※2018年8月21日更新~実機テストに伴う残念なお知らせを追記しました。

今回はとある代理店さんからの未確定要素を含む裏情報です。

諸々公表出来ない部分もありますが、今後1ヶ月以内にはこちらでテストを行う予定の600万画素 3K STARVISモデルについてご紹介します。

シークレットモデルのスペック

このモデルのスペック詳細は以下の表の通りです。

XXX
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
日本未発売
45~50$くらい?
フロント:3072×1728/30fps
リア:1920×1080/30fps
西日本LED対応不明
フロント:対角150°(レンズ)
リア:対角150°(レンズ)
付属32GB
最大256GB
GPSは外付けOP
駐車監視モード
動体検知+衝撃検知
自動起動
専用ケーブル
同梱

フロントが600万画素のExmor R、リアは200万画素のExmorとの事で型番は不明ですが、韓国メーカーは200万画素でもアッパーのExmorを入れてくることが多いので、リアは非STARVISではあるものの、一般に出回っているIMX323などのドラレコ用量産タイプではなさそうな気がします。

価格的には大体の予想ですが、ネットだと4~5万円台、実店舗だと5~6万円台のレンジかと思います。

韓国モデルがドラレコ最先端である理由

ドラレコのスペックや機能が最も充実しており、最新モデルの進化が最も早いのが韓国で、日本メーカーの2カメラモデルで駐車監視が充実しているモデルが、ほぼ韓国の技術を元にして開発されています。

一般に公表されている部分としてはコムテックの「ZDR-015」などは韓国製ですし、2カメラモデルとしてアッパーゾーンにあたるものは、ほとんど全てが韓国の工場で生産されています。

なぜ韓国のドラレコが最先端なのかと言う事なのですが、それは駐車場事情によります。

 

車を購入する際の車庫証明が不要で、マンションなどの駐車場はほとんどが住人の共有枠となっている事から、駐車できずにあぶれてしまった車が、他の車の前に駐車する事で出口を塞いでしまいます。

従って、出口を塞がれた車は自分の車の前に停まっている車を人力で押して通路を確保する様な事があるそうです。(なので、駐車場ではサイドブレーキは引かないのが基本だそう)

まあ、サイドブレーキが掛かっていない場合には押すのは簡単ですが、止めるのはなかなか難しいかと思いますので、勢い余って他人の車が他の車にぶつかってしまう事もあるとの事で、そんな事情から韓国は2カメラの駐車監視モデルが主流で、ドラレコの搭載率も100パーセントに近くなっています。

日本で出回っている高解像度モデル

2018年7月現在では、日本で出回っている高解像度モデルは400万画素イメージサーを搭載した非Exmorの「2560×1440」、400~500万画素で4Kを謳っている似非4Kモデルまでとなっていますが、このモデルはフロントについてはSTARVIS対応の「3072×1728/30fps」が最高解像度になります。

 

ドット数で見て行くと、「1920×1080」が207万、「2560×1440」が369万、「3072×1728」は531万画素になり、単位面積当たりの画素数は「1920×1080」を1とすると「2560×1440」は1.78、「3072×1728」は2.57となります。

「1920×1080」と「2560×1440」の差は見た目ではっきり分かりますが、「2560×1440」と「3072×1728」は1.44倍程度の画素数の違いになるので、どこまで違いが体感出来るかがポイントになろうかと思います。

その他の機能について

その他の機能面については、3.5インチの大型タッチパネル液晶搭載、microSDカードのフォーマットフリー機能、2.9Wの省電力駆動、オマケで安全運転支援機能などが搭載されています。

なお、OPでWiFiモジュールを装着すればスマホやタブレットでの操作や映像の確認が出来ますが、日本に入ってく際にはWiFiオプションの設定はカットされる見込みです。(WiFi通信に関わる日本の技適認証を通していない為)

ネット通販で売られている中国系のメーカーのモデルの中には、技適認証を通していないものが普通に売られていますが、こう言ったガジェットでWiFi通信機能を使用すると、販売者ではなくユーザーが罰せられる事になっていますのでご注意を。

個人的には3.5インチのモデルのWiFi機能は不要と考えていますので、この部分は充分許容範囲であると思います。

専用バッテリーがヤバい!

専用バッテリーについては、3芯ケーブル対応の37時間仕様です(笑)

容量的には「6,800mAh/87.04wh」となっていますので、2.9Wの当モデルだと30時間程度の駆動となりそうです。

おそらく12.8V/6,800mAhです。(モバイルバッテリーの3.7V換算だと、23,524Ah)

45分で90%のチャージが可能なので、10分の走行で6時間、20分で12時間の駐車監視が目安となります。

価格的な部分は不明ですが、このスペックだと2.5~3万円くらいにはなりそうな予感です。

見た目の仕様的にはバッテリーに赤(ACC)、黄色(常時)、黒(アース)の3芯を接続するようですので、他の3芯モデルにも流用できそうなのが注目ポイントですね。

microSDカードの録画時間について

microSDカードの録画時間については、2CH使用の場合、32GBで3時間40分、64GBで7時間30分、128GBで15時間10分となっていますので、こちらもそこまで膨大なデータ量ではないようです。

※通常の200万画素、1CHのドラレコの場合には32GBで5~6時間ですので、フロントリアで800万画素であることを考えると効率は良さそうです。(まぁ、変に圧縮されて画質が落ちるもの考え物ですが)

実機テスト結果が残念過ぎた

このモデルに関しては随分時間を掛けてデバッグを行っているのですが、あまりにも仕様がおかしな事になっていた為、私の方でこのモデルの日本での展開はやめた方が良い旨のアドバイスをしています。

メーカー名については現時点では公表しませんが。

ただし、別の代理店さん経由などで今後このメーカーが日本市場に参入するような事があれば機種名、メーカー名を公表せざるを得なくなりますが…。

600万画素のSTARVISが泣いている

このモデルは3K STARVISと言う事で、ナンバー認識精度と夜間の明るさが売りのモデルなのですが、フロントカメラのビットレートがあり得ないくらいに低すぎて、ナンバー認識精度はHDとFHDの間ぐらいでした。

フロントカメラの3K動画のビットレートは7,000~9,000Mbps程度で、フルハイビジョンの圧縮強めのモデルと同程度です。

ビットレートは動画ファイルの容量の大きさと同様の指標と見て頂いて結構かと思うのですが、本来であれば3Kなら27,000~30,000Mbps程度のビットレートが必要と認識しています。

ファイルサイズを圧縮し過ぎて3Kのメリットが全く活かされてないという事になりますね。

夜間の動画につても何故か明るさが極端に抑えられていて、STARVISではないモデルよりも暗い…。

※ここで掲載している動画の各モデルに関してはコメントを頂いても全て公開できません。(時期が来たら公開する事もあるかもしれません)

フロント・リアともにファイル間ギャップがそこそこある

現在までにBLACKVUEなどの韓国メーカーモデルには、0.5~1.0秒程度のファイル間ギャップが確認されているものもあるのですが、このモデルにも前後0.5秒程度のギャップがありました。

ハードウェアのスペック的にはかなり良い線を行っており、かなり期待してただけにソフトウェア面での残念っぷりが半端ないです…さようなら。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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