2カメラドライブレコーダーのカテゴリーでは他社に出遅れた感があったユピテルですが、昨年の10月以降は2カメラモデルでの攻勢を強めており、1月には4モデル目となる「DRY-TW7500d」が発売となります。

ユピテル内でのクラス的にはGPS内蔵のスタンダードグレードとして括られていますが、2カメラドライブレコーダーの中ではエントリークラスの位置付けとなり、1万円台後半~2万円台前半の小売価格になりそうです。

「DRY-TW7500d」のスペック

「DRY-TW7500d」のスペックは以下の表の通りです。

DRY-TW7500d
19.01発売
フロント:1920×1080/27.5fps/HDR
リア:1280×720/30fps
LED信号対応(フロントのみ?)
フロント視野角:水平128°
リア視野角:水平82°
付属16GB
最大32GB
GPS内蔵
駐車監視モード
タイムラプス+衝撃検知
手動起動
専用ケーブル
OP-VMU01
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先月発売されている1ランク上位のモデル「DRY-TW8500d」とはリアカメラの仕様が異なり、HDRなしの100万画素で録画視野角は狭めの水平82°となっています。

その他の仕様は「DRY-W8500d」と同様で単純にリアカメラのグレードを下げたモデルであると推察されます。

ユピテル スタンダード2カメラドライブレコーダー「DRY-TW8500d」発売!!

フロントカメラの録画視野角は光るものがあるが

エントリークラスとは言えども、「DRY-TW7500d」のフロントカメラの録画視野角は水平128°とかなり広めとなっており、この点については他社のモデルと一線を画しています。

ただし、このモデルは「DRY-W8500d」の下位モデルであり、リアカメラの解像度が低く、視野角も狭くなりますので、この部分をどう捉えるかが難しいところです。

GPSの有無などで切り分けているならまだ良いのですが、精細感や視野角が落ちてしまうと明かな劣化バージョンになってしまいますので、価格でしか差別化できなくなってしまう訳ですが。

それを逆手に取って「DRY-W8500d」に物凄い価格差をつけて販売すると面白いと思うのですが、ユピテルのドラレコは時々上位モデルの引き立てのような、性能も価格も微妙なモデルが出てくる事がありますので、「DRY-TW7500d」も上位モデルを売る為の見せ球系になる可能性も否定できませんね。

まぁ、そもそもこれらの2モデルのフロントカメラの味付けがイマイチ不明である為、何とも言えない部分ではあります。

「DRY-TW7500d」の駐車監視の仕様

電源ケーブルについては、ユピテルの2カメラモデルは全てシガープラグタイプではなく、2芯の直結ケーブルとなっています。

基本的には駐車監視を行う事を前提としたセット内容となっていますが、「DRY-TW7500d」で駐車監視を行う為には別途タイマーユニットケーブル「OP-VMU01」、またはマルチバッテリー「OP-MB4000」が必要になります。

駐車監視の録画方式は1fps(1秒1コマ録画)のタイムラプス方式となり、監視中の衝撃検知録画も行いますが、駐車監視用にGセンサー感度を変更しないと、擦られた程度では反応しない可能性が高いかと思います。

駐車監視モードの起動、終了にはボタンの長押し操作が必要になり、タイマー・カットオフ電圧の設定に関してはオプションのケーブル、マルチバッテリーに依存します。(最大12時間まで)

①タイマー設定~30分/1時間/2時間/3時間/4時間/6時間/12時間

②カットオフ電圧設定~11.6/11.8/12.0/12.2/23.6/23.8/24.0/24.2V

西日本LED信号への対応状況

「DRY-TW7500d」は「東西LED信号対応」と記載されていますが、フロントカメラが27.5fp、リアが30fpsとなっています。

LED信号対応の表記があるユピテルの30fpsモデルには、録画を29.7fpsで行い30fpsで出力するモデルと、30fpsで録画・出力を行うモデルが確認されており、後者の場合には数秒間信号が消灯して映る事があります。

「DRY-TW7500d」についてはフロントは高速点滅、リアが同期する可能性がありますね。

「DRY-TW7500d」のまとめ

「DRY-TW7500d」は「DRY-TW8500d」の機能ではなく、性能面での下位モデルになります。

駐車監視が要らない人の為に削って価格を落としたなどの話ではなく、ドラレコとしての証拠能力が確実に落ちる性能の落とし方ですので、個人的にはよほどの価格差がない限り「DRY-TW8500d」を選んだ方が良さそうです。

ただ、今のところ「DRY-TW8500d」が他社の同価格帯のモデルと比べてどの程度の性能であるのかが不明で、価格はそこそこ高めになっていますので、もう少し待った方が良いかな?と感じています。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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