こんにちは!Omiです。

パイオニアから先日ご紹介した「ポン付けタブレット式ディスプレイオーディオ」と合わせて、同社のディスプレイオーディオに9型フローティングディスプレイモデルが追加されています。(6月発売予定)

パイオニアのスマホ連動型のディスプレイオーディオは2013年頃から継続して販売されていますが、今回発売される「DMH-SF700」「DMH-SZ700」は潔くCD、DVDドライブを切り捨ててラジオ・USB・HDMI以外のオーディオソースを完全にスマホ依存としている点が2019年までのモデルとは異なります。

旧モデルと同様にCarPlay、Android Autoに加えてAlexaにも対応しており、ナビ機能・AV機能ともにほぼ完全にスマホ依存…と言うよりも、無駄な部分を省いた上でスマホの機能を車載向けにどこまで引き出す事が出来るか?と言うただ1点を追求した製品のように思えます。

「DMH-SF700」「DMH-SZ700」の特徴

「DMH-SF700」「DMH-SZ700」の特徴を解説する前にこれらが属する「ディスプレイオーディオ」と言うカテゴリーについて少し触れておきます。

広義の「ディスプレイオーディオ」は液晶画面を搭載した車載オーディオですが、ポストカーナビの一翼として注目されている狭義の「ディスプレイオーディオ」と言うカテゴリーは、Android OSを搭載するであるとか、CarPlay、Android Autoに対応する事によりカーナビ機能をアプリで補完する事を前提とした製品群です。

分かり易く言うと従来型のカーナビから各社のカーナビ機能を省いた構成ですが、その中には地デジチューナーやCD/DVDドライブを残した製品もあります。

今回発表されている「DMH-SF700」「DMH-SZ700」は、地デジ・CD/DVDドライブと言ったスマホ以外のオーディオ機能を思い切ってバッサリ切り捨てた点が新しく、潔い「ディスプレイオーディオ」と言えるでしょう。

なお、フローティング9型100万画素液晶の「DMH-SF700」が1DIN、6.8型40万画素液晶の「DMH-SZ700」は2DINサイズとなっているようです。

CarPlay、Android Auto、Alexaに対応

「DMH-SF700」「DMH-SZ700」の直近の旧系統モデルは「FH-8500DVS」となりますが、新モデルではスマホの一部をアプリを使用出来るCarPlay、Android Autoの他にも新たにAlexaに対応する事で音声によるコントロール幅が広がっています。

※Alexaでどこまでの操作が可能なのかは調査中(新たに「カロッツェリア スキル」が開発されているようなので、「Pioneer Smart Sync」を使用する1DINタイプのオーディオに搭載されているAlexa機能とは、また違ったものである可能性あり)

専用アプリ「CarAVAssist」でYouTubeの再生が可能

CarPlay、Android Autoでは走行中の安全面を考慮して動画系のアプリは原則として使えませんが、「DMH-SF700」「DMH-SZ700」では専用アプリを介してブラウザからYouTubeの再生が可能とされています。

※他の動画系のサイトの挙動は不明

ハイレゾ音源の高レート再生に対応

先代の「FH-8500DVS」では、192kHz/24bitのFLAC形式のハイレゾファイルをUSBソースからのみCD規格並みの「44.1kHz/16bit」のクオリティで再生する事が可能でしたが、「DMH-SF700」「DMH-SZ700」では同じくUSB経由では「96kHz/24bit」のハイレートで再生が可能となっています。

因みにケンウッドの彩速ナビ、パナソニックの美優ナビなどは「192kHz/24bit」での再生をサポートしていますが、ここまで来ると人間の耳での聴き分けは困難と言われています。

因みに各社のカーナビのハイレゾへの対応状況はこちらの通りです。

 PioneerPanasonicKENWOODALPINEClarionDIATONE
DSDLPCM変換
96hHz
24bit
-PCM変換
?kHz
?bit
---
WAV96kHz
24bit
192kHz
24bit
192kHz
24bit
96kHz
24bit
192kHz
24bit
44.1kHz
24bit
FLAC96kHz
24bit
192kHz
24bit
192kHz
24bit
96kHz
24bit
192kHz
24bit
44.1kHz
24bit
ALAC96kHz
24bit
--96kHz
24bit
--
AIFF---96kHz
24bit
--
LDAC(BT)--990kbps---

ハイレゾ再生が出来るカーナビのまとめ

また、「FH-8500DVS」では非対応だったBluetooth経由でのハイレゾ再生も、一般的なSBC形式よりも容量の大きいLDAC形式のコーデックに対応しています。

Bluetoothによる音質の劣化をあなたは体感出来ますか?

HDMI、USBからの動画再生能力

「DMH-SF700」「DMH-SZ700」はHDMI INポートを搭載し、HDMIポートからは「1280×720」、USBポートからは「1920×1080」の動画の再生が可能です。

対応ファイルはこちらの通りですのでUSBカードリーダーなどを使用すればほ、とんどのドラレコの動画の再生も出来そうです。

まとめ

以上、パイオニア 2020年モデルディスプレイオーディオ「DMH-SF700」「DMH-SZ700」について特徴を解説しました。

似たような製品としてはアルパインの「BIG DA」が挙げられますが、機能的にはほとんど「DMH-SF700」と同様のようです。

ただし、HDMI入力ポートは非搭載の上、ブラウザによるYouTubeの再生はサポートされていないようなので、「DMH-SF700」の方がより多機能と言えます。

個人的には「DMH-SF700」の方に非常に興味があるのですが、付ける車がない…つまり必要とはしてません(笑)

ランエボ号に付いている彩速ナビを外して…と言う手もありますが、生憎この車はレーダー探知機のテスト車両と化していて9型を付けるとテストに支障が出そうな感じです。

う~ん、悩みますね(笑)

※5月下旬に価格が出てますが、10万円弱です(笑)高いですね!

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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