こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
今回はLaBoon!!の読者さんの寄稿により、CX-5(2018年式)での現行最強ドラレコであるVANTRUE「N4」の取り付け方法について説明します。
ご自身でCX-5に2カメラドライブレコーダーの取り付けをやってみようと検討されている方の参考になると思います。
今回、LaBoon!!さんの企画に参加し、VANTRUEの3カメラドラレコ「N4」を取り付けました。
車は2018年式、マツダCX-5、特別仕様車(エクスクルーシブモード)
豪華装備でオプションはほぼ不要な車両です。
納車直後にNOJさんでコーティングをお願いしており、3ヶ月ごとにメンテナンスが入るので未だにピカピカです
新車購入1か月ほどでドアパンチによるあて逃げにあい、ずっとドラレコの必要性を感じていてました。
LaBoon!!さんのサイトを見てVANTRUE N4かな、と思っていたものの、取り付け位置をどうするか、そろそろ新商品が出るかも、と思っているうちになかなか踏ん切りがつかないまま今日に至っていました。
そんな時に取り付けレビューの記事が出ていて応募した次第です。
ドラレコについては妻の車に前方周囲と後方用にAKEEYO AKY-V360S 、ナンバー認識用にVIOFO A119V3を自分で取り付けています。
また、車いじりは嫌いではなく、前車のRX-8、現車のCX-5でも自分で色々いじっているのでドラレコに関しても問題なく設置できると思います。
ドラレコなど自分で取り付けるのは不安と思う人も多いかと思いますが、大抵の車種はネットに先人の知恵が溢れているのでプラモを組み立てるのとそう変わらない難易度かと思います。
個人的には他人に任せるよりも自分で丁寧にやりたいという考えから大抵のことは自分でやっています。
今回の最大の難関は
に焦点を絞って記事化しています。
電波干渉の対策について
VANTRUE N4は、媒体自体はコンパクトなものの、マウントまで含めると結構大柄になってしまい、スマートに設置しようとすると結構悩んでしまいます。
まずは想定設置場所で電波障害が起こらないか仮止めとして運用してみました。
結果としては電波障害が起こってしまい、VANTRUEから2つの対策品を送ってもらいました。
1つ目の対策品は全く変化なく、2つ目で多少マシになったかなという状態でしたが取り付けることにしました。
3つのリアカメラの特徴は、こちらの通りです。
リアカメラの大きさ、形状はほぼ一緒です。
VANTRUEは、問い合わせに対するレスポンスも早く対策品もすぐに送ってくれるなど(2つ目の対策品は在庫不足ということで1ヶ月ほど掛かりましたが)対応は良いと思います。
リアカメラの設置とケーブル引き込み
まずは1番苦労するであろうリアカメラの設置から行いました。
リアゲートセンターの内張を外します。
ここは引っ張れば外れます。
リアガラスにカメラを取り付け配線を通すために蛇腹を外します。
2ヶ所の爪を押しながらやることで外れます。
ここは壊れやすいということで、一応予備パーツとして注文しておきました(結果使うことはありませんでした)。
電波干渉対策品RC01(2つ目の対策品)はリアカメラ側も本体側もUSB TYPE C のL字コネクタで大柄です
設置を考えるなら最初の同梱品なら簡単だったんですが・・・
余っていたロードバイクのブレーキワイヤーをガイドとして使って通していきます。
蛇腹部分はシリコンスプレーを吹いて地道に少しずつ進めてなんとか通りました。
蛇腹を通せばあとは簡単です。
当初はドアの上ルートを通すつもりだったのですが、カーテンエアバッグへの影響が怖かったので下(サイドシル側)を通すことにしました。
リアカメラからは赤線のルートを通しました。
後席のサイドピラーの隙間から通し、下のサイドシルへ下ろします。
画像は助手席後ろ側ですが、実際は運転席後ろ側を通しています。
運転席後ろ側のサイドシルです。
正規のワイヤールートの脇を通していきます。
運転席側まで通したらAピラーに通していきます。
黒いゴムのウエザーストリップを引っ張って外していきます。
サイドシルからAピラーへはこの部分の隙間から通しました。
Aピラーを外し配線をフロントへ持って行きます。
ドラレコの位置は、運転席側にしたいけどいい場所にはETCのスピーカーや、アンテナ、車検ステッカーが・・・
車検証シールの位置を変えるため陸運局で新たに発行、300円ほどでした。
車検証シールは助手席側へ
フロント筐体の設置
当初、リアカメラからのルートを、助手席後ろ、助手席と持ってきたら、ギリギリ届かず、運転席側からやり直しました。
電源は、オプションの直結ケーブルを使ってバッテリーボックスの常時電源から取りました。
電波干渉対策として、フェライトコアを使ってみましたが効果なく、多少の改善が見られた方法としては
フィルムアンテナをアルミテープで覆う
さらにこの内張部分をアルミホイルで覆うことで許容範囲までは抑えられた感じです。
まとめ
VANTRUE N4は画質面では申し分ないですが、車種にもよると思いますが、電波干渉に関しては厳しいと思いました。
以上、CX-5のドラレコ取付け手順について解説しました。
CX-5にDIYでドラレコを取り付けようと考えている方は是非チャレンジしてみて下さい。
コメント
当方もCX-5 2018年式にN4を取り付けていますが、電波障害が起こってしまい、メーカーに問い合わせて対策品を送ってもらいましたが、こちらの投稿写真とは全く違う形のものでした。
色々違うのが何パターンもあるんでしょうか?
cx様
対策品のリアカメラについては私は一切公開出来る情報を持っていませんので、恐れ入りますがVANTRUEに直接ご確認願います。
日々状況は変わっているようですが、守秘義務にも関わる部分なのでご理解下さい。
この記事を書いた者です。
リアカメラ対策品はもう一つ別バージョンがある事を把握していますが、VANTRUEからは2つ目の対策品がVCCIを取得していてこれ以上の対策品はないとの回答を得ています。
ちなみに2つ目の対策品が届いた時、どうせダメだろうと思いつつ1つ目の対策品はリアガラスに、2つ目の対策品は助手席に置いて交互に試したら、2つ目の対策品では全く干渉が起こりませんでした。
で、いざ取り付けてみるとまた少し影響が出始め、リアガラスをよく見るとフィルムアンテナがあることに気づいた次第です。
ルート次第で改善の余地があるのかもしれませんが、リアにフィルムアンテナがある車種は厳しいと思います。
うちの車もCX-5(KF2P)なので大変参考になります。
サイドのカーテンエアバッグの干渉を避けるために
配線をサイドシル内に這わせて設置とのことですが
リアカメラ接続ケーブルは標準添付の6mで届くのでしょうか?
やらかし日産様
申し訳ございませんが、この記事は寄稿なので私には答えられないですね。
記事を書いて頂いた方がたまたまご覧になってご回答頂ければ良いのですが、こちらからそのような事をお願いも出来ません。
延長ケーブルを使ったと言う記述もないのでそれは一定の判断材料になると思います。
返答ありがとうございます、お騒がせして申し訳ありません。
延長ケーブル使用についての記述が無い点、
「VANTRUEから送られた電波干渉への対策品」
で対応した(ケーブル長への言及無し)という内容から推察してみます。
ま、長さが足らなければ延長ケーブル買えば良いだけですしね(笑)
やらかし日産様
おそらく…大丈夫だと思います。
また何がございましたらご相談下さい。