」よりは後続車が大きく見えますが、12型モデルと比べると当然ながら小さくなります。

 

「PR992」の液晶をOFFにして平面鏡として使用した場合と、液晶をONした場合の視野の比較はこちらの通りです。

【平面鏡】

【液晶ON】

昼間の逆光補正

昼間の逆光補正能力に関しては、最近のモデルの中でも比較的強い部類に入ります。

※以下画像はiPhoneのカメラ性能のせいで白飛びしてますが、実際の映像はドラレコ動画に近いものとなります。

夜間の明るさ

夜間の明るさについては、市街地ではどれも充分な明るさで実用性には差は見られません。

暗視能力については、カメラを車外に設置した状態では「AKY-X2」と同程度となっており、スマートミラーとしては標準的な明るさで、街灯がない場所でもそこそこ明るく映ります。

元になるドラレコ動画はこんな感じです。

やはり「YA-350」「MDR-G002」の明るさは今のところ異常とも言えますね。

因みに「YA-350」「MDR-G002」はノイズを出して動画を崩しながら明るさを確保していますが、「PR992」「AKY-X2」は動画の崩れが少なく、その分明るさの限界値が下がる感じです。

 

リアカメラを車内に設置した場合には「PR992」「AKY-X2」「MDR-G002」の3機種は、ほぼ同程度の明るさになります。

元になるドラレコ動画はこんな感じです。

室内設置ではリアガラスの影響をほとんど受けない「YA-350」が最も明るく、その他はやや明るさが落ちます。

後続車両のヘッドライトの見え方

後続車両のヘッドライトの防眩能力は、スマートミラーとして最も重視したいポイントです。

「PR992」はHDRらしい補正が掛かっており、防眩能力が非常に高く仕上がっています。

ミラーを撮影した映像は派手に白飛びしてしまいますので、ドラレコ映像を見てみましょう。

 

おそらく…なんですが、「PR992」「MDR-G002」と「AKY-X2」はHDR補正、「YA-350」はWDRかと思います。

以下のように後続車が接近してくると、どのモデルでもヘッドライトの光はしっかり絞られますが、遠距離での一定の角度からヘッドライトの光を浴びた時には、HDRモデルの絞りが力を発揮しているのが分かります。

スマートミラーとしての見え方のまとめ

「PR992」のスマートミラーとしての特徴をまとめると

①夜間の明るさは、車外設置の場合は標準クラスの「X1 Pro」「AKY-X2」辺りと同程度、車内に設置した場合には標準+αで「AKY-X2」「MDR-G002」と同程度

②後続車両のヘッドライトの防眩効果は、HDR補正モデルらしく非常に高い

③視野角は水平107°で標準的な部類に入るが、12型モデルと比べると後方車両との距離感が掴みにくい

④リアカメラはフルハイビジョンのデジタル接続なので、映像のクッキリ感は非常に強い

となります。

スマートミラーとしての比較結果をまとめると以下の通りとなります。

①明るさ~「YA-350」>「MDR-G002」>「PR992」=「AKY-X2」

②防眩~「PR992」「MDR-G002」>「AKY-X2」>「YA-350」

④液晶サイズ~「AKY-X2」>「MDR-G002」>「PR992」=「YA-350」

⑤視野の範囲~「YA-350」>「AKY-X2」>「MDR-G002」>「PR992」

⑥距離間の掴み易さ~「MDR-G002」>「AKY-X2」>「PR992」>「YA-350」

⑦インターフェイスの使い易さ~「PR992」=「AKY-X2」=「YA-350」>「MDR-G002」

暗視能力では「YA-350」には及ばないものの、雨の日の後続車のヘッドライトの路面からの照り返しなどを考えると、一定以上の明るさが確保できているなら、次は防眩能力を究極まで追求したい!と私は考えていますので、「PR992」については今後9.88型モデルのレビューを躊躇してしまうくらい出来が良いと感じました。

反面、最近の12型モデルと比べると後続車両が小さく見えますので、距離感重視なら12型モデルがおすすめです。

「PR992」のドライブレコーダーの画質と機能・性能について

ドライブレコーダー画質は、以下のポイントについてAUTO VOX「X1 Pro」とフロントカメラの比較を行い、その他のモデルとはリアカメラの動画のみを比較しました。

①録画視野角について

②ナンバー読み取り精度について

③トンネル出口での白飛び耐性について

④夜間のナンバー読み取り精度について

⑤夜間の明るさについて

フロントカメラの画質

フロントカメラの画質はAUTO VOX「X1 Pro」とのみ比較を行っています。

録画視野角について

視野角については、レンズ視野角が対角178°と記載されていますが、録画視野角の実測値はドラレコとしては広めの水平118°程度でした。

ナンバー読み取り精度について

「PR992」のフロントカメラはSONYの「IMX307」ですがにじみの強い「X1 Pro」とよく似た画質であり、他のSONY系のセンサーを使用したモデルと比べるとやや精細感が落ちる印象です。

トンネル出口での逆光補正について

「PR992」に搭載されているイメージセンサーは、夜間特化型のSTARVIS対応となっていますのでトンネル出口などでは白飛びの防止は苦手としてます。

中国メーカーの標準的なWDRモデルである「X1 Pro」と概ね同じような見え方になっています。

夜間のナンバー読み取り精度について

先行車にヘッドライトの光が強く反射した状態でのナンバーの読み取りについても、「X1 Pro」と同様にほとんど不可能です。

夜間の明るさについて

「PR992」の夜間の見え方については、STARVISらしい明るさとなっており、市街地では最高レベルです。

※「X1 Pro」は非STARVIS機では最も明るい部類

 

 

また、STARVISの最大の特徴である暗視能力についてはそれほど高くはなく「X1 Pro」と同程度になっています。

リアカメラの画質

リアカメラの画質はこちらの3モデルと比較しました。

①MAXWIN「MDR-G002」~リア200万画素

②AKEEYO「AKY-X2」~リア200万画素

③YAZACO「YA-350」~リア200万画素

リアカメラのドラレコ画像の一部がミラーにそのまま出力されていますので、スマートミラーの実際の見え方はドラレコ動画が参考になります。

※リアカメラのファイル間ギャップは0.3秒程度あります。

録画視野角について

「PR992」のリアカメラの録画視野角は、ドライブレコーダーとしては標準的な水平110°です。

 

他モデルとの比較は以下の通りです。(広い順)

①「YA-350」~水平120°

②「AKY-X2」~水平111°

③「PR992」~水平110°

④「MDR-G002」~水平109°

昼間のナンバー認識について

「PR992」のリアカメラは視野角が控え目ですので、広範囲の状況認識には向いていませんが、ナンバー認識は得意です。

ここで比較しているモデルは「PR992」のみがデジタル接続、他は全てアナログ接続ですが、若干「PR992」のナンバー認識精度が高くなっています。

逆光補正について

トンネル内などの逆光補正については、どれも実用上は問題のないレベルですので、ドライブレコーダーとしてはあまり気にしなくても良いでしょう。

夜間の明るさについて

夜間の明るさに関してはスマートミラー機能で説明した内容と被りますが、この4つの全てのモデルが200画素のSTARVIS対応センサーIMX307を搭載しており、いずれも市街地や後続車両がいる場合の明るさは充分です

街灯がなく、後続車もいない状態では以下のような見え方となります。

【リアカメラ車外設置】

【リアカメラ車内設置】

暗い場所での明るさの序列は以下の通り。

◆車外設置の場合

①「YA-350」

②「MDR-G002」

③「PR992」「AKY-X2」

◆車内設置の場合

①「YA-350」

②「PR992」「MDR-G002」「AKY-X2」

「PR992」のフレームレートとLED信号の映り方について

「PR992」のフロントカメラのフレームレートは27.5fpsですので、西日本・東日本の何れにおいても高速点滅して映るでしょう。

リアカメラは25fpsですので東日本で同期する可能性がありますが、後方ですので問題ありません。

ドライブレコーダーで信号は点滅して映った方が良い?

動画の再生方法について

「PR992」の動画の再生については、ミラー液晶、PCの専用ビュワー、PCの汎用ビュワーでのテストを行いました。

ミラー液晶での再生

ミラー液晶での再生に関しては、他社モデルと同様に操作性は良好です。

AUTO VOXなどの製品とインターフェイスは同じですので、全画面再生は出来ません。

※詳細は以下動画で説明しています。

PC専用ビュワーでの再生

専用のPCビュワーのインストーラーはmicroSDカード内に自動生成されます。

ビュワーとしては使い易いですが、機能は必要最低限で前後の同期再生は出来ません。

機能をまとめると以下の通りとなります。

①前後同期再生~×

②前後個別再生~〇

③映像の拡大縮小~×

④地図への走行軌跡の表示~〇

⑤速度の表示~〇

⑥方位計の表示~〇

⑦Gセンサーグラフの表示~〇

⑧再生速度調整~×

⑨明るさの調整~×

※詳細は以下動画で説明しています。

PC汎用ビュワーでの再生

PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されている「フォト」「映画&テレビ」での再生も可能でした。

 駐車監視の仕様について

「PR992」の駐車監視モードの録画方式は内蔵バッテリーによるエンジンOFF後の衝撃検知後の録画となります。

また、他の同系列製品と同様にエンジンがONの状態で一定時間の振動を検知しない状態が続くと、自動で画面がOFFになった上、動体検知モードに入ります。

※後日専用ケーブルが発売されるとの事ですが、このケーブルを使用した際にどちらの駐車監視モードがアクティブになるのかは今のところ不明です。

外部電源を使用した駐車監視の運用について

外部電源を使用した動体検知モードでの駐車監視のテストは、「UPS300」「MIGHTYCEL」で行い、正常な動作を確認しました。

駐車監視の駆動時間の計測は「UPS300」のみで実施しましたが、それぞれのバッテリーでの駆動時間の予測は以下の表の通りとなります。

型番UPS300
UPS400
UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間6時間24時間16時間32時間
満充電180分240分50分100分

「UPS300」での接続方法~バックアップポートに付属の純正ケーブルを挿し込むだけです。

■ ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」の使い方

「UPS400」「UPS500」MIGHTYCELLでは、市販のシガーソケットと純正ケーブルを合わせて使用する方法で運用が可能です。

バッテリーの常時線とアースをシガーソケットに接続します。

■ ドラレコ駐車監視用バッテリーMEDIK「UPS400」「UPS500」

■ ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL

 使用可能なmicroSDカードの最大容量

「G840S」のmicroSDカードのサポート範囲は128GBまでとなっていますが、以下の200GB以上のカードでの1時間の録画・再生に異常は見られませんでした。(1時間当たりの録画容量は前後合わせて10~11GB)

■ サンディスク200GB Class10

■ サムスン256GB U3

■ 上海問屋256GB U3

 

偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?

 地デジへのノイズ干渉について

「PR992」の単体使用では、初期型リーフ+純正ナビの組み合わせで影響は確認出来ず、ミラー型のモデル2台の同時起動でアンテナが1本減りました。(車種やカーナビの種類、アンテナの位置で状況は変わる事があります)

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

「PR992」の総評

「PR992」の評価をまとめると以下の通りとなります。

取り付けの簡易性

本機はフロント筐体を純正ミラーに被せるタイプですが、リアカメラは車内取り付けが可能ですので、取り付け難易度はスマートミラー型ドラレコの中では最も低い部類に入ります。

カメラ中継ケーブルも10mですので追加で部材を必要とせず、ミニバンなどにも問題なく取り付けが可能です。

バックカメラとしての使い勝手

バックカメラとしては、本機の視野角は水平107°とスタンダードなものとなり、バンパーを映す仕様ではありません。

従ってスマートミラータイプのドラレコ全体の中では標準的な使い勝手と言えるでしょう。

スマートルームミラーとしての使い勝手

「PR992」のスマートミラー機能は「AKY-X2」「MDR-G002」とよく似たものではありますが、各項目の評価をまとめると以下の表の通りになります。

 明るさ防眩視野角距離感精細感
12型 リア200万画素
AKY-X2★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-G002★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
~10型リア200万画素
PR992★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
YA-350★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C004
MDR-C005B
★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C005A★★★★★★★★★★★★★★
MDR-D001★★★★★★★★★★★★★
MDR-E003★★★★★★★★★★★★★
MDR-H001★★★★★★★★★
MR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-B001★★★★★★★★★★★★★★★★
リア100万画素
MDR-C002
MDR-C003
★★★★★★★★★★★★★★★
X1/X2★★★★★★★★★★★★
X1 Pro★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
は2pt、☆は0.5pt

右レンズのモデルは本機しかテストしていませんが、最新の12型モデルと比べてもHDR補正により後続車のヘッドライトが良く絞られており、スマートミラーとしての基本性能が高いと言えます。

反面、液晶サイズの面では12型モデルには及ばす、暗視では「YA-350」には及びませんが、超防眩をベースとしたバランスが非常に良く、9.88型では万人におすすめし易い、当初の予想を覆す「保守的ではなく、攻めたモデル」でした。

ドライブレコーダーのとしての画質と使い勝手

ドライブレコーダーとしては、前後ともに一般的なドラレコと比べると夜間が非常に明るく、視野角もそこそこ広い為、こちらもバランスは良好だと思います。

全体としては今のところ9.88型の本命と言える完成度と言えるでしょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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