ユピテルからスタンダードグレードの2カメラドライブレコーダー「DRY-TW8500d」が発売されています。

ユピテルの2カメラドライブレコーダーとしては、一般店向けの「DRY-TW9100d」、指定店舗向けの「SN-TW80d」が先行して発売されていますが、これらの2モデルはWiFi対応の液晶なしモデルで、夜間の明るさに特化したハイエンドグレードでした。

ハイエンドなのは構わないのですが、液晶を搭載しないWiFiモデルと言う事で年配ユーザーにはややおすすめしにくいと言うデメリットも存在しています。

今回発売されている「DRY-TW8500d」については、「DRY-ST1000系」のフロント筐体のデザインを採用し、小型ながら液晶を搭載する事で上述の2モデルでカバー出来ていないユーザー層にアプローチしたい言う意図が感じられます。

現時点での価格帯は3万円程度となっており、他社の同クラスモデルと比較するとやや高めで流通していますが、おそらく競合モデルはコムテックの「ZDR-015」、ケンウッドの「DRV-MR740」辺りとなる事でしょう。

「DRY-TW8500d」の特長

「DRY-TW8500d」のスペックは以下の表の通りとなります。

DRY-TW8500d
18.12?発売
フロント:1920×1080/27.5fps/HDR
リア:1920×1080/30fps/HDR?
LED信号対応(フロントのみ?)
フロント視野角:水平128°
リア視野角:水平100°
付属16GB
最大32GB
GPS内蔵
駐車監視モード
タイムラプス+衝撃検知
手動起動
専用ケーブル
OP-VMU01
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

フレームレートと録画解像度

前後ともに録画解像度はフルハイビジョン、フレームレートはフロントが27.5fps、リアが30fpsとなっていますので、最近のユピテルのドラレコの傾向から考えると、リアに関しては電力周波数が60Hzの西日本エリアにおいては、LED信号と同期するかも知れません。(リアが同期しても問題ないですが)

駐車監視の仕様について

駐車監視の仕様については、手動切替の1fps(1秒に1コマ撮影)タイムラプスとなり、同社の他の2カメラモデルと同様になっています。

常時録画中にOKボタンを長押しする事で駐車監視モードに入り、さらに同様の操作を行うと常時録画に戻ります。

付属する電源ケーブルについてはシガープラグ形状ではなく、ACCヒューズへの直結ケーブルとなります。

■ 「DRY-TW8500d」取扱説明書

駐車監視に必要となるのは、以下の常時電源ケーブル、またはマルチバッテリーで、純正付属ケーブルを以下のOPユニットに接続します。

ユピテル駐車監視ユニット「OP-VMU01」の使い方

ユピテル マルチバッテリー「OP-MB4000」の取り付け、使い方

カメラ接続ケーブルが9mと長くなった

前後カメラの接続ケーブルは以前の2モデルでは6mちょいと短めで、ミニバンなどであれば床、または下方のパネル内に配線を這わせる事が困難でした。

■ ユピテル2カメラドライブレコーダー「DRY-TW9100d」のレビュー、評価

カメラ接続ケーブルの長さは6m強ですので、ミニバンだと下を這わせた場合1m位長さが不足します。(上を這わせれば全然足りますが、サイドエアバッグ等がある車だと結構取り付けが面倒かも知れません)

コムテック、ケンウッド、セルスターなどは概ね9mケーブルを使用しており、「DRY-TW8500d」についてはミニバンなどの取り付けの利便性を考慮して長めの9mケーブルが採用されています。

明るさと白潰れ耐性に注目したいところ

「DRY-TW8500d」の録画視野角はフロントが水平120°、リアが水平100°とスタンダードグレードの2カメラドライブレコーダーとしては標準+αの録画視野角となっています。

他のユピテルのドライブレコーダーの特徴から考えると、おそらくナンバー認識精度はケンウッドの「DRV-MR740」と同等かやや下、「ZDR-015」よりは上ではないかと予測されます。

問題となるのは夜間の明るさと白潰れ耐性ですが、最近のユピテルのドライブレコーダーはイメージセンサーの種類や、明るさと補正の調整をかなり弄りまわしており、ここは全く予測がつきません。

仮に…、「DRY-TW8500d」の夜間の明るさが「DRY-TW9100d」と同等であり、白潰れ耐性については流石に2カメラモデルでの最高値であるコムテックの「ZDR-015」を上回る事はないとは思われるものの、ケンウッドの「DRV-MR740」と同等以上であれば価格はともかく性能面では積極的に推して行けるモデルとなります。

「DRY-TW9100d」の夜間の明るさは、非STARVISモデルとしては究極系に近くなっていますので、この2つのポイントが「DRY-TW8500d」を推して行けるかどうかの判断基準になりますね。

逆にこれらのポイントが期待値以下であればちょっとどうかな~と、微妙な立ち位置になるかも知れません。

以下の動画を見る限り、フロントはExmorっぽい感じがしなくもなく、リアは白潰れ耐性はあまり高くないように感じます。

夜間の動画を見るとフロントはあまり明るくなく、ケンウッドの「DRV-MR740」に近いHDR補正の印象です。

リアについては露出を上げて明るさを確保しているような感じがしますね。

「DRY-TW8500d」のまとめ

最近は2カメラドライブレコーダーも一般への普及が進み、特に2018年については様々ばモデルが出てきています。

この手のスタンダードグレードは価格設定や他社との差別化が最も難しいゾーンですので、外すと全く売れないモデルになってしまうリスクもあります…特にネットでは。(量販店や指定店舗などの販売力があればそれなりに売れると思いますが)

今のところテストの予定はありませんが、希望があれば検討します。

ただ、このモデルは場合によってはおすすめ出来ない系になる可能性があるので、ユピテルさんにサンプルをお借りするつもりはないですし、ちょっと慎重に考えようと思います。

■ 前後が撮影できる2カメラドライブレコーダー11選

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