※2020年5月6日更新~2020年の最新情勢に合わせて全面的に内容を改定しました。

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダー業界ではここ2年くらいの間に前後が録画できる2カメラタイプのドライブレコーダーが主流となっており、直近の2019年末から2020年春に掛けては各社の最新モデルが続々と登場しています。

それに伴いスタンダードなセパレートタイプの2カメラモデル以外にも、スマートミラー型であったり360°カメラ+リアカメラタイプであったり、車内が撮影できる2カメラタイプ、さらにこれにリアカメラが付いた3カメラタイプも登場しています。

これらのカテゴリーの製品を一緒くたに紹介すると混乱してしまうと思いますので、この記事では現在の業界の主流であるスタンダードなセパレート型の2カメラドライブレコーダーのみをご紹介します。

その他のカテゴリーについては、別途記事化していますのでこちらのリンク先をご参照下さい。

■ スマートミラー型の2カメラドライブレコーダー

■ 360°カメラ+リアカメラの2カメラドライブレコーダー

■ 車内が撮影できる2カメラドライブレコーダー

■ 3カメラドライブレコーダー

また、現在2カメラドライブレコーダーの購入を検討されてる方の中には、駐車中の監視ではなく事故や煽り運転被害への対策と考えている方が多いと思いますので、駐車監視に特化した製品については別途以下の記事で解説しています。

■ 駐車監視に特化したおすすめドライブレコーダー

もくじ(クリック・タップで移動できます)

2カメラドライブレコーダーの選び方

ではここからは事故や煽り運転対策としておすすめの2カメラドライブレコーダーの選び方について解説します。

2カメラドライブレコーダーの選び方は1カメラモデルとそれほど変わりませんが、ドライブレコーダーを含むカメラ類全般はガラスに貼られているスモークの影響で、思った以上に映像が暗くなりがちです。

例えばリーフのノーマルフィルムでも、カメラを外に出した場合と比べるとこれくらい明るさが低下します。

【カメラを車外に出した場合】

【カメラを車内に取り付けた場合】

リアガラスに濃いめのスモークが貼られている車の場合には、リアカメラの明るさを最優先に製品を選んだ方が良いと思います。

リアカメラが明るいおすすめドラレコについては別途以下の記事でまとめています。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

 

また、スマートミラー型にはリアカメラを外出しできる製品が多いので、あまりにも濃いスモークが貼られている車の場合にはスマートミラー型を検討しても良いでしょう。

■ スマートミラー型の2カメラドライブレコーダー

ドラレコの画質の良し悪しはどこで判断?

ドラレコを選ぶならなるべく画質に優れたものを選びたいところですが、ドライブレコーダーの画質は次の2つの要素に左右されます。

①イメージセンサー・レンズ・チップセットなどのハードウェアの性能

②ソフトウェアによるチューニング

イメージセンサーやレンズスペックは公表されている製品が多いですが、レンズとセンサーで取り込んた映像を高品質のままにファイルに保存する為には優れた頭脳(CPUやチップセット)が必要です。

この重要パーツであるCPUやチップセットを公表している製品は少ないですし、実機を使用してみなければ分からないソフトウェアのチューニングの精度は最もドラレコメーカーの技術力に左右されやすい要素ですので、製品のスペック表だけでは画質の良し悪しは判断出来ません。

ガジェット系を扱う大手メディアでは、有名・無名のライターや、時には量販店の販売員などが寄稿した「おすすめドラレコ」などの特集を組む事がありますが、実際に実機の画質を比較したものは皆無と言えます。

過去に200台以上のドライブレコーダーの画質を比較してきた私から言わせると、みんなメーカーや販売店などの意向に沿って自分たちの都合の良いように一切の根拠や証拠なしに評価を行っています。

事故の際の証拠を押さえるドラレコの証拠能力を、一切の証拠なしに評価しているのが一般ライターやメディアです。

LaBoon!!は2015年から運営を行っていますが、その時々の情勢やユーザのニーズに合わせて評価項目を変更する事はあるものの、イメージではなく実際に製品を比較した上でしっかり根拠を示しつつ、一定の基準でそれぞれのドライブレコーダーを評価しており、2020年の最新基準では以下のポイントを重視しています。

①録画視野角の広さ

②昼間のナンバーの読み取り精度

③夜間のナンバーの読み取り精度

④逆光補正能力の高さ

⑤夜間の市街地での明るさ

⑥暗視能力の高さ

録画視野角の広さ

2カメラドライブレコーダーは360°ドラレコと比べる左右の認識能力が弱いのですが、事故の際の状況証拠能力を考えるとなるべく前後の録画視野角が広いものを選びたいところです。

特に出会い頭に横方から突っ込まれる事故に対しては、フロントカメラの視野角の広さが重要になります。

ただし、通常の場合には録画視野角を広げるとナンバーの読み取り精度が落ちますので、駐車監視などを前提にナンバーの読み取り精度を重視したい場合は、視野角が広すぎる製品には注意が必要です。

昼間のナンバーの読み取り精度

煽り運転や駐車中の当て逃げ被害に遭った際には、加害車両のナンバーが映っている事が警察に捜査を期待出来る最低条件です。

2019年夏の宮崎容疑者による常磐道での煽り運転からの暴行事件で明らかになったのは、彼の数々の余罪について各県警に加害車両のナンバーを押さえた証拠動画を伴う通報があったにも関わらず、YouTubeの炎上をきっかけにマスコミに報道されるまでは捜査が全く行われておらず、警察は保身でしか動かないと言う事でした。

このような現実がありますので、警察の捜査を期待するなら加害車両のナンバーはしっかり押さえておきたいところです。

なお、ナンバーの認識精度はイメージセンサーの画素数、録画解像度、ビットレート(圧縮率)、チップセットの性能などへの依存度が高く、解像度だけ高ければ良いと言うものではありません。

夜間のナンバーの読み取り精度

ドライブレコーダーを含むカメラ類は、極端に強い光を受けるとその部分が白く飛んでしまう事があります。

特に夜間の先行車にヘッドライトの光が反射した場合には、この「白飛び」が発生し易くなります。

ナンバーの「白飛び」はHDR補正や露出の調整である程度抑える事が出来ますが、ここはハードウェアの性能やメーカーの技術力に大きく左右される部分です。

逆光補正能力の高さ

こちらも夜間のヘッドライトの光の反射と同様に、ハードウェアの性能やメーカーの技術力に大きく左右される部分です。

ドライブレコーダーなどのカメラ類は画面内の明暗差に弱く、トンネル出口などでは中央付近が白く飛び、その周りが黒く潰れ易くなります。

メーカーによっては「HDR補正で白飛び・黒潰れなし」などと謳っている製品も多いですが、実際に効果的に白飛び・黒潰れを抑えられている製品はそれほど多くはありません。

どちらも完璧に抑えるのは難しいので、白過ぎず黒過ぎずと言うバランスが大切です。

また、逆光補正能力が低い製品は晴れた日の日陰が暗くなり過ぎる事があり、これをどう処理して全体をバランス良く見せるかと言うのがメーカーの腕の見せ所です。

夜間の市街地での明るさ

夜間の撮影動画では、対車両だけでなくバイクや無灯火の自転車、歩行者などの動きもしっかり記録しておきたいところです。

このドライブレコーダーの夜間動画の明るさは、イメージセンサーとレンズの性能、露出のチューニング技術の2つの要素に大きく左右されます。

最近は夜間撮影能力に特化したSONYのSTARVIS技術に対応したイメージセンサーが主流ですが、センサーだけでなくレンズやチューニング技術も重要です。

なお、ドライブレコーダーと一眼レフなどの本格的なカメラ類とでは明るさの調整機能の仕組みが一部異なります。

一眼レフなどは人間の目の虹彩と同じ様に明るい場所では、物理的にレンズを通る光の通り道を絞り、逆に暗い場所では広げます。

【参天製薬】

【SONY】

それと合わせて光に対するイメージセンサーセンサーのISO感度を調整すると言う、2つ目の調整機構があります。

さらにシャッターを開放する時間を調整する、3つ目の調整機構まで存在しています。

①レンズを通る光の量を傘で物理的に調整する

②レンズを通った光に対するISO感度を調整する

③シャッタースピードで光を受ける時間を調整する

ドライブレコーダーのカメラには、この光の量を調整する①の傘のパーツがありません。

従って②のISO感度と③のシャッタースピードで明るさを調整し、その後にソフトウェアで明暗のコントラストなどを調整しています。

良いハードウェアを使っていても、この調整の仕方次第で暗くなったり、対向車のヘッドライトが眩しくなり過ぎたり、陰の部分が黒く潰れたりする事があります。

夜間の明るさの表現能力はもっともドライブレコーダーメーカーの経験と技術の蓄積が反映され易い要素です。

暗視能力の高さ

ドライブレコーダーの暗視能力は、主に夜間の駐車監視や街灯が全くないような田舎道を走行時に力を発揮します。

こちらもドライブレコーダーメーカーの経験と技術の蓄積が反映され易い要素ですが、暗視特化のチューニングを行うと市街地での見え方のバランスが崩れやすくなる為、敢えて暗視は捨てている製品も多く見受けられます。

前後2カメラドライブレコーダーのおすすめモデル

2020年からLaBoon!!では先に説明した6つの重要なポイントを評価項目として、それぞれの製品の実機テスト結果をもとに評価を数値化しています。

2020年点数視野角ナンバー昼ナンバー夜逆光明るさ暗視
ZDR02522.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
CS-91FH22.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 IR Duo22.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Duo21.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HDR963GW21.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★
PDR800FR21.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
VREC-DZ700DLC19.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SN-TW80d19.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ZDR02619.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★
DRY-TW9100d19.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★
SN-TW9500dp18.5点★★★★★★★★★★★★★★★★
DR750S-2CH18.0点★★★★★★★★★★★★★★★
S117.5点★★★★★★★★★★★★★★★★
46Z17.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Pro Duo17.0点★★★★★★★★★★★★★★★
GoSafe S70GS117.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
ZDR-01515.5点★★★★★★★★★★★★
DRV-MR74514.0点★★★★★★★★★★★
YA-67014.0点★★★★★★★★★★★★
DRV-MR74012.5点★★★★★★★★
CSD-790FHG11.5点★★★★★★★★
=2pt、=1pt、☆=0.5pt

これらの実機テスト済みの製品のうち主要な現行モデルの12製品について、総合評価が高い順に特徴を解説します。

2カメラドラレコなら一番最初に検討すべき、コムテック「ZDR025」

「ZDR025」は2019年12月に発売された、コムテックの2カメラドライブレコーダーの中ではスタンダードグレードである超人気モデル「ZDR-015」の正当後継機です。

録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角が現行機としては最高クラスの前後水平138°+135°の超広角となっている為、事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では最高の能力を誇ります。

また、フロントカメラ・リアカメラとも強度の高いHDR補正が掛かっており、トンネル出口付近での白飛びに滅法強いのが特徴です。

【前】

【後】

夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力も強HDRの恩恵で非常に高くなっています。

本機はリアカメラのみに夜間特化型のSTARVISセンサーを採用し、フロントカメラは通常センサーですのでリアカメラは非常に明るく、リアスモーク車にもおすすすめ出来るドラレコの一つです。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

一方で弱点としてはその広い視野角の為、ナンバーの認識精度が落ちる点、フロントカメラの夜間の明るさが競合のSTARVIS機に比べると物足りない点が挙げられますが、価格と性能の全体のバランスを考えると最も万人におすすめ出来る製品と言えるでしょう。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。また、インターフェイスはスタンダードですが日本のメーカー製ですので特に使いにくい事はありません。

通常は2週間に一度の頻度で要求されるmicroSDカードのフォーマット不要機能にも対応しています。

やはり最強だった! コムテック2カメラドラレコ「ZDR025」の実機レビューと評価

※コムテックからは2020年4月末に「HDR963GW」と言う上位モデルが発売されてますが、こちらは未テストなので評価外となります。

コムテックからまさかの最上位2カメラドライブレコーダー「HDR963GW」発表

夜間撮影能力と使い勝手がNo.1のセルスター「CS-91FH」

「CS-91FH」は2019年11月に発売された、セルスターの2カメラドライブレコーダーの中では最上位グレードに当たるフラッグシップモデルです。

録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、前後にドラレコ用のイメージセンサーとしては最も夜間の撮影能力が高い、SONYのSTARVIS対応のイメージセンサーの中でも最新の「IMX327」を採用しています。

現行機ではこのセンサーを採用したドラレコは本機とVANTRUE「S1」しか確認出来ておらず、夜間の撮影能力では他のSTARVIS機と一線を画しています。

録画視野角は2カメラドライブレコーダーとしては広めとなる、前:水平119°+後:114°となっており、昼間の事故の際の状況認識能力は標準クラス以上となっています。

フロントカメラ・リアカメラとも白飛びはやや出易い傾向がありましすが、実用上は問題のないレベルで逆に黒潰れが少ない為にトンネル出口などの逆光時でも視界は良好です。

【前】

【後】

本機は前後に最新上位のSTARVISセンサー「IMX327」を採用する事で、現行機としては前後とも非常に明るい映像を録画可能となっており、リアスモーク車にもおすすすめ出来るドラレコの一つです。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

一方で弱点としてはHDR補正に対応はしているものの明るさ重視のチューニングとなっている為、夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力では「ZDR025」などよりも大きく落ちる点が挙げられます。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。

また、インターフェイスはタッチパネルによるアイコン操作が可能、通常は2週間に一度の頻度で要求されるmicroSDカードのフォーマット不要機能となっており、年配の方などガジェット類の操作が苦手な方でも安心して使用出来るでしょう。

「ZDR025」と比べるとが価格が高いので万人向けではないですが、私がどちらかを選べと言われたら「CS-91FH」を選びます。(「CS-91FH」は駐車監視向けではないので、駐車監視などは考えない前提)

実機レビュー セルスター夜間最強のSTARVIS2カメラドラレコ「CS-91FH」の評価

中華最強の技術で高バランスの夜間特化モデル VIOFO「A129 Duo」

VIOFOは欧米を中心に年間で30万台のドラレコ販売実績を誇るドラレコメーカーですが、「A129 Duo」は同社の2カメラドライブレコーダーの中ではスタンダードグレードのWiFi対応モデルとなります。

後述する4Kモデルの「A129 Pro Duo」がナンバー認識特化型であるのに対して、本機は全体が高い次元にまとめられた万人向けのバランスタイプのモデルです。

録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角は最近の2カメラドライブレコーダーとしてはやや狭い、前:水平107°+後:101°となっています。

事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では広角モデルには劣りますが、その反面ナンバーの認識能力ではフルハイビジョンクラスとしては前後ともに最も高いレベルを誇ります。

【前】

【後】

また、本機は前後ともHDR処理をしてないWDRモデルですが、昼夜の明るさのチューニングレベルが最も高く、極端に見えにくい部分を作らないと言う見せ方が特徴的です。

【前】

【後】

夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力もSTARVIS機の中では最も高くなっています。

また、本機は前後カメラに夜間特化型の「IMX291」STARVISセンサーを採用し、フロントカメラだけでなくリアカメラも非常に明るく、リアスモーク車にもおすすすめ出来るドラレコの一つです。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

【前】

【後】

弱点としては最初に説明したように録画視野角が狭いと言う点になりますが、それ以外の画質の面では現行機では最高クラスの製品です。

なお、本機はリアカメラがデジタル接続となっている関係で日本メーカーの製品と比べると地デジへのノイズの影響がやや出易くなっています。

また、グローバルモデルの日本向け製品ですのでインターフェイスは日本メーカーのものとはやや異なります。

ガジェット操作が苦手な方は素直に日本メーカーの製品を選びましょう。

暗視能力は軽くユピテルを超えた!?前後STARVIS2カメラドラレコ VIOFO「A129 Duo」のレビュー、評価

韓国最強の技術で高バランスの夜間特化モデル SEIWA「PDR800FR」

SEIWAはオートバックスなどに販路を持つ日本のカー用品の総合メーカーですが、2018年6月に発売された「PDR800FR」は韓国のハイエンドドラレコに特化したメーカーであるTHINKWAREのODM品で、同社「F800 PRO」を日本向けにローカライズした液晶を搭載しないWiFiモデルです。

日本のドライブレコーダー技術は12Vで動くコムテック・セルスターが韓国系で、ユピテルは5Vで動く台湾・中国系、ケンウッドは5Vで動く中国系がベースになっています。

ドライブレコーダーの技術自体は最近になってようやく日本のメーカー製品が韓国系に追い付いてきた感がありますが、私が2013年頃に初めてドラレコを購入した際にはハイエンド機種と言えば韓国系の製品でした。

その韓国メーカーで最も品質の安定性、映像のチューニング技術に優れているのが「PDR800FR」の製造元であるTHINKWAREと言われています。

 

本機の録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角は最近の2カメラドライブレコーダーとしてはやや狭い、前:水平107°+後:105°となっています。

事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では広角モデルには劣りますが、その反面ナンバーの認識能力ではフルハイビジョンクラスとしては前後ともに最も高いレベルを誇ります。

【前】

【後】

また、本機は前後ともHDR処理をしてないWDRモデルですが、昼間は白飛びを強く抑える為に全体の露出を落とし、やや黒潰れが出易い傾向があります。

【前】

【後】

夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力もSTARVIS機の中では最も高くなっています。

また、本機は前後カメラに夜間特化型の「IMX291」STARVISセンサーを採用し、フロントカメラだけでなくリアカメラも非常に明るく、リアスモーク車にもおすすすめ出来るドラレコの一つです。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

【前】

【後】

弱点としては最初に説明したように録画視野角が狭い点、昼夜ともに光の陰に当たる部分が暗くなり易いと言う点が挙げられます。

なお、本機はリアカメラがデジタル接続となっていますが、日本メーカーの製品と同様に地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。

フォーマット不要機能なども実装されていますが、液晶なしのスマホアプリからの操作が前提となりますので、ガジェット操作が苦手な方はこの製品は避けて液晶ありの製品を選びましょう。

セイワ 前後STARVIS搭載 2カメラドライブレコーダー「PDR800FR」のレビュー、評価

名門の意地は感じられるが日本一にはもう一歩?パイオニア「VREC-DZ700DLC」

「VREC-DZ700DLC」は2019年7月に発売されたWiFi対応のパイオニア新世代2カメラドラレコのフラッグシップモデルです。

本機の録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角は2カメラドライブレコーダーとしてはかなり広めの、前:水平130°+後:112°となっており、事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では高い能力を誇ります。

しかしながら、本機は前後とも昼間のトンネル出口ではやや白飛びが強めに出る傾向があり、晴れた日の日陰の部分は黒潰れが出易くなっています。

【前】

【後】

夜間は明るさ全開のチューニングの為、ヘッドライトが反射したナンバーの認識能力はSTARVIS機の中でも低く、最低クラスとなります。

一方で前後カメラに夜間特化型のSTARVISセンサーを採用し、フロントカメラだけでなくリアカメラも非常に明るく、リアスモーク車にもおすすすめ出来るドラレコの一つと言う側面もあります。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

【前】

【後】

特にリアカメラに関しては、街灯がほとんどないような状況下での暗視能力が現行2カメラドラレコでNo.1となっているなどの飛びぬけて良い部分もありますので、評価が難しいモデルです。

【後】

録画視野角や夜間の明るさの面ではなかなか良い線を言っているのですが、白飛び・黒潰れを抑えるチューニングの精度が低い為、総合評価ではコムテックやセルスターの最新モデルには及びません。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。

また、本機はWiFi対応ではあるもののスマホアプリで変更可能な設定が限られている上、液晶画面がフロントガラス面と平行になる為、液晶の操作性も良いとは言えません。(無理に下からのぞき込むと首を痛めそう)

今後のファームウェアの改善状況次第では評価が変わる可能性もありますが、現時点では今一歩と言ったところです。

パイオニア STARVIS対応2カメラドラレコ「VREC-DZ700DLC」「VREC-DZ700DSC」の実機レビューと評価

元祖2カメラSTARVIS、画質的にはやや古い印象も?ユピテル「SN-TW80d」

ユピテルの「SN-TW80d」は2018年7月に発売された液晶を搭載しないWiFi対応の日本メーカーとしての元祖2カメラSTARVISドラレコです。

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本機の録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角は2カメラドライブレコーダーとしてはかなり広めの、前:水平127°+後:127°となっており、事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では高い能力を誇ります。

しかしながら、本機は前後とも昼間のトンネル出口ではやや白飛びが強めに出る傾向があり、晴れた日の日陰の部分は黒潰れが出易くなっています。

【前】

【前】

この特徴はパイオニアの「VREC-DZ700DLC」とよく似たもの…と言うか発売は「SN-TW80d」の方が一年先なので後発の「VREC-DZ700DLC」が「SN-TW80d」に似ていると言った方が良いのかも知れません。

いずれにしてもこの白飛び・黒潰れの特徴はこの記事で最初に紹介している上位3機種には見られないものとなっていますので、チューニングの面で古臭いと言う印象を受けます。

夜間は明るさ全開のチューニングの為、ヘッドライトが反射したナンバーの認識能力はSTARVIS機の中でも低い方になります。

一方で前後カメラに夜間特化型のSTARVISセンサーを採用し、フロントカメラだけでなくリアカメラも非常に明るく、リアスモーク車にもおすすすめ出来るドラレコの一つと言う側面もあります。

■ ガチ比較!リアスモーク車におすすめの2カメラドラレコ6機種

【前】

ただし、リアカメラの明るさはこの記事で紹介している上位5機種にはやや劣ります。

【後】

録画視野角や夜間の明るさの面ではなかなか良い線を言っているのですが、白飛び・黒潰れを抑えるチューニングの精度が低い為、総合評価ではコムテックやセルスターの最新モデルには及びません。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。

本機は液晶を搭載せずスマホアプリからの操作が前提となりますので、ガジェット操作が苦手な方はこの製品は避けて液晶ありの製品を選びましょう。

実機レビュー ユピテル STARVIS対応2カメラドライブレコーダー「SN-TW80d」の評価

 

なお、「SN-TW80d」は指定店舗の専売品で最上位グレードと言う扱いですが、一般店舗向けには「DRY-TW9100d」と言う本機の廉価製品も存在します。

リアカメラは同一品でフロントカメラは「SN-TW80d」の視野角を10%程度狭め、イメージセンサーをSTARVIS以外のものに置き換えていますが、画質的にはそれほど変わらず価格はそこそこ差があるのでコスパで考えるならこちらの方が優秀です。

実機レビュー ユピテル2カメラドライブレコーダー「DRY-TW9100d」の評価

高解像度STARVISだが、明るさを殺したコムテック「ZDR026」

「ZDR026」は2019年1月に発売された、コムテックの2カメラドライブレコーダーの中ではアッパーミドルグレードに当たる前後に500万画素のイメージセンサーを搭載した高解像度STARVISモデルです。

録画解像度は前後「2560×1440」とフルハイビジョンの一格上、録画視野角はスタンダードな前後カメラとも水平113°となっています。

STARVISセンサーはトンネル内などでの逆光補正処理を苦手としていますが、フロントカメラは強度の高いHDR補正が掛かっており、トンネル出口付近での白飛び・黒潰れに強いのが特徴です。(リアは白飛び・黒潰れが出易い)

【前】

【後】

昼間のナンバー認識精度は通常の2.5Kモデルよりも落ちますが、フルハイビジョンモデルと比べると一格上です。

【前】

【後】

夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力については、フロントカメラの強HDRの恩恵で非常に高くなっています。

本機は前後カメラに500万画素の夜間特化型のSTARVISセンサーを採用していますが、フロントカメラには明るさを極端に絞る調整が入っており、夜間は暗めです。

【前】

リアは市街地では明るいものの、後続車のヘッドライトの光が広がって見えにくくなるシチュエーションもあります。

【後】

また、本機はSTARVIS機でありながら明るさを絞るチューニングが特徴的で、残念ながら暗視能力には全く期待出来ません。

【前】

【後】

バランス的にはイマイチよろしくないので、駐車監視向けのモデルと割り切った方が良いでしょう。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。また、インターフェイスはスタンダードですが日本のメーカー製ですので特に使いにくい事はありません。

通常は2週間に一度の頻度で要求されるmicroSDカードのフォーマット不要機能にも対応しています。

実機レビュー コムテック STARVIS対応 前後370画素2カメラドライブレコーダー「ZDR026」の評価

第二世代のSTARVISだがリアカメラが弱点のユピテル「SN-TW9500d/p」

「SN-TW9500d/p」は2019年12月に発売されたユピテル2カメラSTARVISドライブレコーダーの最新モデルです。(9500dが一般店舗向け、9500dpがウェブ専売)

本機の録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角は2カメラドライブレコーダーとしてはかなり広めの、前:水平136°+後:122°となっており、事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では高い能力を誇ります。

ユピテルの2カメラSTARVIS機としては第二世代となりますが、トンネル内での白飛びは出易いものの第一世代の「SN-TW80d」と比べると黒潰れには強くなっています。

【前】

【前】

【後】

夜間はSARVIS機としては全体の明るさを絞るチューニングですが、ヘッドライトが反射したナンバーの認識能力はSTARVIS機の中では標準クラスとなります。(SN-TW80dよりはマシ)

市街地では前後カメラとも明るさが絞られており、他のSTARVIS機と比べると暗めです。

【前】

【後】

フロントカメラの暗視能力は第一世代よりも進化していますが、リアが逆に暗くなっているのが痛いところです。

【前】

【後】

録画視野角やフロントカメラのチューニングの面では第一世代からの改善が見られますが、リアカメラの夜間の撮影能力が低下している為、総合評価ではコムテックやセルスターの最新モデルには及びません。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。また、インターフェイスはスタンダードですが日本のメーカー製ですので特に使いにくい事はありません。

実機レビュー ユピテル 最新STARVIS 2カメラドラレコ「SN-TW9500d」「SN-TW9500dP」の評価

最大4カメラ対応の異色のネットワークドラレコ GARMIN「46Z」

GARIMINはGPS技術では世界No.1のアメリカのメーカーですが、最近はドライブレコーダーの開発にも力を入れており、同社の「46Z」は2019年6月に発売された最大4カメラ対応のWiFi&Bluetoothによる異色のネットワークドラレコです。

録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角が現行機としては標準的な前後水平111°+111°となっています。

本機は前後カメラとも同一の性能となっており、WDRモデルではありますがトンネル内での白飛びは良く抑えられています。

反面、光の周りは黒潰れし易い特性となります。

【前】

本機のイメージセンサーは、他の製品で多く見らる夜間撮影に特化したSTARVISセンサーではありませんので、ヘッドライトの光が反射したナンバー認識精度は比較的高めとなっています。

夜間の明るさは明るさ重視のチューニングが施されたSTARVIS機には及びませんが、非STARVIS機としては最高クラスです。

【前】

【前】

【後】

本機は全体としては特化型ではない高バランスタイプとなりますので比較的万人におすすめし易い特性ですが、WiFi&Bluetoothによる無線ネットワークの構築が最大のセールスポイントですので、最終的にはこの部分を気に入るかどうかだと思います。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。

4カメラまで追加可能なネットワークドラレコ GARMIN「Dash Cam 46Z」が便利すぎた!

ナンバー認識精度は最強だが、初心者お断りのVIOFO「A129 Pro Duo」

「A129 Pro Duo」はVIOFOの最上位グレードのWiFi対応2カメラドライブレコーダーで、フロントカメラにSONYの800万画素のイメージセンサーを搭載し、リアカメラの200万画素STARVISと合わせて4K+リアフルハイビジョンでの録画に対応しています。

録画視野角は最近の2カメラドライブレコーダーとしてはやや狭い、前:水平107°+後:101°となっています。

事故の際に広い範囲の状況を記録すると言う面では広角モデルには劣りますが、その反面ナンバーの認識能力では現行2カメラドライブレコーダーの中ではダントツに高いレベルです。

【前】

本機は前後ともHDR処理をしてないWDRモデルですが、「A129 Duo」とは異なりフロントカメラの白飛びへの弱さが目立ちます。

【前】

リアについては「A129 Duo」と同様に白飛び・黒潰れのバランスは良好です。

【後】

本機のフロントカメラはSTARVIS対応ではありませ、明るさ重視のチューニングとなっている為、夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力は低めです。

反面、市街地での明るさは前後ともに充分で、特にリアカメラは暗視能力も高めとなっています。

【前】

【後】

【前】

【後】

良くも悪くもナンバー認識特化型なので万人向けとは言えませんが、走行中・駐車中のナンバー認識精度を重視する方にはおすすめ出来る製品です。

なお、本機はリアカメラがデジタル接続となっている関係で日本メーカーの製品と比べると地デジへのノイズの影響がやや出易くなっています。

また、グローバルモデルの日本向け製品ですのでインターフェイスは日本メーカーのものとはやや異なります。

ガジェット操作が苦手な方は素直に日本メーカーの製品を選びましょう。

WiFi対応の4Kの2カメラドラレコ VIOFO「A129 PRO DUO」の実機レビューと評価

リアカメラが外出し出来るバックカメラ兼用 のPAPAGO「GoSafe S70GS1」

PAPAGOは台湾のドライブレコーダーメーカーですが、「GoSafe S70GS1」はパパゴジャパンによる日本向けのオリジナルモデルで、フロントカメラに200万画素のSTARVISセンサーを搭載した防水リアカメラを外出し可能なバックカメラ兼用の2カメラドラレコです。

録画視野角は2カメラドライブレコーダーとしては広めとなる、前:水平98°+後:131°となっていますが、フロントカメラの視野角が狭いので右左折時や横方向からの衝突には弱くなります。

フロントカメラ・リアカメラとも白飛びはそこそこ抑えられていますが、黒潰れが出易いチューニング特性です。

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リアカメラは防水タイプで車内・車外への設置が可能である他、バックギアに連動して画面が切り替わり、ガイド線が表示されるバックカメラ兼用タイプとなりますので、リアスモーク車におすすめの特性と言えるでしょう。

夜間はSARVIS機としては全体の明るさを絞るチューニングですが、ヘッドライトが反射したナンバーの認識能力はSTARVIS機の中では標準クラスとなります。

フロントカメラの夜間の明るさはSTARVIS機としてはやや暗め、リアカメラは非STARVISモデルの中ではそこそこ明るめのチューニングです。

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【後】

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カメラを車内に設置する前提では画質に特筆すべきアドバンテージがないので、リアスモークが濃い車、バックカメラ兼用での運用を考えている方のうち、スマートミラー型は避けたい方におすすめの製品です。

なお、本機はリアカメラがデジタル接続となっている関係で日本メーカーの製品と比べると地デジへのノイズの影響がやや出易くなっています。

インターフェイスはスタンダードですが日本のメーカーの製品と変わらない作りですので、特に使いにくい事はありません。

パパゴ STARVIS対応の2カメラドラレコ「GoSafe S70GS1」のレビュー、評価

リアスモークスルー機能が怪しい、ケンウッド「DRV-MR745」

2019年11月に発売された「DRV-MR745」は、ケンウッドのスタンドアローン型の2カメラドライブレコーダーとしては2018年に発売された「DRV-MR740」に続く第二世代で、リアカメラのスモークシースルー機能をセールスポイントとして打ち出している製品です。

録画解像度はスタンダードな前後フルハイビジョンですが、録画視野角も2カメラドライブレコーダーとしては標準的な、前:水平122°+後:100°となっています。

また、フロントカメラ・リアカメラともHDR補正が掛かっており、トンネル出口付近での白飛びに強いのが特徴ですが明るさを絞っている為に黒潰れは出易くなります。

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夜間のヘッドライトが反射したナンバーの認識能力については、HDR補正の恩恵でそこそこ高めになっていますが、WDRモデルのうちチューニング技術が最高の「A129 Duo」未満です。

本機は前後カメラともに夜間の明るさを絞るチューニングとなっている為、夜間映像は市街地や街灯が少ない場所のいずれにおいても暗めです。

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【後】

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また、本機の最大のセールスポイントであるリアスモークシースルー機能についてですが、①ノーマルフィルム、②ノーマル+透過率26%フィルム、③ノーマル+透過率5%フィルムのいずれの環境下においても、旧モデルでリアスモークシースルー機能に対応していない「DRV-MR740」との差は認められませんでした。

【後】

この効果のなさっぷりで「リアスモークシースルー機能」とか言っちゃうのは酷いと感じます。

ケンウッドの製品は量販店の販路が強いのでブランドのネームバリューと店舗側の販促活動で売れているものの、ガチで比較を行うと最悪の評価になり易いです。

なお、地デジなどへのノイズの影響は確認できませんでしたので、ノイズ対策はしっかりしている方かと思います。また、インターフェイスはスタンダードですが日本のメーカー製ですので特に使いにくい事はありません。

人気のリアガラスのスモークシースルーのドラレコ ケンウッド「DRV-MR745」の本当の実力

まとめ

以上、2020年版2カメラドライブレコーダーのおすすめモデルについて、実質的にランキング形式でご紹介しました。

2020年も相変わらずコムテック、加えてセルスターがなかなか良い線を行きそうですね。

最近はスマートミラー型の2カメラドライブレコーダーも人気ですので、興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

まだ付けてないの?後付けスマートルームミラーのまとめ

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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