パイオニアのディスプレイオーディオがワイヤレスCarPlay、Android Autoに対応しない理由

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

パイオニアはスマホ連動型のディスプレイオーディオを最も早く展開して来た先見性のあるメーカーですが、何故か他社では当たり前のように実装されているワイヤレスCarPlay、Android Autoをサポートする製品を未だに販売していません。

私はドラレコ以外ではパイオニア製品が好きで、ナビやディスプレイオーディオ、カースピーカー、サブウーファーなどは同社の製品を優先的に使っており、現時点では最新のディスプレイオーディオ「DMH-SF500」が気になっています。

ただし、この製品がワイヤレスCarPlay、Android Autoをサポートしていない事を考えると、アルパイン製品を選ぶと言う選択肢も捨てきれません。

個人的な好みからは「DMH-SF500」がワイヤレスCarPlay、Android Autoをサポートしているなら、「DMH-SF500」一択で良いと考えているのですが、なぜ長年ディスプレイオーディオを展開しているパイオニアは、ワイヤレスCarPlay、Android Autoをサポートしないのでしょうか?

それはおそらく、同社が車内WiFiの構築を推奨しているからだと考えらえます。

ワイヤレスCarPlay、Android AutoはWiFiポートを占有してしまう

ワイヤレスCarPlay、Android Autoは、Bluetoothでスマホと通信を行い、接続可能な状態である事を認識するとWiFi通信にてシステムを起動させます。

従って車載WiFiとワイヤレスCarPlay、Android Autoの併用は不可です。

パイオニアはサイバーナビ・楽ナビ・DCT-WR100Dなどの製品で、車載WiFi環境の構築を最大のセールスポイントとしていますから、それに反するようなCarPlay、Android Autoの運用は優先しない方向性なのかも知れません。

ただし、ネット環境は変化が激しい為、ユーザーとしては時流に合わせて様々な選択肢を選べるようにして貰いたいと考えるのも事実でしょう。

スマホのワイヤレス充電も絡むと、CarPlay、Android Autoもワイヤレス

最近はワイヤレス充電に対応したスマホが増えていますので、家庭や自宅でワイヤレス充電器を使用しているユーザーも増えている事が予想されますが、私もこのようなワイヤレス充電を使用しています。

特にこの車載のワイヤレス充電器は、ボタンを押すだけで左右のフックが開閉し、スマホのセットや取り出しが楽なのが魅力です。

このようなワイヤレス充電器のメリットを最大限に享受する為には、CarPlay、Android Autoもワイヤレス接続にしたいと考えるのは、至極当たり前の流れではないかと思います。

このような事情から、私にとってはワイヤレス充電+ワイヤレスCarPlayが今後のマストになりそうです。

しかしながら、現状のパイオニア製品ではこの要望が満たせないのが残念なところですね。

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