ここ2年くらいのドラレコ市場の流れは、1カメラから後方も録画可能な2カメラ化への移行が進んでいます。

これはなるべく広い撮影範囲を確保して、様々な事故のシチュエーションをカバーしたいと言うユーザーの要望が根底にある事が要因になってますが、2カメラ化と同様に全方位が録画可能な360°ドラレコも賛否はありながらも、徐々にシェアは伸ばしているようです。

今回ご紹介するJAFの「ドラドラまるっと」は、2カメラのような、360°カメラのようなちょっと変わった特性を持つドライブレコーダーですが、個人的にこの方式は理に適っていると感じていますので、詳しく調べてみました。

「ドラドラまるっと」のスペックと特徴

「ドラドラまるっと」のスペックは以下の表の通りです。

ドラドラまるっと
19.05発売
フロント:1920×1080/28.5fps
リア:1920×1080/28.5fps
LED信号対応
録画視野角
フロント:水平180°×垂直80°
リア:水平180°×垂直80°
microSD付属16GB
microSD最大128GB
フォーマット不要
GPS内蔵
WiFi
駐車監視モード
なし
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

スペック表だけを見ても特性が良く分からないと思うのですが、ハードウェアのベース的な部分はユピテルの全天球モデルである、「Q-02c」辺りと近いものとなっています。

おそらく、レンズ的には「ドラドラまるっと」もフロント・リアともに180°×180°の視野角になっていると考えられますが、真上や真下を映すのにマシンパワーや画素数を割くのは勿体ないので、垂直方向の視野角を80°に絞り、本当に必要な範囲だけを記録しているようです。

車を上から眺めると、このように360°の視野をカバー

横から眺めると、この帯の範囲をカバー

そして出来上がった映像が以下のような、前後2分割表示のものとなるようです。

半天球・全天球の360°ドラレコの弱点を克服

実際にテストした訳ではないのであくまでも理論上の話にはなりますが、360°モデルが最も苦手としているナンバー読み取り能力について、本機は克服しているのではないかと考えられます。

と言うのは垂直方向の視野角を絞った事で、1画素当たりで表現する範囲の負担がかなり減っているからです。

実際のところ、どこまでのナンバー認識が可能であるかは不明ですが、前方の至近距離であればどうにか読み取れる可能性があります。

液晶はない代わりにWiFiアプリに対応

「ドラドラまるっと」には液晶画面はありませんが、WiFiアプリには対応しているようですので、使い勝手もなかなか良さそうです。

駐車監視の仕様について

本製品には駐車監視に関する記述が見当たりませんので、正式な駐車監視モードは存在しないようです。

ただし、フレームレートを10fpsにおとした撮影モードがあるようですし、microSDカードも128GB までサポートされていますので、電源の面だけどうにか確保できれば常時録画を継続する形での駐車監視は可能かと思われます。

■ ドラドラまるっと取扱説明書

まとめ

以上、JAFの一体型2カメラドライブレコーダー「ドラドラまるっと」についてご紹介しました。

フロントのナンバー認識精度がどの程度のものかは不明ですが、なかなか面白そうなモデルではありますね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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