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「DRY-ST7000c」に引き続き、ユピテルから駐車監視特化型のドライブレコーダー「DRY-ST6000d」が発売されています。

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「DRY-ST6000d」については解像度に関してはフルハイビジョンで型番的にも「DRY-ST7000c」の下位モデルのような印象を持ちましたが、CMOSセンサーなどのハードウェア、ソフトウェアの設計が全く異なり、「DRY-ST7000c」とは別系統のモデルです。

参考ページ

■ ユピテル「DRY-ST7000c」のレビュー、評価

「DRY-ST6000d」のスペック

「DRY-ST6000d」のスペックは以下の通りです。

ユピテル
ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DRY-ST6000d
キャンペーン次第でオートバックスが最安値になる場合あり
17.01発売
参考価格 17.01.05
29,700円
Amazon
楽天市場
Yahoo!
AUTOBACS
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080
全国LED信号
30fps
水平120°
HDR
付属16G
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPSあり
駐車監視モード
常時録画
衝撃録画
自動起動
専用ケーブル
OP-CB5R
マルチバッテリー
OP-MB4000
最大12時間
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

フルハイビジョンに水平視野角120°、HDRとGPSの内蔵、常時録画による駐車監視モードの搭載といった形で、ざっとスペックだけを見ると視野角がかなり広めの2016~2017年におけるスタンダードなドライブレコーダーとなっています。

ケンウッドの「DRV-320/325」パパゴの「GoSafe 388mini」と似たような感じになりますが、ポイントは120°という水平視野角の広さです。

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現状のドライブレコーダー市場で、実質的な録画視野角が120°程度のものは意外と少なく、そのほとんどが2K超の解像度のハイエンドモデルとなっていますので、フルハイビジョンで120°以上の水平視野角のモデルは、ASUSの「RECO Classic」、TA-Creativeの「TA-008C」などと限られています。

※後で詳しく説明しますが、様々な理由から競合モデルは上で紹介したクラスではなく、スペック的にガチンコで競合するのはケンウッドの「DRV-610」、アサヒリサーチの「Driveman GP-1」、コムテックの「HDR-352GHP」辺りになります。

ドライブレコーダーの視野角については、メーカーごとにレンズの視野角を謳っている場合、録画視野角を謳っている場合があり、これらの間の実質的な録画視野角にはかなりの差が発生するケースがあります。

なお、ユピテルの場合には実際に録画される視野角とレンズの視野角が別途スペック表に記載されていますので、「DRY-ST6000d」については実際に録画される視野角が120°となります。

駐車監視に関してはキャンセルエリアを指定可能

別系統の最上位モデルの「DRY-ST7000c」には、モーションセンサーによる駐車監視モードがありますが、「DRY-ST6000d」は駐車中にも常時録画を行い、走行中と同様に衝撃検知によるイベント発生時にはファイルをロックする仕様となっています。

この仕様は以前から同様なのですが「DRY-ST6000d」には新しい機能として、かねてからこういう機能があれば便利だなと思っていた「駐車監視キャンセルエリア登録」が実装されているようです。

「DRY-ST6000d」の取扱説明書にはこのような記載が見られます。

これ、個人的にはかなりおすすめ機能と言えます。

何故なら、このサイトでも度々ご質問を頂いているのですが、自動設定の駐車監視の一番の問題は、何もしなければ自宅の駐車場でも自動で録画が行われてしまいますので、無駄にバッテリー消費をしてしまうので、バッテリーの寿命を縮めてしまうことなんですよね。

逆に手動で駐車監視を行うモデルになると、自宅では電源を落とす操作を行い、外出先では手動でその都度駐車監視(動体検知)のオン・オフが必要になって来ます。

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また、「DRY-ST6000d」はモーションセンサー(動体検知)を搭載していませんが、走行中と同様に常時録画を行いながら衝撃があった際にはイベント発生前10秒・発生後の20秒をコピーしてイベントファイルを別途生成しますので、当て逃げの際は前後の状況をバッチリ把握できます。

ここを何とかして欲しい点

「DRY-ST6000d」は新しい試みがなされており、非常に興味深いモデルではありますが、前述したようにモーションセンサーを搭載していない為、駐車中にカードの録画容量を喰いまくってしまいます。

…と思ったのですが、どうやら駐車監視については個別にフレームレートと解像度が設定出来る為、長時間の録画が可能の様です。

ただし、対応するmicroSDカードは32GBまでですので、駐車監視の割り当てを除くと常時録画は140分までしか記録出来ないのが痛いところです。(趣味で使う場合には10時間くらいはあった方が良い)

やはり最低で64GB、欲を言えば128GBまで対応して欲しいところです。

128GBが使用出来るのであればかなりおすすめ出来るモデルになるかなと思います。

※後で詳しく説明しますが、200GBまでの使用を確認出来ました。

あとは価格面でどの程度に落ち着くかというのがポイントでしょうか?

「DRY-ST6000d」をテストしてみたのでレビュー報告

ユピテルさんから「DRY-ST6000d」お借りすることが出来たので、色々いじくり倒してみました。

 

ざっくりとした感想は、思ったより画質が良く視野角も広かった点、さらに駐車監視が便利だった点と、トータルコストがかなりゴージャスになるという点です(笑)

とりあえずいつものように、次の6つの項目別に「DRY-ST6000d」の評価を行います。

  • デザインやマウントを含めたコンパクトさや設置のし易さ
  • 視野角の広さ
  • 精細感や透明度(クリア感)の高さ
  • 逆光補正の強さ
  • 夜間の明るさ
  • インターフェイスの使い勝手
  • 付加機能
  • 駐車監視の利便性の高さ

最初の説明ではフルハイビジョンの解像度の為、ケンウッドの「DRV-320/325」と同じタンダードのカテゴリーに入れていますが、画質の部分でもクラス的には最上位の「DRV-610」と同じクラスになります。

何故なら、「DRY-ST6000d」はフルハイビジョンではあるものの、CMOSセンサーにSONYのExmor、チップセットにAmbarellaのA7を使用している為、2304×1296の解像度のケンウッド最上位モデル「DRV-610」よりも文字認識精度が高いかったからです。

イメージセンサーのサイズが大きくなると、1画素当たりで表現可能な情報量が増えますので解像度が低くてCMOSセンサーが大きいものの方が、解像度が高くてCMOSセンサーが小さいものよりも精細感が高い場合があります。(一概には言えないので実機の映像を比べるしかない)

従って、今回は「DRV-610」を基準にして「DRY-ST6000d」のベンチマークを行う事にしました。

コンパクトさや設置のし易さについては文句の付けどころがない

「DRY-ST6000d」はその他のユピテル2017年モデルの「DRY-ST系」とデザインはやや異なりますが、サイズやマウントの取り回しなどはほぼ同じです。(高さが1~2mm程度ST1500/3000/7000より大きいがぴったり並べないと分からないレベル)

車やパソコンでもそうですが、高出力なエンジンやCPU、チップセットは排熱性の点などで不利になりますので、ドライブレコーダーのハイエンドモデルは大きくなってしまいがちです。

ドライブレコーダーも夏場の直射日光が当たって熱が溜まる状態には特に弱いので、極端なコンパクト化は意外と難しかったりします。

また、GPSを内蔵する場合も基盤の取り回しによってはノイズの原因になる為、ハイエンドのビルトインGPSのモデルは極端なコンパクト化が難しい部分があるようです。

その点、ユピテルの2017年モデル「DRY-ST」シリーズは高性能ながらコンパクトさを実現しています。

視野角の広さはスペック表記の水平120°以上

視野角についてはケンウッドの「DRV-610」が水平121°、ユピテルの「DRY-ST6000d」が120°ですので、スペック表記上は「DRV-610」の方が広めとなっていますが、実際の動画を比較すると「DRY-ST6000d」の方が広めです。

精細感は高め~Exmorの性能を上手く引き出せている?

「DRY-ST6000d」の最も懸念されたポイントが、水平120°と言う広い視野角をフルハイビジョンでカバーしようという部分です。

限られた画素数でより多くの情報を表現しなければならないので、ナンバーなどを拡大した時にぼやけ感がハンパない事になるのでは?と考えていたのですが、この点はExmorの性能を上手く引き出せているようで、2304×1296の解像度を誇るケンウッド最上位モデル「DRV-610」よりも文字認識精度は高いです。

解像度そのものは「DRV-610」の方が高いので文字は滑らかですが、背景とのコントラストが弱い為、「DRY-ST6000d」の方が文字が判別し易いです。

動画の印象は同じくExmorを搭載しているパパゴの「GoSafe S30」とソックリという感じですね。

以下参考記事

■ ミドル級ドライブレコーダー5機種をぶった斬る!!

※同じExmorでもその他のハードウェアやソフトウェアの組み合わせで随分印象は変わります。

逆光補正は標準レベル

逆光補正に関しては「DRY-ST6000d」はHDR補正という事ですが、あまり強い補正を入れ過ぎるとせっかくの高性能なCMOSセンサーの良さが台無しになります。

その点、「DRY-ST6000d」はExmorの豊富な色調表現を生かした補正の入れ方になっていると感じました。

夜間もかなり明るい

「DRY-ST6000d」の夜間の明るさについてですが「DRV-610」と比べるとかなり明るいです。

「DRV-610」が暗めの部類に入るドライブレコーダーなので、違いが分かり易いと思いますが、ドライブレコーダー全体から見ても「DRY-ST6000d」はかなり明るめの部類に入るのではないか?という印象を受けました。

インターフェイスはわりと使い易い

インターフェイスに関しては「DRY-ST6000d」はかなり多機能な為、ボタンを左右に3個ずつの合計6個配置しています。

microSDカードが挿入されている状態であれば自動的に録画が始まりますので、右上の「REC」ボタンで録画を解除するとメニュー関連の操作が可能になります。

左真ん中の「MENU」ボタンを押すと、録画関連のメニューが表示されます。

また、画面上部に4つのアイコンがありますが、これはメニューのツリーで左から「録画」「再生」「パーキング」「システム関連」となっています。

直観的に分かり易いメニューですし、画面下部に「MODE」で「録画」→「再生」→「パーキング」→「システム関連」と送れるような表示がありますので操作系は分かり易いと感じます。

まあ、これは他社のドラレコが全部該当しますが、夜間はボタンのプリントが見えないのでボタンにLEDを仕込むと更に操作性は向上しますね。

また、右上の「SD」ボタンを押すとmicroSDカードのフォーマットメニューに1操作で入る事も出来ますので定期的なフォーマットも負担にならないでしょう。

その他付加機能について

「DRY-ST6000d」には次の3つの付加機能があります。

microSDの上書きバーの表示

これは上記のmicroSDカードのフォーマットボタンとリンクするのですが、液晶の右端の緑のバーでSDカードのフォーマットタイミングを量ることが出来ます。

録画を行っていると緑のバーが上から徐々に水色に変わり、microSDカードの容量が一杯になると全て水色になります。

その状態から上書きが始まるのですが、今度は上からバーがピンクに変わっていきます。

ピンク状態になると次はまた水色になっていきますので、このバーが目に入る事で説明書では1~2週に1回の頻度を推奨しているmicroSDカードのフォーマットを思い出すのに役立ちそうです。

まあ、microSDカードの容量や走行時間次第で上書き回数は変わりますので、どらくらいの頻度でフォーマットするのが一番良いのかは分かりません。

因みにmicroSDカードのフォーマットを促すアナウンスをする機能は確かセルスターかどこかが出願、もしくは取得していたかと記憶していますので、他社では出来ない事情があるのかも知れません。

衝撃センサー感度の3軸の個別設定

これは最近のユピテル・コムテック・セルスターのドライブレコーダーではスタンダードになっている機能です。

この3社以外のメーカーが衝撃センサー感度を3軸一律でしか設定出来ないのに対して、「DRY-ST6000d」では前後・左右・上下の3軸で個別に設定することが可能になっています。

ドライブレコーダーを使用していて、事故以外で最もイベント録画が発生するのは、踏切やお店に入る時の段差を超える時などです。

あまり頻繁にイベント録画の開始音がなるのも鬱陶しいので、これをどうにかしようと考えた時にこの個別設定が役に立ちます。

通常の事故の際には上下の衝撃が掛かることは少なく、前後、もしくは左右の衝撃が多いはずですので、上下は鈍く設定、前後左右は自分の車の挙動に合わせる感じにすると煩わしいイベント録画の開始音を制限することが出来ます。

HDMI出力でテレビやモニターへの出力が可能

「DRY-ST6000d」には本体下部にminiHDMI端子がついていますので、HDMI入力対応機器、例えばテレビなどで録画した動画の視聴が可能です。

駐車監視の利便性は確実に現行ドライブレコーダーの中ではNo.1

さて、いよいよ本題です…と言ってしまうと今までの説明は一体何だったのか?と思われるかも知れませんが、「DRY-ST6000d」は価格の面で2017年4月現在では3万円弱で、他のドライブレコーダーと比べるとかなり高めの設定となっています。

ユピテルの「2560×1440」の解像度の「DRY-ST7000c」が1.8万円程度であることを考えると、「DRY-ST6000d」はかなり高いです。

更に「DRY-ST6000d」の便利機能を最大限に使用する前提であれば、別売の専用バッテリー「OP-MB4000」(容量は4,000mAh)とバッテリーとの通信ケーブル「OP-CB5R」が必要となりますので、トータルでは4.7万円のコストになります。

※4,000mAhで12時間までの連続録画が可能~満充電には3時間の走行

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー OP-MB4000

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー接続ケーブル OP-CB5R

ただし、高いか安いかは「DRY-ST6000d」にしかない、オリジナルの機能をどれだけ必要だと感じているかによるよると思います。

 

因みに「DRY-ST6000d」にはシガープラグではなく、常時ケーブル(電圧監視機能なし)がデフォルトで付属していますが、これは「OP-MB4000」ではなく、電圧監視タイマーユニットの「OP-VMU01」と組み合わせて使用する為の物です。

ユピテル ドライブレコーダー用 駐車監視・電圧監視機能付電源直結ユニット OP-VMU01

しかしながら、私は「DRY-ST6000d」は別売の専用バッテリー「OP-MB4000」との併用が前提を前提として使用するべきドライブレコーダーだと感じます。

何故なら電圧監視タイマーユニットの「OP-VMU01」と組み合わせでは、「DRY-ST6000d」の売りであるいくつかの駐車監視の目玉機能が制限されてしまうからです。

従って主な説明は、別売の専用バッテリー「OP-MB4000」とバッテリーとの通信ケーブル「OP-CB5R」の使用を前提として行います。

 

「DRY-ST6000d」は駐車監視の機能面で、私が考えている優良機能~アサヒリサーチ・コムテックの良いとこ取り+ユピテルが特許を出願しているプラスした、優良モデルです。

「ユピテルが特許を出願している機能」とは、駐車監視の運用を考える上でこれ以上の利便性はない…というか私が前々からこのような機能があれば便利だな、と感じていたものです。

この点については個別に最初に説明しましたので、ここでは「DRY-ST6000d」の駐車監視の機能をざっと見てみましょう。

  • 駐車中に常時録画と衝撃センサーによる録画を行い、衝撃前後の全てをカバーする
  • 別売の専用バッテリー「OP-MB4000」があれば駐車監視の衝撃センサーの感度を常時録画とは別に設定出来る
  • 「OP-MB4000」があればタイマー設定を本体側から行うことが出来る
  • タイマー設定は30分/1時間/2時間/3時間/6時間/9時間/12時間から選択できる
  • 「OP-MB4000」があれば駐車監視の解像度を1920×1080/1440×1080/1280×720/640×480から選択できる
  • 「OP-MB4000」があればフレームレートを1fps/5fps/10fps/15fps/30fpsから設定できる
  • 「OP-MB4000」があれば車に戻った際にイベント録画があれば音と画面で案内される
  • 「OP-MB4000」があれば降車時3分・乗車時2分の衝撃検知のイベント録画に対するキャンセルタイマーが働く
  • 別売の専用バッテリー「OP-MB4000」で12時間以上の連続録画ができる
  • 別売の専用バッテリー「OP-MB4000」があれば、GPS登録ポイントで自動で駐車監視をキャンセル出来る

この項目だけ見ても駐車監視機能付きのドライブレコーダーを使用した事がない人には何のことだかさっぱり分からないかも知れませんが、一つ一つ説明すると次のようなメリットがあります。

駐車監視の衝撃センサーの感度を常時録画とは別に設定出来る

私の場合は特に足回りの固い車に乗っているので、衝撃センサーの感度を落とさないと走行中にはイベント録画が発生しまくりです。

そうでなくても、普段走る道路や車のタイヤの扁平率などによって、発生して欲しくないシチュエーションでイベント録画が頻繁に発生する場合には、衝撃センサーの感度を落としたいと考える人も多いかと思います。

ただし、走行中はそれで良くても、そのままの状態で駐車監視を行うと多少の衝撃ではイベント録画が行われなくなってしまい、バンパーに軽く擦られた程度では当てられたことに気が付かないかも知れません。

その点、「DRY-ST6000d」は駐車監視の衝撃センサー感度を、前後・左右・上下の個別に0.1G~4.0Gまでの範囲で設定が可能です。(駐車モード以外では0.5~4.0Gの範囲で設定)

試しに全て0.1Gにしたところ、風や周囲を車が通っただけで反応しまくりでしたので、初期設定の0.5Gから様子を見ながら設定した方が良いと思います。

タイマー設定を本体側から行うことが出来る

ドライブレコーダーのタイマー設定は、コムテックやアサヒリサーチの一部のモデルを除き、常時電源ケーブルや電圧監視ユニットに付帯しているディップスイッチで行うのが一般的です。

例えばケンウッドの電圧監視ユニットはこのような設定方法です。

これがなかなか慣れていても面倒くさいと感じる事が多く、一度設定すると変更する気が起きなくなるのですが=バッテリーの無駄遣いですので使用状況に合わせて本体側から設定を変更できるのはかなり便利だと思います。

が…実際に使用してみて「果たしてこの機能は必要なのか?」という疑問を抱きました。

なぜかと言うと、「DRY-ST6000d」には登録したポイントで駐車監視モードに入らないキャンセルエリア機能がある為、一度登録したポイントではデータを消去しない限り駐車監視は行われません。

この機能さえあれば、そもそもタイマー機能すら不要なんじゃないのか?と言うのが私の現在の見解です。

外出先ではバッテリーの容量が続く限り録画を継続しますし、わざわざそれをタイマー設定で途中終了させるシチュエーションが思いつかないのです。

まあ、中には特殊な環境で使用する方もいると思いますので、そういった方向けの機能でしょうか?

タイマー設定は30分/1時間/2時間/3時間/6時間/9時間/12時間から選択できる

「DRY-ST6000d」のタイマー設定は、30分/1時間/2時間/3時間/6時間/9時間/12時間から選択出来ます。

この点に関しても上述した通り、キャンセルエリアに対応している事でオマケ機能になってしまっている感があります。

特殊な事情で自宅以外の駐車場でも録画時間のタイマーを設定しなければいけない人向けでしょうか。

駐車監視の解像度を1920×1080/1440×1080/1280×720/640×480から選択できる

駐車監視は当て逃げの際のナンバーや、イタズラ対策でもありますので、この点に関してはやはり駐車監視と言えどもMAXの解像度を使用したいと思いませんか?

これはmicroSDカードの容量対策なのですが解像度を落とすくらいなら、次の項目のフレームレートを落とした方が良いでしょう。

フレームレートを1fps/5fps/10fps/15fps/30fpsから設定できる

駐車中の当て逃げはそれほどスピードが出るわけではないので、10fpsもあれば充分だと思います。

駐車監視に割り振れるmicroSDの容量は全体の1/3ですので、MAX解像度のフルHDで30fpsのフレームレートであれば32GBのmicroSDの場合には80分程度となります。

まあ、駐車監視中のイベントファイルはロックされますし、MAX解像度で30fpsでも実用上は問題ないのかと思います。

限られた容量で少しでも録画時間を延長したいならフレームレートを落とすのがおすすめです。

 

因みに200GBのmicroSDを使用するなら、駐車監視は500分、常時録画は830分、イベント録画は330分程度になるかと思います。

フレームレートを15fpsに落としておけば余裕で12時間の駐車監視データを保存できるはずです。

車に戻った際にイベント録画があれば音と画面で案内される

「DRY-ST6000d」はイベント録画が発生していた場合、車に戻ってACCをオンにすると「ピピピッ」という案内音と次のようなメッセージでイベント録画の発生をドライバーにアナウンスします。

この機能によって、車に戻った際の異常確認で見落としがあっても、この時点で異常を発見出来る確率が高まると言う事なんですね。

降車時3分・乗車時2分の衝撃検知のイベント録画に対するキャンセルタイマー

衝撃検知で駐車中のイベント録画を行う場合、どうしても降車と乗車時のドアの開け閉めを検知してしまい、毎回その動画の告知をされることになります。

その都度の確認は面倒ですので、そのうち確認がおろそかになってしまうかも知れませんが、「DRY-ST6000d」の場合には降車時には3分間イベント録画がキャンセルされ、乗車時の手前2分間のイベント録画については告知をキャンセルします。

従って下のメッセージが表示された場合は、車に何か異常が発生した可能性が高いと解釈できます。

※衝撃センサーの感度を上げ過ぎると常時反応しっぱなしなので調整は必要

「OP-MB4000」で12時間以上の連続録画ができる

「DRY-ST6000d」は「OP-MB4000」があれば、車のバッテリーに負担を掛けずに駐車中に12時間以上の連続録画が出来ます。

「OP-MB4000」の容量は4,000mAhですが、「DRY-ST6000d」の電流量を計測した結果、画面オフ時の電流量は0.32A以下でしたので、12.5時間程度分の蓄電量がありそうです。(タイマーは12時間まで)

そもそも「OP-MB4000」がなければ駐車監視に関わる様々な付加機能が使えませんので、「OP-MB4000」を使わないなら「DRY-ST6000d」は買わない方が良いと思います。

GPS登録ポイントで自動で駐車監視をキャンセル出来る

最後に「DRY-ST6000d」の肝となる機能が、このGPSによる「駐車監視自動キャンセルエリア機能」です。(駐車監視開始までの待機状態でボタンを押すとエリア登録される)

この「駐車監視自動キャンセルエリア機能」というのは、指定した登録ポイントの半径50m以内では自動的に「駐車監視」をキャンセルするというものです。

ドライブレコーダーを使用した事がない人にはあまりピンと来ないかもしれませんが、現状のドライブレコーダーの駐車監視の仕様は、1⃣エンジンのオフに連動して自動でタイマー&電圧管理で指定した時間の動体検知や衝撃検知による駐車監視を行うもの、2⃣タイマーの設定はなしで電圧管理のみで動体検知や衝撃検知による駐車監視を行うもの、の2パターンしかありません。

この2つのパターンは何が問題かというと、1⃣と2⃣の両方のパターンともに車のバッテリーへの負荷を減らす為には自宅の駐車場で1⃣の場合は駐車モードのオフの操作、2⃣の場合はドライブレコーダーの電源を落とす操作、が必要になる点です。

このサイトでも駐車監視について「自宅や立体駐車場などで駐車監視のキャンセルや、電源オフの処理をしなくて済む方法はないか?」というご質問を度々受ける機会がありましたが、「あれば便利なのですが、残念ながらありません」とお答えしてきました。

そもそもドライブレコーダーの駐車監視におけるタイマー設定についてですが、2016年3月に発売されたケンウッドの「DRV-610」は対応する常時電源ケーブル「CA-DR150」で12/24/36/48時間、INBYTEの「FIneSaferS」では「6/12/24/無制限」となっているなど、どちらかと言うの長めの区切りが多いものでした。

■ おすすめのドライブレコーダー用 常時電源ケーブルは「CA-DR150」「FineSafer S」

一方で当サイトで駐車監視用のドライブレコーダーとしては一番におすすめしている、2016年5月に発売されたアサヒリサーチの「Driveman GP-1」は、1/2/3/6/9/12/24時間と短い時間帯も小刻みにカバーしており、自宅で設定を変え忘れてもバッテリーへのダメージが最小限度に抑えられるというメリットがありました。

■ ドライブマン GP-1の評価、レビュー

「Driveman GP-1」は、こう言ったタイマーん時間の区切りの部分や、本体からのタイマーやフレームレートの設定が可能であったことなどから、1年以上駐車監視モデルとしては最大機能のおすすめモデルとして紹介してきました。

GPSキャンセルエリアの設定が出来る「DRY-ST6000d」の凄いところは、一言でいうと「そもそもタイマー設定いらなくね?」という事です。

自分しか乗らない車なら多少の操作は許容出来ますが、例えば電気機器が苦手な嫁であったり両親であったり免許取りたての娘であったりと、家族で共用するような車の場合、操作を教えてもなかなかその通りには行かないんですよね。

機械音痴の嫁が乗る車の場合には、私は「ある程度の目安となる時間をタイマーで設定してドライバーは操作しない」という状況で運用しています。(バッテリーは浪費しますが、まぁいいかと)

バッテリーの寿命が短くなっても構わないと考える場合はそれでも問題ないかと思います。(あとはジャンプスターターも積んでおくと万全)

ただし、バッテリーが高価な車だったり、車が新車だったり、こだわりの強い人の場合は少しでも無駄にバッテリーに負荷をかけるのは嫌だと思うんですよね。

家族で運転する車で、しかも新車だったりした場合、なるべくバッテリーへの負荷は抑えたい、そんな人におすすめなのが「DRY-ST6000d」だと思います。

microSDカードの使用状況について

「DRY-ST6000d」のmicroSDカードの使用状況ですが、以下のブランドのものに関しては「DRY-ST6000d」本体でのフォーマットで、1時間以上の録画・再生で問題は確認出来ませんでした。

ユピテルDRY-ST6000d 標準32GBまで
64GBTeam 64GB

Team 64GB
TOSHIBA 64GB
(30MB/S)

TOSHIBA 64GB(30MB/S)
Transcend 64GB

Transcend 64GB
SanDisk 64GB

SanDisk 64GB
使用フォーマッター未確認ドラレコ△未確認未確認
128GBTeam 128GB

Team 128GB
TOSHIBA 128GB
(48MB/s)

TOSHIBA 128GB (48MB/s)
Transcend 128GB

Transcend 128GB

SanDisk 128GB

SanDisk 128GB
使用フォーマッタードラレコ△ドラレコ△ドラレコ△ドラレコ△
200GB---SanDisk 200GB

使用フォーマッター---ドラレコ△

※他のユーザーの方から本体ではフォーマット出来ないという報告もあります。その場合はPCからのFAT32形式へのフォーマットで解決されているケースが多いようです。

WindowsであればIOデータのフォーマッターでフォーマット後、バッファローのフォーマッターで再度フォーマットし、その上で純正カードの全ファイルをコピペする方法が最も成功率が高そうです。

 

録画時間に関しては、常時録画50%、駐車監視30%、イベント録画20%にファイルのパーテーションが割り振られますので、以下の表を参考にして下さい。(駐車監視に割り振らなければ、常時80%、イベント20%)

128GBを使うなら単純に32GBの4倍と考えて良いと思います。

「DRY-ST6000d」の総評

「DRY-ST6000d」はスペック表記だけを見ても、「視野角が広いスタンダードなドライブレコーダー」で終わってしまいます。

ところが実際に使用してみると、視野角は表記よりもやや広く、画質もワンランク上のハイエンドモデルに全く引けをとりません。

また、他社のハイエンドモデルのような大型化を回避したという試みも評価に値する部分ではないかと思います。

 

イメージセンサーにソニーのExmorを使用している為、動画の質感はどちらかと言うと趣味の録画向けという印象があり、「鮮明」と形容される解像度はともかく、色目の自然さや色調の多様さなどの「美しい」と形容される部分は同社の「DRY-ST7000c」よりも良いのではないかと感じました。

画質面に関してはパパゴの製品を研究しているのかな?と感じました。

 

ただし、「DRY-ST6000d」のセールスポイントはあくまでも画質ではなく、駐車監視の利便性であり、このゾーンでNo.1の機能性を持ったモデルを開発しようという意図が感じられました。

因みに「Driveman GP-1」と比較した場合(実機がないので「DRV-610」お互いとの比較した印象)、画質の視野角は「DRY-ST6000d」の方がやや広く、文字の認識精度はほぼ同等です。

上の画像2枚を見比べるとそこまで認識精度に差はないように見えませんか?

駐車監視については「DRY-ST6000d」と「Driveman GP-1」が同様の点は次の2つの点です。

  • 本体から駐車監視時のタイマーやフレームレート、解像度を設定できる
  • 短い時間帯のタイマー設定が充実している

「DRY-ST6000d」と「Driveman GP-1」で異なるのは次の4点です。

  • 「Driveman GP-1」は車のバッテリーからの給電が前提だが、「DRY-ST6000d」は専用バッテリーありき(車のバッテリーから給電するケーブルや電圧管理ユニットにも対応しているが、それなら「DRY-ST6000d」を選ぶ理由は少ない)
  • タイマー設定の最長時間について「Driveman GP-1」は24時間(車のバッテリーが切れなければ)だが、「DRY-ST6000d」は専用モバイルバッテリーの容量の関係で12時間
  • 駐車監視中の録画方式は、「Driveman GP-1」は常時録画状態でセンサー類は使用しないが、「DRY-ST6000d」は常時録画+衝撃センサーの録画で、車に戻った際にイベント告知がある(さらに降車・乗車の際のキャンセルタイマーあり)
  • 自宅などの駐車監視不要な場所では、「Driveman GP-1」は多少のバッテリー浪費を妥協しない限り、駐車監視の設定をオフにする必要があるが、「DRY-ST6000d」は完全放置でも無駄がない

このように見ていくと「DRY-ST6000d」の方が断然使い勝手が良いですが、一つだけ問題があります。

おそらくこれは誰しもが気になる点だと思いますが、専用バッテリーの「OP-MB4000」が頻繁に電池切れにならないか?というところです。

因みに「OP-MB4000」は4000mAhの蓄電量で、満充電には3時間掛かります。

3時間の充電量で12時間の駐車モードの駆動ですので、駐車監視を1時間行いたいなら往復で15分の走行が必要になります。

2時間であれば往復30分です。

例えば通勤に使用している車で、職場の駐車場でも駐車監視を行いたいのであれば、12時間MAXの駆動時間になる場合もあると思います。(3時間の充電が必要)

この場合は通勤間が片道1.5時間以上でなければ、2日目にバッテリーが切れてしまう計算です。

このような場合を想定して、家庭用の充電ケーブルも販売されていますが、このケーブルありきだと全然便利ではないので、通勤で毎日12時間程度の駐車監視が必要で、通勤時間が短い人は「DRY-ST6000d」を使うメリットはないと思います。

従って、価格の面はさておき、運用面で「DRY-ST6000d」をおすすめ出来るのは、毎日長時間の駐車監視が必要ではない人、もしくは通勤時間が片道1.5時間以上の人です。

 

設置する車の使用目的がレジャーやショッピングなら、ほぼ問題はないかと思います。

さて、最後に価格の面ですが、「DRY-ST6000d」はバッテリーと通信ケーブルとの併用が前提となりますので、トータルで4.7万円のコストになります。(2017年4月調べ)

正直、私の個人の感覚ではかなり「高い」と感じます…が、新車購入に合わせてというシチュエーションなら「まぁいいか!」と思わなくもないですし、「やっぱり便利で良いものを付けたいな」と考える人もいると思いますので、万人にはおすすめ出来ないですが、こだわりたい人には是非!とおすすめしたい商品です。

ユピテル ドライブレコーダー 日本製 3年保証 GPS/衝撃センサー搭載 DRY-ST6000d

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー OP-MB4000

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー接続ケーブル OP-CB5R

なお、オプションの「OP-MB4000」や通信ケーブルの使用方法などについては、他のユピテルのモデルとの兼ね合いで仕様が複雑になっているので、別途以下のページで説明しています。

■ ユピテル マルチバッテリー「OP-MB4000」の取り付け、使い方

最後に…ユピテルのドライブレコーダーについて、2014年までのモデルは当時の情勢の中でかなり先進的でしたので私は気に入っていましたが、2015~2016年のモデルは性能・機能面であまり面白いモデルがなく、微妙に違うモデルが乱立している状態でしたので、あまり評価をしていませんでした。

ただし、2017年に入って結構他社のモデルの研究をされて作られたものが一斉に発売されており、どれも何かに特化している部分があって好印象です。

特に「DRY-ST6000d」を使用してみて感じたのは、表現は悪いですが「えげつない!」ところです。

何が「えげつない!」かと言うと、画質の面ではパパゴ、駐車監視の使い勝手については「アサヒリサーチ」「コムテック」を研究して、ドライブレコーダーの売れ筋となる条件面を同等以上に仕上げてきている訳です。

価格面でも「えげつない!」ですが(笑)

 

ただ、この価格でユピテルが暴利を貪ってる訳ではなく、小ロット生産で新しい試みを行うとそれなりにコストも掛かりますので、まあ今はこんなもんじゃないでしょうか?

「DRY-ST6000d」が売れれば価格は下がるのではないかと思います。

因みに安いパーツを使って、深セン辺りの中国の工場で大量生産で儲けてるのは超有名なあの会社だと思いますよ。(確証はないがパーツなどの特徴を見る限り)

そう言った部分も含めて、ドライブレコーダー業界の裏を知りたい人は以下の記事もどうぞ。

■ 高いドライブレコーダーと安いトライブレコーダーは何が違うのか?

追記~「DRY-ST6000d」風景がかなり綺麗です

手元に「ST3000c」「ST7000c」があったので、Exmorを搭載している「ST6000d」で風景がどれだけ綺麗に見えるのか比べてみました。

 

好みの問題もあると思いますが、やっぱりExmorを搭載している「DRY-ST6000d」は光のや色の表現が全然違うなぁと、改めて感じますね。

(編集長 Omi)

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