フォレスターの前後2カメラドライブレコーダー取り付け方法を解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

今回はLaBoon!!の読者さんの寄稿により、フォレスター(2019年式)での現行最強ドラレコであるVANTRUE「N4」+ドラレコ専用急速充電バッテリー「iCELL」の取り付け方法について説明します。

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2年保証のドラレコ駐車監視用バッテリー iCELL「B6A/B12A」
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ご自身でフォレスターに2カメラドライブレコーダーと外部バッテリーの取り付けをやってみようと検討されている方の参考になると思います。

—以下本文—

iCELLへの電源の取り方

まずはiCELLの電源の取り方について解説します。

商品が届きました。頑丈な箱の中に、さらに箱が入っていて、大切に送られてきている感じが伝わってきます。iCELLのボディもゴールド。金メダルですね。

重さも1.2kg。結構ずっしりしています

さて、作業に入ります。最初に行うのは、ヒューズ電源をとることです。Aピラー横の防水ゴムを外していきます。図のように簡単に外れます。

ここからの作業で大活躍するのは、「内張外し」です。もう、いくつも持っています。

傷がつかないように養生テープで周りを養生してから、このあたりへ内張外しを差し込みます。

あとは、指を突っ込めば取れます。「バキッ」て感じ。

赤丸部分をドライバーで外します。

ここの赤丸も外します。

外すとこんな感じ。右から2列目、下から3番目の黄色いヒューズを狙います。

icellには、ヒューズ電源がついているので、サイズの合うものをえらび、刺すだけです。ただ、15A以上の常時電源とのことなので、15A以上のもので、常に電気が来ているものをテスターで選びました。

すると、ココ!!バッグフォグ用の電源が常時電源で20Aもあったので、ここにしました。

向きも+側を合わせなければならないので、テスター必須です。マイナスアースは、丸のところにつなぎます。

iCELL 配線の引き込み

ヒューズ電源から、ハンドル下を通って、助手席下までラインをもっていくために、このようなイメージを持ちます。

私の場合、運転席下には、オーディオ用のパワーアンプがあるため、助手席下しか置けないのです。運転席下なら、もっと簡単なラインどりで良くなります。

次は、シフトノブ周りを開けます。まず最初に、センター下のゴムをこじってとります。

ちょっと角度が悪いけれど、ここも同様にこじって開けます。

つぎにシフトノブ周りを外します。シフトノブは、ここに内張外しを当てて下へ力を入れると針金のピンが見えます。

ピンを引っこ抜き、あとは、上に引っ張るとシフトノブがとれます。

あとは、この辺から内張はがしを突っ込めば、バキっと外れます。

外れたら、こんな感じなので、配線通し(黄色)を使って足元から引き込んでいきます。引き込めたら、今度は左から助手席側に出します。

センターコンソールから、助手席側へ電源ケーブルを引っ張る。これで、電源の確保はできたね。

これで、助手席シート下のiCELLにつないだら、電源が採れたと思ってました。「さあ、あとは、ドラレコと、iCELLをつなぐだけだ!」と・・・・。

outputのところに⑮のACC電源が・・・・。

ぎゃああああ。これは、結構面倒くさいかも・・・・。ちょっとだけ考えて、カーナビ裏のハーネスからACCをとることにしました。

矢印のところらへんに内張はがしを突っ込み、「エイっ」と気合で外します。

赤い四角の部分は、手前に思い切り引っこ抜けばとれます。矢印のところに内張はがしを突っ込むと取りやすいです。

そして、上二つの赤丸(私のは、オーディオ用マックガードになってます)、見えないですが、下にある赤丸(こちらはプラスドライバーで外れます)で回せば、オーディオが外せます。

中はこんな感じなので、ACC(アクセサリー電源)を見つけ、つなぎます。ACCって書いてあります。

ハンドル下ののれん分けハーネスを使ってもいいと思います。つなぐ際には、ギボシ端子と、それを加閉める電工ペンチが必要です。

電工ペンチです。これで、ケーブルとギボシを加閉めます。これを使いこなせないと、このiCELLを自力で導入することは不可能です。

こんな感じで加閉めて差し込みます。これで、iCELLへの入力はすべて終わりです。

N4のリアカメラの取り付けと配線引き込み

四角の位置にリアのドラレコを付けます。

フロントアイサイトのところを外します。黒いパーツの手前に内張はがしを突っ込みます。

外すと、こんな感じ。赤丸のところに六角ドライバーを突っ込み、外します。

こんな六角ドライバーがあると便利です。

赤線の様にフロントカメラとリアカメラをつなぐコードを引っ張ってふたを閉めます。

赤ラインのところにコードを隠します。押し込めば隠れます。

ドアパッキンのゴムを外します。

外したら、天井とのすき間にフロントから引っ張ってきたリアカメラ用のコードを収めていきます。

Bピラーとの間は、黄色の配線通しを使って引っ張ります。

リアハッチまで持ってきました。

ゴムの蛇腹は力ずくで外し、その後、配線押しで引っ張るのですが・・・そのまえに。

CRC55-1を吹く人もいますが、私は、油が垂れないこちらをつかいます。ドライファストルブをゴムの内側に吹きます。

赤丸のところからUSBケーブルが見えています。このまま引っこ抜き、上へ。

この部分は、ひっぱれば外れます。

穴から出して、リアカメラに差し込むだけで完成。


中から見るとこんな感じ。ガラスには、フィルムがはってあるので、プラスティック部分に付けました。前のドライブレコーダーも、そうしていたので、大丈夫でしょう。

外から見るとこんな感じ。リアカメラは、これでおしまいです。

N4本体の取り付けと配線引き込み

次は、いよいよ本体を取り付けますが、アダプターは吸盤タイプの左のではなくて、別売りで購入したGPSと書いてある方。

GPSは必要ないのですが、ステーが短いのと、両面テープの安定性をとりました。

N4本体からの電源ケーブルは、シガーソケットタイプです。

オプションのケーブルもありますが、そちらでも、大きな電圧調整用のBOXがついており、どちらもそこそこ場所をとるので、このシガーソケットをそのまま使います。

OPパーツにはこちらの直結ケーブルも存在しますが、今回はiCELLを使用する為、こちらは購入していません。

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電工ペンチを使って、シガーソケットの先端と、iCELL側からの「OUTPUT」端子にギボシを付けます。

シガーソケット側は、白いラインが入っている方がプラス、黒だけのラインがマイナスです。iCELL側は、黒いラインは-、黄色いラインがプラスなので、ギボシを使って接続します。

シガーソケットの「受け」につかうのは、エーモンのの4958です。

エアコンの穴から本体への電源ケーブルを通します。

スカッフプレートを引っ張ってはがします。

外すとこんな感じ。オレンジの線のイメージで電源ケーブルを引っ張っていきます。

ゴムパッキンを外して電源ケーブルをフロントガラス上部まで引っ張ります。

Aピラーのゴムパッキンを外し、ケーブルをオレンジのラインの様に引っ張っていきます。

フロントガラスと天井の間は上手に隠して、カメラまで引っ張ります。

完成っす!!

運転席側から見るとミラーに隠れます。電源供給しているので、画面がブラックアウトしないことがありますが、設定などで直せるのか調べてみます。

外から見ると、こんな感じ。なかなかかっこいい面していますね。


提供してくれたOmiさん、ありがとうございました。(でも、取り付けよりも、この記事を書く方が数倍疲れました)

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