データシステム4Kドラレコ「DVR3400」発表

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

2019年の夏に発売予定とされていたデータシステムの4Kドライブレコーダー「DVR3400」ですが、第一報から一年以上に渡って全く音沙汰が無かった為、発売を断念したものと推察していましたがどうやら今年の夏に発売となる模様です。

因みに私がなぜ発売を断念したと推察していかというと、この製品は2019年の年始に既に発売済みのVANTRUE「X4」のほぼ丸パクリ仕様だったからです。

…で、結局「X4」から一年半遅れでの発売が確定したようですが、「X4」と比べてなにか工夫がなされているかというとそうでもない模様。

「X4」と同じ筐体を使用していますのでデザインは全く同じです。

【DVR3400】

【X4】

VANTRUEがOEM生産を仲介しているのか、VANTRUEを経由せずに同一工場で生産を行っているのかは不明ですが、ひょっとすると工場とVANTRUEとの契約上の問題で一定期間はこの製品を他所向けに作れない状態だったのかも知れません。

「DVR3400」の特徴

「DVR3400」のスペックは以下の表の通りです。

DVR3400X4
20.07?発売18.12?発売
3840×2160/27.5fps
2560×1440/27.5fps
1920×1080/27.5fps
3840×2160/27.5fps
2560×1440/60fps
2560×1440/27.5fps
1920×1080/60fps
1920×1080/27.5fps
レンズ視野角 対角132°レンズ視野角 対角160°
LED信号対応
microSD付属なし/最大128GBmicroSD付属なし/最大256GB
GPS内蔵マウント付属GPS吸盤マウントOP
GPS両面テープマウントOP
駐車監視モード
9fps常時/手動起動動体検知/自動起動
タイムラプス/手動起動
専用ケーブル不明専用ケーブルはOP
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

イメージセンサーは「X4」と同じ800万画素のSONY「IMX317」、チップセットはいずれもA12、レンズF値は1.8と基本的なハードウェア構成は同等です。

なお、レンズの仕様を細かく見ていくと「DVR3400」は対角130°の7層ガラスレンズ、「X4」は対角160°の6層ガラスレンズとなっていますが、画質の面では大差はないように思います。

この手の高解像度系のモデルはナンバーをガッツリ映したい人、または景色をキレイに撮影したい人向けですが、「X4」のみに2.5Kとフルハイビジョンの60fps撮影モードがあります。

また、microSDカードのサポート範囲は「DVR3400」の128GBに対して、「X4」は256GB、駐車監視は「DVR3400」が手動起動の9fps常時録画に対して、「X4」は自動起動の動体検知と手動起動の1fpsタイムラプスがサポートされています。

と言った感じなので「DVR3400」は「X4」の機能限定版と言った位置付けになりそうです。

更にVANTRUEは最近専用PCビューワーの大幅改定があり、明るさ調整機能が実装された事でほぼ全機種の夜間撮影能力が上がっています。

※以下、3カメラモデル「N4」でのビューワー再生事例

■ VANTRUE 新型ビュワー

…という訳なのでネットでこの製品を売るのは難しい気がしていますし、おすすめしません。

逆に量販店の店頭などでは競合する製品がないので良いのかも知れませんね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

4K録画ができるおすすめドライブレコーダー
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