TENKER WiFi対応アクションカメラ「EX7000 PRO」のレビュー、評価

※2019年4月16日更新~カレンダー機能の時刻がズレる不具合についてファームウェアでの修正を行いました。

◆5月31日までの期間限定で実質1850円引きになるクーポン配布中です。詳細は記事の最後をご覧下さい。

中国製のドライブレコーダーはアクションカメラと仕様が非常に似ており、中にはドラレコとしても使用出来る事を謳っている製品もあります。

比較的最近ではMUSONさんの「MC2 Pro1」について車載でのテストを行っているのですが、今回はTENKERさんよりWiFi対応モデルのレビュー依頼とサンプルのご提供を頂きましたので、実力を検証してみました。

ざっくりとした印象は意外な事に…と言ったら失礼ですが価格を抜きにしても思ったより完成度が高い…というものになります。

「EX7000 PRO」のスペックと特徴

「EX7000 PRO」のスペックは以下の表の通りです。

EX7000 PRO
18.0?発売
2880×2160/24fps
2560×1440/30fps
1920×1080/60fps/30fps
1280×720/120fps/60fps/30fps
640×480/240fps/30fps
スローモーション
1280×720/60ps
1/2~1/8倍速
タイムラプス/1~1/60fps
LED信号対応状況は未確認
対角170°(レンズ)
付属なし
最大64GB
GPS非対応
WiFi(技適マーク有り)

チップセットはNT96660、イメージセンサーはSONY IMX078が使用されコーデックはH.264となります。

この製品は販売ページと説明書には4Kと謳われており、IMX078も1200万画素のセンサーですのでハードウェア的なスペックは「SJCAM 5000X ELite」と同様ですが、厳密には2880×2160/24fpsが最高解像度で4Kでの録画は出来ません。(SJCAM 5000X ELiteも同じ)

中華製のアクションカメラとしてはそこそこハイエンドな部類に入りますね。

セット内容とデザイン

セット内容はこちらの通りです。

①カメラ本体

②1000mAhバッテリー2個

③通常の防水ケース

④タッチパネル操作可能な軽防水の交換用カバー

⑤充電器スタンド

⑥microUSBケーブル

⑦マウント類

⑧車載用?ケース

⑨両面テープ

⑩日本語説明書

本機はWiFi対応モデルですが、技適マークは本体下部と取扱説明書に貼付されており、製品として認証を受けています。

本体カメラには録画と電源操作のボタンが上部に1つのみ配置されており、無駄のないスッキリとしたデザインであるという印象を受けました。

底面にバッテリーとmicroSDスロットのカバーがあり、microSDは以下の位置に挿入します。

向かって左側にのカバー内には電源とPC通信用のmicroUSBポートと映像出力用のmicroHDMIポートが装備されています。

液晶サイズは比較的大き目の2.45インチで静電式のタッチパネルによる操作が可能です。

台座に関しては割とシンプルな構成で全部で4枚となります。

底面部が平面タイプとヘルメット取付用の曲面タイプがあり、それぞれ左右に向きが変えられるもの、変えられない物があります。

MUSONの「MC2 Pro1」についてはこんな感じで付属品満載でしたが、この価格帯のモデルを購入されるのは初心者が多いと思いますので、シンプルな方が良いと思います。

※「MC2 Pro1」は使い道が良く分からんマウントが多かった

バッテリーの充電スタンドは最近はやりの2連タイプとなり、モバイルバッテリー等からの充電も可能です。(コンセントに挿すアダプタは付属しない)

車載用のカバーがあるのが嬉しいところ

「EX7000 PRO」には通常の防水カバーの他に車載に適した専用のカバーが付属しており、これを使うと以下のように普通のドラレコと比べても遜色のない見栄えになります。

 

過去にテストしてきたドラレコとアクションカメラの兼用モデルの様に、ついでに取って付けた感が薄く好印象です。

なお、左右の首振り台座を使うと若干マウント部の剛性が落ちますので、車載で使う場合には首振りなしの台座を使用してフロントガラスのセンター付近に取付けた方が良いでしょう。

インターフェイスと操作性について

本機の操作はWiFiアプリとタッチパネルの両方で可能ですが、通常使用においてはタッチパネルの操作感も悪くはない為、WiFiアプリは使わななくても良いかな?という感じですね。

WiFiアプリについてはこちらのQRコードからダウンロードが可能です。

日本語訳がおかしな項目もあり、HDRではなくWDRの間違いでは?という部分もありますが、使い勝手は悪くないです。

また、本体液晶タッチパネルでの操作についても、ドラック・フリック等でメニューを送れますので、普通に使う分にはタッチパネルで充分な感じです。

画質についての評価

画質についてはアクションカメラとしての評価と、ドライブレコーダーとしての評価に分けて行いました。

①アクションカメラ~1920×1080/60fps、ループ録画/OFF、WDR/OFF、iPhone 7の1920×1080/60fps撮影モードと比較

②ドライブレコーダー~2880×2160/24fps、ループ録画/ON、WDR/ON、ユピテルの高解像度ドラレコ「DRY-ST7000c」と比較

アクションカメラの画質

アクションカメラとしては2880×2160/24fpsだとかなりカクカクの動画になりますし、最低でも60fpsは欲しいところなので1920×1080/60fpsモードで主にiPhone 7と比較しました。

WDRをオフにしているので明暗の差が強くでいますが、iPhone 7と比べると画角がかなり広く、色の階調も豊かであると感じます。

特に新緑の中にところどころ残っている赤茶系の色がしっかり表現出来ている感じです。

「物凄く綺麗!」という訳ではないのですが、手振れ補正もしっかり効いていますし安っぽさは全く感じられません。

ドライブレコーダーの画質

ドライブレコーダーんの画質に関しては現行品としてはほぼ最高のナンバー認識精度を誇るユピテル「DRY-ST7000c」と今のポイントについて比較を行いました。

「EX7000 PRO」の設定は以下の通りです。

・カーモード、2880×2160/24fps、ループ録画/ON、WDR/ON、手振れ補正/OFF

①録画視野角

②ナンバー認識精度

③逆光時の白飛び耐性

④夜間のナンバー認識精度

⑤夜間の見え方

結果については以下の動画に簡潔にまとめてあります。

録画視野角について

「EX7000 PRO」の録画視野角は解像度と手振れ補正のON/OFFによって異なり、今回テストした「2880×2160」の手振れ補正OFFが最も広くなります。

この設定では水平124°の録画視野角でしたので、ドラレコとしてはかなり広めの部類に含まれます。

ナンバー認識精度

ナンバー認識精度については有効画素数600万画素の「EX7000 PRO」と350万画素の「DRY-ST7000c」との比較になりましたが、コントラストなどの問題で文字が背景から浮き出てこない為、ナンバー認識精度は「DRY-ST7000c」とほぼ同等という結果です。

解像度に見合った認識精度は得られていませんね。(ただし、ドラレコとしては最高レベルではあります)

逆光時の白飛び耐性

「EX7000 PRO」はWDRモデルではありますが、他の中華製のドラレコに比べると若干白飛び耐性は高い印象ですので、昼間の状況認識能力はそこそこ高いと言えます。

夜間の見え方

「EX7000 PRO」は最近のドラレコのように画面内の明るい場所と暗い場所の明るさを調整して全体的に見易くするような機能はありません。

従って明るい場所ではより明るく、暗い場所ではより暗く映りますので、ドラレコとしての夜間の撮影能力は現行品の中では最低クラスになります。

ドライブレコーダーとしての運用と問題点

ドライブレコーダーとして運用する際には専用のケースと首振り機能のないマウントを使用してルームミラー裏などに固定するのがおすすめです。(画面の上限反転機能アリ)

付属のmicroUSBケーブルでは寸足らずなので3~4mの市販のケーブルを使用します。

台座の部分とマウント部は少し力は要りますが、スライド式で脱着が可能ですのでアクションカメラ→ドラレコへの用途変更はそれほど面倒ではありません。

カーモードを選択するとエンジンのON/OFFに「EX7000 PRO」の録画状況が連動します。

 

問題点としては通常のドラレコに標準装備されているGセンサー録画が存在しない点、バッテリーを装着したままドラレコモードを使用すると熱で膨張などの危険性が懸念される点が挙げられます。

※このサイズのリチウムイオンポリマー電池は通常の場合では安全性を考慮してドラレコには使われない

電池を抜いてしまってmicroUSBからの給電のみで動かす事も可能ですが、電池を抜くと録画モードなどの設定が初期化されます。

動体検知モードの運用について

本機の動体検知モードは手動で設定をONにします。

動体を検知すると15秒間の録画を行い、録画中に再度検知を行った場合にはその時点から15秒間の録画時間が延長されます。

バッテリーの持続時間について

付属のバッテリーを使用しての連続録画時間はおよそ1時間でしたので、バッテリーを2つ使用すれば2時間程度の録画が可能という事になります。

microSDカードの使用容量について

フルハイビジョン/60fpsでの録画容量は1時間当たり8.45GB程度です。2880×2160/24fpsであれば10GB程度になりました。

その他の問題点

その他問題点として一つ致命的な欠陥が見つかっています。(個体の問題なのかファームウェアの不具合なのか確認中)

それは電源をオフにした状態ではカレンダー機能が一切の動作を停止し、時間のカウントを行わない点です。

いつの間にか時間がズレている事に気が付いたのですが、電源を13時に落として15時に再起動させると時刻が13時のままでした。

他のレビューを見てもこのような記載はありませんので、個体の不良の可能性もありますね。

また、録音音質に関してはかなりショボいのでこちらは期待しないで下さい。(常に水中で撮影しているような音質です)

ファームアップデートの手順

TENKERさんに上記のカレンダー機能の不具合について問い合わせを行ったところ、最新のファームウェアを送って頂けました。

なお、現在amazonで販売されているものについては新旧のファームウェアが混在しているそうなのでこちらに問い合わせを行って下さい。

service@tenkersupport.com

■ TENKER EX7000Pro アクションカメラ よくある質問

ファームウェアのアップデート手順は以下の通りです。

①該当のフォルダを解凍

②PCでフォーマットしたmicroSDカードの直下にフォルダ内のファイルのみを全てコピー

③microSDを本機に挿入して電源ON

④本体の電源ボタンのLEDインジケーターが点滅して自動更新→再起動

⑤電源を落としてmicroSDカードを抜き、PCでファームウェアのファイルを削除

⑥microSDカードを挿入して初期設定を実施(言語が英語になってます)

⑦ファームウェアのバージョンを確認します。バージョンはいずれもV1.0ですが、更新日時が新しいものが2018年5月17日となっています。

ファームウェアアップデート後の動作については、バッテリーが挿入された状態では電源を落としても日時は更新されるようになっています。

ただし、バッテリーを抜いた状態では時計は進みませんで、電池交換の際には若干時刻が遅れます。

気になる方は付属のmicroUSBケーブルで外部から給電しながらバッテリーを交換すると良さそうです。

「EX7000 PRO」の総評

「EX7000 PRO」の総評としては、上記の不具合を除けばこの価格帯のアクションカメラとしてはかなりの高性能モデルであると思われます。

MUSONさんには申し訳ないですが「MC2 Pro1」と比べると画質の面では明らかに「EX7000 PRO」の方が勝っています。(フルハイビジョン/60fpsがおすすめ設定)

おそらくGoProなどと比べるとそれなりの差は出るのかと思いますが、アクションカメラを使い慣れた方でなければそこまでの差は体感出来ないのではないかと予測します。(音はショボいですし、外部マイクにも対応していないのでそこは注意)

ドライブレコーダーとしてはこれまでのモデルに比べるとかなり画質や使い勝手が向上している印象ですので、日常的に充分使えるレベルではあると思いますが、やはり「EX7000 PRO」が真価を発揮するのはドラレコというよりも車載アクションカメラとしての用途です。

今回はコペンのウィンドウガラスに吸盤マウントで固定しましたが、そこそこ振動がある状態でもしっかり手振れ補正が効いています。(WDR/ON、1080p/60fps、手振れ補正あり)

ちょっと暗いので曇りの日は露出を上げた方が良さそうですね。

マウントの剛性、設置の汎用性、手振れ補正の精度も高いので、バイクや車載アクションカメラとしてフロントガラス以外の場所に設置して景色などを撮影するなら、今までアクションカメラを使った事がない方であればこれで充分だと感じる事でしょう。

5月31日まで割引クーポン配布中

TENKERさんに割引クーポンを発行して頂きましたので、5月31日までの期間限定でamazonで「EX7000 PRO」が実質6,050円でご購入頂けます。

購入方法については、以下のリンク先から

■ amazon 「TENKER EX7000 PRO」クーポン対象

製品写真したの1,350円割引の☑を入れます。

この状態で製品をカートに入れてレジに進み、クーポンコードに「D5GRZAD2」と入力して適用を押すと合計で1,850円の割引となり、実質6,050円で購入が可能です。

もともと性能の割に価格が安い製品ですし、7,900円でも満足度の高いモデルだと思いますので気になる方は是非お試しください!

■ amazon 「TENKER EX7000 PRO」クーポン対象

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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