CarPlayの自律航法の精度は、最終的にはiPhoneとCarPlay、アプリのシステムに依存するという話

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

先日、中華メーカーと日本メーカーのCarPlayのナビアプリにおける自律航法の精度のついてのご質問を頂きました。

LaBoon!!では2021年の3月に、首都高の山手トンネルにてATOTO、パイオニアのCarPlay対応ディスプレイオーディオでGoogle Mapを使用して自律航法のテストを実施していますが、いずれもトンネル内では自社位置を正確に把握する事が出来なくなるという結果に終わっています。

CarPlayでのGoogle Mapの使い方とレビュー
...

従って私の把握している限りでは、セパレートのGPSアンテナや車速パルス信号を吸っているディスプレイオーディオであっても、周囲に道路が存在するような長いトンネルでは、正確な案内は期待出来ません。

改めてパイオニアにも確認しました

今回この記事を書く当たり、念の竹為にパイオニアに「DMH-SF700」の自律航法の精度について、このような問い合わせをしています。

ご質問件名:CarPlay GoogleMapでの自律航法

ご質問内容:
お世話になっております。
過去の御社の該当製品を用いての首都高山手トンネル内での自律航法の走行テスト結果が、このような形となっております。


1.これは仕様上の正常動作でしょうか?
2.正常動作である場合、自律走行が出来なくなる原因を教えて下さい。
※車速センサーは本機のYouTubeアプリの挙動を見る限り、しっかり取れているように思われます。

クラリオン製のTY-1000A-Bでは、市販カーナビ並みの精度での自律走行が謳われていますので、CarPlayやアプリ側の仕様とも思えないのですが。

よろしくご回答願います。

これに対する回答は予想通り、以下のようなものでした。

・「DMH-SF700」側からはGPS信号、車速パルスデータをアプリに送っているが、そのデータがアプリでどのように処理されているかは答えられない。

つまりは、AppleとGoogleが開発しているものなので、良く分からないという事なのでしょう。

従って今後いつになるかは分かりませんが、CarPlayやアプリ側で改善される余地はあると考えます。

クラリオンの「TY-1000A-B」はカーナビ並みの自律航法の精度と謳っているのですが

このようなテーマの記事を書くきっかけとなったのは、実はクラリオンのディスプレイオーディオ「TY-1000A-B」では、「市販カーナビ並みの精度での自律走行」が謳われているという情報を見かけたからです。

2:29
電波が届きにくいトンネルの中でも
2:32
通常のカーナビゲーションと同等の自車
2:34
位置を確認することができます。

「通常のカーナビゲーションと同等」という表現ですが、これを額面通りに受け取ると山手トンネルで「DMH-SF700」で認められたような測位のズレはないように思うのですが…。

ハードウェアとスマホ側との連携によって、挙動が変わってくるという事なのでしょうか?

謎は深まるばかりです(笑)

原則としてはナビ側から送った信号をどう制御に活かすのかは、CarPlayとアプリの仕様に依存する事には変わりはないようですので、今後のAppleとGoogleの改善に期待したいところですね。

※2022年4月時点で、「DMH-SF700」では山手トンネルで位置ズレを起こさなかった事がある、という報告も頂いていますが、LaBoon!!では未確認です。

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