こんにちは!Omiです。

GARMINと言えばGPSスポーツウォッチやアクションカメラ、ドライブレコーダーなどをグローバルに展開している大手メーカーです。

今回は同社の最新モデルWiFiとBluetoothのネットワークで最大4台までのカメラが追加できる、2カメラドライブレコーダー「GARMIN Dash Cam 46Z」と、単体使用が可能で「46Z」の追加カメラとしても使用できる「GARMIN Dash Cam Mini」について、GARMIN JAPANさんよりサンプル提供頂きましたので、レビュー報告を行います。

もくじ(クリック・タップで移動できます)

GARMINってどんなメーカー?

スポーツウォッチやアウトドアの趣味がある方なら知らない人はいないと思いますが、GARIMINはGPS技術では世界No.1のアメリカのメーカーで、その精度の高さから同社のGPSはアメリカの陸軍・海軍・空軍での採用実績があり、民生品の航空機や船舶のナビゲーションにも組み込まれています。

■ GARMINの歴史

1990
湾岸戦争で米陸軍が砂漠を進軍する際、ガーミンGPSを使用

1991
米陸海空軍が航空、測量調査、航海等にガーミンGPS100を使用

2004
日本初のGPS内蔵ランニングウォッチForeAthlete101を発売

2018.3
米Forbes誌が選ぶAmerica’s best corporate Citizens100「製品品質」で1位を獲得

2003~
アマチュアセーラーによる世界一周レース”Clipper Round the World Yacht Race”にチームスポンサーとして参戦

2017-2018
Volvo Ocean Race公式サプライヤーとしてアクションカメラVIRB360とUltraを提供

2018年~
日本プロサーフィン連盟(JPSA)オフィシャルタイムキーパー

2016
日本製プライベートジェット機に、アビオニクスシステムGarmin G3000が導入

2017.6
米海軍F/A18honet およびE/A-18G GrowlerのパイロットがGarmin fenix3ウォッチを装備

2018.2
米空軍ロッキードU-2偵察機にパイロットウォッチGarmin D2 Charlieが正式採用

日本でのドライブレコーダーの展開については2016年ごろからイエローハット専売という形で行われていましたが、最近は一般向けの通販などにも力を入れ始めているようです。

「46Z」と普通の2カメラドラレコの違い

「46Z」は通常の2カメラドラレコとは異なり、フロントカメラ・リアカメラの物理的な接点はありません。

つまり、フロントカメラとリアカメラは完全に個別のモデルの2台セットと言う事になりますが、フロントカメラはWiFi対応の2.0型の液晶、リアカメラはWiFi対応の液晶なしモデルです。

いずれも専用アプリを使用してスマホからアクセスする事が可能となっています。

ネットワークの構成はフロントが親機、リアが子機などと言う扱いではなく、 BluetoothとWiFiを駆使してスマホ1対ドラレコ4台までのネットワークが構築可能です。

「46Z」のスペック

「46Z」のスペックは以下の表の通りです。

46Z
19.06発売
フロント:1920×1080/29fps/WDR
リア:1920×1080/29fp/WDR
LED信号対応
録画視野角
フロント:水平106°
リア:水平106°
microSD付属16GB×2
microSD最大128GB
GPS内蔵
カメラ中継ケーブルなし
駐車監視モード(前のみ)
動体検知/自動起動
専用ケーブル
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

■ Garmin Dash Cam 46Z 取扱説明書

フロントカメラのベースモデルは不明ですが、リアカメラについては「Garmin Dash Cam Mini」そのものが付属します。

フロント・リアの何れも、カメラスペックはF2.0/210万画素/水平106°となっており、画質は同等のものと考えられます。

このリアカメラは、サイズが30W×50H×30Dmmなのでかなりコンパクトで良い感じですね。

セット内容とデザイン

こちらの動画でも概要をレビューしています。

「46Z」のセット内容については以下の通りとなります。

①フロントカメラ筐体

②リアカメラ

③フロントmicroUSB電源ケーブル(4m)

④リアmicroUSB電源ケーブル(8m)

⑤16GBのmicroSD×2

⑥2ポートシガーチャージャー

⑦予備のマグネット付きマウント

⑧取扱説明書

「GARMIN DashCam Mini」については、「46Z」のリアカメラに4mと8mの2本のケーブルが付属したものとなります。

フロント筐体

フロント筐体はアクションカメラ系のデザインで2.0型の液晶を搭載したコンパクトタイプです。

コンパクトと言えばリアカメラのコンパクトさが目立ちますが、フロント筐体も普通のドライブレコーダーに比べると相当なコンパクトサイズです。

筐体右側面には4つの操作ボタン

左側面にはmicroUSB電源ポート

下側にはmicroSDカードスロットが配置されています。

リアカメラ

リアカメラは過去にテストした製品の中では最も小さい超コンパクトタイプで、液晶は搭載していません。

背面に操作ボタンが一つ

右側面にはmicroUSB電源ポート

左側面にmicroSDカードスロットと、録音のON/OFFボタンが装備されています。

電源ケーブル

電源ケーブルはフロント用、リア用が別々に存在し、フロントとリアを物理的に接続するケーブルはありません。

いずれもmicroUSB形状で付属の2ポートシガーチャージャーと組み合わせて使用します。

マグネット式マウント

フロントカメラのマウントは両面テープとマグネットの二重構造になっており、両面テープでフロントガラスに貼り付けた後は、マグネット部分を分離させる事で簡単にガラスから外す事が出来ます。

インターフェイスについて

本機は電源が入ると安全運転支援機能に関する注意事項が表示され、承諾ボタンを押さないと20秒程度この画面が表示され続け、録画開始まで時間が掛かります。

インターフェイスについては若干翻訳が分かりにくいものもありますが、メニューツリーが一本化されており、ボタンの役割も見やすくプリントされていますので操作性は良好です。

また、本機にはいくつか音声による操作コマンドが存在し、音声でのイベント録画などが可能となっています。

①「OK Garmin」~コマンドリストの表示とコマンド待機

②「ビデオを保存」~録画中のファイルをロック

③「録音する」~音声録音をON

④「録音しない」~音声録音をOFF

⑤トラベラプスを開始~トラベラプスを開始する

⑥トラベラプスを停止~トラベラプスを停止する

ワードが多少違っていても、同じ意味なら通るものもあります。(ビデオを保存=動画保存など)

※インターフェイスの実際の使用感は以下動画で解説しています。

WiFiアプリの使い方と評価

「46Z」のネットワークの仕組みを簡単に説明すると、Bluetoothでスマホがそれぞれのカメラと1対4までの通信を行いながらネットワークを構築し、データ量の大きいライブビューや動画の再生を行う段階で、ほとんど自動的にそれぞれのカメラと1対1のWiFi接続が確立されます。

手順は説明書に詳しく書かれてますが、ざっくりと流れだけ説明すると…

①こちらからアプリをダウンロード~Garmin Drive App

②フロントカメラ・リアカメラと順番にBluetoothペアリング

③設定の変更などはBluetoothネットワークで可能、ライブビューや動画の再生を選択すると確認メッセージが表示され、接続をタップするとWiFiが繋がる(パスワード不要)

④WiFiは1対1の接続になります。

一部のフロントカメラだけの機能(安全運転支援や液晶のスクリーンセイバーなど)の中には、ドラレコ本体のメニューに有ってWiFiのメニューにない項目も一部にはありますが、基本設定や再生などの操作はアプリ側から可能となっています。

また、ファームウェアやオービスデータの更新もWiFiアプリから出来るのでこの手のWiFiモデルの中では最も使い勝手が良いと感じました。

※アプリの実際の使用感は以下動画で解説しています。

車内への取り付けについて

今回は初期型リーフに取り付けを行いました。(リアカメラはフロント・リア・サイドに設置して撮影テストを行っています)

サイズ的には余裕でミラー裏に隠せますしWiFi対応ですので、なるべく車両のセンター付近のミラー裏への設置がおすすめです。

フロント・リアカメラともに電源ケーブルのみの接続となり、リアカメラのケーブルは8mありますのでミニバンなどでも長さは充分です。

ドライブレコーダーとしての画質について

画質についてはこちらの3つのテストを行いました。

①フロントカメラと他社モデルの比較

②サブカメラと他社モデルの比較

③サブカメラを1台追加して3カメラ録画

他社モデルとの比較ポイントは以下の通りです。

①録画視野角

②ナンバー認識精度

③逆光補正能力

④夜間のナンバー認識精度

⑤夜間の明るさ

フロントカメラの画質

フロントカメラの画質は以下の3モデルと比較を行いました。

①ユピテル「SN-SV40c」~200万画素STARVIS

②ケンウッド「DRV-340」~200万画素

③ガーミン「mini」(46Zのリアカメラと同じハードウェアの単品モデル)

録画視野角について

フロントカメラの録画視野角はドライブレコーダーとしては概ね標準的な水平111°程度でした。

ナンバー読み取り精度について

ナンバーの読み取り精度についてはフルハイビジョンクラスとしては標準的なものとなっています。

逆光補正能力について

「46Z」はWDRモデルですが、逆光補正能力は非常に高く、HDRモデルである「SN-SV40c」「DRV-340」と比べてもトンネル出口での白飛びが良く抑えられています。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜のヘッドライトが強く反射した状態のナンバープレートの読み取り精度は、他の2モデルに比べると限界値は高くなっていますが、最も強く反射した状態では読み取り不可となります。

ただし、この状態で完全に読み取りが可能なのは、コムテックのごく一部のモデルに限られますので、ドラレコ全体の中では読み取り精度は上位になります。

夜間の明るさについて

夜間の明るさについては市街地では標準+アルファのレベルです。

「DRV-340」は暗め、STARVISの「SN-SV40c」は白飛びを押さえる為に市街地では明るさを絞っていますが、これらに比べると幾分明るい感じです。

街灯がない場所でのヘッドライトのみでの走行時にはSTARVISの「SN-SV40c」とほとんど変わらない明るさで、スタンダードな「DRV-340」と比べるとかなり明るくなっています。

因みに「46Z」と「mini」の明るさのチューニングは、一定以上の光源があるところでは全体の明るさを落とし、暗い場所では明るさを上げていますので、特性的には「SN-SV40c」と良く似ていますので、暗視能力もそれなりに高くなっています。

STARVISの「SN-SV40c」よりも気持ち暗いかな?と言う印象です。

設定で明るさを変更

なお、「46Z」は明るさの調整技術に優れており、昼間の白飛びがかなり抑えられています。

設定で露出(明るさ)を調整して更に明るい映像にしてもそれほど白飛びしませんので、好みで+1~3段階の明るさ調整をしても良いでしょう。

 

こちらが露出調整後の動画ですが、トンネル出口では露出を最高まで上げても「SN-SV40c」よりも白飛びしていません。

屋根付き駐車場などでは周囲が明るくなり、こちらの方が見やすいです。

ただし、状況によっては車内の映り込みが激しくなったり、全体的に白っぽくなる場面もありましたので、推奨は+1~2段階ですね。

※どうやらOPで偏光フィルターも用意されているようなので、露出を上げて併せて偏光フィルターを使用する方法がベストなのかも知れません。

また、もともと暗い場所では露出を最高にするチューニングが施されているようなので、明るさは変わりません。

リアカメラの画質

リアカメラの画質は次の3モデルと比較を行いました。

①ユピテル「SN-R10」~200万画素STARVIS

②VIOFO「A119V3」~400万画素STARVIS

③AUTO VOX「D6 Pro」~200万画素パナソニックセンサー

※46Zのフロントカメラ、リアカメラ、miniの画質は全く同じでした。

録画視野角について

46Zのリアカメラ及びminiの録画視野角は、フロントと同じく水平111°でした。

ナンバー読み取り精度について

ナンバーの読み取り精度についてはフルハイビジョンクラスとしては標準的なものとなっています。

※「A119V3」のみ「2560×1600」の400万画素

逆光補正能力について

逆光補正能力については、フロントに設置した時と同様にかなり高めです。

夜間の明るさについて

夜間の明るさについては一定以上の光がある場所では明るさを絞る調整が入っていますので、他のSTARVISモデルと比べると暗めになります。

リアカメラとして使用する場合には、フィルムの影響を受けますので露出を最大値まで上げた方がベターです。(後でテスト結果を報告)

暗くなると絞りを開放します(ISO感度を上げていると思われる)ので、街灯がまばらな暗い場所ではSTARVISの「SN-R10」に近い明るさとなります。

この位の明るさの場所では400万画素STARVISの「A119V3」が最も明るく映る特性となっていますが、更に暗くなると「SN-R10」に続いてGARMINの2つのモデルの方が明るくなります。

設定で明るさを変更

なお、「46Z」は前後とも全く同じ視野角、同じ画質となってますが、リアカメラとしての運用を考えた場合、純正のリアガラスのフィルムでも少なからず影響を受けてしまい、明るさが落ちます。

本機はスマートミラーではありませんので、リアカメラにここまで高い逆光補正能力を求めるよりも、明るさを重視した調整を行う方が全体的にはバランスが良くなります。

そこで露出の設定を標準と+2、+3段階で比較しましたが、やはり+3の設定がベターかと思われます。

昼間のトンネル内での白飛びに関しては露出MAXでも「SN-R10」と比べるとまだまだ余裕があります。

屋根付き駐車場でも、露出MAX設定の方が視認性が高くなっています。

夜間の市街地では劇的に明るさが変わります。

後続車のヘッドライトの絞りは効かなくなりますが、全体の視認性は大幅に改善しています。

明るさが一定以下になると、もともと絞りを開放する制御になっていますので、露出を調整しても見え方はほとんど変わりませんが、リア専用のSTARVIS機である「SN-R10」とそれほど明るさは変わりませんので、露出MAXで使う前提であればかなり実用性は高いと言えます。

サブカメラを1台追加して3カメラ録画

「46Z」の最大の特徴は単体として販売されている「mini」を2台まで追加して、最大で4カメラのネットワークが構築できる点かと思います。

カメラの追加は特に難しい事はなく、「46Z」の前後カメラと同様にBluetoothでペアリングするだけです。

今回はリーフのクォーターガラスに追加の「mini」を1台設置しました。

明るさについては、フロント+1段階、サイドとリアはフィルム対策で+3段階としています。

至近距離では多少の死角は出てきますが、360°カメラでもピラー部分は死角になりますので4カメラ体制であれば360°カメラと同等以上の視野角と精細感を実現する事が出来ます。

本体が小振りでマウントもボールジョイントですので角度調整の幅が広く、動画の上下左右の反転も出来ますので、サイド用のカメラとしての汎用性も非常に高いと言えそうです。

ルームミラーやダッシュボードから車内向けに設置する方法もあり

miniについてはマウントの可動範囲の関係でフロントガラスに車内向けに設置する事は出来ませんが、ルームミラー裏やダッシュボードなどに取り付ける事は可能です。

場合によってはルームミラーに乗せる事も出来ます。

なお、この取り付け方法だと映像の天地が逆転してしまいますが、設定から反転を選ぶ事で映像を修正する事が出来ます。

映像の向きの設定には以下の項目があります。

①標準

②ミラー

③反転

④ミラーと反転

従って取り付けの汎用性はかなり高いと言えます。

ただし、マウントの可動範囲の問題で水平面に設置した場合にはレンズ部分が若干下を向きますので、状況によってはマウント部分の両面テープの厚さや、取り付け位置の工夫が必要になるかも知れません。

カメラを車内向けに設置した場合でも、昼間は白飛びに強いので車外の視認性は良好ですし、夜間も車内がそこそこ明るく映ります。

安全運転支援機能とオービス警報

「46Z」にはフロントカメラに次の3つの安全運転支援機能とオービス警報が搭載されています。

①前方衝突警告~時速48km以上で作動(感度2段階/OFF)

②車線逸脱警告~時速65km以上で作動(ON/OFFのみ)

③発進確認警告(ON/OFFのみ)

④オービス警報(小型オービス非対応)

今回は①~③の安全運転支援機能のテストを行いました。

なお、カメラのキャリブレーションは真ん中の十字マークを地平線に合わせて、カメラの位置(左・真ん中・右)、車高(標準・高)を選択するシンプルなものとなっています。

本来はレンズをセンターに合わせた方が良いのですが、今回は撮影の為にルームミラーの右側に設置しています。

テスト結果についてはあくまでも感想に近いですが、私の感覚では…

①前方衝突警告は感度の高い方でテストしていますが、もう少し早めの警報でも良い

②車線逸脱警告はカメラを右側に設置した影響か、左側は車線からはみ出る前に良い具合に警報が出るが、右側は全く出ない

③発進確認警告は適正なタイミングでの警報、鳴って欲しい時に鳴らない、自車が動き出した後に警報が出る、の3つのパターンがあり、感度の選択項目があるとベター

と言うものになります。

不要な警報は他社製品と比べるとそれほど多くはないので、うるさいので警報を切る、とまでは行かず、そこそこ使える印象です。

西日本エリアでのLED信号の見え方について

本機のフレームレートは29fpsですが、LED信号の見え方は東日本では高速点滅、西日本では未テストですが、以下のコムテックの29.1fps機と近いサイクルでの点滅になる筈です。

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

駐車監視について

「46Z」の駐車監視モードはエンジンOFFで自動起動、エンジンONで終了する動態検知モードとなり、以下の専用ケーブルを使用します。

ドライブレコーダーの駐車監視用3芯直結ケーブルの接続方法のまとめ

「46Z」は電源ケーブルがカメラごとに別々で、前後カメラで駐車監視を行う場合にはこのケーブルが2セット必要になる為、今回は動態検知モードのテストは実施していません。

※バッテリー保護の為のカットオフ電圧は11.7V固定となります。

外部電源を使用した駐車監視について

ドラレコ用の外部バッテリーを使用しての駐車監視については、ケーブルがカメラごとに必要になり、コストパフォーマンスが悪いので、動態検知モードではなく、付属の電源ケーブルを使用しての走行中の常時録画の継続と言う形で実施しました。

「UPS300」での駆動時間は以下の通りとなります。

①46Z(フロント+リア)~6時間

②mini(46Zのリア)~12時間

その他の外部バッテリーでの駆動時間の予測は以下の通りです。(駆動の可否のみ確認)

46Z/miniUPS300
UPS400
UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間6時間/12時間24時間/48時間
16時間/32時間32時間/64時間
満充電180分240分50分100分

ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL「EN6000」「EN12000」

動画ファイルの再生方法について

動画の再生については次の2つの方法をテストしました。

①スマホアプリでの再生

②PC汎用ビュワーでの再生

※PCの専用ビュワーは公式には存在せず、過去のGARMINのビュワーではエラーが出て再生不能でした。

■ https://www.garmin.co.jp/products/apps/gdrpctool/

GPS技術で世界No.1のメーカーが、GPSの測位精度を生かした地図連動のビュワーソフトをサポートしていないと言うのもおかしな話だと思いますので、この件についてはGARMIINさんに要望しておきます。

※ドラレコ画面での再生はフロントカメラ分のみが可能です。

スマホアプリでの再生について

スマホアプリでの再生についてはストリーミング再生と、アルバムにダウンロードしてから再生する方法があります。

アプリから「映像をレビュー」をタップすると、録画ファイルにアクセスする事が出来るようになります。

サムネイル右上のビデオカメラのアイコンの数が、そのサムネイルにリンクしているカメラの数になります。

なお、静止画とトラべラプスはフロントカメラでしか撮影出来ないので、1カメラの映像も保存されています。

複数カメラで撮影した動画をタップするとストリーミング再生が開始され、上のカメラ名をタップする事で再生するカメラを切り替える事が出来ます。

複数カメラの同時再生は出来ませんが、バックグラウンドでは同期していますのでカメラを切り替えると同じ時間帯の別のカメラ映像が表示されます。

また、動画をスマホにダウンロートする場合には、2台のカメラ分までを1つの動画に結合させる事が出来ます。

ここで1つ注意したいのが動画をダウンロードする際に思いの外時間が掛かる点で、1分程度の動画のダウンロードにはおよそ3分程度の時間が掛かります。

その為、このアプリでは動画の一部分を切り取ってスマホに保存する仕様となっており、動画の下にあるバーで必要な部分をトリミングしてダウンロードします。

PC汎用ビュワーでの再生について

PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されている「フォト」「映画&テレビ」での再生も可能でした。

microSDでの録画時間について

「46Z」の前後カメラ、miniの録画データサイズは1分当たり140MB程度となっています。(1時間当たり8.4GB)

microSDカードは1カメラごとに128GBまでのサイズのものが使用可能ですが、以下の256GBのカードを1時間以上使用したところ、特に不具合なく録画と再生が可能でした。

■ サムスン256GB U3

■ 上海問屋256GB U3

偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?

地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズ干渉に関しては、初期型リーフ+純正ナビの組み合わせで46Z+miniのカメラ3台の起動テストを行いましたが、フルセグがギリギリ映る場所で電源をオンにしても変化はありませんでした。

AUTO VOX「X1 Pro」と合わせて起動させるとアンテナが1本減りました。(「X1 Pro」単体起動ではアンテナ増減なし)

※地デジのノイズ干渉に関しては、車種やカーナビ、アンテナの位置により影響が出る場合もあります。

GARMIN「46Z」の総評

GARMIN「46Z」の項目別の評価をまとめるとこちらの通りになります。

①水平録画視野角~111°+111°=222°で2カメラドライブレコーダーとしては標準的

②ナンバー認識精度~前後ともにフルハイビジョンクラストしては標準的

③逆光補正~WDRモデルとしては非常に高く一部のスタンダードなHDRモデル以上

④夜間の明かるさ~前後とも標準+αだが、逆光補正能力が高いので露出調整を前提に考えるなら最上位クラスに近いレベルまで上げられる

⑤操作性・利便性~BluetoothとWiFiの組み合わせによるネットワークは斬新で使いやすいが、年配者やガジェット苦手系の人にはおすすめしない

⑥ノイズの少なさ~地デジに対するノイズの影響に関しても日本の大手メーカー並みに対策が行われている印象

「46Z」の最大の特徴はやはりBluetoothとWiFiの組み合わせによるネットワークの利便性かと思いますが、大抵場合にはこのような斬新な試みを行ったモデルは基本性能が劣っている傾向があります。

ただし、「46Z」の場合には基本性能が高く、その上で欠点をなくしたバランス型となっていますのでガジェットが好きな方には安心しておすすめ出来る優良モデルと言えそうです。

また、追加で更に2台のminiをネットワークに追加出来る上、業界最高と思われるコンパクトさから3台以上のマルチカメラ構成を組む際には最もおすすめになるモデルとなります。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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