※3月13日更新~全てのテストが終了しましたので、総評を追記しました。なお、こちらの記事は12月のファームウェアアップデート対応後の「MDR-D001A」のレビューとなります。

「MDR-D001」との違いはファームウェアのバージョンと配線コネクタの変更でOPの10mケーブルに対応させたとの事です。

このところ立て続けにスマートミラー型の2カメラドライブレコーダーのテストを行っていますが、今回はテスト要望の多かった前後フルハイビジョンのMAXWIN「MDR-D001A」についてサンプルをご提供頂きましたのでレビュー報告を行います。

なお、前後フルハイビジョンモデルについては今回初めてのテストになりますが、用途とハードウェア的な事情を考えるとドラレコ用途であれば前後フルハイビジョン、スマートミラー用途であればリアはハイビジョンクラスのハイエンドセンサーを使った方が良いように感じています。

MAXWINさんからのおすすめは多分最新モデルの「MDR-C003」のような感じだと思いますが、ドラレコ用途を重視するのであれば「MDR-D001A」を選んだ方が良いと言う結果になるかも知れません。

まだほとんど使用していない状態ですが、個人的には他のモデルと差別化されている部分もあり、状況次第で「MDR-C003」「X1 Pro」ではなく、こちらを選んだ方が良いと言い切れる特性も充分あると感じています。

後付けスマートルームミラーのまとめ

もくじ(クリック・タップで移動できます)

「MDR-D001A」のスペック

「MDR-D001A」のスペックは以下の表の通りです。

MDR-D001
18.??発売
IPS 8.5型液晶
フロント:1920×1080/28fps
リア:1920×1080/28fps
LED信号対応
録画視野角
フロント:115~116°
リア:102~103°
リアカメラケーブル5.5m
microSD付属なし
microSD最大128GB
GPS非対応
駐車監視モード
衝撃検知
自動起動
専用ケーブル
付属
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

「MDR-D001A」のセット内容とデザイン

「MDR-D001A」のデザインセット内容は以下の通りです。

①ミラー型液晶

②アーム&ステー関連

③リアカメラとケーブル類(ヒューズ部分はミニ平型)

④その他取付補助パーツ類(ヒューズケーブルは状況に合わせて使用、不要なケースもあり)

⑤取扱説明書

ミラー型液晶

ミラー型液晶については8.5型と言う事で過去にテストしてきた9.88型モデルと比べると随分小さく感じます。

以下、上が「MDR-D001A」、下が「MDR-C003」です。

純正ミラー(Murakami 7225)と比べても若干横幅が狭い感じですね。

リアカメラ

リアカメラについては通常のバックカメラ形状のタイプにステーが組みあがった状態で納品されます。

基本は車外に設置する前提っぽいので、リアガラスには付かないステーの形状です。

なお、カメラから生えているケーブルの長さは50cm程度になります。

カメラ接続ケーブル

「MDR-D001A」はミラー筐体から50cmの2本のケーブルが生えており、そのうち1本は4芯の電源ケーブル、もう一つは8芯のリアカメラ接続ケーブルとなり、カメラ接続ケーブルの長さは5.5mです。

使用していない芯もありそうですが、構造は不明です。

なお、リアカメラから筐体までのケーブルの総長は50cm+5.5m+50cm=6.5mですので、ミニバンなどの場合には配線を上側に這わせないとケーブル長が足りなくなるかと思います。

リアカメラから50cmの位置にケーブルとの接続ポイントがありますので、取り付けは車屋さんなどにお願いした方が良さそうです。

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

なお、OP扱いで10mのケーブルも存在しているとの事です。

「MDR-D001A」の取り付けについて

今回は同社「MDR-C003」及びAUTO VOX「X1 Pro」との比較を行う為にリアカメラをアルファードの車内に設置しました。

フロント筐体の組み立て

「MDR-D001A」の取り付けステーは中が空洞になっていますが、配線の太さの関係でステー内部に通す事は出来ませんので、側面を這わせる形になります。

ミラー筐体背面のステー取付部分の横に配線を逃がす為の切り欠きがありますので、この部分を切り離します。

配線を切り欠き部分に逃がしてステーを筐体にネジ留めします。

フロント筐体の取付け

フロント筐体の取り付けに関しては他の純正交換タイプと同様です。

まずは純正ミラーを外しますが、外し方については以下の記事を参照して下さい。

ルームミラーの交換、取り外し方法

ルームミラーを外した後は台座にステーをはめ込み、ドライバーでネジ留めします。(他のモデルはレンチを使用しますが、作業性を考えるとドライバーの方が良いですね)

配線カバーについてはやや寸足らずな感じですが、脱落する事はないので問題はありませんでした。

長過ぎる場合は糸ノコなどで切断し、サンドペーパーで面取りします。

リアカメラの取付け

リアカメラはステーの形状により、垂直に近い角度のガラスに設置すると思いっきり下を向いてしまうので、ハッチの上部パネルの取り付けました。

リアカメラケーブルの長さは5.5m、リアカメラから生えているケーブルが50cm、ミラー筐体から生えているケーブルが50cmの計6.5mのケーブル長ですので配線はミニバンの場合には車体上方を這わせる必要があります。

サイドエアバッグなどが絡んでくる為、取り付けは業者さんにお願いした方が良さそうです。(自分で出来ない事もないですが、私自身もそんなに何度もやりたい作業ではないです)

バックカメラの取り付け方法について

電源ケーブルの接続

電源ケーブルに関しては、赤・黄色のヒューズをそれぞれACC・常時に接続します。

デフォルトで付いているヒューズはミニ平型ですが、状況に応じて平型や低背、またはエレタップを使用します。

「MDR-D001A」のスマートミラー機能の評価

「MDR-D001A」の液晶サイズは8.5型、その他のモデルは9.88型ですので並べてみると以下のようにサイズが随分違うと感じたのですが、実際に装着して電源を入れると液晶の大きさはそれほど変わらない印象を受けました。

液晶の面積比だと86%くらいになりますが、左右の液晶以外の素材の幅が狭く、全体の大きさは純正ミラーと変わりませんので、前方の視認性は「MDR-D001A」の方が良好です。(横方向の視野は91%程度)

ミニバンなどのようのフロントガラスが広い車であればミラーが大きくてもそれほど邪魔とは感じないかと思うのですが、コペンなどのようにもともとフロントガラスが狭く上方の見切りが悪い車などではコンパクト化の恩恵が大きくなりそうです。

今まで10インチクラスのモニターを使用していましたので、最初は液晶が小さいと感じましたが慣れて来ると「これはこれで良いかな?」と感じるようになりました。

画像の精細感は予想以上に高い

「MDR-D001A」はリアカメラがフルハイビジョンで他のモデルの2倍の画素数である200万画素になります。

他のモデルは液晶解像度が64万画素、「MDR-D001A」は解像度不明の状態です。

「X1 Pro」、「MDR-C002/003」については以下の画像のように64万画素の液晶におよそ45万画素分の映像が出力されています。

液晶の解像度がカメラの画素数を活かしきれていない状態ではあるのですが、仮にリアカメラの画素数を上げて液晶の解像度をフルに活かせる構成にしても見た目は変わらんだろうと予測していました。(1.4倍の細かさになる)

ただ、実際に「MDR-D001A」をテストしてみると精細感には大きな差が感じられました。

仮に「MDR-D001A」の液晶解像度が64万画素であったとすると、精細感は他のモデルに対して64万÷45万の1.4倍になる筈ですが、液晶面積が86%となりますので、1.4倍÷86%=1.6倍が体感できる精細感の差になり、この差は思ったよりも大きかった事になります。

カメラで液晶を撮影してみても伝わらないとは思いますが…。

【MDR-C002】

【MDR-D001A】

因みにAUTO VOX「X1」で私が初めてスマートミラー型のモデルを使用した際には以下のような感想を述べています。

純正のルームミラーから初めて変更した際には若干ドットの粗さを感じました。(慣れると特に何とも思わないですし、400×1600の64万画素ですのでこのサイズにしては粗い方でもない)

スマートミラーとしての精細感は他の10インチモデルでも充分ですが、最初は粗さを感じていたようです。「MDR-D001A」の場合にはそれに慣れてしまっていた状態からのテストですので「やたらと精細感が高い!」と言うのが最大の印象ですね。

まぁ、精細感は高ければ高いほど良いとは思いますが、スマートミラーとしての優先度はそれほど高くはありませんのでそこは好みで。(笑)

視野角と後続車両との距離感

今回テストしたモデルの視野角は以下の通りとなります。

①AUTO VOX 「X1 Pro」~水平95~96°

②MAXWIN「MDR-C002」~水平125~126°

③MAXWIN「MDR-C003」~水平120~121°

④MAXWIN「MDR-D001A」~水平102~103°

 

良く分からないと思いますので、サイドミラーに映っている車の大きさを着座位置から見た場合を比較すると以下のようになります。

【X1 Pro】

【MDR-D001A】

【MDR-C003】

【MDR-C002】

「X1 Pro」よりもほんの少し小さく映りますね。

視野角自体は「X1 Pro」よりも若干広いので、純正ミラー基準での距離感の掴み易さは①「X1 Pro」→②「MDR-D001A」→③「MDR-C003」→④「MDR-C002」と言った順番になります。

昼間の白潰れ耐性

白潰れ耐性は他のモデルと比べると若干落ちる印象です。

以下はiPhone 7で撮影した映像なので、iPhone側のダイナミックレンジの限界の問題で白潰れがきつく見えますが、実際はそこまで潰れません。

ただし、少しややこしい話になるのですが「MDR-D001A」以外のモデルは液晶の明るさを調整すると、単純に液晶の輝度が上がります。(見た目ではそう感じる)

「MDR-D001A」については明るさ調整が液晶の輝度ではなく、映像の露出が調整されます。(録画映像の露出は変更されない)

露出の調整は昼と夜で個別に設定が可能ですので、昼間の露出を下げておくと白潰れを防ぐ事は可能です。(全体が暗めになりますが)

夜間の明るさと後続車両のヘッドライトの見え方

夜間の明るさについては予測通りと言えばそれまでですが、やはりフルハイビジョンでこの価格に抑えるとダイナミックレンジの部分で他のモデルと明らかな差が出てきます。

前述した通り、「MDR-D001A」は液晶に出力される映像の露出を調整可能なモデルなのですが、露出を最大にすると明るい場所では他のモデルよりも明るく見えます。

ただし、AUTO VOXの初期モデルである「X1」と同様にヘッドライトの絞りが効きません。

露出を最低値まで落とすと「X1 Pro」よりも絞る事は可能ですが、今度は暗い部分の視認性が落ちます

街灯がまばらな場所だとかなり暗くなりますので、夜間の露出は高めの設定がおすすめです。(昼夜は個別に設定可能)

なお、露出最高の状態で街灯が少ないような場所に来ると、概ね「X1 Pro」と同じような明るさになります。

ただし、砂嵐のような高感度ノイズが他のモデルよりも多くなりますので、やはり特性は「X1」に近い感じかと思いますが、低照度の限界は「X1」「X1 Pro」よりも低いのでこの部分はフルハイビジョンのイメージセンサーのコスト的な部分での限界値なのかも知れません。

フルハイビジョンのセンサーでもお金をいくらでも掛けられればもっと良いものは作れそうですが、あり得ない価格になりそうです。

昼間の日光の反射による見えにくさ

昼間の日光の反射による見えにくさはどのモデルも同様です。

ミラーの角度と内装の色により、反射し易かったりしにくかったりしますので、反射が気になる場合には反射防止フィルムなどで対策しましょう。

スマートミラーの反射防止フィルムの効果を4つ比較テスト

スマートミラー機能のまとめ

「MDR-D001A」のスマートミラーとしての特性をまとめると以下の表の通りになります。

 MDR-D001MDR-C002/003X1X1 Pro
リア明るさ
リア絞り
リア視野角
リア距離感
精細感

一番似た特性を持つ「X1」と比較すると、解像度が高く対応する最低照度がやや低い感じになりますね。

メリットは①本体がコンパクトである点、②昼間の精細感が高い点、デメリットは①夜間の後続車両の防眩が弱い点、②夜間の暗視能力が低い点となります。

スマートミラーとしての見え方はこちらの動画を参考にして下さい。

「MDR-D001A」のバックカメラ機能の評価

「MDR-D001A」のバックカメラ機能は他のモデルと同様にリバースギアに連動します。

スマートミラーとしての用途を考えた場合、通常のバックカメラとは異なりカメラを上向きに設置する形になりますので、バンパーは映らず、近接する障害物との距離感は掴みにくくなっています。

以下パイオニアバックカメラとサイバーナビの映像。

「MDR-D001A」のドライブレコーダーとしての評価

「MDR-D001A」のドライブレコーダー機能は、以下の4つのポイントについて他のモデルと比較しました。

①録画視野角

②ナンバー認識精度

③昼間の白潰れ耐性

④夜間の見え方

録画視野角について

録画視野角についてはフロントが水平115~6°程度、リアは102~3°程度でした。

フロントは一般的なドライブレコーダーと比べるとそこそこ広め、リアはやや狭い部類に含まれます。

ナンバー認識精度について

フロントについては他のモデルは「2304×1296」の高解像度モードで「MDR-D001A」のみフルハイビジョンですが、「MDR-D001A」はにじみが少なく、クリア感が高い映像である為、ナンバー認識精度については「MDR-D001A」が最も良好でした。

リアは「MDR-D001A」のみフルハイビジョンですので、比べ物にならないですね。

昼間の白潰れ耐性について

昼間の白潰れ耐性については、全てWDRモデルですのでフロントはそれほど高くありません。HDRモデルやWDRでもダイナミックレンジが広いものに比べると白潰れが強く出ます。

リアに関しては「X1 Pro」が白潰れしにくい代わりに回りが暗くなり、その他のモデルはどれも標準レベルよりは高い印象です。

夜間の明るさについて

夜間の明るさについては他の3モデルのフロントカメラは非STARVISの中では最高クラスですが、「MDR-D001A」もそれに近い明るさとなります。(明るい場所でも暗い場所でも、ほんの少し暗い程度です)

リアは先程説明した絞りの関係で、録画映像については明るさを最低に抑えていた状態で固定されているように見受けられます。

それでも一定以上の明るさがある場所では他のモデルと絞りも明るさも変わりませんが、街灯がまばらな場所になるといきなり真っ暗に近くなります。

これはスマートミラー機能で露出を最低に設定した状態と同じ様な見え方ですね。

どうも12月のファームアップデート以前は録画動画の露出の調整も出来たようですが、インターフェイスが簡易化されて項目がなくなってしまったようです…。

「MDR-D001A」の駐車監視について

「MDR-D001A」の駐車監視機能は12月のファームアップデートで動体検知が削除されて衝撃検知のみになってしまったようです。

・フロントカメラ表示画面に切り替えてから、数秒後にリアカメラ表示画面が再表示される点に対応しました。

・UIの一部を変更しました(設定メニューの簡易化)。

・一時的に発生するフリーズ現象に対応しました。

※更新されたソフトウェアでは一部の機能(Gセンサー感度や露出などの設定、通電状態の動体検知機能)が出来なくなる事を予め御了承願います。

 

エンジンオフで駐車監視待機状態に入り、衝撃を検知してからの起動→20秒間の録画となりますので、衝突の瞬間は映りません。

「MDR-D001A」は液晶をオフにした状態での録画状態では消費電力は12V/0.3~4A程度ですのでスマートミラー型としては比較的省電力性には優れています。

また、リアカメラもフルハイビジョンの解像度である事から、駐車監視には最も適したモデルであると言えるのですが、動体検知モードが削除されてしまったのが痛いところです。

なお、エンジンをオフにすると自動で駐車監視モードに入りますが、電源ボタンを長押しする事で常時録画を継続する事も可能です。

外部電源を使用した駐車監視について

なお、使用電力を計測した際にはそれほど大きくはなかったのですがドラレコ駐車監視用のバッテリーである「UPS300」で液晶を消して常時録画を継続した際の連続駆動時間は3.5時間でしたので、通常の2カメラドラレコと比べると使用電力は大きいという事になりますね。

ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」の使い方

また、このモデルは常時系統から液晶の露出と映像の出力位置の設定を保持する為の電力を供給している為、「UPS300」のバッテリーを使い切ってしまうとこれらの再設定が必要になると言う問題点もあります。

「MDR-D001A」の西日本LED信号の見え方について

「MDR-D001A」は28fpsですが、MAXWINさんの公式動画では高速点滅していますね。

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

「MDR-D001A」の再生方法について

ミラー液晶での再生

PCビュワーでの再生

「MDR-D001A」はGPS非対応機なので専用のPCビュワーはありません。動画ファイルの形式はMP4、コーデックはH.264ですので、Windows 7→10にアップグレードしたPCのメディアプレイヤー12での再生が可能でした。

スマホでの再生について

iPhone 7での再生については、以下の2種類のガジェットを使用して特に問題なく可能でした。

iPhone、iOS端末でmicroSDのメディアを直接再生可能なカードリーダー「Tube Reader」

ドライブレコーダーの動画をスマホで再生 Remax RePower 10000mAh

android端末では市販のカードリーダー、またはmicroSDスロットからの再生が可能でした。

ドライブレコーダーの動画の見方、ソフトや8つの再生方法のまとめ

「MDR-D001A」の仕様外のmicroSDでの録画・再生状況

「MDR-D001A」は128GBまでのmicroSDカードをサポートしていますが、以下の200GBのmicroSDではカードが認識されず、使用できませんでした。

録画に使用するファイル容量は前後で1時間当たり9GB程度となっており、32GBのmicroSDカードでは3時間程度、64GBで6時間、128GBだと12時間程度の録画が可能となります。

偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?

「MDR-D001A」の地デジへのノイズの影響について

「MDR-D001A」単体起動での地デジへのノイズの影響は確認出来ませんでしたが、「X1 Pro」「MDR-C002」「MDR-C003」の何れかを同時に起動させるとワンセグに切り替わる事がありました。

他のモデルでも同様に単体ではそれほどノイズは強くないと思いますが、国内メーカーの2カメラモデルは4台起動でも地デジへの影響が出ない事もある為、これらに比べると影響は出やすいのかな?と感じます。

なお、ノイズの影響については車種やカーナビの種類、アンテナの位置などによって変わります。

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

「MDR-D001A」の総評

「MDR-D001A」の評価をまとめると以下の通りです。

バックカメラ機能

バックカメラ機能については他のモデルよりも特別視野角が広い訳ではありませんので、これと言った特徴はありません。

スマートミラー機能を優先するとバンパーが映らなくなりますので、後方の歩行者や障害物の大まかな確認に使用する形になります。

スマートミラー機能

スマートミラー機能については、「MDR-D001A」は視野角が水平102~3°程度ですのでスマートミラー型のドライブレコーダーの中では標準的な視野角となります。

従って距離感については純正ミラーと比べると最初は違和感があるかも知れませんが、「MDR-C002」「MDR-C003」辺りと比べると掴み易くなるかと思います。

画質については昼間は精細感の高さが体感出来ますし、白潰れにも比較的強いのが特長ではありますが、夜間の撮影能力は「MDR-C002」「MDR-C003」ほど高くはなく、「X1」の暗視能力を省いて「X1 Pro」の防眩能力を落としたような感じになります。

おそらく現時点でフルハイビジョンイメージセンサーを使用した場合、コスト的にこの辺りが限界になるのではないかと考えられますね。

ドライブレコーダー機能

ドライブレコーダー機能に関しては、前後ともに他のモデルよりも録画視野角が若干狭くはなるものの、スタンダートな2カメラモデルと比べるとやや広くなっています。

また、他のモデルはフロントの解像度は高いもののにじみが強く出る動画の特徴となっている為、前後ともにナンバー認識精度は「MDR-D001A」が最も高く、後続車両のナンバーも認識し易くなっています。

残念なポイントとしては、最新ファームウェアではカメラの露出の設定が変更できない為、夜間のリアカメラの動画が暗くなりがちである点、動体検知の項目が削除されてしまった点が挙げられます。

まぁ、そもそも外部電源を使用しなければ動体検知は使えませんので削除は理にかなっているような気もしますが、電源ボタン長押しで再起動させる事は可能なので、選択肢としては残してもらった方が有難かったかなと感じます。(せっかくリアがフルハイビジョンなので)

まとめ

「MDR-D001A」の各機能を他のモデルと比較すると以下の表の通りとなります。

総合評価MDR-D001MDR-C002/003X1X1 Pro
取付簡易性
バックカメラ機能
リア明るさ
リア絞り
リア視野角
リア距離感
リアナンバー認識
フロントナンバー認識
フロント明るさ
フロント白潰耐性

スマートミラーとしての機能は視野角と距離感の面ではバランス型ですが、昼間は高精細で他のモデルよりも視認性が良好、夜間は明るさと防眩の総合レベルが下がります。

また、液晶と本体サイズが気になる方もいらっしゃると思いますが、9.88型液晶モデルと比べてそれほど液晶部分の小ささは感じず、液晶以外の部分の幅が狭い為、本体サイズはかなりコンパクト…と言うかほぼ純正サイズですので、前方の視野を狭めたくない方には8.5型液晶も良いのではないか?と感じます。

一方でドライブレコーダー機能についてですが、フロントに関してはナンバー認識と視野角、明るさのバランスが非常に良く、リアはナンバー認識精度は高いですが、もう少し夜間の明るさが欲しいなと感じました。

駐車監視については現状のファームウェアだと他のモデルと同様に衝撃後の録画となりますので、あくまでも走行時のナンバー認識精度を優先したい方で、純正サイズのスマートミラーを希望する場合におすすめのモデルとなりますね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 後付けスマートルームミラーのまとめ

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