※2020年6月9日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダーの電源コネクタは、ここ数年で規格の統一化が進んだように見えた一方で、最近はいくつかの新しい規格のコネクタを採用した製品も出てきています。

一時的には汎用性が高いminiUSBタイプに集約が進んだように見えたのですけれども…、国内人気No.1メーカーのコムテックの新規格はUSBタイプではないですし、2019年後半からUSB Type C規格の製品も登場しています。

ドライブレコーダーの寿命は2~3年かと思いますので、今まで使っていたドライブレコーダーが壊れたなどの理由で、新しいものに入れ替えを検討している際に気になるのが、前に使用していたドライブレコーダーの電源ケーブルがそのまま使用出来るかどうか?と言った点ではないかと思います。

この記事では、各メーカーは採用しているドライブレコーダーの電源コネクタの規格と、それぞれの互換性について解説します。

ドライブレコーダーの電源端子の規格は5種類

通常の場合、ドライブレコーダーには車のシガーソケットから電源を取る為のシガーケーブルが付属しています。

2020年5月現在では、ドライブレコーダーとケーブルを接続する電源コネクタのタイプは概ね以下の5通りとなっています。

①12V出力のDCプラグ

②12V出力の3PINカプラー

③5V出力のminiUSB

④5V出力のUSB Type C

⑤5V出力のmicroUSB

駆動電力が12V、5Vの2種類ありますがこれはそれぞれのドラレコの起源によります。(車のバッテリーは12V)

韓国のドライブレコーダーは現地では「Blackbox」と呼ばれ、もともと車載での使用を前提として開発されたものである為、こちらが起源になっているドライブレコーダーは12V駆動です。

一方で欧米・台湾・中国などで生産されているものは「DashCam」と呼ばれており、こちらはアクションカメラの車載版と言った位置付けで汎用性の高い5V USB規格を採用しています。

日本のメーカーではコムテック・セルスターが全機種とケンウッドの一部が12V駆動、ユピテルの全機種とケンウッドの大部分の機種が5V駆動となっています。

コムテック・セルスターは韓国系の技術、ユピテルは台湾・中国系、ケンウッドは後から市場に入って来ているので中国系+色々と言ったところです。

DCプラグ

数年前まではドライブレコーダーの電源ケーブルはこの12V出入力のDCプラグタイプのものが主流でした。

もともと車のバッテリー出力は12Vである為、ドライブレコーダー自体も12Vで動作するものに関してはこのDCプラグタイプのコネクタが使用されています。

メーカー側のメリットはケーブルの経路に変圧器を組み込む必要がなく、シンプルな構造で入力電流をそのままドライブレコーダーに流す事が出来る点であろうかと思います。

また、構造がシンプルである事から故障や不具合も少なくなるであろう事も考えられます。

ユーザー側から見たデメリットはモデルによって外径・内径のサイズが異なる為、他の機器との互換性がなく専用品となってしまう為、使いまわしが効きにくい点が挙げられます。

ドライブレコーダーの発祥の地である韓国メーカーの製品は、ほぼ全てがこのDCプラグタイプとなり、韓国系の技術がベースとなる「コムテック」「セルスター」の多くのモデル、「スマートレコ」などもこのタイプで、もちろん韓国メーカーの「THINKWARE」「COWON」「FineVu」にも採用されています。

※中には互換性があるものも存在しますが、挿してみないと分からない

3PINカプラー

3PINカプラータイプは、DCプラグと同様に12Vの電圧をそのままドラレコ側に入力します。

2018年以降に発売されたコムテックのモデルはほとんどがこの規格となります。

miniUSB

miniUSB規格が現在のドライブレコーダーの電源コネクタでは主流です。

USB規格は5Vですので12Vの車の電圧とは異なりますが、シガープラグ部分に12Vを5Vに変圧する降圧モジュールが組み込まれており、ドラレコは5Vで駆動しています。

miniUSBは以前からデジタル家電などに使用されている汎用性の高い規格で、一般的には5Vの出力に統一されています。

※ごくまれにメーカー固有の規格で12V出力のminiUSBコネクタもあったりするようです。

メーカー側のメリットはパーツの流通量や生産規模が大きい為、生産コストを抑える事が出来る点が挙げられます。

また、内部は最大5ピンまでの配列を生かす事が出来る為、場合によってはminiUSBコネクタを利用して電源だけではなくデータの通信を行うモデルも存在します。

ユーザー側から見ても、このタイプのドライブレコーダーの市場の流通量が多い為、前に使っていたモデルのケーブルをそのまま使う事が可能になるケースが多くなります。

市販のminiUSBケーブルを使用して、USBシガーチャージャーやモバイルバッテリーからの給電も容易であると言うメリットも存在します。

■ モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー

miniUSB電源を採用しているのは、以下の通りです。

非常に汎用性の高いminiUSBですが、コネクタ部分にストレート・L字の2種類があり、L字の場合には向きの違いでドライブレコーダーとの組み合わせによってはケーブルが下に飛び出るケースもあります。

また、miniUSBを採用している製品でもユピテルのドライブレコーダーは電圧の微妙な変化に弱い為、純正指定のケーブル以外では不具合が出る事があります。

microUSB

microUSB規格はandroid端末やモバイルバッテリーの充電規格として主流となっていますが、一部のドライブレコーダーでは電源コネクタにmicroUSB規格が採用されています。

メリットはminiUSBと同様で、モバイルバッテリーでの駆動も基本的には可能です。

アクションカメラなどでもmicroUSB規格の物が多く、中国メーカーのドライブレコーダーの半分くらいはmicroUSBを採用している印象です。

中国メーカーのドラレコにはType C、miniUSB、microUSB以外の規格はほぼないと思って良いでしょう。

USB Type C

2019年後半から徐々に目にする機会が増えているのがUSB Type C規格の電源端子です。

端子部分に上下の向きが存在しないのでminiUSB、microUSBよりも汎用性が高く、5V駆動の中国メーカーの製品は今後この規格に切り替わっていくものと予測されます。

2020年5月現在では、AUTO VOX「V5」VANTRUE「N4」などに採用されています。

まとめ

以上、ドライブレコーダーの電源の規格とその特徴について紹介しました。

純正のケーブルを使用する方が安心ではありますが、車内の配線の取り回しやシガーソケットはスマホの充電などに使用する事を考えると、USBシガーチャージャーなどを使用してドラレコを駆動させたいと考える方もいるかと思います。

最近のドライブレコーダーには付属の電源ケーブルが両側USBになっており、2ポートのシガーチャージャーが付属してくるモデルもあります。

ANKER WiFi対応ドライブレコーダー「ROAV C1」のレビュー、評価

また、他の車載機器の電源数に合わせてシガーチャージャーを選ぶのもアリだと思いますので、気になる方は以下の記事もどうぞ。

シガーソケットUSB おすすめ48+14選

なお、USB規格を採用しているドライブレコーダーでも、2カメラタイプなどで出力が大きいモデルの場合、純正のシガーソケット以外で給電を行うと電力不足で不具合が出るケースもあります。

また、ユピテルのドライブレコーダーについては、電圧の変動に弱い為、純正のケーブル以外を使用した給電方法だと再起動を繰り返す事がありますので注意が必要な事もあります。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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