こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
ケンウッドの彩速ナビは、例年だとエントリ~スタンダードが春、ハイエンドが夏以降に発表されていると記憶しています。
ところが、2022年の春の発表ではエントリーグレードのLシリーズが漏れていましたので、そろそろ儲からないLシリーズも廃盤かぁ~などと、勝手に予測していたのですが、どうやら例年とは異なる展開スケジュールだったらしく、先日エントリーグレードの「MDV-L309」「MDV-L309W」の2機種が発表されています。
彩速ナビはシリーズ全体として、目新しさを犠牲にして従来型のスタンダードな機能の製品を他社より1ランク安い価格で展開している為、純粋に機能面を比較して行くとエントリー~スタンダードグレードはコスパに優れた製品が多いのが特徴です。
一方で最近の半導体の供給不足、急激な円安により、ケンウッド製品も値上がを断行していますので、コスパの高さで売って来たLシリーズの今後の動向が気になるところです。
「MDV-L309」「MDV-L309W」のスペック
2022年モデルのLシリーズのスペックはこちらの表の通りです。
MDV-L309/L309W |
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22.07発売 |
7.0型 |
VICS WIDE |
ETC2.0対応車載機 |
ワンセグ/CD録音/SD/USB/Bluetooth |
連携ドラレコ |
対応バックカメラ |
オービスデータ |
地図更新1年無料 3,600円/年/5年まで |
取付・取扱説明書 |
車種別適合表 |
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地デジはワンセグ、DVDはサポートされていませんが、先代のL308にはなかったBluetooth機能がサポートされるようになり、おそらく他社の同クラスの製品と比べるとコスパでは勝っているのではないかと考えられます。
※価格は6万円程度を想定しているようですが、実勢価格は4万円台に落ち着くのではないかと思います。
因みにエントリー40万画素クラスのインダッシュナビをまともに年次更新しているのは、彩速ナビと楽ナビだけになりましたが、楽ナビの方はDVDをサポートしているものの、Bluetooth・CD録音は非対応です。
彩速ナビ、楽ナビともに、地図更新は3,600円/年と昔に比べると格安になっている上、彩速ナビは無料更新期間が1年ついて来ますので、数年前に比べるとかなりお買い得にはなっていますね。
価格面を中心に楽ナビと比較の上で検討したいところです。
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