Google Mapは目的地の検索機能は優秀過ぎるが、案内がダメなのでカーナビメーカーに希望する事

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

この3ヶ月間くらいの期間にアクアでCarPlay、Android Autoを使ってみた感想から、日本のカーナビメーカー、特にこの分野で先行しているパイオニアにはこれをやって欲しい…という希望を書いた記事を先日アップしましたが、今回はふと思い付いた事があるので、日本のカーナビメーカー各社さんに無理難題を押しつけようと思います。(先方がこの記事を見るかどうかは知りません)

きっかけはiPhoneに来た、とある通知です。それは神のお告げでした。Google神という名の神です。

ウェブ業界をかじった事がある方ならGoogle神の影響力がどれほどのものをかをご存知かと思いますが、かく言う私もLaBoon!!のアクセスは主にGoogleの検索エンジンに頼っている部分が大きく、Google神に嫌われない様なサイト構造やコンテンツ作成を意識しています。

Google神に見放されてしまうと、いくら一生懸命作ったコンテンツでも誰にも見て貰う事が出来ずに存在しなかった事にされてしまいますので、WEB業界ではGoogle神は様々な企業・個人の生殺与奪の権限を持った神なのです。(アメリカやEUではこの神っぷりが国家や州などに危険視されて訴えられてますが…)

最近はWEBでの販促活動をしない企業の方が珍しいので、これはWEB業界に限った話ではないかも知れませんね。

Google Mapで行き先をリサーチしている層が増えている

iPhoneにはGoogle神からこのようなお告げがありました。

「汝が投稿したGoogle Mapのレビューが1000回閲覧された。これからも精進せよ!」

私はGoogle Mapのレビューについては閲覧はするものの、投稿する事は極まれで過去の累計投稿件数はたったの2件です(笑)

Google Map自体は何年も前から使っていますので、見るだけ見て情報提供はしないというタダ乗り状態が続いてきましたが、ここ1~2年位でGoogle Mapの施設レビューが急激に増えているなとの体感があり、私も8月に訪れたお蕎麦屋さんのレビューを何気なく書き込んでみました。

これが8~12月の5ヶ月間で1000回閲覧されたという話ですね。

だから何?と感じるかも知れないですが、お店側からの立場で考えた場合にはこのうち20%のユーザーが来店してくれて2,000円の食事をしてくれた場合には、40万円の売上になる訳です。

しかもGoogle Mapで飲食店のレビューを閲覧している方は、既にそのエリアに訪問する予定がある方です。

例えて言うなら、家電量販店にテレビを買いに札束を握りしめて来たお客さんに(今はキャッシュレスが主流ですが例えで)どの製品をおすすめしようか…という段階でこのレビューを見ている訳ですので、コンバージョン(成約)率は非常に高いものになり、広告効果は絶大です。

因みに…ですが、このお店はLaBoon!!のドライブコースを紹介する記事・動画でもご紹介しているのですが、滅茶苦茶時間を掛けて書いたこの記事の閲覧数は433回、動画の再生回数は1,748回程度で、ついでにチョチョイと投稿したGoogle Mapのレビューが1,000回というのはWEBサイト運営者としてはちょっと悲しいです。

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以前勤めていた職場のGoogle Map上のレビュー件数を見てみたところ、総レビューの半数以上は最近2年以内に投稿されたもので、これはGoogle Mapの影響力がググっと上がってきた事の証左です。

多くの人が旅行やドライブに際して、目的地の提案・選定・登録・共有機能に優れたGoogle Mapを使っており、今後もその人達の割合は増えて行くでしょう。

Google Mapの案内はポンコツだから、ダイレクトにカーナビソフトと連動させてくれい!

私はここ何年かはドライブのルートを組む時に、Google Mapで道路の走りやすさ、景観、立ち寄りポイントをリサーチしています。

Google Mapはお気に入りのポイントを登録し、端末間でこれを同期共有する事が出来ますのでPCやスマホでポイントと登録して、CarPlay、Android AutoのGoogle Mapで実際に案内させる…という使い方が非常に便利だと感じています。

■ CarPlayでのGoogle Mapの使い方とレビュー

■ Android AutoでのGoogle Mapの使い方とレビュー

…と、ここまではGoogle Mapは非常に優秀なのですが、問題は案内が雑過ぎて道を間違えたり、ここどうやって通るん?しかも既にここまで来たら他のルートで回り込むと20~30分も余分に掛かるんですけど…回り込んだら予定時刻に遅れちゃうし。

というような状況に追い込まれる事があります。

…なので、出来ればナビゲーション機能はカーナビメーカーのソフトを使いたい訳なのですが、CarPlay、Android Auto以外にカーナビソフトを積んでいても、行き先をカーナビソフトで検索するなどというのは面倒臭くてやってられません。

既にスマホで目的地・ルートを設定してカーナビに送信するような機能は「Navicon」で実装されています。

カーナビ連携アプリ NaviConの基本的な使い方
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ただし、「Navicon」はベースの地図としてGoogle Mapを採用しており、Google Map上から「Navicon」に登録ポイントを個別にエクスポートする事は出来るものの、これを端末ごとに同期させたり、PCのGoogle Mapからはポイントをエクスポートする事は出来ません。

Google Mapから「Navicon」にポイントを登録し直すのも面倒ですし、カーナビとの同期が上手く行かない事もあるので、もういっその事スマホのGoogle Mapとカーナビソフトをダイレクトに連動させて欲しいんですけど…。

これからは更にレビュー機能も充実して、行き先をGoogle Mapで調べたい方が増えて来るでしょう。でもGoogle Mapの案内はポンコツですし、「Navicon」経由も面倒臭いです。

もう何人もGoogle神には逆らえないので、それならなるべくGoogle教を布教する方向で行かないとビジネス的にはよろしくないだろうな、とも感じますし。

どうですか?カーナビメーカーさん、最近のGoogle Mapのユーザーレビュー件数の増え方を分析してみて下さい。このままではいずれGoogle神からの鉄槌が下りますよ(笑)

もし実装するなら、LaBoon!!ではその製品を全面的におすすめします!

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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