こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
最近はスマホや各種テクノロジーの進化によって、カーライフが便利で快適になって来たなと、思い込むようにしているのですが、ガジェット類の個々の機能は確実に進化しているものの、それらを組み合わせると何故か不便に…なんて事も多々あります。
そこで今回は現在私が直面している、最新機能のガジェット類の組合せの問題についてご報告します。
最近のトレンドは、CarPlay、Android Autoのワイヤレス化
5GHz帯の電波を使用するワイヤレスCarPlay・Android Autoは、日本では電波法の絡みで普及が遅れていましたが、車内での一部の5GHz帯の電波使用の解禁に伴い、ワイヤレスCarPlay・Android Autoを使用しているユーザーが増えつつあるように感じます。
私も従前からパイオニアのワイヤレスCarPlay非対応の「DMH-SF700」をモバイルルーターを絡めて有線接続にて使用していましたが、最近ではATOTOなどのワイヤレス対応機でワイヤレス充電を行いつつ、モバイルルーターなしでワイヤレスCarPlayを使用してます。
私は諸事情からiPhone2台持ちで、発熱対策としてCarPlayとオービスガイドを使うスマホを使い分けており、何れも充電しながらの走行が必要です。
合わせてワイヤレス充電も導入
車に乗り降りする度に充電ケーブルを抜き差しするのも面倒なので、このように自動でロックするワイヤレス充電器を使用しているのですが…
エボとロードスターのこの車内のゴチャつき感は好きにはなれません…。
ワイヤレス構成は発熱でスマホの寿命が縮むかも
今回、モバイルルーター+有線CarPlayから、スマホ回線+ワイヤレスCarPlayに切り替えて分かったのは、この構成は発熱量が大きく充電も遅めで、使用中に少しずつスマホの充電量が減って行く事です。
※充電速度はワイヤレス充電器の仕様に依存するかも?
私の場合、夏場でも窓を全開にしてエアコンをつけない事が多いのですが、スマホの発熱量が思いの外大きく、日常的にこのような使い方をするとスマホの寿命を縮めるような気がしています。
ワイヤレス構成は複数のドライバーで使いまわすのには向いていない
有線接続の場合には、ケーブルを挿したスマホでCarPlay、Android Autoを動かす事になりますが、ワイヤレス接続の場合には、Bluetooth→WiFiと言った具合に通信が制御される関係で、事前にどのスマホでCarPlay、Android Autoを動かすのかを設定する必要があり、別のドライバーが使用する場合にはその都度設定を変更するのが面倒です。
現段階では手放しでおすすめ出来るものではない
このような事情から、ワイヤレス構成は手放しでおすすめ出来るものではなく、自分しか運転しない車で、ある程度のスマホへの負荷を許容できるケースのみでおすすめ出来る運用と言えそうですね。
コメント
初めまして!
スマホの負荷に関してはスマホホルダー等に乗せている方が蓄熱しやすいと考えております。エアコンの吹出口等に搭載される方が多いと思うのですが、長時間走行すると直射日光によって本体が蓄熱し、処理落ちすることが多いと思います…
android autoやCarplayだとその点どこにおいていてもOKなので、影になっている足元やセンターコンソール等に置けるので、結果的にはスマホの寿命を伸ばせるかなと…
ワイヤレスだと、機種によってはスマホがかなり熱を持つことがあるので、現時点では有線式の方が安心して使えますね。
ディスプレイ側の機種によって、使用する周波数帯が微妙に変わる事があるらしく、その影響もあるのかも知れません。