「ZDR055」の駐車監視の仕組みと使い方について解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

コムテックの「ZDR055」は、同社としては2024年1月時点では最新の2カメラドライブレコーダーですが、駐車監視にも向いている製品ですので、今回は「ZDR055」の駐車監視の仕組みと使い方について解説します。

「ZDR055」の駐車監視モードの仕組み

「ZDR055」の駐車監視モードは、エンジンがOFFになると自動で予め設定しておいたこちらの録画モードに切り替わるものです。

・常時録画+衝撃録画
・衝撃クイック録画(衝撃が加わった2~3秒後から録画)
・タイムラプス(1秒1コマ)

「常時録画+衝撃録画」モードは、走行中と同様に常時録画を行いながら、衝撃を検知した時だけその前後の映像を切り取って保護する録画方式で、当て逃げの際の詳細な証拠が最も残り易いモードです。

従ってLaBoon!!では「ZDR055」で駐車監視を行う際には、この「常時録画+衝撃録画」モードをおすすめしています。

「ZDR055」の駐車監視モードを使う為に必要な手順

「ZDR055」で駐車監視モードを使用する為には、こちらのOPのの駐車監視用3芯ケーブルが必要です。

このケーブルを使用する事で、エンジンをOFFにすると自動で駐車監視モードが起動し、エンジンをONにすると駐車監視モードが終了するようになります。

それぞれのケーブルの役割はこちらの通りです。

・黄:ドライブレコーダーの駆動用電流を流す
・赤:エンジンのON/OFFを検知する為にACC信号を流す
・黒:車体の金属部分に接続して、バッテリーのマイナス極に電流を戻す

ドライブレコーダー側は駐車中も走行中も常に黄線から電力を貰えるような状態になっており、エンジンに連動する赤線の通電状況によって、①走行録画、②駐車監視モード、③シャットダウンの制御を行っているという塩梅です。

3芯ケーブルの取り付け方法

このケーブルの根元はの3色のケーブルに分岐していますが、これをこちらのようなヒューズ電源取り出しケーブルなどを使ってヒューズボックス内のヒューズに接続します。

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・黄色:BATT、常時電源系統のヒューズ
・赤:ACC(アクセサリー)系統のヒューズ
・黒:GND、ボディアース(車体の金属剥きだし部分に固定されているボルト)

ドライブレコーダーの駐車監視の配線方法について解説
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このケーブルを使った上で駐車監視の設定をONにしておくと、エンジンのON/OFFに連動して自動で駐車監視に入り、常時録画モードに戻ります。

駐車監視の設定項目

「ZDR055」には、録画方式以外にも駐車監視に関する細かい設定項目があります。

・駐車監視モード:ON/OFF

ONに設定しておくとエンジンがOFFになると自動で駐車監視モードに移行し、エンジンがONになると駐車監視を終了し、走行時の録画モードに戻ります。

駐車監視の設定をONにしてある場合には、外出先などでエンジンをOFFにすると自動で駐車監視モードに入りますので便利ですが、自宅駐車場で駐車監視をしない場合にはエンジンをOFFにする前にこちらの「かんたんスイッチ』を長押しする事で、1度だけ駐車監視をキャンセルする事が出来ます。

このボタンを押し忘れると自宅駐車場でも延々と駐車監視を行い、無駄にバッテリーを傷める事になります。

この操作を忘れてしまいそうな方は、駐車監視の設定をOFFにしておき、外出先で駐車監視が必要な時に先ほどの『かんたんスイッチ』を長押しすれば、一度だけ駐車監視を行う事が出来る状態になります。

その都度『かんたんスイッチ』での操作が面倒だ、という方には、こちらの「iZONE」との併用がおすすめです。

「iZONE」に自宅などの駐車監視が必要ない場所を登録しておくと、「ZDR055」の駐車監視の設定がONであっても、その場所ではエンジンをOFFにすると自動的に電源が落ちるようになります。

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・駐車監視衝撃感度:0.02~0.3G

「ZDR055」では駐車監視の際の衝撃感度を細かく調整する事が出来ます。

ドアパンチなどの小さい衝撃も検知したい場合には、最高感度の0.02Gがおすすめですが、雨や風などであまりにも無駄な検知が多い場合には徐々に感度を落としましょう。

※最高感度でドアパンチを確実に検知出来るという保証はありませんし、「ZDR055」は2カメラですのでサイドは映りません。ドアパンチを映したい場合は、こちらの全方位録画モデルがおすすめです。

ドアパンチ対策におすすめのドライブレコーダーのまとめ
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・駐車監視録画時間:30分~24時間/常時ON

こちらは駐車監視のタイマー設定です。必要な場所では常時ONが理想ですが、ドラレコの駐車監視は確実にバッテリーを傷めますので、バッテリー保護を優先する場合にはタイマー設定を活用して下さい。

・駐車監視録画停止電圧:11.7V~12.2V

こちらは車のバッテリーの充電量が減った事で電圧が下がった時に、バッテリー保護の為に強制的に電源をOFFにする機能です。

通常の場合には11.7V設定でもそうそうバッテリーが上がる事はないですが、車種や環境次第では11.7Vのカットオフ電圧でバッテリーが上がったとの報告もぼちぼちあります。

バッテリーの寿命が気になる方は、12.2Vに設定した方が良いでしょう。

高い電圧でカットオフすると駐車監視時間が短くなるというデメリットもありますので、バッテリーを傷めずに長時間の駐車監視をしたい方は、ドラレコ駐車監視専用の外部バッテリーを検討すると良いでしょう。

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・駐車監視衝撃お知らせ:ON(録画停止+お知らせ)/ON(お知らせのみ)/OFF(お知らせしない)

こちらは駐車監視の際に衝撃を検知した後に、エンジンをONにしたタイミングで衝撃検知のお知らせをするかどうかの設定項目です。

ON(録画停止+お知らせ)の設定は、その後の録画による上書きを防止する為に自動で電源をOFFにしますが、衝撃検知のファイルは128GBのmicroSDカードを使用した場合、最大で302ファイルも保存できますので、通常は「お知らせのみ」を行う設定がおすすめです。

・駐車監視降車キャンセル:1分/3分/5分
・駐車監視乗車キャンセル:1分/3分/5分

こちらの2つは車を降りる際、乗る際のドアの開閉の衝撃をカウントしない為の設定です。

普段のエンジンOFFから車を降りるまでの時間、車に乗ってからエンジンをONにするまでの時間に合わせて設定しましょう。

駐車監視の消費電力と外部電源を使用した駐車監視

次に「ZDR055」の消費電力ですが、おすすめの駐車監視モード設定である「常時録画+衝撃検知」モードでは3.4W程度でした。

ドラレコ専用の急速充電バッテリー「iCELL」ではこちらのような駆動時間の予測となっています。

型番B6AB12A
容量76Wh153Wh
駆動時間20時間40時間
満充電50分100分

ikeep「iCELL B6A/B12A」

ikeep「iCELL B40A」

iCELLと「ZDR055」との取り付け方法はこちらの3芯ケーブルパターンです。

まとめ

以上、「ZDR055」の駐車監視モードの使い方、取り付け・設定方法について解説しました。

「ZDR055」のレビュー本編についてはこちらの記事をご参照下さい。

実機レビュー「ZDR055」の評価 コムテックから2023年向け2カメラドライブレコーダー
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