※2017年6月18日更新~現状に合わせて大幅に内容を見直しました。

ドライブレコーダーの認知度が高まって来たおかげで、随分とフロントガラスにドライブレコーダーを設置している車を見かけるようになりました。

事故の際の証拠能力という観点から考えてみると、次に思い浮かぶのは車の後方のリアウィンドウへのドライブレコーダーの設置ではないでしょうか?

スポンサーリンク

私自身は、Youtubeなどへの動画投稿という目的がありましたので、最初からフロントとリアに各1台ずつドライブレコーダーを設置していましたが、事故の際の証拠能力という本来のドライブレコーダーに期待されるべき役割を考えてみて「リアウィンドウへの設置も検討してみてはいかがでししょうか?」というお話です。

※ドライブレコーダーのリアへの取付は以下のページの最後に説明しています。

■  ドライブレコーダーの取り付け方法

リア用 後方のドライブレコーダーの役割について

「動車事故の40%は追突事故」によるものと言われています。

 

フロントにドライブレコーダーを設置していれば、自分の車が停車している状態かどうかや、前方に犬や猫などの障害物が突発的に出現したり、他の車が無理な車線変更で飛び込ん出来たり、歩行者や自転車がはみ出してきた場合に、危険回避の為に減速や左右への回避行動をした事が客観的に証明出来ます。

スポンサーリンク

ただし、フロントのドライブレコーダーは、後方から極端に車間を詰めて煽られた場合や、極端なスピード違反など、相手の故意や過失の証拠の補助にはなりません。

相手が危険運転をしていた事が客観的に証明できれば、例えこちらが走行中であったとしても、交渉を有利に進める事が可能になりますので、リアウィンドウへのドライブレコーダーの設置は無駄ではありません。

2カメラタイプを選ぶのも良いが

これから新たにフロントとリアにドライブレコーダーの設置を考えるのであれば、フロントリアの連動型モデルを検討しても良いと思いますが、連動型は価格が高く、その割にリアカメラの性能が低い上に、2台分の録画データを1台のmicroSDカードに記録する為、長時間の録画には不向きです。

また、国産メーカーの物ではこれと言ったものがなく、海外メーカだと西日本LED信号への対応がされていないものが多いです。

■ フロントとリアを録画できるドライブレコーダー

2カメラタイプで自分の求める条件に合致するものがあれば良いですが、なければ利用に別途ドライブレコーダーを手配する事になります。

リア専用のドライブレコーダーのおすすめの条件

リア専用のドライブレコーダーを選ぶポイントは次の3つだと思います。

  • 状況を幅広く抑える事が得意なモデル
  • コンパクトで目立たないもの
  • 電源端子がmicroUSBかminiUSBであるもの

逆に要らない条件はクリア感の高さや精細感です。

駐車監視の利便性については、前向き駐車をするシチュエーションが多いなら検討しても良いかも知れませんね。

では、なぜこれらの3つの条件でリア用のドライブレコーダーを選ぶべきなのかを説明します。

リア用のドライブレコーダーに求められるのは幅広い状況証拠

リア用のドライブレコーダーが役に立つ事故のシチュエーションとしては、正面や後方からの衝突以外に側面への接触というものが考えられます。

また、バイクなどが無理なすり抜けで車に接触するようなケースもこれに該当するでしょう。

スポンサーリンク

 

リアウィンドウにドライブレコーダーを設置すれば、後方からの衝突の状況は押さえる事が出来ますが、視野角が狭いものだと側面が全く見えない為、フロントとリアのドライブレコーダーを合わせても死角が大きくなってしまいます。

こちらの動画は水平視野角136°のコムテックHDR-352GHと100°のケンウッドDRV-320の動画を重ねて視野角を比較したものです。

 

随分と録画される範囲に差がある事がお分かり頂けるでしょう。

相手の車の全長にもよりますが、フロントもリアも視野角が狭いドライブレコーダーの場合、完全に横に並ばれると全くカメラの視界に収まらなくなってしまいます。

追突されたて当て逃げされるようなケースは稀ですので、特にリアに設置するものについては事故の客観的な状況説明に使用するというドライブレコーダーの本来の目的を考えると、視野角の広さを最優先に考える方が良いと思います。

 

また、夜間はほとんどのドライブレコーダーで真っ暗に近い状態にはなりますが、その中でもなるべく明るいものがおすすめです。

リアウィンドウに大きいものを付けたくない

リアウィンドウにドライブレコーダーを設置する場合、出来るだけ広範囲の状況を動画に収めるならば出来るだけルーフ寄りの位置を選ぶ事になります。

サイズが大きいドライブレコーダーだとかなり野暮ったい感じになってしまいます。

屋根が低い車だと後部座席の真ん中に人が座れなくなる恐れもありますね。

これはその車の形に左右されますが、なるべく高さのないものを選んだ方が見栄えが良く、邪魔にもなりません。

これでも小さい方とは言えませんので、理想はこれくらいの大きさです。

ただし、上の写真は2カメラタイプのリアカメラなので、単体モデルだとここまで小さいものはありません。

サイズの面を優先して考えるとユピテルの円筒タイプが有力候補になると思います。

■ ユピテルのドライブレコーダー

電源端子がmicroUSBかminiUSBであるもの

リアにドライブレコーダーを設置する際に一番面倒なのが、配線の取り回しです。

配線は助手席が側の窓の上のゴムやインナーパネルの中を通す事になろうかと思うのですが、ドライブレコーダーに付属しているケーブルだと長さが足りず、純正のシガープラグを受ける方のソケット側のケーブルを延長しなければ届かないケースが多いと思います。

こいつの車両側をキボシ接続で延長すれば届くようになりますが、さて…このソケットとプラグの連結部分はどこに隠そうか…と悩むことになります。

ドライブレコーダーの電源端子がmicroUSBかminiUSBであれば、市販の3m程度のケーブルがありますので、それを使用する事で配線の処理に悩む事もなくなります。

 

なお、電源端子がUSBタイプでないものに関しては各種変換ケーブルを使用する事でUSBポートからの給電が可能になるものもあります。

またmicroUSB、miniUSB端子の物は原則としてUSBポートからの給電が可能ですが、純正パーツ以外の物を使用した運用は全てメーカーサポート外になる事、まれにケーブルやUSBチャージャーなどの相性の問題でノイズが入ったり不安定な動きになる事もあるので、その点はご理解ください。

リア専用のドライブレコーダーのおすすめモデル

上述の3つの条件に全て合致するものは残念ながら今のところ見つかりません。

従って「視野角が広く夜間が明るい」と「コンパクト」の2つの条件別にドライブレコーダーをピックアップしながら、各モデルをリアに設置した際のメリットとデメリットを挙げていきます。

視野角が広く夜間が明るいドライブレコーダー

現状のドライブレコーダーの視野角の標準は、水平100°程度となっていますので、ここでは110°以上の物で夜間が明るい部類に入るドライブレコーダーを4つピックアップします。

 

 

コムテックの「HDR-351H」は現行モデルではずば抜けた水平視野角136°を誇ります。

また、HDR補正が特殊で夜間もずば抜けて明るいのが特徴のドライブレコーダーです。

ただし、電源端子は12v入力となっていますのでUSBポートを使用して電源を供給するには一工夫必要です。(近々検証予定なので少しお待ちを)

■ コムテック「HDR-351H/HDR-352GH/HDR-352GHP」のレビュー、評価

 

 

ユピテルの「DRY-ST7000c」は上述の「HDR-351H」がなければ最高レベルの水平視野角120°のドライブレコーダーです。

夜間も「HDR-351H」を除けばトップクラスの明るさです。

このモデルは「2560×1440」の高精細がセールスポイントでGPS内蔵のため無駄が多くはなりますが、コムテックの「HDR-351H」に比べるとかなりコンパクトで電源端子もminiUSB形状となっているのがポイントです。

■ ユピテル「DRY-ST7000c」のレビュー、評価

 

 

アサヒリサーチのDriveman「1080sα」は水平視野角115°、解像度は「2304×1296」とこちらもリア用としてはオーバースペックですが(結局広角モデルはハイエンドになってしまう)、夜間はかなり明るい部類に入るドライブレコーダーです。(若干逆光補正が標準より弱い)

電源コネクタはminiUSBタイプです。

■ ドライブマン 1080sαの評価、レビュー

 

ASUS ドライブレコーダー フルHD 140度視野角対応 RECO CLASSIC RECO CLASSIC
ASUSTek (エースーステック) (2015-08-15)
売り上げランキング: 44,030

 

ASUSのRECO Classicは水平視野角140°~(と言うのは海外メーカーに良くあるレンズ視野角を謳っているもので、実質は115°くらい)の視野角は上の下に当たるモデルです。

夜間も比較的明るい部類に入り、電源コネクタはminiUSBタイプです。

このモデルは何よりも価格が1万円台前半と安いのが魅力ですね。

■ ASUS 「RECO Classic」のレビュー、評価

コンパクトなドライブレコーダー

リアへの設置に適したコンパクトタイプのドライブレコーダーは、ユピテルの円筒タイプとセルスターのセパレートタイプになります。

ユピテル 300万画素 衝撃センサー搭載 ドライブレコーダー DRY-V2
ユピテル(YUPITERU) (2016-07-30)
売り上げランキング: 107

 

ユピテルの「DRY-V2」は、単体だとGPSを内蔵しない点と、コンパクトな形状を除いてはスタンダードのど真ん中といった感じのモデルですが、リアに設置すると言う前提で考えると俄然輝きを増してくるモデルである事につい最近気が付きました。(笑)

水平視野角は100°と標準ですが、価格が1万円程度になっている点が最大の魅力です。

電源コネクタはminiUSB端子となっていますので配線も悩まなくて大丈夫でしょう。

■ バランスに優れたコンパクトタイプのドライブレコーダー ユピテル「DRY-V2」

 

 

ユピテル 400万画素 WiFi機能 ドライブレコーダー DRY-WiFiV5c
ユピテル(YUPITERU)
売り上げランキング: 3,407

 

視野角がもう少し欲しいと言う場合には水平視野角115°のユピテルDRY-WiFiV5cを選ぶと言う手もあります。

このモデルはWiFiでスマホからの操作が可能ですが、通信開始にボタンを押す必要があるので運転席に座ったままでの操作は出来ません。

解像度は「2304×1296」とリアにはオーバースペックになりますが、2014年のモデルなので西日本LED信号には非対応です。

なお、電源コネクタについてはmicroUSBタイプとなっています。

 

 

 

最後はセルスターのセパレートタイプのドライブレコーダー、CSD-610FHRです。

このモデルは水平視野角107°と標準+αですが、ポイントはカメラ部分が小型で目立たず、は設置場所を選ばない点です。

画質はイマイチという印象を受けましたが、リアに設置する分には充分な画質だと思います。

なお、このモデルの電源コネクタはUSB形状ではないので、USBポートからの給電には一工夫必要です。(後日検証します)

■ セルスター「CSD-610FHR」のレビュー、評価

※ドライブレコーダーのリアへの取付は以下のページの最後に説明しています。

■  ドライブレコーダーの取り付け方法

(編集長 Omi)

■ ドライブレコーダーおすすめ43機種をドバっと紹介!!

■「初心者向けのエントリークラス」おすすめドライブレコーダー4選

■「便利なスタンダードクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■「高画質なハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー6選

■「駐車監視に特化したハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■ ドライブレコーダー トップメニュー

この記事が気に入ったらいいね!しよう