N-ONEの前後2カメラドライブレコーダー取り付け方法を解説

こんにちは!Omiです。

今回はLaBoon!!の読者さんの寄稿により、N-ONE(2021年式/JG3)での現行最強ドラレコであるVANTRUE「N4」の取り付け方法について説明します。

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駐車監視の用途により、合わせて使用する駐車監視用のバッテリー、駐車監視用のスイッチコントローラー、電源確保やアースの取り方が異なりますが

・簡単接続
・車両バッテリに負担をかけず駐車監視
・自宅でも駐車監視
・フロント筐体をスッキリと配置

を主旨としています。

ご自身でN-ONEに2カメラドライブレコーダーの取り付けをやってみようと検討されている方の参考になると思います。

—以下本文—

テスト起動

初期不良確認とカメラ視野調整に備え、まずはテスト起動します。

電源とカメラケーブルを本体に接続し、シガープラグを車両ソケットに挿入します。

製品やSDカードの相性に問題がなければ、各カメラの映像が筐体に映し出される筈です。

電源確保の手順ついて

最初に電源を確保しておくと、動作確認やカメラ視野の調整で便利です。

オプションカプラやヒューズボックスから取り出す場合は、先に内装の取外しが必要です。

駐車監視の必要性の有無によって若干作業の手順が異なりますが、ここでは以下の4つの方法について順に解説します。

・車両USB端子からとる
・USB300から取る
・ヒューズボックスから電源を取る
・オプションカプラから電源を取る

なお、最も簡単な、付属のシガープラグを車両のシガーソケットに挿し込む、またはこのような分配器使うケースについては説明を割愛します。

この接続方法では駐車監視は出来ませんが、駐車監視が不要の場合にはこのようなシガーソケットからの取り出しが作業も簡単ですし、初心者の方にもお勧めです。

車両USB端子から

USBケーブルで稼働できる機種は、車両の端子に接続するのがシンプルと思います。

その際にはこのような汎用品のUSBケーブルが必要になります。(製品によっては動作が不安定になる事もあるのでその点はご留意下さい。LaBoon!!としては個別のケーブル適合の可否については関知しません。

左側のUSB端子は純正ナビ用なので、中央か右側に刺します。この場合には電源はエンジン(ACC)のON/OFFに連動しますので駐車監視は出来ません。

すぐ下にモバイルバッテリーを入れられるポケットがあるので、それに差し替えれば駐車監視も可能です。ただ、差替えが面倒ですね^_^

※駐車監視にモバイルバッテリーを使用する場合には、車両火災に至らないように対策される事をおすすめします。

ドライブレコーダーをモバイルバッテリーで動かす方法のまとめ
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電源をUPS300から取る

シガープラグから電源をとり、エンジン連動で駐車監視できるUPS300は手軽です。

多連シガーソケット同様なので、配線作業が苦手の方も簡単に設置できると思います。

駐車監視をしない場合は本体スイッチをオフにするので、手が届く位置に設置します。

UPS300/400/500は最大出力が12V/1Aまでとなっており、「N4」は個体によって起動時に1Aを超える電流を要求する事があるようですので、購入を検討される方はメーカーに適合を確認して下さい。

実機レビュー 「UPS300」の評価!
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モバイルバッテリーの発火が心配な方も、その可能性が少ないリチウム酸イオンなら安心と思います。

iCELL等は安全性のみならず充電が速いので、短距離走行でも録画時間が長いです。

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※駐車監視を自宅だけ毎回切りたい場合は、GPSで自動オフしてくれるiZONEが便利です。

駐車監視の面倒な操作から開放されるLaBoon!!企画の「iZONE」
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電源をヒューズボックスから取る

室内ヒューズボックスは運転席足元右上にあり、フロアから見上げれば目視出来ますが、ダッシュボード足元のパネルを外した方がアクセスしやすいです。

「N4」で駐車監視を行う場合にはこちらの専用降圧ケーブルを使用して、付属のヒューズ電源取り出しケーブルを既設のルームランプ等の常時電源ヒューズと差し替える方法が指定されています。

ドライブレコーダーの駐車監視用3芯直結ケーブルの接続方法のまとめ
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ただし、N-ONEのインテリアライト用ヒューズは室内ヒューズボックスにはありませんでした。(リレーボックスAの12番にある)

また、その他のヒューズにも、車両のECUなどに影響を及ぼさないと確信を持てる常時電源ヒューズがありませんでした。

それぞれのヒューズに流れている電流が車両のどこに流れているものなのかは、回路図を見なければ正確には分かりません。(ホンダ車の場合には回路図を見ても分からない事もある)
テスターだけで常時電源位置を判断すると、ECU等のトラブル要因になり得えます。昨今の他車種(CAN)は、ブレーキトラブルでエアコンが止まった事象すらあります。

このような事情から、N-ONEで駐車監視用の常時電源を確保する場合には、次に説明するオプションカプラからの分岐をお勧めします。

電源をオプションカプラから取る

オプションカプラとは、適合するハーネスキットなどを挿し込む事で常時電源、アクセサリー電源、イグニッション電源、イルミネーション電源などを分岐させる事が出来るポートです。

駐車監視をする場合には、このキットの1.バックアップ・バッテリー電源(常時通電)と、以下N4の降圧ケーブルの赤のプラス線を接続します。

車両側についてはオプションカプラを室内ヒューズボックス右上の空き部分に刺します。

オプションカプラの電流は31番(下から2列目の左から2個目)のヒューズスロットで制御されていますので、ヒューズを31番に刺します。

31番に刺すヒューズの容量は、使用する機器に流れる電流の大きさを考慮して選びます。

※N4降圧ケーブルには5Aのヒューズが付属していますので、N4単独使用であればそちらの流用も可能です。

N4以外にも複数の機器を繋ぐ場合には、15A程度のヒューズを使用し、個別の機器の手前にはヒューズホルダなどを入れると良いでしょう。

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また、単独で15Aを超えるような機器を繋ぐ場合には、ヒューズボックス上流の線径が解らないので、単独で引いてヒューズを設けるべきと思います。

※駐車監視を自宅だけ毎回切りたい場合は、GPSで自動オフしてくれるiZONEが便利です。

駐車監視の面倒な操作から開放されるLaBoon!!企画の「iZONE」
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アースを取る

シガーソケット以外から電源をとる場合は、車体からアースをとる必要があります。

2A程度の機器単独なら、ヒューズボックス上部のボルトで構わないと思いますが、ボディ(バッテリのマイナス)から遠い金属部分はアース不良の原因になりえます。(接合部や接触面が減るので小電流は流れても、大電流では不具合)

ヒューズボックス裏のアースポイントはアクセスが大変ですが、iCELLなどの高電流が流れる機器は、こちらからアースをとります。

フロント筐体の設置

配線取り回しの基準点として、まずはフロント筐体位置を検討します。

付属の吸盤マウント(画像右)は、ロック機構の為にルーフ側に寄せられませんが、別売りGPSマウント(画像左)は寄せられるうえ吸盤の落下の心配がありません。

ワイパ拭き取り範囲やカメラの視野、サンシェード等を考慮しますが、ミラー根元にカバーと黒セラドットがあるので、取付位置は限られます。

ミラーの下に液晶が出るようにすると、車検に通るかグレーゾーンだと思います。

ルーフギリギリに寄せると、筐体とミラーの下端が面になりました。

黒セラドットにGPS基部が重なりますが、衛星受信に問題は無さそうです。

カバーやETCセンサに画像がケラレていないか、映像を見ながら位置決めします。

灰色の純正両面テープは車外から目立つ為、黒のブチル系両面テープに張り替えました。

黒セラドットの上なので目立ちませんが、ガラス面に先に貼ると気泡を無くし易いです。

ダッシュボード右サイド内装の取外し

ダッシュボード近辺の通線の為、まずは右サイドのカバーを外します。

素手で簡単に外れますが、指をかける位置は画像のクリップ位置を参考に。

Aピラー内装の引き出し

まずはAピラー内装に被っているウェザーストリップを、摘まんで引き出します。

次にAピラー内装の上端をルームミラー側に素手で引き、隙間を作ります。

サイドエアバックの為、上端の赤クリップ部が伸びるようになっています。

画像は助手席側(ETC作業)ですが、リアゲートグロメットのある運転席側に通線した方がスマートと思います。

Aピラー内装の取外し

浮かせた上端を両手で上に引き抜くと、赤いクリップをボディに残して内装が外れます。

ルーフ衝突が怖ければ、赤クリップの嵌めあいを隙間から棒で押すのも一考と思います。

文言では難解ですが、画像のクリップの組み方でイメージしてみてください。

外したら直ぐ画像を撮り、解らなくなったら反対側を外して確認すると失敗が少ないです。

リアカメラケーブルのAピラー引きまわし

ケーブル長が不足すると作業が止まりますので、フロント筐体にカメラケーブルを刺し、実際に通線してみます(内装を外さない確認時と必要長が変わる事があるので)。

ウインド上端の内装は適度な隙間があるので、隙間に押し込むだけでキレイに納まります。

Aピラー部は、サイドエアバックを妨げない様、その下(ボディ側)をくぐらせます。

画像ではクリップ角穴付近にケーブルが写っていますが、上方に寄せてリアにまわします。

リアカメラケーブルのサイド引きまわし

フロア側を通す方法もありますが、個人的にルーフ側が好みです。

配線ルートに金属凸部があると配線損傷が心配ですが、この車種は大丈夫と思います。

サイドエアバック展開を妨げないよう注意し、ケーブルをボディとの隙間に押し込みます。

リアカメラケーブルのBピラー引きまわし

Bピラーのルーフ側は、そのまま通線出来そうに思いましたが、通せませんでした。(針金でサイドエアバックを突いてしまうのも怖いので…)

内装は素手で簡単に浮くのですが、ルーフライニングにシワが寄ってしまいました(;O;)

シートベルトのボルトを外し、

ルーフライニングを押さえながらBピラー内装の上端を抜くと良いのかもしれません。

ルーフライニングのシワが心配な方は、内装を下から全て外した方が無難と思います。

リアカメラケーブルのCピラー引きまわし

Cピラーのドア側上部は、クリップを外すように引き出すと

ルーフライニングにシワが寄ってしましました(;O;)

Cピラー内装前端上部のクリップが、ルーフライニングに嵌っているせいですね。

リアゲート側上部はルーフライニングと接合が無いので、こちらのクリップを外します。

リアゲートへのグロメット開口部は、Cピラーが袋状でドア側から通線出来ません。

そこでまずはドア側からテールランプ付近へ、針金を使ってケーブルを通線します。

次にグロメット開口部(リアゲート)からテールランプ開口部に向かって針金を通し、カメラケーブルを留めて上部に引き上げます。

針金はコネクタ部に軽く巻き付け(抜け止め)、周りに傷を付けぬようテープを巻きます。

強く引くと隙間に食い込むので、程々の力で引き上げ、抵抗を感じる場合はシリコンスプレーで滑りを良くします。

リアカメラケーブルのリアゲート引きまわし

グロメットへの通線は、蛇腹が短くなるよう押し潰しつつ、配線が片側に寄るよう力をかけた状態で、隙間に針金(ケーブル)を通します。

シリコンオイルをケーブルに少量スプレーすると、通しやすいです。

カメラケーブルを取出す為、ハイマウントストップランプを外します。

左右の凸部を傷がつかない様に押す(樹脂の内装外し等)とカバーが外れ、コネクタとボルト2本を抜き、手前に引くと(弱い嵌め込み)外れます。

針金はグロメット側からハイマウント側に通し、ラジペンで引き出すと楽でした。

リアカメラケーブルの余長とバック信号線

リアカメラケーブルは6mですが、N-ONEの場合は床まわしでも足りそうです。

余長はループにならぬよう(ノイズ対策)、解り易い位置に隠しておくと撤去時に楽です。

本機はバック信号線がありませんが、ケーブルのカメラ側に信号線があるタイプは、テールランプメンテリッド付近に信号線をまわします。

リアカメラの設置

ワイパ拭き取り範囲や熱線、防眩やケーブル取り回しを考慮し、カメラ位置を決定します。

ハイマウントストップランプの下に貼り付けると、熱線から視野を避けられました。

カメラ&ケーブルのコネクタは、ハイマウントカバーを外すだけでアクセス出来ます。

振動で異音が出ないように、コネクタを配置します。

電源ケーブルのAピラー引きまわし

ヒューズボックスがある運転席側に、ドラレコ電源ケーブルを通します。

ETC等を助手席側に引きまわすと、通線やノイズ対策(アンテナ線離隔)が楽です。

ダッシュボード裏(鋭利な金属部)で被覆損傷を防ぐ為、スパイラルチューブを巻きます。

電源ケーブルのダッシュボード引きまわし

ダッシュボード足元パネルは素手で簡単に外れますが(ネジ無し)、カプラーを5個外すのが少々手間です。

外した方が丁寧な作業出来ますが、センターコンソールを養生した方が無難と思います。

駐車監視用バッテリの設置

駐車監視用バッテリは配線とスイッチ操作を考え、運転席左下に配置しました。

サイドシル内装の取外し

電源ケーブルの駐車監視用バッテリ接続の為、運転席左下までカーペットの下を通します。

車体のソケットも運転席左下なので、駐車監視をしないケースも同様です。

サイドシル内装は素手で簡単に外れますが、指をかける位置は画像クリップ位置を参考に。

次にドア前部足元のパネルを、車両内側に素手で引き抜きます。

下側のクリップは車両に残るので、忘れないうちに内装側に付け替えておきます。

センターコンソール内装の取外し

センターコンソールのクリップは5個所で、上部に引き上げて外します。

シガーソケットは車体側に残り、カップホルダの下にはそれなりのスペースがあります。

操作不要の機器を隠したり、追加のシガーソケットを埋め込んでも面白そうです♪

電源ケーブルのフロア引きまわし

カーペットと発泡スチロールの間は手が入るのですが、針金を使った方が通線は楽でした。

シートレール前端付近からケーブルを取出しますが、スパイラルチューブで保護します。

ルームミラー内装の取外し

フロント筐体がミラー右側の場合は外す必要はありませんが、画像のようなクリップ位置なので、素手で簡単に外せます。

HondaSENSINGカバーの取外し

フロント筐体がミラー右側の場合は外す必要はありません。出来れば外したくない(^^;

クリップと爪は画像のように4個所なのですが、コツが解らないと外すのに苦労します。

内装外しは爪やクリップ位置がキモなので、外れたら画像を撮っておくと後々楽です^_^

まとめ

2芯ドラレコであればシガーソケットから給電すれば、電源配線は楽な車種と思います。

動作確認済のUSBケーブルを電源ケーブルと置き換えれば、純正USBソケットに刺すだけでも動きます。

反面、A・B・Cピラーへのカメラケーブル通線は試行錯誤となりましたが、コツさえ事前に解れば数十分で通線出来ると思います。

ETCと作業内容が似ていますので、同時に作業すると工賃を浮かせられると思います。

ただ、安易にヒューズボックスを弄るとトラブル要因になりますし、サイドエアバックへの配慮も必要です。

倫理的な自覚さえ持てば作業自体は難しくないので、、楽しいDIYになると思います♪

今回使用した、または紹介したガジェットのまとめ

最後に今回使用した部材や、紹介したガジェット類をまとめておきます。

ブチル系両面テープを用意しておくと、車外からの美観や仮止めに便利です。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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管理人Omi

LaBoon!!の管理人です。2015年に趣味が高じてLaBoon!!の運営をはじめました。変態・奇人・変人扱いされるのはむしろ名誉な事だと考えています。(昔から)

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