ドライブレコーダーの駐車監視と言えば、常時録画・タイムラプス・動体検知・衝撃検知などの様々な録画方式が存在しますが、監視能力以外の面でもmicroSDカードの容量や消費電力の面などでどれも一長一短があり、「これが全てのシチュエーションでベストだ!」と簡単には言い切れません。

常時録画はmicroSDカードの容量や電力の面で不利ですし、衝撃検知は衝突前の状況が映らず、非常に理に適っているように思える動体検知の場合にも、消費電力の面では衝撃検知に劣ります。

一般的なドライブレコーダーの動体検知は、常にmicroSDカードへの書き込みは行ってはいないものの、内蔵のメモリーに常に短時間の動画データを展開しつつ、画面内で一定以上の動きがあった時のみカードへの書き込みを行っています。

このような仕組みを採用している為、録画時間が短い割に電力をそこそこ消費してしまうのが一般的なドライブレコーダーの動体検知システムです。

今回ご紹介するVANTRUEの「T2」は、一見何の変哲もない円筒型のフルハイビジョンのドライブレコーダーですが、駐車監視の動体検知モードが普通のドライブレコーダーとは異なり、マイクロ波のドップラーセンサーを用いて不要な電力消費を抑え、駐車監視の省電力化を実現しているモデルです。

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「T2」のスペック

「T2」のスペックは以下の表の通りです。

T2
18.??発売
1920×1080/30fps
LED信号対応
レンズ視野角:対角160°
microSD付属なし
最大256GB
GPSはマウントOP
駐車監視モード
動体検知/自動起動
タイムラプス/手動起動
専用OBDケーブル付属
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

イメージセンサーSONYのIMX323、レンズ視野角は対角160°とドラレコとしてはスタンダードな構成で、GPSはOP扱いのマウントに内蔵されています。

画質に関しては国内メーカーのHDRモデルのように補正をあまり強めに入れている感じではありませんので、比較的クッキリとクリアな画質ではあるもものの、逆光時の白飛びや夜間のヘッドライトが反射した状態のナンバープレートの読み取りは苦手な印象です。

駐車監視の仕様について

「T2」の駐車監視はマイクロ波のドップラーセンサー部のみがアクティブな状態で待機し、動体を検知するとドラレコ部に電源が入り録画を開始するもののようです。

動体検知から録画開始までのタイムラグや、センサーの感度が気になる部分ではありますね。

過去にデータシステムのドップラーセンサーを使用して超速起動のドラレコと組み合わせて駐車監視を行ったのですが、その差には人感センサーとしては使えるものの、駐車場内での車の動きには反応したりしなかったりと、あまり当てに出来ない動きをしました。

長時間の駐車監視にセンサースイッチコントローラー「SWC295Ⅱ」と外部電源「UPS300」はどうなのか?

これが感度などの問題であれば良いのですが、駐車監視は当て逃げ対策を主に考えている方が多いと思いますので、ゆっくりした車の動きにどこまで反応するのかが気になりますね。

なお、本機はOBDⅡアダプターから直接電源を取れるケーブルが付属していますので、駐車監視モデルの中では取り付けは楽チンな部類に入ります。

まとめ

以上、マイクロ波による駐車監視を行うVANTUREの「T2」についてご紹介しました。

駐車監視の際のバッテリー劣化が気になる方は検討してみては如何でしょうか?

また、最近は2カメラドラレコが人気ですし、2カメラは更に電力消費がキツイのでこの手のセパレートタイプの2カメラモデルが出ると良いですね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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