YIテクノロジーと言えば中国のアクションカメラの大手メーカーとして有名で、昨年は以下のエントリークラスのモデルのテストを行っていますが、残念ながら滲みなどの不具合が不定期で発生した為、私の評価はあまり良いものではありませんでした。

■ YIテクノロジー WiFi対応ドライブレコーダーのレビュー、評価

どうもAmazonなどでは不良品率が高く、個体により精度の差があるようなレビューが多いですが、組み立ての精度よりもCPUのスペックが追い付いてないので時々不具合が出ており、それを確認出来なかったケースは良品、確認出来たケースは不良品の扱いを受けているのでは?と感じます。

組み立ての不具合なら常に滲みが出ると思うので、CPUの能力がレンズとCMOSセンサーのスペックに追い付いていない事が疑われますね。

滲みの原因が良く分からなかったのですが、発生の状況から予測してCPUの力不足かな?と結論付けました。

「Ultra Dash Camera」はCPU2枚載せ

…で、今回発表されている「Ultra Dash Camera」についてですが、どうやら解像度とCPUの処理能力が大幅にパワーアップしているとの事なので、前回の教訓を生かしてかなり良いモデルが上がって来る可能性が高いと感じています。

…というのは、おそらくドライブレコーダーでは初であろう、CPU2台乗せの構成となっているからです。(笑)

YIテクノロジーの日本代理店はソフトバンクとなっていますが、プレスリリースに以下のような情報が記載されています。

■ ソフトバンクプレスリリース

プロセッサーがA17+A7の2枚載せとなっていますが、AmballeraのA7チップは3~4年位前からハイエンドモデルに使用され始めて、現在ではA12チップに切り替わりつつあります。

ここで記載されているA17については初めて目にするCPUですが、型番からするとA12の後継、もしくは上位モデルに当たるように思われます。

また、解像度については「2688×1520」の409万ドット、CMOSセンサーは400万画素となっていますので、若干素子が足りないのですが、CPUのパワーアップでソフトウェアや補正、エンコード能力などが大幅に向上している可能性があります…と思いたい。(笑)

細かいスペックは以下の表の通りとなります。

Ultra Dash Camera
18.04発売
2688×1520/30fps
2560×1440/30fps
1920×1080/30fps
1920×1080/60fps
LED信号対応未確認
対角140°(レンズ)
micoSD付属16GB
micoSD最大128GB
GPSなし
WiFi 技適未確認
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

機能面は多彩だが、ユーザーを選ぶ構成

YI「Ultra Dash Camera」は現状の国内メーカーの売れ筋モデルとは対極を行くような機能構成となっており、視野角は対角140°(レンズ)なので、さほど広くはなさそうです。

また、GPSは非搭載、駐車監視モードはなしとなっています。

録画視野角が狭く駐車監視モードもないとなると、折角の高解像度が活かせないのでは?と感じる部分はありますが、もともとはアクションカメラのメーカーですので、景色は綺麗に撮れるのではないかと感じています。

なお、付加機能としてはWiFi通信、ボイスコントロールなどが挙げられます。(この辺りはガーミンと似た感じですね)

価格が1.5万円弱と、スペックを考えるとかなり安いので個人的には結構興味を持っています。

日本市場向けのドラレコとしては、ちょっと視点がズレてる感じもするのですが、ハイスペックCPUと「2688×1520」の高解像度ってどんなもんだろう?という点は非常に気になりますね。

※録画視野角が水平120°程度出ていれば、かなりおすすめにはなると思います。(もちろん、動作が安定してれば)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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