※2017年11月19日更新~新規にテストした急速充電モバイルバッテリーについて追記しました。

内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーは駐車監視の運用が難しい

ドライブレコーダーの駐車監視モードを搭載していて、内蔵バッテリーを積んでいるタイプのモデルが人気ですが、実は30分の駆動時間に対して、2時間近い充電時間が必要なので、意外と運用が難しいと感じています。

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長時間の駐車監視は、車の常時電源から電源を取る方法が望ましいのですが、バッテリー上がりの心配もある為、お手軽代替え案としてモバイルバッテリーを活用する方法があります。

とは言っても、全ての機種でこの方法が可能な訳ではありませんし、USBの規格上は可能でも、USBケーブルやモバイルバッテリー、ソケットの相性などの問題もなくはないので、メーカーはモバイルバッテリーでの駆動を保証していません。

あくまでも自己責任の範囲内でお願いします。

ちなみに、リチウムイオンバッテリーはスマホやノートパソコンなどにも使用されていますが、過去にはこれらのバッテリーが変形、発火した例も報告されています。

ドライブレコーダーも含め、我々が日常使用しているほとんどの電子デバイスにはリチウムイオンバッテリーが使用されていますので、通常の使用の範囲内であれば問題が発生する確率は極めて低いと思われますが、最終的には確率の問題ですので、ゼロと言い切る事は出来ません。

参考 wiki リチウムイオン二次電池の異常発熱問題

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コスト的には高くなりますが、燃えにくく安定性の高いリチウムイオンポリマーというものもありますので、安全性を優先すればこちらの方がおすすめかと思います。

 

因みに東京消防庁の報告によると平成23年から28年11月までの間にリチウム電池関連の火災が65件発生しており、モバイルバッテリーやスマホの普及に伴って件数は急上昇しています。

このうち、モバイルバッテリーが原因となるのが12件だそうです。

東京消防庁の管轄は東京都内ですので都内の発生件数だと思いますが、確率的にはそれほど高くないにしても夏場の車内でモバイルバッテリーを使用するなら熱対策や延焼対策を施した方が良いと思います。

例えば保冷を使用してで冷却したり、難燃材のバッグに入れて延焼を防ぐなどの方法が考えられます。(ドライアイスは二酸化炭素中毒にならないように乗車・運転時は換気が必要)

アイリスオーヤマ 保冷剤 ハード CKB-350

 

最強防炎 ! LiPo Guard リポバッテリー セーフティーバッグ

なお、安全面で少しでも安心出来そうな方法としては、リチウム系よりも燃えにくい「ニッケル水素電池」を使用した、ユピテルのドライブレコーダー用マルチバッテリーを使用する方法もありますので、安全面を重視したい方はこちらがおすすめです。

■ ユピテル「OP-MB4000」は上手に使うと面白い

 

また、最近テストしたベセトジャパンの「UPS300」も、タイマー機能はないもののかなり便利だと感じています。

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2芯ケーブル、3芯ケーブルの物も工夫次第でより便利に使用出来そうです。

■ ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー ベセトジャパン「UPS300」が便利過ぎて泣けた

 

何れの方法を用いても燃える可能性はゼロにはなりませんし、その点はスマホやノートパソコンも然りです。

この辺りは個々でご判断頂くしかないと思いますが、ドライブレコーダーの普及率も高まっていますし、「夏場に車内のモバイルバッテリーが燃えた!」なんて言うニュースが流れて欲しくないので対策はやっておきましょう。

 

ここからはいくつかのドライブレコーダーで私自身が試してみて問題なさそうだったケーブルやモバイルバッテリーなどを紹介します。

モバイルバッテリーから給電可能な条件

簡単に言えば、電源ケーブルのドライブレコーダー側のコネクタの形状が、microUSBかminiUSBタイプである事が条件です。

※この条件から外れる12V入力のコムテックのドライブレコーダーは次の方法でモバイルバッテリーでの駆動が可能でした。

ちなみにドラレコやUSBチャージャー、ケーブルの長さ、モバイルバッテリーの仕様などの相性で不具合が出るケースもあります。(現在ユピテルのDRY-ST7000cは相性による不具合が多数報告されています)

■ コムテックのドライブレコーダーをモバイルバッテリーで駆動させる方法

■ ドラレコのタイマー機能を殺さずに、モバイルバッテリーで駐車監視を行う魔改造

 

microUSBというのは、スマホなどのAndroid端末に使用されている規格で、こんな形をしたやつです。

BlueRigger 高速充電コイル マイクロUSBケーブル2.5フィート- 伸張時 長さ6 フィート(データ転送非対応)

一方でminiUSBは、デジカメなどの電子デバイスなどに使われている事が多いようですが、こんな形をしています。

もっと細かく言えば、miniUSBのBタイプという奴です。

USB2-AM510 USB-MiniUSB (Bタイプ) ミニUSBケーブル 通信/充電用ケーブル フェライトコア付き 1m

miniUSBタイプのドライブレコーダー

これは全てのモデルを確認した訳ではありませんので、あくまでも私が試した、もしくは説明書で確認出来た範囲での話です。(最近はほとんどがminiUSBなので表は更新してません。コムテック・セルスター・THINKWARE・スマートレコなどはUSB形状ではありません。)

スペックコネクタ形状が確認可能な取扱説明書や仕様表へのリンクコネクタ形状
ユピテルDRY-WiFiV1cDRY-WiFiV5cDRY-WiFi20cDRY-WiFi40cmicroUSB
電産商事DDR101-NV
オウルテックOWL-DR02OWL-DR04
ユピテルDRY-WiFiV3cDRY-AS375WGcminiUSB
パイオニアND-DVR10
ケンウッドDRV-610KNA-DR300KNA-DR350DRV-320/325
パナソニックCA-XDR51D
HPf530gf520g
パパゴGoSafe 200GoSafe 381GoSafe 350GoSafe 372
GoSafe S30GoSafe 525GoSafe P2GoSafe P3
GoSafe 388miniGoSafe 130
トランセンドDrivePro 520DrivePro 220DrivePro 200DrivePro 100
ASUSRECO Classic
TA-CREATIVETA-008CTA-009C
オウルテックOWL-DR01

モバイルバッテリーからドライブレコーダーに給電する方法

今回はテーマがお手軽モバイルバッテリー給電なので、まずは一番準備が簡単な方法で考えます。

パススルーではないモバイルバッテリーの場合

用意するものは「モバイルバッテリーとドライブレコーダーを接続するUSBケーブル」と、「シガーソケットUSB充電器」と「モバイルバッテリー」です。

現在はminiUSBのドライブレコーダーがが主流ですが、エレコムの物が抵抗が少なくて良い気がします。(体感)

 

3mあればフロントなら足りると思います。

 

USBチャージャーはなるべく出力の高い物を選んだ方が、モバイルバッテリーの充電が速くなります。

■ シガーソケットUSB充電器 おすすめ48選

 

モバイルバッテリーは以下の物がコスパが高いです。

このモバイルバッテリーは最近仕様変更がありました。

・新モデルは充電側のポートが2つになり最大4Aでの充電が可能になった。

・新モデルはLEDライトがなくなった

・旧モデルはシガーチャージャーから充電ポートへの給電がなくなると、自動的に出力ポートの機器に電力の供給を開始していたが、新モデルは充電ポートにシガーチャージャーからの充電ケーブルが挿さっていると給電が不可能になった。

充電が速くなったのはうれしいところですが、実際にドライブレコーダーで駐車監視の運用を行う為には以下の手順が必要になります。

①走行中はドラレコ用のUSBケーブルをシガーソケットUSB充電器に挿す

②駐車監視に入る際には、まずモバイルバッテリーへの充電ケーブル・もしくはシガーソケットごと車両から抜く(スイッチ付きのシガーソケットならスイッチオフの操作でもOKかも知れない)

 

③ドラレコ給電用のUSBケーブルをモバイルバッテリーに挿し替える(②と③の順番を間違うとモバイルバッテリーの給電スイッチを押さないとドラレコに給電されません)

①~③の手順は結構面倒くさいですが、以下の方法でスイッチ付きのシガーソケット分配器を使う事で手順が多少簡略化されます。

■ 新型EC Technology 22400mAh モバイルバッテリーのレビュー、評価

 

また、新モデルでは充電ポートが2つになったのですが、2つのポートから充電を行う場合にはシガーチャージャーも4.0A以上の出力が必要になります。

3.2A程度の2ポートのシガーチャージャーで試したところ、充電が不安定になりました。

ドライブレコーダー用のUSBポートが一つ必要なので、3ポート以上のシガーチャージャーか、シガーソケット分配器を用意しなければならないですね。

これもなかなか厄介な部分で、モバイルバッテリーの充電用が4A、ドライブレコーダーの給電用が1A程度で合計5V/5A以上の出力が必要になります。

 

今のところ、2ポート充電+1ポートドラレコで運用するUSBチャージャーは全くテストしていませんが、興味のある方は以下のページで各USBチャージャーのスペック上の出力を比較していますのでご覧頂ければと思います。

■ シガーソケットUSB充電器 おすすめ48+9選

パススルーモバイルバッテリーを使用する場合

パススルーモバイルバッテリーとは、充電しながら給電が可能なモバイルバッテリーです。

現在知る限り、価格が安く最も運用面が楽であろうモバイルバッテリーは、RAVPowerの20,000mAh「RP-PB006」です。

このモバイルバッテリーの特徴は、パススルー給電に対応しているだけでなく、パススルーモバイルバッテリーの中では充電時間が早い、給電ポートに逆流防止機構が搭載されている為、駐車監視時に充電側のケーブルを抜く必要がない点などが挙げられます。

 

 

この数か月はこういうモバイルバッテリーを探していたのですがなかなか見つからず、たまたまRAVPowerさんにレビュー依頼を頂いた「RP-PB006」がバッチリその仕様に当てはまりました。

ドライブレコーダーと組み合わせての詳しいテスト結果は以下のページに記載しています。

■ RAVPower 20,000mAhモバイルバッテリー 「RP-PB006」

それ以外のパススルーモバイルバッテリーについては以下のページをご参照ください。

■ パススルーモバイルバッテリーのまとめ

モバイルバッテリーへの充電が超早いタイプ

QC3.0やUSB Type-C PB(パワーデリバリー)の充電規格に対応しているモバイルバッテリーは、通常のものよりもモバイルバッテリーに対する急速充電が可能です。

「QC3.0やUSB Type-C PBってなに?」と言う方向けに以下のページで概要を説明しています。

■ QC3.0の入力・出力に対応したモバイルバッテリー

■ USB Type-CのPD入力・出力対応のモバイルバッテリー

個別のモバイルバッテリーテスト状況

今までテストしたモバイルバッテリーについてはの総括は以下の通りです。

◆RAVPower 26800mAh「RP-PB058」

 

 

・パススルーありだが、USB Type-C PD充電中は電圧・電流下降

・充電ポート~5V/2A×1ポート、USB Type-C PD×1ポート

・1分充電で13分のドライブレコーダー駆動

・USB Type-C PD対応のシガーチャージャーが必要

■ RAVPower 26800mAhモバイルバッテリー「RP-PB058」のレビュー、評価

 

◆RAVPower 20100mAh「RP-PB006」

 

 

・パススルーあり

・充電ポート~5V/2A×1ポート

・1分充電で3.6分のドライブレコーダー駆動

・2.4A出力のUSBシガーチャージャー使用

■ RAVPower 20,000mAhモバイルバッテリー 「RP-PB006」

 

◆RAVPower 20000mAh「RP-PB043」

 

 

・パススルーあり

・充電ポート~5V/3A USB-C×1ポート、QC3.0×1ポート

・1分充電で6分のドライブレコーダー駆動

・QC3.0対応のシガーチャージャーが必要

■ QC3.0で急速充電 RAVPower20,100mAh「RP-PB043」のレビュー、評価

 

◆新型EC Technology 22400mAh

 

 

・パススルーなし

・充電ポート~5V/2A×2ポート

・1分充電で9分のドライブレコーダー駆動

・2.4A出力のUSBシガーチャージャー使用

・スイッチ付きのシガーソケット分配器が必要

■ 新型EC Technology 22400mAh モバイルバッテリーのレビュー、評価

 

◆ANKER 26800mAh

 

・パススルーなし

・充電ポート~5V/2A×2ポート

・1分充電で12分のドライブレコーダー駆動

・2.4A出力のUSBシガーチャージャー使用

・スイッチ付きのシガーソケット分配器が必要

■ ANKERの26800mAh モバイルバッテリーのレビュー、評価

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モバイルバッテリーからの給電を簡単にタイマー管理する方法

この方法は部材が未着なのでまだ試していませんが、以下のケーブルをモバイルバッテリーと上記で紹介した分岐ケーブルの補助電源側に挟む事で、モバイルバッテリーの出力をタイマー管理します。

Amazonでは似たものがなかったので楽天で手配しました。

データケーブル LEDデジタル表示 スマートタイミング充電ケーブル USB スマートフォン 充電タイマー 電流 電圧 過電流防止装置【ゆうパケットで送料無料】◇ALW-ZS200

価格:1,000円
(2017/7/23 21:44時点)
感想(0件)

出力側がmicroUSB形状なので間に「miroUSBメス→USBメス」の変換コネクタを挟みます。

 

実際に試してみたのですが、タイマーは1時間ごとに23時間まで設定可能です。

ただし、電圧が安定せず再起動を繰り返すドラレコもありました。(DRY-ST7000cがダメ)

他のドライブレコーダーでは今のところ不具合は出ていませんが、個別に知たい機種があればテストしますのでコメント欄にでも書き込んで下さい。(手持ちではないモデルは不可ですが)

1回の駐車監視時間が短めの人におすすめのモバイルバッテリー

1回の駐車監視時間が数時間までの人向けに、最近使用してみた面白いモバイルバッテリーがありますのでご紹介します。

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こちらはREMAXの「RePower」という製品なのですが、リチウムイオンポリマー電池で10000mAhの容量を持ち、更に面白い事にmicroSDカードのリーダー/ライダー機能も付属しています。

要はドライブレコーダーのmicroSDカードを挿せば車内でスマホやiPhoneを使用して動画を確認出来るというものです。
詳細については以下でレビュー記事を掲載していますので、興味のある方はどうぞ!

■ 10000mAhのRemax RePowerでドライブレコーダーの動画をスマホで再生

(編集長 Omi)

■ ドライブレコーダーおすすめモデルをまとめて紹介!!

■「1万円程度で買えるドライブレコーダー」おすすめ6選

■「便利なスタンダードクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■「高画質なハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー6選

■「駐車監視に特化したハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー7選

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