※2019年2月8日更新~他社の3芯ケーブルのモデルでの使用方法について追記しました。

ユピテルの「OP-VMU01」は2016年に発売されたユピテルのドライブレコーダー用の駐車監視時のタイマー&電圧管理ユニットです。

本来であればユピテルドラレコ専用モデルですが、使い方によってはかなり幅広く他社のモデルにも流用が可能ですので、この記事では「OP-VMU01」について以下の項目をご説明します。

①「OP-VMU01」の仕様と運用方法

②「OP-VMU01」の車両との接続方法

③ユピテルのドラレコとの接続方法

④他社のminiUSB/microUSBタイプのモデルとの接続方法

⑤他社の3芯ケーブルタイプのモデルとの接続方法

⑥外部電源「UPS300」を絡めた接続方法

「OP-VMU01」の仕様

なお、「OP-VMU01」の対応機種については2019年2月時点で販売されているminiUSB電源コネクタのほぼ全てのモデルとなります。(ユピテルの2015年半ば以降のモデルは全てminiUSBタイプかと思います)

「OP-VMU01」の仕組みは、①赤、②黄、③黒の3つのケーブルを車両側に接続し、12Vで駆動するタイマーユニットに電源を供給しつつ、ドライブレコーダー側には①赤、②黒の2芯で12/24Vの電圧をそのまま出力するものとなっています。

ユピテルのドライブレコーダーはシガープラグの部分で12Vを5Vに変圧して駆動させている為、純正の付属ケーブルがシガープラグタイプのモデルの場合には、別途12Vを5Vに変圧するUSBの直結ケーブルが必要になり、このケーブルはモデルごとにいくつかのタイプが指定されています。

以下は一例です。(コネクタのL字の向きや、出力される電圧がそれぞれに微妙に違うらしい)

タイマーとカットオフ電圧の設定項目

「OP-VMU01」で設定出来る項目はタイマーとカットオフ電圧の2つとなりますが、それぞれの設定については以下の中から選択する事が可能です。

①タイマー設定~30分/1時間/2時間/3時間/4時間/6時間/12時間

②カットオフ電圧設定~11.6/11.8/12.0/12.2/23.6/23.8/24.0/24.2V

 

最近の他社のドライブレコーダーはこう言った項目をドライブレコーダー側のメニューで変更可能な物が多くなっていますが、ユピテルの場合にはごく一部のモデルを除いて「OP-VMU01」のディップスイッチでの設定となりますが、「OP-VMU01」自体は汎用は高いのでユーザー側から見ると割と便利なアイテムだったりします。

「OP-VMU01」を使用した場合の駐車監視の運用手順

ユピテルのドライブレコーダーの駐車監視は「DRY-ST6000d」などの一部のGPSでの駐車監視を行うモデルを除くと以下の録画方式となっています。

①常時録画+衝撃録画(パーキングモードなし)~走行中の録画モードを継続するだけ

②動体検知のみ~手動で動体検知のオン・オフを行う

③タイムラプスのみ~手動でタイムラプスのオン・オフを行う

 

ユピテルのドライブレコーダーの駐車監視モデルをまとめて解説!!

「OP-VMU01」のドラレコ側のケーブルは+-の2芯なので、車両側の3芯でタイマーの出入りと電圧を監視し、ドライブレコーダー側には電流を供給しているだけとなります。

従って、ドラレコ側ではエンジンがオフになってもそのまま走行時の録画を継続するか、動体検知・タイムラプスモードを手動で起動、終了させる必要があります。

また、駐車監視を行わない場合には「OP-VMU01」のスイッチをオフにする、またはドラレコの電源ケーブルを抜くなどの操作が必要となります。(ユピテルのドラレコは電源ボタンがないものがほとんど)

従って次に車駐車監視を行う際には再度スイッチをオンにする必要があります。

「OP-VMU01」の車両との接続方法

「OP-VMU01」の車両との接続方法は、他のドライブレコーダーの3芯ケーブルのモデルと同様です。

のケーブルをACC系統のヒューズにつなぐ

のケーブルを常時系統のヒューズにつなぐ

のケーブルを車両アースに落とす

 

以下の記事でドラレコの常時電源ケーブルの接続の接続方法について説明していますが、下の図の「ドラレコ」部分を「OP-VMU01」に置き換えて頂くと分かり易いかと思います。

■ 駐車監視に使用する常時電源ケーブルを使用する場合

ユピテルのドラレコと「OP-VMU01」の接続方法

ユピテルのドライブレコーダーの純正電源ケーブルは、1カメラモデルがシガープラグ形状、2カメラモデルが直結ケーブルが付属品となります。

※一部例外的に異なるモデルもあるので最終確認は個別のモデルごとに行ってください。

1カメラモデルの場合

1カメラモデルにに関しては以下のような12V→5Vの降圧ケーブルが別途必要となります。

これはモデルごとに指定品があり、全部で4~5品番あったかと思います。

詳細は取扱説明書を確認しましょう。

■ ユピテル取扱説明書検索

説明書の前半に「別売品」の項目で以下のような記載がありますのでそちらで確認が可能です。

2カメラモデルの場合

2カメラモデルの場合にはほとんどのケースで直結ケーブルが付属している筈です。

直結ケーブルと「OP-VMU01」との接続方法

直結ケーブルと「OP-VMU01」との接続方法はプラスとマイナスのケーブルをキボシ接続するだけです。

赤と赤、黒と黒を繋ぐ感じですね。

ただ、「OP-E755」などのケーブル側はキボシ処理されていないはずなので、取り付けには電工ペンチが必要です。

従って電工ペンチがない人は手配しましょう。

私はこちらを使っています。

キボシ端子のかしめ方はこちらの動画を参考にして下さい。

ドライブレコーダーの起動テスト

車両と「OP-VMU01」、「OP-VMU01」と直結ケーブルの接続が終わったら、ケーブルをドライブレコーダーと接続してエンジンをオンにします。

左側のスイッチが「オン」になっているか確認しましょう。

なお、「OP-VMU01」の初期設定は、全てのディップスイッチがONの状態だと思います。

これは「タイマー12時間、11.6V以下で電源オフ」となります。

 

この状態でエンジンをオンにして、ドライブレコーダーの起動を確認し、オフの状態で電源が落ちないかを確認します。

左下の「POWER」のインジケーターも赤く点灯する筈です。

正しく動作しない場合にはヒューズ電源の向きが逆だったり、常時・ACC系統のヒューズに正しくさせていない、またはバッテリーの寿命が近いなどの原因が考えられます。

他社のminiUSB/microUSBタイプのモデルとの接続方法

こちらはメーカーサポートの範囲外なので自己責任でお願いします。

前述の通り、「OP-VMU01」の出力側は12Vのプラスとマイナス2芯構造です。

従って、汎用のシガーソケットタイプの電源取り出しケーブルを使用すれば、基本的には全てのシガーソケットから給電するタイプのカーアクセサリーは動作する筈です。(ワット数が大きいものは無理ですが、ドラレコ程度なら問題ない筈)

取り付け方法は基本的には対応機種と同じですが、ドライブレコーダー側に次のようなシガーソケットを使用し、個別のドライブレコーダーの純正ケーブルのシガープラグを挿し込むだけです。

最近は中華製の格安ドラレコなど、5VのminiUSB/microUSBタイプのドラレコが主流となっていますので、12V機であるコムテック・セルスター・韓国メーカー以外のほとんどのモデルでこの接続方法が可能です。

他社の3芯ケーブルタイプのモデルとの接続方法

コムテック・セルスター・韓国メーカーのドライブレコーダーは、駐車監視に専用品の常時電源ケーブルを使用する事が多く、またドラレコ本体のメニュー項目にタイマーやカットオフ電圧の設定項目がある為、基本的には「OP-VMU01」を使用するメリットはありません。

ただし、一部のメーカーでタイマーの設定時間が6・12・24・48時間などのざっくりした仕様となっているモデルもあり、こう言った場合には細かいタイマー時間の設定が可能な「OP-VMU01」を併用するメリットも出てきます。

「OP-VMU01」のタイマー設定~30分/1時間/2時間/3時間/4時間/6時間/12時間

 

他社の3芯駐車監視ケーブルと「OP-VMU01」を組み合わせて使用する場合には、基本的にはユピテルの直結ーブルの接続方法と似た感じになります。

※「OP-VMU01」と車両側の接続はどのケースでも同じ

①「OP-VMU01」のドラレコ側の線と、ドラレコメーカー指定の常時電源ケーブルの線(常時系)を接続

②「OP-VMU01」のドラレコ側の線と、ドラレコメーカー指定の常時電源ケーブルの線(アース)を接続

③ドラレコメーカー指定の常時電源ケーブルの線を、車両のACCヒューズ電源に接続

 

ACC電源に接続するケーブルは、「OP-VMU01」の車両側に接続する線にエレタップなどで割り込ませるか、二又の分岐ケーブルなどを使用しても良いでしょう。

この接続方法だとエンジンがオフになった瞬間に、「OP-VMU01」はタイマーのカウント開始、ドラレコの方は駐車監視へのフラグが立ち、エンジンをオンにすると常時録画に戻ります。

また、「OP-VMU01」も含めてほとんどのドラレコの3芯ケーブルは、赤のACC線は信号の検出に使われ、ガジェットへの給電は黄の常時線から行われていますので、「OP-VMU01」で設定したタイマーの時間が経過すると黄の常時線へ給電が遮断され、ドラレコの電源が落ちます。

※セイワの「PDR800FR」はこの方法で駐車監視の運用が可能でした。

ただし、この方法はタイマー時間を刻む目的では有効ですが、デメリットも存在し、「OP-VMU01」自体が12時間までのタイマーまでしか設定出来ない為、例えドラレコ側のメニューに24時間のタイマー設定項目が存在していたとしても、12時間以上の監視は出来なくなります。

外部電源「UPS300」を絡めた接続方法

いずれのドライブレコーダーにおいても、ドラレコ用の汎用駐車監視バッテリー「UPS300」と「OP-VMU01」を組み合わせてタイマー管理する方法も可能です。

何れのケースにおいても「OP-VMU01」とドラレコの接続方法は既に説明した方法と変わりません。

従って、ポイントは「OP-VMU01」と「UPS300」の接続方法になりますね。

「OP-VMU01」と「UPS300」の接続方法は、他社の3芯ケーブルと「UPS300」との接続方法と同様ですので、以下の記事の「ドライブレコーダーの駐車監視用ケーブルを使用する場合」の項目を参照して下さい。

取付け店舗様用「UPS300」を使用したドライブレコーダー設置方法

「OP-VMU01」の使い方のまとめ

以上、「OP-VMU01」の使い方について考えられる様々なケースについてご紹介しました。

ユピテルのドライブレコーダーの駐車監視の運用は便利な方ではありませんが、皮肉なことに「OP-VMU01」については汎用性が高い為、他社のドラレコにも流用が可能な便利アイテムとなっています。

特に専用ケーブルが存在しないシガープラグ給電タイプのドラレコとの組み合わせにおすすめですね。

なお、最近は「OP-VMU01」と似たような機能でminiUSBタイプの給電方式となっている廉価なケーブルも販売されていますので、場合によってはそちらを使った方が良い事も多そうです。

ドライブレコーダーの駐車監視用の常時電源ケーブルを5つ紹介

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ユピテルのドライブレコーダーの駐車監視の仕様について解説!!

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