※2018年7月16日更新~外部バッテリーを使用した駐車監視のテストを行いました。総評を追記しました。

※2018年7月15日更新~200GBまでのmicroSDカードをテスト、TVとカーナビ、Android端末での再生をテストしました。

※2018年7月14日更新~露出最高の設定での画質について他の2カメラモデルと比較、駐車監視の感度テストを実施しました。駐車監視中のナイトビジョンモードのテストを行いました。

コムテックのドライブレコーダーは見た目のコンパクトさや派手さは全くないですし、動画の綺麗さや精細感では全てのクラスで他社のモデルには及びませんが、視野角が各クラスの中でトップクラスの広いのが特徴です。

多くのユーザーがドライブレコーダーに求める「事故の際の状況証拠能力」、「駐車監視の利便性」と言う点では私はかなり高く評価しています。

「ZDR-015」についてもスペックを見る限りはスタンダードクラスの「ZDR-015」にリアカメラをくっつけたような仕様となっていますので、派手さはないけれども、2カメラタイプのドライブレコーダーを検討している多くのユーザーが求める機能を搭載していると思われます。

「ZDR-015」のスペック

「ZDR-015」のスペックは以下の表の通りです。

コムテック
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
ZDR-015
HDR-951GW
17.08発売
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
フロント:1920×1080/29fps
リア:1920×1080/29fps
フロント:水平116°
リア:水平119°
フロント:水平120°(レンズ)
リア:水平108°(レンズ)
全国LED信号
HDR/WDR
付属16GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵
駐車監視モード
衝撃録画/常時録画+衝撃録画/タイムラプス常時録画+衝撃録画/タイムラプス
自動起動
専用ケーブル
HDROP-09
専用ケーブル
HDROP-014
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

「ZDR-015」の特徴

「ZDR-015」が2カメラタイプのドライブレコーダーの中で優れているポイントは次の通りです。

視野角の広さ

2カメラタイプのドライブレコーダーの中では前後ともに最も視野角が広いので(コムテックのドライブレコーダーはレンズ視野角と録画視野角に大きな差がないのもが多い)、走行中の状況証拠は最も高い部類であると考えられます。

駐車監視の利便性

駐車監視の利便性については、自動で常時録画+衝撃検知録画を行い、乗車・降車時のキャンセルタイマー分を除いて復帰時にイベントの告知を行います。

本体側からタイマーや電圧管理が可能ですので、駐車監視の利便性は高いと言えます。(スマートレコとほぼ同様)

高速起動で社外品のモーションセンサーとの相性も良さそう

「ZDR-015」には「ZDR-012/014」と同様に電源オンから1秒程度で録画が開始される高速起動システムが搭載されています。

24時間以上の長時間の駐車監視はバッテリーへの負担が大きい為、メーカーも推奨していませんが、以下のようなドップラーセンサーで動体を検知するコントローラーを使用すればバッテリーへの負担も小さくなりそうです。(その場合は駐車監視モードにはならないかも知れません)

通常のドライブレコーダーであれば電源オンから録画開始まで5秒程度掛かりますがコムテックの「ZDR系」は1~2秒程度となっていますので運用の幅が広いのが魅力かと思います。

■ データシステム センサースイッチコントローラー

※「SWC295Ⅱ」のドップラーセンサーは人感センサーっぽいので、防犯目的では効果は期待できますが、当て逃げに対してはあまり有効ではないかも知れません。

■ 長時間の駐車監視にセンサースイッチコントローラー「SWC295Ⅱ」と外部電源「UPS300」はどうなのか?

安全運転支援機能も面白そうではある

この手の機能は積極的に評価したくないのですが、パナソニックの「CA-XDR72GD」など、後発で安全運転支援機能を搭載してきているモデルは、流石に他社のものを研究している様で徐々に精度が上がってきている印象です。(あくまでも印象)

■ パナソニック60fpsドライブレコーダー「CA-XDR72GD」のレビュー、評価

コムテックの「ZDR-015」に搭載されているのは次の6つの機能です。

  • 先行車発進お知らせ機能~先行車の発進を検出しお知らせします
  • 先行車接近お知らせ機能~先行車への接近を検出しお知らせします
  • 前方信号お知らせ機能~前方の信号機が青信号であることを検出し、お知らせを行います
  • 車線逸脱お知らせ機能~走行車線の逸脱を検出しお知らせします
  • ドライブサポート機能~急加速や急減速、急ハンドルを検出しお知らせします
  • 車速アラーム機能~設定車速を超えた場合にお知らせします

下の2つは以前からコムテックのドライブレコーダーやレーダー探知機に搭載されていますが、感度を落としてもかなりうるさいので私はオフにしています。

これらの機能の完成度が高いようであれば意外と実用的に感じられるかも知れません。

付属品とデザインについて

付属品は①フロントカメラ+筐体、②リアカメラ、③シガーケーブル、④カメラ接続ケーブル、⑤マウント調整用レンチ、⑤両面テープ、⑥16GBのmicroSD(本体に挿入されていた)などとなります。

コムテックのドライブレコーダーは全般的にラージサイズのモデルが多いのですが、フロント筐体はかなりの存在感で、ドラレコの中でもヘビー級の同社「HDR-351/2系」よりも二回りくらい大き目です。

液晶部分は2.8インチですのでドラレコの中では大きい部類に入ります。

「HDR-352系」が2.7インチで、つい最近テストした2カメラモデルのパパゴ「GoSafe36GS1」も2.7インチなので大体同じくらいの大きさです。

本体や液晶のサイズに関しては、コンパクトなものが良いという方もいれば、小さいと画面が見にくいから本体が大きくても液晶が大きい方が良いという方もいらっしゃるので、良し悪しは判断できませんが、大きい液晶が好むの方向けもモデルと言うのは確かです。

なお、今回「ZDR-015」を開封してみて愕然としたポイントが一つあります。

それはフロントとリアの接続ケーブルがアナログピンだったという事です。

このモデルについて私は最近までFHD+HDのモデルかと思っていました。

というのは、スペック表の解像度の欄に「FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)」と言うような表記があり、これをフロント/リアの解像度と解釈していたのですが、読者の方からフロントリアともにFHDである旨をご指摘頂いた経緯があります。

説明書にはフロント・リアの個別の解像度の表記が見当たらなかったのですが、リアカメラのイメージセンサーは200万画素で背面には「FullHD」のプリントが施されています。

…と言った経緯があるのですが、これアナログで前後を繋いでるので、録画される動画はリアは30万画素くらいの精細管しか出ないのではないか?と疑念を抱き始めました。

う~ん、確かに200万画素のイメージセンサーを使用しているのは真実なのかと思うのですが、この売り方は400万画素のイメージセンサーで4K対応を売りにしている中国のメーカーとそっくりであると感じました。

ただ、このアナログピンがどれくらいの精細感のデータを送信できるのかは分かりませんので、杞憂であれば良いのですが…。

通常のRCAケーブルだと30万画素くらいなのですが、200万画素のイメージセンサーで録画ファイルは30万画素相当と言うのは流石にあり得ないとは思うのですがね。

Youtubeの動画を見てもそこまで粗くない気もしますし…。

とりあえずまだ車に設置していない状態ですので、画質やその他の点については近日中にアップします。

因みに一つ面白い事に気が付いたのですが、デフォルトで本体に挿入されていたmicroSDカードをフォーマットして、家の中でテスト撮影した後にパソコンでファイルを再生してみたのですが、こちらで再生した動画ファイルが1つのファイル内で途中から工場の検品風景に切り替わるというバグが発生しました。(なんじゃそりゃ?)

ファイルが壊れていたみたいなのですが、その後はそう言った現象は発生していません。

まぁ、この手の作業は人の手で行いますので、こう言った事もあるかと思いますし、何やらしっかり全数を動作チェックしているのでは?と感じさせるような映像でしたので「品質管理をしっかりやっている」結果として受け取る事も出来ますね。

取付位置について

「ZDR-015」はフロント筐体がかなり大きいので、ミラー裏に隠すのはちょっと難しい感じです。

ただし、その分液晶が大きいので動画の確認はし易いかと思いますね。

パパゴの「GoSafe S36GS1」は2.7インチ、「ZDR-015」は2.8インチなのですがアスペクト比が違っている為、「ZDR-015」の方がかなり大きく感じます。

録画視野角と画質について

コムテックのドライブレコーダーは、概ねレンズ視野角=録画視野角となっているものが多いですが、「ZDR-015」についても同様でフロントカメラは水平115~116°程度ありました。(116°のBALCKVUE「DR750S-2ch」とほぼ同等)

リアに関しては119°位ありそうです。

画質について…ですが、このモデルはケンウッドの「DRV-830」のようにややボヤけた感じが強く、第一印象は「画質はあまり良くない」と言った感じでした。

ただし、確かにボヤけや滲みが強い感じはあるのですが、ナンバー認識精度はそこまで悪くはない感じでした。

今回は2カメラ前後フルハイビジョンモデルのパパゴ「GoSafe S36GS1」、THINKWAREの「F770」BLACKVUE「DR750S-2ch」と比較しました。

SONYのハイグレードのイメージセンサーを使用したTHINKWAREの「F770」、BLACKVUE「DR750S-2ch」と比べると文字がパキッと出ない感じがあります。

一方でSONYの量産タイプのイメージセンサーを使用しているであろう「GoSafe S36GS1」に比べると看板の文字は読み取り易いですね。

※軽い逆光下での撮影で、露出を最大にしている「GoSafe S36GS1」と「F770」は文字が読み取りにくくなっているかも知れません。「GoSafe S36GS1」はダイナミックレンジがあまり広くないので、露出最大にすると夜間は明るいものの、少しでも日が出てると文字がかすれて厳しい場面が多くなる可能性があります。

 

懸念されたリアカメラについてはどうも200万画素の映像はそれなりに生かされているようです…。仕組みは分からないのですが、独自仕様のプラグで画質が落ちないような仕掛けがされているのかも知れません。

ただし、他のモデルと比べると前後ともにちょっとボヤけてしまっていますね。

【フロントカメラ ZDR-15】

【フロントカメラ GS S36GS1】

【フロントカメラ DR750S】

【フロントカメラ F770】

リアカメラあもう少し差が大きいかも知れません。

【フロントカメラ ZDR-15】

【フロントカメラ GS S36GS1】

【フロントカメラ DR750S】

【フロントカメラ F770】

「ZDR-015」の白潰れ耐性については、比較的補正が強めにかかっていて「ZDR-012/14」と「HDR系」の間の特性のように感じます。

今回比較した他のモデルは全てHDR補正は入れていなかったかと思うので、フロントカメラはそれらと比べると顕著な差が出ています。

スタンダードクラスのドラレコと比べると白潰れ耐性は非常に高く、「HDR系」とそんなに変わらないような気もしますね。

リアカメラについては、おそらくHDR補正を入れてなかったと思いますが、通常のドラレコよりも白潰れ耐性は低いです。

 

 

夜間に関してはフロントカメラが思ったより明るく、これは意外でした。

※「F770」と「GS S36GS1」については、明るさの設定を最高、「ZDR-015」「DR750S-2ch」は標準です。

ヘッドライトの当たらない部分は明るさ調整後の「F770」と「GS S36GS1」より若干落ちますが、そこまで大きな差は感じられません。

前方の車にヘッドライトがガッツリ当たった状態でのナンバー認識精度は、「ZDR-015」がダントツに高く、他のモデルでは読み取り不能です。(これはちょうど照り返しが直撃する角度という事で、全てのケースで読み取り不能という事ではない)

【DR750S】

【F770】

【GS S36GS1】

【ZDR-015】

リアカメラについてはスタンダードなドラレコよりも明るくはあるのですが、ここで比較したモデルと比べると2ランクほど明るさでは劣ります。

だんだん暗いところに近づくにつれ、真っ暗になるのが一番早いですね。

 

 

「ZDR-015」は全体的には非常にバランスが取れた設定となっていますが、明るさについてフロントカメラは1段階UP、リアカメラは3段階UPまでの調整が可能ですので、後日前後ともに明るさMAX状態でのテストを行います。

露出を前後最大値まで上げてテスト

露出調整のテストは「DR750S-2ch」は前後標準設定、それ以外は全て前後最高で行いました。

フロントカメラは強烈なHDR補正が掛かっている為、露出を最大に上げても白つぶれはほどんどしないのですが、画面全体が白っぽく濁った状態になります。

相変わらずクリア感の全くない、どんよりした滲みの強い動画になりますね。

まあ、見た目は綺麗ではないのですが、事故の際の状況証拠を捉えると言う部分では問題はないかと思いますし、白つぶれしないので、夜間の事を考えるとこの設定の方が良いかな?と感じています。

因みに駐車場などでのかなりの逆光下では「ZDR-015」のダイナミックレンジの広さが際立ちます。(以下は【DR750S】のみ明るさ標準、他は最高の設定)

【GoSafe S36GS1】

【F770】

【DR750S】

【ZDR-015】

 

リアカメラについてはHDR補正はありませんが、そんなに強烈に明るくなった…と言った感じではなく、白つぶれ感は調整前とそんなに変わらないかも知れません。

文字の認識精度はちょっと微妙な感じではあるのですが。

 

 

夜間に関しては「ZDR-015」の露出を上げる事でフロントは劇的に明るくなりました!

【フロントカメラ 露出+1】

【フロントカメラ 露出+-0】

ただし、気になる点もあって、全体的にかなり白っぽくなるのは良いのですが、周囲の発光物からの光の当たり方によってはダッシュボードや車内の映り込みが今まで見た事ないくらい激しくなります(笑)

ある程度の光量がある場所ではかなり明るいのですが、イメージセンサーの限界を超えるような暗い場所になるとSONYのExmor搭載機の方が暗い部分がやや明るめになります。

・・・が、STARVIS搭載機はともかく、IMX323辺りを積んでいる「GS S36GS1」の露出MAXバージョンとほとんど変わらん感じがしますね。

なお、上の真っ暗に近い映像をPCで補正を掛けて明るくしていくと以下のようになります。

なお、前方に停車している車のナンバーにヘッドライトがガッツリ反射している状態でも、「ZDR-015」が最もナンバーの読み取り精度が高いです。(動画に圧縮が掛かっていますが、素の動画では判別可能)

【DR750S】

【GS S36GS1】

【F770】

【ZDR-015】

ちなみに素の動画では以下のような感じになります。

 

おそらくこの映像でレンズとイメージセンサーの組み合わせによる、暗所での限界値が比較可能かと思いますが、「ZDR-015」のイメージセンサーは低照度センサーに近いものが使われている可能性大です。

フロントカメラは白つぶれにも強く、夜間もかなり明るいドライブレコーダーとしてはかなり優秀な部類に入るかと思います。ただし、精細感の部分を華麗にバッサリ切り捨てている為、駐車監視の際の精細感は2流以下です。

 

フロントがこんな感じだったので、+3段階の調整が可能なリアカメラにも期待していたのですが、何故かリアはそこまで明るくなっていません。

【リアカメラ露出+3】

【リアカメラ露出+-0】

とは言え、2017年までのスタンダード+αの明るさであるAUTO・VOX 「D6PRO」などに比べると、劇的に明るいと言っても良いレベルの明るさは確保できていますね。

【D6PRO】

暗い場所になって来るとこの中では一番早く真っ暗になりますが、それでも明るさについては2カメラモデルのリアカメラとして現時点では平均値以上である事は間違いありません。

因みに参考までに上の真っ暗の映像をPCで明るく補正すると以下のようになります。

やはり、【DR750S】と【F770】のリアカメラのイメージセンサーの限界値は高いですね。

 

地デジノイズについて

地デジノイズに関しては私の環境では影響は感じられませんでした。ゼロではないと思いますがかなり少ない方の部類かと思います。

※地デジへの影響については車種やカーナビのアンテナ位置などに左右されますので、一概には言えません。

駐車監視について

駐車監視については、以下の専用ケーブル「HDROP-09」を使用します。

仕組みとしては、車の常時電源とACCの2系統から電源を取り、2系統から通電状態→ACCのみカット(エンジンオフ)、で駐車監視モードに入るものとなります。

駐車監視の録画方式

駐車監視モードの録画方式には次の3通りの設定があります。

  • 衝撃録画のみ~常に内部メモリに録画を行いつつ、衝撃の際には5秒前程度の動画をmicroSDに記録
  • 常時+衝撃録画~常時録画を行いつつ、衝撃が加わるとイベント録画を行う
  • タイムラプス~毎秒1コマの撮影の常時録画とイベント録画行い、microSDカードの使用容量を節約

※タイムラプス中にも衝撃センサーは稼働している模様です。

基本は「常時+衝撃録画」での運用、長時間の運用の場合には「衝撃録画のみ」「タイムラプス」で運用する事になろうかと思います。

※「衝撃録画のみ」の場合にも、ドラレコ自体は内部メモリに常に録画データを保存していますので、microSDの節約にはなりますが、電力の節約効果はほとんどないと思われます。

なお、microSDカードの録画時間については32GBのカードで最高画質であれば、総録画時間のMAXは180分となり、イベント録画の領域は40分~120分の範囲で設定する事が出来ます。

従って常時録画+タイムラプスの領域は60分~140分となりますね。

タイムラプスモードでの駐車監視の最大録画時間は44時間となっています。

タイマー設定とカットオフ電圧

駐車監視のタイマー設定は、「30分/1時間/3時間/6時間/9時間/12時間/常時オン」となりますので、電源さえ確保できればタイムラプスモードで44時間分のデータの保存が可能となります。

※1日12時間以上の駐車監視については、車のバッテリーの容量の問題で、毎日2~3時間は走行しないと継続が難しいかと思います。(外部バッテリーを使用する方法もある)

バッテリー上がり防止の為のカットオフ電圧の設定は「11.9/12.0/12.1/12.2V」となりますが、仮に最高値の12.2Vでカットオフが働く設定にしたとしても、100%バッテリーが上がらないという訳ではありませんのでご注意下さい。

理由は以下の記事で説明しています。

■ ドライブレコーダー駐車監視によるバッテリー上がりの4つの原因と6つの対策

衝撃感度とキャンセルタイマー

「ZDR-015」の駐車監視モードの感度は「0.03G~0.15G」までの範囲で0.01G単位で切り替える事が可能です。

このモデルは、駐車監視中に衝撃によるイベント録画を行った場合には、エンジンオンの際に駐車監視を自動で終了し、イベント録画があった場合には告知があるタイプですが、感度の設定によってはドアの開閉でイベント録画が発生しますので、無駄な録画と告知をカットする為のキャンセルタイマーの設定があります。(1分/3分)

駐車監視の感度設定については、後日最高の0.03Gとデフォルトの0.08G、最低の0.15Gでのテストを行いました。

結果は、0.03Gだと反応させずに閉めるのが困難、0.08Gでは普通の強さで反応、0.15Gでは強めに閉めなければ反応しない、と言った形になりました。

 

なお、ドアパンチについてはぶつかる強度の幅が広すぎる為、最高感度で必ず反応するかどうかは分かりません。

試しにTHINKWARE「F770」でもテストしてみましたが、「F770」の最高感度の方がやや敏感であると確認出来ました。

駐車監視の実際の運用について

駐車監視の運用については、①設定を常に駐車監視を行うようにしている場合、②基本は駐車監視をしないようにしている場合で、若干異なります。

設定を常に駐車監視を行うようにしている場合

駐車監視を行う場面ではエンジンをオフにすると、キャンセルタイマーで設定した時間が経過後に自動で駐車監視モードに入ります。

エンジン・ACCがオンになると自動で駐車監視モードを終了し、イベント告知があります。

一時的に駐車監視を行わない場合には、かんたんスイッチを長押しする事で駐車監視をキャンセルし、電源を落とす事が可能です。

自宅駐車場では毎回「かんたんスイッチ」を押す事になろうかと思います。

基本は駐車監視をしないようにしている場合

駐車監視の設定をオフにしていても、簡単スイッチを長押しする事で駐車監視を開始する事が可能です。(エンジンオフ後にも可)

この場合には自宅駐車場では操作は不要ですが、外出先で毎回「かんたんスイッチ」を押す事になろうかと思います。

なお、私自身の場合には自宅で駐車監視を切り忘れて無駄にバッテリーを消費する事が多いのですが、自宅での電源オフが習慣化出来ない方は、緊張感の出る外出先でのワンタイム駐車監視モードを使用する事をおすすめします。(笑)

駐車監視モードのナイトビジョン設定

「ZDR-015」には駐車監視モードでのナイトビジョン設定があります。(フレームレートは15fpsに落とされる模様)

引き続き、同4モデルでのテストを行いました。

「GoSafe S36GS1」以外はパーキングモード作動中のナイトビジョン機能がありますのでONにしています。

明るさについては今までと同じく、「DR750S-2ch」が標準でそれ以外は最高設定です。

 

フロントカメラについては白い濁りがあるものの、明るさそのものは「ZDR-015」もかなりのものですね。

ただし、相変わらずフロントガラスへの車内の映り込みが最も激しく、全体的に白っぽいので細部の視認性はよろしくないかと思います。

リアについてはかなりモデル間の差が出ており、イメージセンサーの特性がもろに出ている感じです。

まぁ、普通のドラレコだと真っ暗になりそうな場所なので、「DR750S-2ch」「F770」のリアは夜間の超特化型と言えますね。

外部電源を利用した駐車監視について

「ZDR-015」は12Vで駆動するタイプのモデルである為、5V出力であるモバイルバッテリーからの給電は以下のケーブルや変換プラグを使用すれば可能ではありますが、駐車監視モードは使用不可になります。

■ コムテックのドライブレコーダーをモバイルバッテリーで駆動させる方法

まぁ、相当時間を掛けてリレーなどで回路を組めば可能ではあるのですが、今回はUPS300を使用して駐車監視を行いました。

■ ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」が便利過ぎて泣けた

「常時録画」+「衝撃録画」で駆動時間の計測を行いましたが、6.5時間程度で電源が落ちていましたので、2カメラの中でもそこそこ使用電力量が大きいモデルであると言えますね。

UPS300は3.7V/7.8Aなので、28.86Whですが、「ZDR-015」は28.86Wh÷6.5h=4.44W、12V機なので4.44W÷12V=0.34A程度の電流が流れている事になります。

使用可能なmicroSDカードの最大容量について

「ZDR-015」の使用可能なmicroSDカードは32GBまでとなっていますが、以下のカードについては「ZDR-015」でフォーマットし、1時間の録画では特に不具合は発生しませんでした。

■ 上海問屋オリジナル microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I

■ 東芝 microSDXC 64GB Class10 UHS-I 防水 耐X線

■ 東芝 microSDXC 128GB EXCERIA 48MB/s Class10

■ SanDisk Ultra 128GB Ultra Micro SDXC UHS-I/Class 10 

■ MicroSDXCカード SanDisk Ultra 200GB

PCビュワーでの動画再生

PCビュワーについては「ZDR-015」の専用ソフトになり、以下のページからダウンロードが可能です。(ZDR-Viewer Type04)

■ ZDR-015専用 ビューワソフトのダウンロード

ビュワーソフトで可能な事は以下の通りです。

  • フロント・リアの同時再生
  • フロントリアの動画ウィンドウ入れ替え
  • 再生速度の変更(1/4~4倍速)
  • リア動画の左右反転
  • フロント・リア動画の上下反転
  • 加速度XYZ軸の表示
  • 速度表示
  • 静止画のキャプチャー
  • 動画の保存

各ウィンドウは独立させる事が出来ず、巻き戻しや拡縮機能はありませんが、スタンダードな機能はほぼ搭載されており、フル画面表示は不可ですがそれなりの多さのウィンドウにはなります。

なお、Win10のMediaPlayerとの画質の差は感じられませんでした。(まぁ、元があんまり精細感高くないので差が出にくい部分もあるかと)

なお、「ZDR-15」の録画ファイルは前後の2カメラ分をAVIコンテナに収納しているタイプで、PCの汎用動画再生ソフトではフロント動画のみしか再生も編集も出来ません。

リア動画を汎用ビュワーで再生する為には、別途の手順が必要となりますが、長くなるのでページの最後で説明します。

Android端末での再生

「ZDR-15」の録画ファイルはやや特殊な形式になっており、android端末ではフロントのみの動画しか再生出来ませんでした。(microSDカードを直挿しか、USBカードリーターを使用)

使用した端末はAndroid 6.0のHuawaei mediaPad T3です。

テレビでの再生

「ZDR-015」は2.8インチ液晶とドライブレコーダーの中では大型の液晶を搭載していますが、更に大画面で動画を再生したい場合には、オプションのケーブルを使用して家庭用のテレビで動画を視聴する事も可能です。

家庭用のテレビの場合には12Vの電源が必要になりますので、以下のACアダプターが必要です。

また、テレビ・カーナビともにドラレコと接続するAVケーブルが必要になります。

純正の2芯ケーブルは以下のようにプラグが3極になっていますが、汎用品を使用するとチリが合わないというか、若干フィットするポイントがズレてノイズが入りましたので、専用品が無難でしょう。

このAVケーブルの黄色・白のRCAプラグをテレビの裏のビデオ入力端子に挿し、黒の3極プラグを「ZDR-015」のAV OUTポートに挿す事でビデオ出力が可能になります。(ビデオ出力中は「ZDR-015」の画面はオフになる)

こんな感じで「ZDR-015」の画面が丸々ミラーリング出力されますので、動画再生の映像部分だけを全画面表示には出来ない模様です。

※なお、「ZDR-015」本体でリアの動画を再生する場合には、ファイル自体がフロント+リアが結合したものになっている為、フロントの動画の再生中に前後切り替えボタンを押します。

カーナビでの再生

カーナビでの再生に関しては、おそらくテレビと同様に外部入力ポートを搭載しているものであればミラーリング出力が可能かと思いますが、こちらのサイバーナビでテストした限りは全く画面が映らず…ただし、2年前に予めAVケーブルを仕込んでおいたものの為、カーナビ裏の接続に問題がある可能性があります。

なお、カーナビのUSBポートからメディア再生機能を使用した場合には、一応AVI対応ではあるものの、コーデックの問題なのか「ZDR-015」の録画方式が特殊だからなのかは分かりませんが、ファイルの再生は不可でした。

「ZDR-015」の総評

「ZDR-015」は予想に反して、フロントカメラのみではありますが、逆光補正が非常に優秀で夜間もかなり明るい部類の2カメラドライブレコーダーだという事が分かりました。

画質に関しては明るさと補正の面では「HDR-352/751G」に近いのですが、HDR系の精細感を犠牲にして明るさと白潰れ耐性を確保していると言った印象が強いです。

フロント・リアともに2カメラモデルとしてはかなり広い部類に入ります。

 

以下、2カメラモデルの中での評価ですが…

事故の際の状況証拠能力は、フロントは最高レベルの★★★★★、リアは夜間の明るさは普通ですが、視野角が広めなので★★★★、程度にはなるのかな?と思います。

一方で駐車監視時の証拠能力に関しては、精細感が低いのでフロントは★★、リアも★★、くらいかなぁ…と。

駐車監視の利便性については、今のところ最高かと思いますので★★★★★、です。

 

駐車監視を考えなければ現行2カメラモデルの中で、最もバランスの良い証拠能力を期待出来そうなモデルです。

毎度の事ながらコムテックは切り捨てる部分と特化する部分の取捨選択について、ドライに割り切っていて良い感じかと、(笑)

駐車監視のナンバー認識精度を求めるなら、違った選択もありますね。

リア動画のファイル分割と汎用ビュワーでの再生

リア動画を汎用ビュワーで再生する為には、別途の手順が必要となります。

こちらのサイトを参考にさせて頂きました。

■ デフよん

リア動画を再生する為には以下の「XMedia Recode」と言うフリーソフトを使用します。

■ 「XMedia Recode」ダウンロードページ

2018年7月14日現在では「Version 3.4.3.6」が最新バージョンとなっています。

なお、このソフトにはダウンロードしてインストーラーを起動するタイプのものと、インストール後のファイル群一式が圧縮されたタイプのものがあります。

インストーラータイプのものは何故かインストール時に言語選択で「日本語」が出てこなかったので、圧縮タイプの方をダウンロードしました。(XMedia Recode Portableの方)

※インストーラータイプのもので「English」を選んでも日本語表示にはなるそうです

「Download」のリンクをクリックすると、Windowsのダウンロードフォルダに(PC→ダウンロードフォルダ)zipファイルがダウンロードされますので、このファイルを右クリックしてデスクトップなどに「解凍」します。

※解凍先がソフトのインストール先になります。

ファイルを解凍すると指定場所にソフトがインストールされますので、「XMedia Recode.exe」をWクリックでソフトが起動します。

ショートカットをデスクトップなどに作成しておくと良いでしょう。

ソフトを起動させると以下ウィンドウが開きますので、「ファイルを開く」をクリックします。

ファイルを開く為のウィンドウが出てきますので、「ZDR-015」のmicroSDカードが挿さったドライブを指定し、開きたい動画を選択して開きます。(複数ファイルの一括指定も可能)

ファイルを開くと上段のリスト欄に開いたファイルが表示されますので、分割したいファイルを選択します。

プロファイルの部分は「Youtube」「1920×1080 FULLHD」、拡張子はmp4を選択します。

ファイルの保存先を任意の場所に指定します。(デスクトップが分かり易いかと…デスクトップに任意の名前のフォルダを作成しておきましょう)

①「映像」タブを選択し、②下段のリストから下側のリア動画を選択、③その下のモードを「コピー」にします。

「+リストに追加」のアイコンを押します。

それまで点灯していなかった「エンコード」のアイコンが点灯しますので、ここをクリックします。

指定したフォルダにmp4形式のファイルが出力されていれば成功です。

(編集長 Omi)

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