■ ユピテル 夜間特化型ドライブレコーター「SN-SV70c」2,000円割引クーポン 9月29日まで9月29日まで

※2018年3月31日更新~外部バッテリーUPS300を使用してのテスト結果を追記しました。

ユピテルから2018年ドライブレコーダー第一弾「SN-SV70c」が発表されました。(3月上旬発売)

タイトルからも分かる通り、水平141°のWiFi対応の円筒タイプのコンパクトモデルで、おそらくこのスペックのモデルの発売を待ち望んていたユーザーが少なからずいるのでは?と感じるくらいの良モデルのようです。

※こちらで録画視野角を計測した結果、132°と謳われているケンウッドの「DRV-830」と同等でした。

昨年のこの時期には国内メーカー初の「2533×1440」の「DRY-ST7000c」が発売されていますし、年始に他社に先駆けてかつてない高スペックのモデルを発表する手法はなかなかインパクトが強く感じらますね。(笑)

「SN-SV70c」のスペック

主要なスペックはタイトルで分かるかと思いますが、詳細は以下の通りです。

ユピテル
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
SN-SV70c

18.03発売
参考価格 18.03.09
28,080円
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080
LED信号対応
水平132°(比較した結果DRV-830と同等)
30fps
HDR
付属16GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵
WiFi対応
-
駐車監視モード
常時録画+衝撃検知
自動起動
専用ケーブル
OP-E1060
OP-VMU01
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

「SN-SV70c」の注目すべきポイント(つまりは他社との差別化ですが)は、まずは円筒タイプのWiFiモデルであるという点です。

このクラスは随分前からユピテルの専売のような形になっていましたが、2017年にはモデルの更新がなくデザインはともかく中身のハードウェアの面ではおよそ3年振りのフルモデルチェンジではないかと思います。

ユピテルのドライブレコーダーは例のリコール問題の影響で、2015~2016年は新モデルの開発がやや足踏みした感があり、2017年にはスタンダードタイプで「DRY-ST7000c/6000d」などの革新的なモデルの発売はあったものの、WiFi円筒タイプまでは開発ソースが回っていなかった感があります。

ここでようやくフルモデルチェンジを遂げて、画質面でも2017年モデルを大きく超えているのではないかと思われる改善があったようです。

 

解像度に関してはスタンダードなフルハイビジョンではあるものの、水平録画視野角141°と現状最高峰、SONYのSTARVIS CMOSセンサーを搭載する事で夜間の超明るい動画の撮影を実現しているようです。

最近ではセルスターもこのSTARVIS搭載のモデルを発売していますが、視野角の面では凡庸でしたのであまり大きく取りあげませんでした。

一方でユピテルの「SN-SV70c」は水平録画視野角132°にこのSTARVISの組み合わせですので、走行中の状況証拠の認識に関してはおそらく現状No.1であろうかと推察されます。

駐車監視の仕様について

「SN-SV70c」の駐車監視の仕様に関しては「駐車監視モード」が存在せず、オプションのタイマーユニット「OP-VMU01」もしくはマルチバッテリー「OP-MB4000」と組み合わせて運用する事になるようです。

※こられのOPユニットとドラレコの接続用には、12V→5V変換ケーブル「OP-E1060」も合わせて必要になります。接続方法は他のユピテルドラレコと同様かと思います。

■ ユピテルのドライブレコーダー 各モデルの特徴をまとめて説明

駐車監視モードが存在しない為、動体検知もなく、駐車中の衝撃検知も走行中と同様となりますので、駐車監視の利便性は高いモデルではありません。

また、ナンバー認識精度に関してもおそらく「DRY-ST7000c」の方が上であろうと推察されますので、駐車監視のナンバー認識精度を求めるなら「DRY-ST7000c」、利便性であれば「DRY-ST6000d」+「OP-MB4000」という選択肢の方が良さそうです。

「SN-SV70c」のレビュー

「SN-SV70c」の実機が届きましたのでレビューを追記しました。

今回「SN-SV70c」のレビュー作成に当たり、通常だとサンプル貸し出し後に物を見て買取をお願いするケースもあったのですが、「SN-SV70c」については直観的にかなり凄いものであると分かっていたので、1~2年はベンチマークの基準として使う為に発表直後に買取という形を依頼しています。

2~3月にはケンウッド「DRV-830」コムテック「HDR-751G」の実機テストを行っているのですが、このモデルともにかなりの良モデルであると感じています。

しかしながら、当初からスペックや仕様を見る限り「SN-SV70c」の方が上であろうと言う予測をしていましたので、非常に興味深い比較になるだろうと言う期待と、思ったよりショボかったら極めて残念な事になる、という不安を抱えながら実機の到着を待っていました。

このところ雨の日が多かったので、一部テストが出来ていない項目もありますが、このモデルの最大のセールスポイントの一つである夜間の動画を中心に雨の日のテストを実施しています。

昼間のテストがまだなのですが、現状判明しているポイントを中心に説明します。

デザインは定番の円筒タイプ

デザインに関してはユピテル定番の円筒タイプで、付属品は16GBのmicroSDカード、miniUSBシガーケーブル、マウント、マウントリング、両面テープとシンプルな構成となっています。

技適マークはマウントの内側にあります。

画像左から「SN-SV70c」「HDR-751G」「DRV-830」「DRY-ST7000c」となります。

サイズ的にはこのクラスで最もコンパクトですね。

※モバイルバッテリーでの常時起動の為、「SN-SV70c」「DRY-ST7000c」は社外品のUSBケーブルを使用していますが、本来はL字型のコネクタとなります。

WiFiアプリはまずまずだが、気になる点もある

WiFiアプリの使用感ですが、トップがアイコン表示となっており、慣れれば使い易いと感じました。

動画の再生についても、リストやマップ上から該当ファイルを選択する事が可能です。

ただし、一つ気にかかる点があり、Gセンサーの感度設定項目がアプリには見当たりません。

初期設定はWiFiで一括操作した方が楽ですし、液晶が小さいので全ての操作項目がWiFiメニューにあった方が良い感じます。

 

 

水平録画視野角について

このモデルの最大のセールスポイントは録画視野角の広さとスーパーナイトビジョンな訳ですが、他社モデルと比較した結果、非常に残念ですがフルハイビジョンの解像度では132°程度である事が分かりました。(実際に132°なのかは別として、132°と謳われているケンウッドの「DRV-830」とほぼ同等)

ユピテルの仕様表には最大記録画角~水平141°、但し書きとして「解像度により記録される視野角が変化します。」とありますが、「DRY-ST7000c」などのも同様の注釈があり、最大解像度で仕様表の録画視野角が出ています。

因みに箱には「ドライブレコーダー協議会【表示ガイドライン】に基づく表記」とありますが、これは表記がのぞましい項目に関するガイドラインであり、録画視野角の測定に関わるものではありません。

■ ドライブレコーダーの表示ガイドラインを公表します

なお、水平録画視野角120°と記載のある「DRY-ST7000c」に対して水平方向の視野は1.1倍程度ですので、計測方法と言うよりも「1280×720」の解像度でしか141°は出ないという可能性もあります。

※ユピテルさんからは、「1920×1080」「1280×720」ともに録画視野角は同等と言う回答を頂いています。

このレベルの広角レンズは、魚眼のように左右の歪みが大きくなるのですが、特殊な条件下(画面の左右の対処物の距離次第で)最大録画視野角が水平141°になるのかも知れませんが、実用域においてはいずれのシチュエーションでも「DRV-830」「HDR-751G」と同等の視野角しか確認出来ませんでしたので、LaBoon!!としては132°として扱います。

※視野角の計測方法の問題もあるのかも知れませんが、ユピテル仕様の計測で水平120°の「DRY-ST7000c」の1.1倍の水平視野角でしたし、132°の「DRV-830」と同等ですので。

画質面の評価

おそらく「SN-SV70c」の購入待ちの方は、STARVISによる夜間の明るさに最も期待している事と思います。

今回は「SN-SV70c」と合わせて、「DRV-830」「HDR-751G」「DRY-ST7000c」の4モデルで比較を行いました。

結論から言うと、夕方~夜間の明るさに関しては「SN-SV70c」が頭一つ抜けている印象です。

※なお、「DRV-830」「HDR-751G」と比較すると猛烈な明るさは感じないかも知れませんので、最初にケンウッドの「DRV-320」との比較画像を掲載しておきます。

動画処理の特性として、「DRV-830」「HDR-751G」の2モデルはソフトウェアによる補正を強める事で夜間の明るさを確保し、「SN-SV70c」「DRY-ST7000c」は補正が弱めのモデルで、ハードウェアの性能に頼っている為、ノイズやぼやけが少ないという点が挙げられます。

「DRY-ST7000c」については2017年の初頭の段階ではかなり夜間が明るめのモデルでしたが、夕方は暗め、「SN-SV70c」は小型の筐体でGPS、WiFiモジュールを内蔵している為、おそらくハードウェア的にあまり強い補正を掛けられないのかも知れませんが、裏面照射型のExmor Rの性能で明るさを確保しています。

【夕方】

【夜間市街地】

夕方から夜間にかけては「SN-SV70c」の明るさが際立っていますが、特に力を発揮するのは周囲に光源の少ない状況下です。(そもそもSTARVIS自体が少ない光を拾うのが得意なので)

【夜間暗所】

【街灯なしの場所でポジションランプのみ点灯】

おそらく、これくらいの明るさで最も差が出るのではないかと思います。

回りがほぼ真っ暗で、ポジションもオフにすると流石に暗くなります。(当たり前ですが)

ケンウッドの「DRV-830」は高解像度ではあるのですが、補正がかなりきつく、CPUパワーが追いつかないようで、夜間に関しては特にぼやけた映像になります。

周囲に明るい水銀灯などがあるような場所であれば、ナンバーの認識精度は解像度に勝る「DRY-ST7000c」>コントラスト強めの「HDR-751G」>ややコントラストが弱い「SN-SV70c」>コントラストが弱くぼやける「DRV-830」の順に認識し易いと言う印象です。

暗くなればなるほど「SN-SV70c」が有利、「DRY-ST7000c」が不利になるという形で、「HDR-751G」「DRV-830」はその中間になります。

ここまでは「SN-SV70c」の良いところばかりが目立ちますが、逆に光を拾いすぎる割に補正が弱い事でのデメリットも存在します。

それは、前方を走る車のナンバーのど真ん中にヘッドライトが当たるとかなり白く潰れてしまう点です。(少しずれてれば大丈夫なのですが)

【SN-SV70c】

【DRY-ST7000c】

【DRV-830】

【HDR-751G】

ヘッドライトが当たっている状態(つまり逆光下)でのナンバーの判別のし易さは、補正が強いほど有利になり、受光能力が高いほど不利になります。

従って結果としては「HDR-751G」>「DRV-830」>「DRY-ST7000c」>「SN-SV70c」と言う順になります。

コムテックの「HDR-751G」のファームウェアは画像処理の部分については「HDR-352系」と同様のプログラムのようですが、「HDR-352系」は過去の数回のファームアップデートで全体の明るさを落として夜間のナンバーの認識精度を上げている印象を受けました。

また、雨の日の夜間は路面からの照り返しがきつく出る点もマイナスポイントではあります。

受光能力が高い為、車種によってはダッシュボードの映り込みも強く出る点も気になりますね。

まあ、この辺りはバランス調整が難しく、ドライブレコーダーの永遠のテーマかも知れません。

 

 

 

 

 

「SN-SV70c」は夕方以降はいずれの明るさにおいても全体の状況認識に最も優れており、駐車監視においても暗くなればなるほど、他のモデルよりもナンバー認識精度が上がります。

ただし、ナンバー等がついた状態で下がって来た車に対してはそれほど差は出ないかと思われ、ヘッドライドをこちらに向けられると弱くなるかと思います。

当て逃げではなく、夜間のイタズラの現場を押さえるなら現時点で最強モデルである事は間違いないでしょう。

走行中に関しては事故の際の状況証拠を抑えると言う、ドライブレコーダーの本来の目的で考えた場合でも、雨の日の路面の照り返しなどの問題はあるにせよ、大抵の状況下において最も優れたモデルであると思われます。

まぁ、雨の日の夜間は事故が起こりやすい?と言う可能性は高いのでもう少し補正を強めた方が良い気もしますが、補正を強めると「DRV-830」のように画像が乱れる可能性もありますね。

 

昼間のテストを行いましたので結果を追記します。

これは概ね予想通りとなっていますが、「SN-SV70c」は補正が弱めなので、白つぶれは若干目立ちます。(あくまでも「DRV-830」「HDR-751G」との比較であり、他のスタンダードモデルと比べれば充分)

まぁ、どちらかと言うと「DRV-830」「HDR-751G」の補正が規格外なので、普通にHDR補正を掛けるとこんなもんかと思います。

精細感については解像度の問題もあり、コントラストがあまり強くない味付けなのでこの4モデルの中では昼間は一番下と言う印象です。

この中ではややコントラストが強く、視野角が狭く解像度が高い「DRY-ST7000c」が最高、次にコントラストが弱く解像度が高い「DRV-830」、コントラストが強く解像度が低い「HDR-751G」、コントラストが弱く解像度が低い「SN-SV70c」と、割と味付け通りの結果かと思います。

「DRY-ST7000c」>>>「DRV-830」>「HDR-751G」>>>「SN-SV70c」と言う形になり、モデルによって大きな差が見られました。(昼間は)

ただし、暗くなればなるほど順位がそっくり逆転しますので、なかなか面白い…いや、悩ましいところです。(笑)

なお、「SN-SV70c」のCMOSセンサーはExmor Rな訳ですが、星空を撮影したり夜間の防犯カメラなどの用途で使われる事が多いようですので、色の諧調については特に優れていると言う事はなさそうです。

景色撮影という事であれば、ユピテルの「DRY-ST6000d」の方が向いていると思います。

 

 

 

 

仕様外のmicroSDカードについて

仕様上は32GBまでのmicroSDまで対応となっていますが、128GBのサンディスクの以下のmicroSDカードは本体からのフォーマットが可能でした。(数時間使用して不具合確認出来ず)

 

サンディスクの200GBのものは本体フォーマット不可・パソコンでフォーマットした物も使用不可でした。

以下の128GBのmicroSDカードは本体でのフォーマットが可能でした。

ユピテル SN-SV70c 標準32GBまで
128GBTeam 128GB
TOSHIBA 128GBTranscend 128GBSanDisk 128GB
使用フォーマッタードラレコ○ドラレコ○ドラレコ○ドラレコ○
200GB---SanDisk 200GB
使用フォーマッター---何れの方法でも×
〇の物は1時間以上の正常な動作・再生を確認

駐車監視の運用について

「SN-SV70c」の駐車監視は専用のタイマーユニットケーブル「OP-VMU01」、またはマルチバッテリー「OP-MB4000」を使用し、何れのユニットとの接続おいても、別途直結ケーブルの「OP-E1060」が必要になります。

ユピテル ドライブレコーダー用 USB電源直結コード(約4m) OP-E1060
ユピテル(YUPITERU) (2018-03-02)
売り上げランキング: 1,983

 

この際の各機器の役割ですが、「OP-VMU01」では電圧とタイマーの管理を行い、「OP-E1060」に12Vの電圧で出力→「OP-E1060」で5Vに変圧してドライブレコーダー側に出力、となります。

エンジンオフでタイマーがスタートし、電圧の監視を行いますが、ドライブレコーダー側には電力のみの供給で何の情報も送りません。

従って「SN-SV70c」は常時録画モードで駐車中の監視を行います。(「OP-MB4000」でも同様)

駐車中の衝撃検知感度は走行時のままですので、軽く擦られた程度で反応させたい場合にはGセンサーの感度を上げる必要があります。(復帰時に戻す必要があるのでかなり面倒で、告知がある訳でもない)

なお、Gセンサーを反応させなくても常時録画は継続されていますので、microSDカードの容量に余裕があるのなら駐車監視時の操作は不要です。(駐車監視をしない場合にはディップスイッチの設定を変更するか、電源ケーブルを抜く)

microSDカードの録画容量は32GBまでとなっており、約320分の録画が可能です。(5時間程度の駐車監視なら録画しっぱなしでもデータは上書きされない)

仕様外の自己責任ですが、128GBのmicroSDカードを使用すれば20時間分は確保できる計算です。(まあ、頻繁にそれだけ長時間の駐車監視を行うと、バッテリーの電圧が下がってカットオフ機能が働くと思いますが)

2~3時間の駐車監視がメインで、イベント告知がない点が気にならないのであれば(毎回車の外周チェックをする)そこまで不便と言う訳でもないかと思います。

モバイルバッテリーでの駆動について

モバイルバッテリーを使用しての駆動テストは、以下のRAVPowerのパススルータイプのもので行いました。

■ RAVPower 20,000mAhモバイルバッテリー 「RP-PB006」

ケーブルは以下の物を使用しましたが、いまのところ不具合は出ていません。

サンワサプライ KU-SLAMB525BK 極細ミニUSBケーブル (ミニBタイプ) ブラック 2.5m

 

 

数時間はパススルーで正常に駆動していたものの、やはり電圧の変動に弱く、起動しなかったり再起動を繰り返す現象が確認されました。(パススルー時以外は不具合は出ていない)

外部バッテリーUPS300を使用した駐車監視について

ベセトジャパン「UPS300」のバックアップソケットを使用して、「SN-SV70c」の駐車監視の運用テストを行いました。

設置方法は「USP300」のバックアップソケットに「SN-SV70c」の純正シガープラグを挿すだけです。

この場合でも他のケースと同様に走行中と同じ常時録画を行う事になりますが、満充電の状態から連続での録画が10.5時間可能でした。

 

運用方法については、

①予め「UPS300」の背面にあるバックアップ出力のスイッチをオフにしておき、駐車監視を行わない場合は何も操作をしない

②駐車監視を行う時だけバックアップ出力のスイッチをオンにする

③自宅などの駐車場に戻った際にはバックアップ出力のスイッチをオフにする

と言う流れになります。

タイマーユニットケーブル「OP-VMU01」、もしくはマルチバッテリー「OP-MB4000」を使用した場合には駐車監視をしない場合の操作がドラレコ本体のケーブルを抜くか、これらのユニットの小さいスイッチをオフにする操作が要求されますので、運用の利便性ではベセトジャパン「UPS300」との組み合わせが最も高そうです。

PCビュワーはシンプルでスタンダード

PCビュワーについては特にこれと言った特徴はなく、ウィンドウの拡縮、地図の表示、速度、Gの表示が可能と言ったところです。

特に良くも悪くもありませんが、マップウィンドウの大きさを変更出来ると嬉しい人もいるかと。

「SN-SV70c」の総評

「SN-SV70c」は、発売前から非常に期待値が高かったドライブレコーダーですが、仕様上は141°である録画視野角が、水平132°と表記のあるケンウッド「DRV-830」と同等であった為、総合評価としては残念ながら期待値をやや下回ります。

一方でSTARVISによる夜間の明るさに関しては、「DRV-830」「HDR-751G」の一格上で、画質の面もノイズが少なくクリアである事から、ほぼ期待値通りと言えますね。

 

期待値云々はさておき、事前の思い込み抜きでのフラットな状態からの評価をまとめると以下の通りとなります。

  • 録画視野角は「DRV-830」「HDR-751G」と同等で逆光補正が弱い為、昼間の状況証拠能力は「DRV-830」「HDR-751G」よりも若干落ちる
  • 夕方~夜間については最も明るい為、状況証拠能力はNo.1であると言える
  • 昼間の駐車監視の証拠能力は、コントラストと解像度の問題で「HDR-751G」「DRV-830」よりも落ちる
  • 夕方~夜間の駐車監視の証拠能力は、STARVISによる明るさの為、No.1であると言える

まあ、厳密に言えば昼間の監視能力はやや白つぶれがある事で若干「DRV-830」「HDR-751G」よりも落ちるのですが、実用面ではそれほど差は出ないのかなぁ…というレベルかと思います。

 

一方で、全般的に視認性が落ちる夕方~夜間にかけての明るさは、実用面でそこそこ差が出そうな印象です。

従って、状況証拠を抑える能力としては「SN-SV70c」が最も上であるかと思われます。(録画視野角があと7%程度広ければダントツでしたが…これは残念)

WiFiやデザインの面は好みがありますし、インターフェイスの使い易さを最も重視するなら「DRV-830」一択になりますが、駐車の走行中の状況証拠能力を第一の選定基準とするのであれば「SN-SV70c」が最も相応しいモデルであるとは思います。

 

駐車監視の部分に関しては、ナンバーを押さえる能力を考えると、まず衝撃検知からの起動となる「DRV-830」は除外となります。

昼間の認識精度は「DRY-ST7000c」「HDR-751G」に劣りますので、夜間の駐車監視に重点を置かないのであれば、「SN-SV70c」を選ぶ理由はあまりないと思われます。

逆に、全時間帯である程度以上の駐車監視能力を発揮させたい場合には「SN-SV70c」が最も適任でしょう。(暗い場所での監視が多くなりそうな生活スタイルの場合)

 

一方で駐車監視の利便性を考えた場合には、「SN-SV70c」は駐車監視の衝撃録画を有効に活用する為にはGセンサーの感度の変更が必要である上、イベント告知がなく、タイマーと電圧設定はディップスイッチで行う必要がありますが、「HDR-751G」は駐車監視モード中の衝撃検知感度を別途設定可能で、復帰時のイベント告知機能がありますし、タイマーや電圧の設定についでもドラレコのメニューから操作が出来ます。

また、駐車監視をしない場合「SN-SV70c」はディップスイッチのスイッチをオフにするか本体の電源ケーブルを抜く必要がありますが、「HDR-751G」の場合には「駐車監視ボタン」を押すだけで駐車監視のキャンセルが可能となっていますので、利便性を考えると「HDR-751G」の方が上です。

最終的には昼夜込みでの駐車監視中のナンバー認識能力は「SN-SV70c」の方が上ではあるので、操作系で妥協が出来なければ「HDR-751G」、「SN-SV70c」の操作が許容できるなら「SN-SV70c」を選べば良いのかと思います。

※なお、「SN-SV70c」については液晶が小さく、設置位置もミラー裏などの運転席から離れた位置になる事から、WiFiアプリを前提としない操作に関しては難儀するというご意見も頂いていますし、その点に関しては私も同感です。

■ コムテック 2018年モデルドライブレコーダー「HDR-751G」のレビュー、評価

■ ケンウッド 水平視野角132°の超広角ドライブレコーダー「DRV-830」のレビュー、評価

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ドライブレコーダー メニュー

■ 最新版 おすすめドライブレコーダーのまとめ

■ ドライブレコーダー人気ランキング

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

この記事が気に入ったらいいね!しよう