※2019年2月8日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

ドライブレコーダーの駐車監視の仕様はメーカーやモデルによって様々ですが、大きく分けると駐車中の電源の取り方については①車のバッテリーから電源を取るケース、②外部バッテリーを使用するケースの二つの何れかに当てはまるものがほとんどです。

このうち、①車のバッテリーから電源を取るケースが現時点でのドラレコ業界での主流であり、その為に必要な電源ケーブルには様々な種類が存在しています。

これらのケーブルは原則としては各モデルやメーカーごとの専用品ではあるのですが、電圧やプラグの形状などの面である程度の汎用性を備えているものや、そもそもメーカーやモデルを指定しない汎用品のケーブルもあります。

一方でドライブレコーダー側の事情を考えると、こちらも専用のケーブルが指定されているケース、駐車監視モードは搭載されているものの、専用のケーブルが存在していないケースもあります。

以前から「専用のケーブルが存在しないドライブレコーダーで駐車監視を行いたい!」と言う要望は多いですし、最近は汎用品でも割と便利なケーブルも増えてきていますので、この記事では主に指定のケーブルが存在しないドライブレコーダーで駐車監視を行いたい方向けに、いくつかおすすめの常時電源ケーブルをご紹介します。

常時電源ケーブルの種類と違い

これらのケーブルの違いは、タイマーやカットオフ電圧の設定などの機能面の他に、電力出力側のプラグ等の形状などの規格面があり「取り敢えず何でも良いから選んどけ!」と言う訳には行きません。

…という訳なので、まず初めに常時電源ケーブルの機能規格の違いについて見るべきポイントをご説明します。

機能面での違い

常時電源ケーブルの主な機能は以下の3つです。

①駐車中も車のバッテリーからドライブレコーダーに一定時間電力を供給する

②タイマー設定で指定された時間が経過すると、給電をカットしてドライブレコーダーの電源を落とす

③バッテリーの電圧が設定値(または固定値)以下になると、バッテリー保護の目的で給電をカットしてドライブレコーダーの電源を落とす

 

以前はタイマー設定がないケーブルも紹介していましたが、最近は新しいものも増えていますので、今回紹介するケーブルはいずれも①②③の全ての機能を満たしているものとします。

この記事自体1年半くらい更新してなかったので、そりゃ新しいものも出ますわな。

規格面での違い

ここで紹介するケーブルの規格の違いは、全てドライブレコーダーへの出力側の規格の差となります。

車両側との接続については、全てのケーブルで3芯(3本のケーブル)構造となり、①常時電源、②ACC電源、③アースの3ヶ所への接続方法となります。

タイマーや電圧監視の仕組みは共通で、エンジンオフでACC電源からの給電が途絶えるとタイマーのカウントとバッテリーの電圧の監視がスタートし、ドライブレコーダーには給電を継続します。

 

ドライブレコーダーへの出力側の規格の種類は以下の通りです。

①12Vシガーソケットで出力

②12Vの2芯のキボシで出力

③5VのminiUSBプラグで出力

12Vシガーソケットで出力するタイプのケーブル

12Vシガーソケットで出力するタイプのケーブルは、シガー電源ケーブルが純正で付属するタイプのドライブレコーダーに幅広く対応可能なのが最大のメリットで、汎用性は最も高いと言えます。

ただし、コムテック・セルスター・韓国メーカーなどのドライブレコーダーは、専用の指定品のケーブルでしか駐車監視モードを起動させられませので、シガープラグでの接続では走行中の録画モードを継続するだけとなります。

12Vシガソケットで出力するタイプのケーブルは、以下の2つです。

①エーモン タイマー機能付き電源ソケット

②INBYTE FinrSafer S

エーモン タイマー機能付き電源ソケット

エーモンのタイマー付き電源ソケットはこの手のケーブルの中で最も機能は絞られ、30分・60分のタイマーが設定できる固定値での電圧管理機能が付帯した汎用品のシガーソケットタイプのケーブルです。

停止電圧が書いていないのでどれくらいの電圧で停止するのかは不明ですが、スイッチで電源のオフも可能になっています。

取り付け場所が悩ましい部分もあるかも知れませんが、タイマーの設定時間も短い時間帯で刻まれていますし、なかなか面白いアイテムだと思います。

INBYTE FineVu「FineSafer S」

この製品は汎用品の常時電源ケーブルではなく、INBYTEが代理店となっている韓国の売上No.2のドラレコメーカーである「FineVu」のドライブレコーダーの専用ケーブルです。

ただし、電源の供給部分がシガーソケットになっているので、ちゃっかり他のドライブレコーダーにも使用出来ちゃいますね。(韓国No.2のメーカーなので安定性は高いです)

「FineSafer S」機能や仕様は以下の通りとなります。

①タイマー設定(6・12・24時間・無制限)

②カットオフ電圧(11.6V・11.8V・12.0V・12.2V)

③ボタン操作で電源のオン・オフが可能

④現状のバッテリー電圧の確認が可能

⑤本体は小振り

 

■「FINE Safer S」取扱説明書

タイマーの刻みが長時間に寄っているので、短時間で刻みたい方は別のケーブルをおすすめします。

「FineSafer S」の取り付けと使い方に関しては以下の記事を参照して下さい。

シガーソケット付きのドライブレコーダー駐車監視ケーブル「FineSafer S」の取り付けと使い方

12Vの2芯のキボシで出力するタイプのケーブル

こちらは以下の1製品だけになります。

ユピテル「OP-VMU01」

ユピテルの「OP-VMU01」はユピテルのドライブレコーダー専用の駐車監視用の常時電源ケーブルです。

本来はユピテル専用品でドラレコ側の出力が+-のキボシですので、そのままでは他社のドライブレコーダーを動かく事は出来ませんが、以下のようなシガーソケットとキボシ接続する事で様々なドライブレコーダーを動かす事が可能となります。

「OP-VMU01」の設定項目や仕様は以下の通りです。

①タイマー設定(30分・1時間・2時間・3時間・4時間・6時間・12時間)

②カットオフ電圧(11.6V・11.8V・12.0V・12.2V・23.6V・23.8V・24.0V・24.2V)

③スイッチ操作で電源のオン・オフが可能

④本体は小振り

 

■「OP-VMU01」取り扱い説明書

12時間を超える動作は不可能ですので長時間の駐車監視には向いていませんが、自宅の駐車場では駐車監視をしない人にとってはこのように短時間の刻みがある方が便利であるように思います。

通常は自宅に戻る度にドライブレコーダーの電源をオフにしなければなりませんが(大体長押しが多い)、「OP-VMU01」の場合はスイッチを下に下げるだけで電源がオフになります。

「終了時の操作が他に比べて楽である」というのと、面倒くさい場合には普段使いの1~2時間にタイマー設定をしておいて自宅で電源を落とさない、もしくは電源を切り忘れてしまってもバッテリーの消費が抑えられるというメリットがありますね。

「OP-VMU01」の取り付けや運用方法については以下の記事を参照して下さい。

ユピテル駐車監視ユニット「OP-VMU01」の使い方

5VのminiUSBプラグで出力するタイプのケーブル

このタイプは出力側に5VのminiUSBが生えており、miniUSB端子対応のドライブレコーダーに幅広く使えるケーブルで、以下の2つが該当します。

①KENWOOD「CA-DR150」

②MAXWN「CAB-DVR03」

 KENWOOD「CA-DR150」

ケンウッドの「CA-DR150」は、同社の動体検知モデルのドライブレコーダー向けの専用ケーブルですが出力側が5V/miniUSB規格となってる為、miniUSBポートを搭載したドライブレコーダーの駆動が可能です。

「CA-DR150」の設定項目や仕様は以下の通りです。

①タイマー設定(6時間・12時間・24時間)

②カットオフ電圧(12.0V・12.2V・12.4V・12.6V)

③電源のオン・オフのスイッチはない

④本体はかなり大きい

 

■「CA-DR150」の取扱説明書

なお、「CA-DR150」は2016年に「DRV-610」と合わせて発売されたケーブルですが、バッテリー上がりの報告が頻発したらしく、2017年のマイナーチェンジ後にタイマーの上限が48時間→24時間、カットオフの最低電圧が11.8V→12.0Vに変更されて今の形になっています。

タイマーの刻みが長時間向けなのと、本体が大きいのが気になる点ですね。

MAXWIN 「CAB-DVR03」

実は最近発見した最もホットなケーブルはこれです。(笑)

2月8日の段階でAmazonで「新着」扱いになっているので、おそらくまだ発売されたばかりでしょう。

ざっと仕様を確認した限り、かなり良さそうな具合に仕上がってるみたいです。

①タイマー設定(10秒・1時間・2時間・4時間・6時間・8時間・12時間・無制限)

②カットオフ電圧(11.6V・11.8V・12.0V・12.2V)

③電源のオン・オフのスイッチはない

④本体はそれほど大きくなさそう?

 

タイマーの刻みが細かく、しかも12時間を超えると無制限モードとなるので汎用性はかなり高そうな印象ですね。

価格的な面を考慮してもminiUSBモデルのドラレコであれば、これが最も良さそうに思います。

最大電流量は2Aとありますので、最近流行りのスマートミラー型の2カメラドライブレコーダーにも使えそうです。

miniUSB端子のドライブレコーダー用駐車監視タイマーケーブル MAXWIN「CAB-DVR03」の使い方

後付けスマートルームミラーのまとめ

ドライブレコーダーの駐車監視用の常時電源ケーブルのまとめ

以上、専用モデル以外にも使えるドライブレコーダーの駐車監視用ケーブルを5つご紹介しました。

なお、接続の工夫次第で「UPS300」などの駐車監視用バッテリーとも併用できますので、車のバッテリーを傷めずにドラレコを便利に使いたい方は試してみては如何でしょうか?

ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」の使い方

ドライブレコーダー駐車監視によるバッテリー上がりの4つの原因と6つの対策

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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