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以前コメント欄でドライブレコーダーの駐車監視に使用したいのですが…というご相談を受けた事があるベセトジャパンのバッテリー一体型シガーチャージャー「UPS300」について気になっていたところ、偶然にもベセトジャパンさんからレビュー投稿の依頼を頂きました。

更に凄い偶然が重なったのですが、ベセトジャパンさんの所在地は、LaBoon!!が借りている事務所から200mの超至近距離にあります。(笑)

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という訳で早速ベセトジャパンさんを訪問して「UPS300」のサンプル製品を頂いてきました。

「UPS300」の基本スペック

「UPS300」は3.7V/7800mAhのリチウムバッテリーを搭載したシガーチャージャーです。

エンジンオフの際にも給電が可能なUSBポートとシガーソケットを各1つ(ここではバックアップ電源と呼びます)、その他にエンジンオンの時のみに給電を行うシガーソケットを2つ搭載しています。

3.7Vで7800mAhであれば、5V/0.5~0.5Aのドライブレコーダーであれば、概ね12~19時間程度の駆動が可能な筈です。

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メーカー表記では一般的なドライブレコーダーが12時間となっています。

「UPS300」の充電方法は3通りあり、付属のシガープラグで車両のシガーソケットから充電する方法、別売の直結ケーブルでACCもしくは常時回路から充電する方法、または別売の家庭用充電アダプタでコンセントから充電する方法となります。

常時電源ケーブルを使用する場合には駐車中は車のバッテリーを優先して使用し、電圧が一定値以下になると「UPS300」からの給電に切り替わります。

 

何れの方法でも入力は12Vで上限は1.0Aまでとの事ですので、満充電には3時間程度の時間が掛かります。

3時間の満充電で12時間の使用と言う事であれば、ユピテルの「OP-MB4000」と同等という事になりますね。

「UPS300」で出来る事

「UPS300」は上手に使うと色々と面白い事が可能です。

背面のスイッチでオンオフ操作

「UPS300」には背面にバックアップ電源のスイッチがありますが、エンジンオンの際にはスイッチがオン・オフの何れの状態であっても給電状態となります。

 

エンジンがオフになった際にこのスイッチがオンであればバッテリーからの給電を行い、オフであれば給電を行いません。

また、バックアップ電源にはUSBポートとシガーソケットの2ポートがありますので、USBケーブルで給電するタイプのトライブレコーダーはUSBポートからでも駆動が可能です。

2台連結する事でバックアップ時間が2倍になる

「UPS300」は付属の連結ケーブルでもう一台の「UPS300」と接続する事で最大24時間までのドライブレコーダーのバックアップが可能になります。

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なお、2台連結している際にはサブ側は補助バッテリーとして、メイン側に給電するだけの機能しか使用出来なくなります。

従ってフロントのポートと背面の充電ポートともに使用が不可になります。

2台同時に充電する為には連結を解除する必要があるという事です。(駐車監視の際にだけ連結)

充電時間はバックアップポートを使用していても3時間

「UPS300」のバックアップポートの出力は、エンジンオフの際にはバッテリーから、オンの際には車両からとなるようなので、充電しながらバックアップポートを使用しても充電に余分な時間がかかる事はなく、常に3時間程度となるそうです。

この点はパススルーモバイルバッテリーよりも使い勝手が良いと感じますね。

「UPS300」の使い方

ドライブレコーダーのバックアップ電源として使用するなら、USBポートかバックアップ用のシガーソケットにプラグを挿して、駐車中にも電源を供給したい時には裏のスイッチをオン、駐車監視をしない場合にはオフにします。

これはユーザーがドライブレコーダーの駐車監視をどのように運用したいかにもよりますが

①普段はオフにしておき、駐車監視を行う時だけオン、復帰時にオフ

②常にオンで自宅の駐車場に停める時はオフ、出発時にオン

③常にオンにしっぱなし

の3通りの運用方法が考えられます。

 

この辺りは車を運転する時間や駐車時間によりますね。

 

走行時間とドライブレコーダーの駆動時間に関しては

・3時間走行~12時間駆動

・2時間走行~8時間駆動

・1時間走行~4時間駆動

・30分走行~2時間駆動

・15分走行~1時間駆動

・5分走行~20分駆動

・1分走行~4分駆動

が目安となります。(まあ、満充電に近いほど充電効率は落ちますが、空に近い状態なら早くなると思います)

自宅や職場での駐車監視をしない人には、ほとんどのケースで問題は発生しないでしょう。(泊りでの旅行のことなども考えると2個あると安心ですが)

どうしても長時間の駐車監視をしたい人には2個買って1つは家庭で充電する方法があります。

全てのポートの最大出力合計はそこまで高くない印象

「UPS300」にはバックアップ以外にもエンジンオンの時のみ通電するシガーソケットが2ポートあります。

試しに家庭用充電器を使用してどれくらいの電流まで正常に流れるかをテストしてみました。

とりあえず繋いでみたのは

・iPhone 7

・Androidタブレット

・WindowsタブレットPC

・ドライブレコーダー×2

の計5台です。

一応ここまでは正常に動作していましたが、最後の1ポートにドライブレコーダーなどの他の機器を接続すると給電が安定しなくなりました。

良く分かりませんが、最大で5V/5Aくらいなのかな?と言う印象です。

基本的にはドライブレコーダーのバックアップが優先で、他のポートは2~3台までの機器の接続にした方が良さそうです。

デフォルトで「UPS300」と相性が良さそうなドライブレコーダー

「UPS300」はUSBとシガーソケットの2種類の出力端子のみが搭載されていますので、相性の良いドライブレコーダーは以下の通りです。

・3芯ケーブルを使用しないモデル

・3芯でもケンウッドの「DRV-320/610」辺りは衝撃検知の有無でも駐車監視に入れますので、「UPS300」との相性は良さそうです。

 

駆動時間はドライブレコーダーの電力に左右されますが、過去に計測したか限りでは以下のようになっています。

5V/0.5Aだと大体12時間なので、0.25Aのものなら24時間という事になりますね…理論値は。

 

・ユピテル DRY-WiFiV5c~0.43A程度

・パパゴ GS388mini~0.35A程度

・パパゴ GS S30 ~0.25A程度

・パパゴ GS520~0.53A程度

・ケンウッド KNA-DR350~0.66A程度

・ケンウッド DRV-320/325~0.29A程度

・ケンウッド DRV-610~0.48A程度

・パイオニア ND-DVR10~0.59A程度

・オウルテック OWL-DR01~0.4A程度

・オウルテック OWL-DR02~0.5A程度

・オウルテック OWL-DR04~0.26A程度

・ヒューレットパッカード f520g~0.76A程度

・ヒューレットパッカード f520g~0.76A程度

・TA-CREATIVE TA-009C~0.5A程度

・TA-CREATIVE TA-010C~0.25A程度

・ドスパラ DN914296~0.55A程度)

・CACAGOO CA07~0.4A程度

3芯ケーブルのドライブレコーダーでの駐車監視について

今まではモバイルバッテリーとリレー、整流ダイオードなどを使用して3芯ケーブルを使用したドライブレコーダーの駐車監視などを試して来ましたが、取り付けの難易度が高く安全性は検証出来ていません。

「UPS300」は内部にリレーや整流ダイオード機能、バッテリー機能が含まれているようですので、これを使用する事で誰でも簡単に3芯ケーブルを使用したドライブレコーダーの駐車監視を使用する事が出来ると考えられます。

個々の機器の相性などの問題はあるかも知れませんが基本的には以下のドライブレコーダーとケーブルの組み合わせで3芯ケーブルでの駐車監視の自動起動やタイマー管理が可能になるでしょう。

①コムテック「ZDR-014」+「HDROP-09」(動作確認済み)

②コムテック「ZDR-013」+「HDROP-09」(動作確認済み)

③コムテック「ZDR-012」+「HDROP-05」(動作確認済み)

④コムテック「HDR-352GH」+「HDROP-05」(動作確認済み)

⑤THINKWARE「X500」+「PA8-3M」(動作確認済み)

⑥THINKWARE「F750」+「PA8-3M」(動作確認済み)

⑦ケンウッド「DRV-320」+「DRV-610」(未確認)

⑧ユピテル「DRY-ST1500c/3000c/7000c」+「OP-VMU01」(未確認)

⑨スマートレコ「WHSR-510」+「専用ケーブル」(未確認)

3芯ケーブルのドライブレコーダーでの接続方法

これはどのケーブルでも接続方法は全く同じで以下の写真の通りとなります。

3ヶ所をキボシ接続、1ヶ所を絶縁テープなどで絶縁するだけです。(マイナスなのでしなくでも問題なさそうだが)

使用している部材は以下の通りです。

①スイッチ付きのシガーソケット×1(バックアップ側)

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②スイッチなしのシガーソケット×1(パススルー側)

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バックアップ側もスイッチなしでも構いませんが、背面のスイッチをオンオフするよりも、シガープラグのボタン式のスイッチで操作した方が楽です。

 

接続方法は以下の通りです。

①常時電源ケーブルの黄色(BATT)とバックアップ側の+

②常時電源ケーブルの黒色(アース)とバックアップ側の-

③常時電源ケーブルの赤色と(ACC)とパススルー側の+

④パススルー側の-は絶縁テープで処理

これだけです(笑)

なお、「UPS300」の各ソケットのマイナス側は常につながっている状態だそうなので、常時電源ケーブルの黒はどちらか片方のマイナス端子に接続するだけでOKです。

 

いやぁ、過去の魔改造を考えると説明が簡単過ぎて涙が出るほどです。(笑)

出来れば2芯のUSBタイプのものもフロントからスイッチで管理したいですが、12V→5Vに変圧しないといけないのでUSBタイプではこのスイッチ付のプラグは使えんですね…残念ながら。

「UPS300」のまとめ

以上、ベセトジャパンさんのバックアップ電源「UPS300」について紹介しました。

これだけでも便利だと思いますが、個人的には今後のIoTの普及の面を考えるとまだまだ他にも使い道がありそうなので、360°ネットワーク防犯カメラでの車内外の監視&通知などの実験も実施していこうと考えています。

(編集長 Omi)

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