WiFi対応のドラレコでリアルタイム駐車監視をする方法について解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

WiFi対応のドライブレコーダーで自宅駐車場に車を停めつつ、リアルタイムで遠隔駐車監視がしたい!と言ったご要望を頂く事があるのですが、私も7年位前にこのような事が可能ならやりたい…と考えていた事がありました。

結論を先に行ってしまうと、残念ながらドラレコのWiFi機能を使って自宅駐車場に停めている車のリアルタイムでの遠隔駐車監視は原則として出来ません。

ただし、WiFi機能ではなくクラウド機能を使う事でこの目的を達成する事に特化したドラレコは存在します。

そこでこの記事では以下の2つのポイントについて順に解説していきます。

・一般的なドラレコのWiFi機能では遠隔駐車監視が出来ない理由
・クラウド機能を使った遠隔監視に特化したドライブレコーダーについて

一般的なドラレコのWiFi機能では遠隔駐車監視が出来ない理由

一般的なドライブレコーダーのWiFi機能は、録画された動画の再生、またはライブビューを見ながらカメラの撮影範囲を調整する為に使われるものです。

ライブビューを見ながら常時録画を行う事が可能な製品もありますので、ドラレコ用駐車監視バッテリーで駐車中も電力を供給しつつ、車を降りる前にWiFi接続を行っておけば電波の届く範囲では監視カメラのような使い方が可能と言えば可能です。

ただし、ドラレコ固有の動体検知やタイムラプスなどの駐車監視モードを起動させる事が出来ず、常時録画であるゆえにmicroSDカードの容量も大量に必要になります。

また、防犯カメラのように動体を検知してアラームなどがなる訳でもありませんので、この方法の実用性は非常に低いと言えます。

クラウド機能を使った遠隔監視に特化したドライブレコーダー

一方でBlackVueが販売しているいくつかのドライブレコーダーはクラウド機能に対応していますので、自宅のWiFiアクセスポイントに接続しておく事で、インターネット経由でスマホのアプリに動体検知や衝撃検知アラームを送信させる事が可能です。

クラウド対応が標準装備のBlackVueドライブレコーダー各モデルの違いとおすすめモデル
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これらの製品では走行中の常時録画時、動体検知による駐車監視モード作動時のいずれの状態でも固定ルーターやモバイルルーターなどのアクセスポイントに接続している状態であれば、遠隔地からライブビューの視聴が可能であったり、事故の際の衝撃、駐車監視中の動体や衝撃を検知してスマホにアラームを送信する事が可能となっています。

BlackVue製品にはこれ以外にも、SIMを搭載する事でWiFiアクセスポイントが無くてもインターネットに接続出来るモデルもあり、駐車監視用のバッテリーさえ用意すれば遠隔駐車監視が可能です。

まとめ

以上、WiFi対応ドラレコを使って遠隔駐車監視をする方法について解説しました。

この目的を達成する為には現状ではBlackVue製品の一択となっていますので、以下のリンク先の記事をご参照下さい。

クラウド対応が標準装備のBlackVueドライブレコーダー各モデルの違いとおすすめモデル
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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

ドライブレコーダーの駐車監視用サブバッテリーのまとめ
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