カーメイトと言えば2017年初頭に360°ドラレコの走りとも言える「DC3000」を発売していますが、どうやら12月に新モデルの「DC5000」が発売されるようです。

価格が滅茶苦茶に高いので一般向けではありませんが、「DC3000」と比較するとドラレコとしての完成度がかなり上がっているようですし、360°アクションカメラとしてのデザインもRICHOの「THETA V」に似た感じでまずまず使い勝手が良さそうですので、個人的にはドラレコとしてだけでなく、玩具としても欲しいかも知れない…と感じています。

第一印象は「これは結構良いんじゃないのかな~」と言ったところです。

「DC5000」の詳しいスペックについては以下の通りになります。

「DC5000」のスペックと特徴

d’Action 360S DC5000ユピテル Q-02c
18.12発売18.03発売
3840×1920/30fps
2880×1440+1920×1080/27.5fps
2560×1280/30fps
CMOS 2706万画素CMOS 680万画素
WDRHDR
LED信号対応LED信号対応
録画視野角 180°×180°+180°×180°録画視野角 180°×180°+180°×180°
microSD付属なし付属16GB(SD)
microSD最大128GB最大32GB(SD)
GPS内蔵GPS内蔵
WiFi-
駐車監視モード
常時録画(~30分)
衝撃録画(16時間/2週間)
走行時の録画を延長(常時録画+衝撃録画)
運用不明自動起動
専用ケーブル
DC201
専用ケーブル
OP-CB5R
タイマーユニット
OP-VMU01
マルチバッテリー
OP-MB4000
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

前方200万画素+全天球の「デュアルレック」

360°ドライブレコーダーは全天球モデルも含めて、イメージセンサーと出力解像度の関係で前後の車両のナンバーが読み取れないと言う問題点を抱えていましたが、「DC5000」は前方のみ200万画素(フルハイビジョン相当と、全天球の2つの動画を録画する「デュアルレック機能」と言うものを搭載しています。(特許出願中だそう)

おそらくデュアルレックモードだと、フロントは「1920×1080」全天球は「2880×1440」、全天球モードのみの場合には「3840×1920」になるかと思います。

説明書ではそれぞれのモードは以下のように記載されています。

①ドライブモード~フロント「1920×1080」+全天球「2880×1440」

②ドライブアクションモード~全天球のみ「3840×1920」

③アクションモード~全天球のみ「3840×1920」

④駐車監視モード~13.75fps/5.2fps(詳細不明)

 

※解像度は予測です。

説明書では分からない部分もあるのですが、おそらく…以下の仕様かと思います。

①ドライブモード~通常のドラレコとしての撮影の為、「1920×1080」+全天球「2880×1440」/27.5fps

②ドライブアクションモード~景色撮影に特化したモードで手動録画のみ、全天球のみ「3840×1920」/30fps

③アクションモード~別売のバッテリーパックを装着した状態で電源ボタンを長押し、全天球のみ「3840×1920」/30fps

④駐車監視モード~別売のケーブルユニットと接続した状態で、エンジンオフ後1分で作動(詳細不明)

 

■ 「DC5000」プロダクトページ

全天球であれば前方の信号と後方のリアガラスも全て撮影可能な筈ですし、前方に関してはフルハイビジョン相当の精細感が期待出来ますので、ある程度の距離であればナンバーの読み取りが可能かと思います。

再生ソフトウェアの処理で夜間も明るく

360°ドライブレコーダーのもう一つの弱点は、スタンダードドラレコに比べるとHDRなどの強い補正はハードウェアにかなり負担が掛かる為、白潰れに弱かったり、夜間が暗く映るという点が挙げられます。

この点については2018年3月に発売されたユピテルの全天球モデル「Q-02c」は再生ソフト側の処理で解決しており、「DC5000」についても同様の方法を採用しているようです。

※PCビュワーについては詳しく書いてないですが、スマホで出来てPCで出来なくする事は考えにくい。

景色も綺麗に撮影できるかも知れない

全天球で4K解像度はそれほど綺麗ではないですが、個人レベルで購入できる「THETA V」なども4K解像度ですし、これ以上の解像度のものは現状では再生機器などの制約も出てきますので、しばらくは4Kが妥協点になると思います。

以下の撮影動画を見る限りは景色も結構綺麗に撮影出来そうです。

駐車監視の仕様について

駐車監視モードには①常時録画モード、②前後録画モード、③後録画モードの3通りがあると記載されています。

■ 「DC5000」取扱説明書

上の図を見ると、②常時録画⇒③前後録画→④後録画が直列に並んでいるので、自動でモードが変更されるのか?と受け取れます。

各モードに関する最初の説明は

 

② 常時録画モード
駐車常時録画と駐車衝撃録画(前後)を行うモードです。
最大30分間動作します。

③ 前後録画モード
駐車衝撃録画(前後)のみを行うモードです。
最大16時間動作します。

④ 後録画モード
駐車衝撃録画(後)のみを行うモードです。
最大2週間動作します。

 

とありますが、解像度やフレームレートなどの記述が探せません。

「前後」と言う文言が時系列の前後を表すのか、方向の「前後」を表すのか分かりにくいですが、文脈を見る限り「時系列」の方だと思います。

従って…

 

①エンジンオフ→1分後に駐車常時録画と駐車衝撃録画(衝撃の前10秒、後30秒)の録画を30分行い

②上のモードが終わると常時録画は外して、衝撃前後の録画を行う待機状態を16時間維持します。

③さらに次は衝撃センサーのみ通電状態にさせ、衝撃の3秒後に録画を開始、30秒の録画を行う

④最大2週間で全ての電源が落ちる

 

 

となりそうです。

 

個人的には「スゲー良いシステムだ!」と感じますが、「説明書が分かりにくいぞコノヤロー!」と言いたいです。(笑)

要は①最初の30分は常時+衝撃録画、②次の16時間は本体メモリにデータ保存しながら、衝撃があった時だけ前10秒、後30秒のデータを切り取ってカードメディアに保存、③最後の2週間は衝撃3秒後から30秒間の録画、と言うことになり、コムテックやケンウッドの主力モデルの駐車監視の録画仕様を時系列で組み合わせたものとなりますね。

「DC5000」のまとめ

結論から言うと「DC5000」はかなり期待出来ます!

後方のナンバーは読み取れないでしょうが、フロントだけでも読み取り可能であれば、「DC5000」をフロント、リアには安価なコンパクトドラレコを設置する方法もありますし、リアに「DC5000」、フロントに好みのモデルを装着する選択肢もあります。

後方車両のナンバー読み取りなどを求めないのであれば、単体での運用でも充分ですし、これはかなりおすすめ出来そうなモデルかも知れません。

価格がアホみたいに高い事を除けば…。

まぁ、何れにしても4K全天球のアクションカメラは5万円くらいしますし、価格はこんなもんかなぁ…と感じなくもないです。

12月上旬に発売予定ですが、4K全天球のRICHOの「THETA V」については一年くらい前から気になっていたので、代わりに「DC5000」を買おうかな?と考えています。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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