パイオニア「NP1」の地図はMapboxのライブラリを使っているそうだが、どうみても旧インクリメントPに見える

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

最近パイオニアの「NP1」のテストを開始したところで、思ったよりも使い勝手が良いと感じているのですが、「NP1」のアプリに表示される地図が謎仕様なので、気が付いた点を書き留めておきます。

「NP1」のスマホアプリ「My NP1」の地図にはMapboxのロゴが表示

「NP1」のナビ機能は音声のみでの案内を前提として設計されていますが、ルートを選択する際などはアプリを使用した方が便利です。

このアプリに地図を表示させれば、Google MapやYahooカーナビと同じ様にビジュアルでの案内も可能になります。(走行中は地図を見なくても音声だけで案内が完結するコンセプトで設計)

ところでこの地図アプリですが、画面の左下にMapboxのロゴが入っています。

試しにロゴの横のiマークをタップしてみたところ、このような案内が表示されました。

本アプリはMapbox社の地図ライブラリを使用しています。

最初は「ああそうなんだ~インクリメントP(現ジオテクノロジーズ)はパイオニアが売却しちゃったし、クラウドベースだとMapboxの地図の方が優秀だからそっちを使ってるのかな?」と思ったのですが…。

地図がどう見てもゼンリンをベースにしているMapboxではなく、カロナビやケンウッド、クラリオンなどと同じインクリメントPのものなのですよね。(私はサイバーナビ、彩速ナビをメインで使っているので、直感的にピンときた)

また、スマホのアナウンスの下の部分に「GeoTechnologies」(旧インクリメントP)の著作権マークが記載されているので、(旧インクリメントP)も絡んでいるのは分かりますが。

地図を比較してみた結果、やはりインクリメントPの地図と判明

ゼンリン地図と旧インクリメントPの地図では、ゼンリン地図は一般車が入って行けないような私道や険道などもしっかり描かれており、一方でインクリメントPの方は車載ナビでの使用を前提として、無駄を省いた筋肉質な印象です。

ウェブ上ではゼンリンとMapFanの地図を比較する事で、差異が確認出来ます。

■ゼンリン地図

■MapFan地図

例えば、那須ハイランドパーク周辺の別荘地では、ゼンリン地図でこのように描かれている部分が

MapFanでは省略されているところがありますね。

同じ部分を「My NP1」で確認すると、MapFanのものと一致します。

従って地図は間違いなくインクリメントPがベースと考えられますが、であるならば、この文言は一体何を意味するのでしょうか?

本アプリはMapbox社の地図ライブラリを使用しています。

前にナビアプリのアド広告表示マーケティング連合のようなプロジェクトが立ち上がっていますが、吸い上げるのは位置情報だけでなく、WEBの閲覧履歴など、広告配信の為のユーザーの嗜好データも含まれてたりして…と勘ぐってしまいますね。

■ヤフー、ゼンリンら地図サービス7社が大集結した「地図広告ネットワーク」が始動、Mapbox Japanが立ち上げ

(上左から)マップボックス・ジャパン合同会社の山崎友敬氏、インクリメントP株式会社の三浦勝氏、株式会社駅探の奥津浩一氏、株式会社マップルの大日方祐樹氏、マップボックス・ジャパン合同会社の高田徹氏、(下左から)株式会社ナビタイムジャパンの毛塚大輔氏、ヤフー株式会社の出口謙一氏、株式会社ゼンリンの堀江重実氏、ジョルダン株式会社の佐藤俊和氏
マップボックス・ジャパン合同会社(Mapbox Japan)は8月24日、地図サービスを手掛ける国内企業7社とともに、広告配信で連携する「マップアドネットワーク」を立ち上げたと発表した。同ネットワークへ配信する「Mapbox広告プラットフォーム」を独自開発するとともに、地図のネイティブ広告を提供する「Mapbox広告」のベータサービスを提供開始した。参加企業はヤフー株式会社、株式会社ゼンリン、ジョルダン株式会社、株式会社ナビタイムジャパン、株式会社駅探、インクリメントP株式会社、株式会社マップル。

真相は分かりません。

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