こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
セルスターから2022年以降のスタンダード基準になりそうな2カメラドラレコ「CS-53FH」が発表されています。
今回は合わせて上位モデルの「CS-93FH」も発表されており、今後の新規格の仕様が固まったようです。
「CS-53FH」のスペックと特徴
「CS-53FH」のスペックはこちらの表の通りです。
CS-53FH |
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22.10発売 |
フロント:1920×1080/30fps リアOP:1920×1080/30fps |
LED信号対応不明 |
録画視野角 フロント:水平119° リア:水平114° |
microSD付属64GB/最大128GB |
GPS内蔵 |
フォーマット不要 |
駐車監視モード/自動起動 |
常時録画のみ 常時録画+衝撃検知 動体検知のみ 動体検知+衝撃検知 |
専用ケーブル GDO-10 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
※リアカメラはOP扱い
従来からセルスターの2カメラドラレコには、このようなSONYセンサーを使った4つのラインがあります。
・エントリー:200万画素 IMX323 フルハイビジョン
・スタンダード:200万画素 IMX307 STARVISフルハイビジョン
・アッパーミドル:200万画素 IMX327 STARVISフルハイビジョン
・ハイエンド:400万画素 IMX335 STARVIS 2.5K
「CS-53FH」は「IMX307」STARVISセンサーを採用していますので、このうちのスタンダードグレードに当たります。
これらの3つのフルハイビジョン用200万画素センサー、IMX323/307/327の最大の違いは、夜間の撮影能力です。
現状のドラレコ市場の中では、「IMX327」は希少なセンサーとなっており、抜群の夜間撮影能力を誇ります。
セルスターでは「CS-91FH」「CS-93FH」の2機種がこのセンサーを採用しています。
「IMX307」は世の中的にも、セルスターの中でもスタンダードなセンサーと言う事になりますが、最近のドラレコは昔と比べて夜間の撮影能力が大幅に向上しており、「IMX307」を搭載する「CS-53FH」でも、それなりに高い撮影能力が期待出来るでしょう。
その他、「CS-53FH」の特徴はこちらの通りです。
・フォーマット不要機能
・災害・危機管理通報表示機能
・オービス・事故ポイントアナウンス機能
・災害・危機管理通報表示機能
・オービス・事故ポイントアナウンス機能
2022年モデル向けの追加機能
「CS-93FH」は指定店舗向けとなっている事から、付属するケーブルやマウントの種類などが一般モデルとは若干異なります。
また、ソフトウェアの面でもいくつかのポイントが改善されているようです。
・付属するmicroSDカード:32GB→64GB
・サポートするカードの最大容量:64GB→128GB
・付属する電源ケーブル:シガーケーブル→直結ケーブル
・フロントカメラのマウント:ボールジョイント→ツマミ式
・1fps/10fpsの録画モードが追加
・駐車監視モードのタイマー設定を本体側で制御
・駐車監視モードの画質を選択可能
・駐車監視モードのワンタッチON/OFF
従来のセルスターのドライブレコーダーは、駐車監視モードの使い勝手が悪かったので、これは的を得た改善ポイントかと思います。
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