※2019年1月17日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

ドライブレコーダーの電源コネクタは、ここ数年で規格の統一化が進んだように見えた一方で新しい規格のコネクタを採用したモデルも出てきています。

一般的にはminiUSBタイプなのですけれども…、国内人気No.1メーカーのコムテックはUSBタイプじゃなかったりします。

ドライブレコーダーの寿命は2~3年かと思いますので、今まで使っていたドライブレコーダーが壊れたなどの理由で、新しいものに入れ替えを検討している際に気になるのが、前に使用していたドライブレコーダーの電源ケーブルがそのまま使用出来るかどうか?と言った点ではないかと思います。

この記事では、各メーカーは採用しているドライブレコーダーの電源コネクタの規格と、それぞれの互換性について解説します。

ドライブレコーダーの電源コネクタは4種類

ドライブレコーダーには通常の場合、車のシガーソケットから電源を取る為のシガーケーブルが付属しています。

2019年1月現在では、ドライブレコーダーとケーブルを接続する電源コネクタのタイプは概ね以下の4通りとなっています。

  • 12V出入力のDCジャックタイプ
  • 12V出入力の3PINカプラータイプ
  • 12V入力5V出力のminiUSBタイプ
  • 12V入力5V出力のmicroUSBタイプ

DCジャックタイプ

数年前まではドライブレコーダーの電源ケーブルはこの12V出入力のDCジャックタイプのものが主流でした。

もともと車のバッテリー出力は12Vである為、ドライブレコーダー自体も12Vで動作するものに関してはこのDCジャックタイプのコネクタが使用されています。

メーカー側のメリットはケーブルの経路に変圧器を組み込む必要がなく、シンプルな構造で入力電流をそのままドライブレコーダーに流す事が出来る点であろうかと思います。

また、構造がシンプルである事から故障や不具合も少なくなるであろう事も考えられます。

ユーザー側から見たデメリットはモデルによって外径・内径のサイズが異なる為、他の機器との互換性がなく専用品となってしまう為使いまわしが効きにくい点が挙げられます。

ドライブレコーダーの発祥の地である韓国メーカーの製品は、ほぼ全てがこのDCジャックタイプとなり、韓国系の技術がベースとなる「コムテック」「セルスター」の多くのモデル、「スマートレコ」などもこのタイプで、もちろん韓国メーカーの「THINKWARE」「COWON」「FineVu」にも採用されています。

※中には互換性があるものも存在しますが、挿してみないと分からない

3PINカプラータイプ

3PINカプラータイプは、DCプラグと同様に12Vの電圧をそのままドラレコ側に入力します。

2019年1月時点では限られたモデルでしか採用されておらず、該当機種はケンウッド「DRV-830」、コムテック「HDR-751G」「HDR852G」「HDR360G」程度となっていますが、おそらく今後は増えそうな気配です。

miniUSBタイプ

USB規格は5V、車のバッテリーの電圧は12Vと電圧が異なりますが、miniUSB規格が現在のドライブレコーダーの電源コネクタでは主流となっており、シガープラグ部分に12Vを5Vに変圧するチップが組み込まれています。(ドラレコは5Vで動きます)

miniUSBは以前からデジタル家電などに使用されている規格で、一般的には5Vの出力に統一されています。

※ごくまれにメーカー固有の規格で12V出力のminiUSBコネクタもあったりするようです。

メーカー側のメリットはパーツの流通量や生産規模が大きい為、生産コストを抑える事が出来る点が挙げられます。

また、内部は最大5ピンまでの配列を生かす事が出来る為、場合によってはminiUSBコネクタを利用して電源だけではなくデータの通信を行うモデルも存在します。

ユーザー側から見ても、このタイプのドライブレコーダーの市場の流通量が多い為、前に使っていたモデルのケーブルをそのまま使う事が可能になるケースが多くなります。

また、市販のminiUSBケーブルを使用して、USBシガーチャージャーやモバイルバッテリーからの給電も容易であると言うメリットも存在します。

■ モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー

miniUSB電源を採用しているのは、以下の通りです。

 

microUSBタイプ

microUSB規格はAndroid端末やモバイルバッテリーの充電規格として主流となっていますが、一部のドライブレコーダーでは電源コネクタにmicroUSB規格が採用されています。

メリットはminiUSBと同様で、モバイルバッテリーでの駆動も基本的には可能です。

アクションカメラなどでもmicroUSB規格の物が多く、中国メーカーのドライブレコーダーの半分くらいはmicroUSBを採用している印象です。

中国メーカーのドラレコにはminiUSB、microUSB以外の規格はほぼないと思って良いでしょう。

USB電源入力のドライブレコーダーのまとめ

以上、ドライブレコーダーの電源の規格とその特徴について紹介しました。

純正のケーブルを使用する方が安心ではありますが、車内の配線の取り回しやシガーソケットはスマホの充電などに使用する事を考えると、USBシガーチャージャーなどを使用してドラレコを駆動させたいと考える方もいるかと思います。

最近のドライブレコーダーには付属の電源ケーブルが両側USBになっており、2ポートのシガーチャージャーが付属してくるモデルもあります。

ANKER WiFi対応ドライブレコーダー「ROAV C1」のレビュー、評価

また、他の車載機器の電源数に合わせてシガーチャージャーを選ぶのもアリだと思いますので、気になる方は以下の記事もどうぞ。

シガーソケットUSB おすすめ48+14選

なお、USB規格を採用しているドライブレコーダーでも、2カメラタイプなどで出力が大きいモデルの場合、純正のシガーソケット以外で給電を行うと電力不足で不具合が出るケースもあります。

また、ユピテルのドライブレコーダーについては、電圧の変動に弱い為、純正のケーブル以外を使用した給電方法だと再起動を繰り返す事があります。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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