楽ナビ 2023～2024年モデル発表　オンライン化の特性強まるも大幅な変更はナシか？　

こんにちは！LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

パイオニアから新型ディスプレイオーディオ「DMH-SF500」と合わせて、2023～2024年向けの楽ナビシリーズも発表されています。

楽ナビの前回のフルモデルチェンジは2019年でしたが、今回はインターフェイス面や一部機能が刷新されたフルモデルの位置付けのようです。

前回のフルモデルモデルチェンジからの流れ

2019年のフルモデルチェンジで、楽ナビは以下の改善が行われました。

一方で、2023年のフルモデルチェンジの主なポイントは以下の通りです。

車載WiFiモジュールに対応

今回のフルモデルチェンジにおける、最大のセールスポイントはサイバーナビと同様にやはり「車載WiFiモジュールに対応」に対応した点でしょう。

OPまたは付属の通信モジュール「ND-DC4」と合わせて使用する事で、楽ナビがインターネットに接続できるようになるだけでなく、楽ナビを車載ＷiFiスポットとして使えるようになりました。

この機能の部分は、スタンドアローンの車載WiFiルーター「DCT-WR100D」を追加した構成と同等かと思います。

通信費用に関しても「DCT-WR100」と同等で以下の通りとなっています。

車載WiFi化によるメリット

車載WiFi化によって、車載ＷiFiスポットとして使えるだけでなく、オンラインでの地図の自動更新、ファームアップデート、外部サーバーを使用してのフリーワード検索もサポートされるようになっています。

各グレードの特徴

今回のフルモデルチェンジ後のグレード構成は、以前と同様に４ラインとなっています。

地デジなしの潔い最小構成モデル「AVIC-RZ120/RW120」

「AVIC-RZ120/RW120」はスマホアプリをよく使いこなし、音楽再生はもっぱらCD/SDではなく音楽配信アプリを使うユーザー向けですが、スマートループ渋滞情報が使える為、パイオニアのカーナビの肝であるナビゲーション機能は充実しています。

※通信モジュールはOP

今回のモデルチェンジで地図更新の無料期間が１年付きました。

地デジは欲しいけどCD/DVDは要らない人向け「AVIC-RZ520/RW520/RL520」

「AVIC-RZ520/RW520/RL520」も従来式の型にハマった構成ではなく、スマホユーザー向けに地デジは積むけどSD/CD/DVDドライブを削った筋肉質のモデルです。

8型の「AVIC-RL520」まで、この構成がカバーされていて好印象です。

※通信モジュールはOP

最大のポイントはこのグレードからHDMI IN、OUTの両方に対応しており、スマホやFire TVなどの映像を後席の増設モニターで視聴出来る点でしょう。

フローティングモデル「AVIC-RF720/RF920」

以下、２つの製品は９型フローティングディスプレイを搭載した特異な機能構成となっています。

※通信モジュールはOP

700系/900系は本来機能面では全部アリのグレードなのですが、フローティングの構造上の問題でCD/DVDドライブが省かれています。

機能面では全部アリ「AVIC-RZ720/RW720/RL720/RQ720」

「AVIC-RZ720/RW720/RL720/RQ720」の4機種は、機能面では全部アリの7/8/9型インダッシュモデルです。

※通信モジュールはOP

CDドライブはこのグレード以上になりますので、CDの使用頻度が高い方はこちらがおすすめになりますね。

地図の無料更新期間3年、通信モジュール同梱「RZ920-DC/RW920-DC/RL920-DC/RQ920-DC」

「RZ920-DC/RW920-DC/RL920-DC/RQ920-DC」の4機種は地図の無料更新期間が３年、通信モジュールが同梱された最上位グレードです。

まとめ

以上、2023～2024年モデルの楽ナビ更新ポイントについて解説しました。

個人的にはCarPlay、Android Autoの選択肢を入れて欲しかった…。