こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
ケンウッドから2022年モデルの彩速ナビ、スタンダードグレードにあたるSシリーズが発表されています。
従来はエントリーグレードのLシリーズ、Sシリーズがほぼ同時に発表されていたように記憶していますが、今回はSシリーズのみの発表となっていますので、この記事では2022年モデルSシリーズの製品概要について解説します。
2022年モデルSシリーズの製品概要
Sシリーズは彩速ナビの真ん中のグレードにあたる、スタンダードグレードですが、年々縮小されて行く従来型のカーナビの流れとは逆に、2022年モデルでは8型フローティングモデルが1型番追加されています。
2021年モデルからの変更点は、主にこちらの2点です。
HDM入力ポートを実装
こちらは「スマホのミラーリングやFire TVなどの車内使用で必要である為、スタンダードグレードから実装すべき」と、私がここ何年か書き続けてきたポイントです。
私は2015年に購入した彩速ナビの最上位モデルには、HDM入力ポートが装備されていたのですが、その後にこのメーカーは自社製品からHDM入力ポートを削除していた時期がありました。
パイオニアは2~3年早くスタンダードグレードでのHDMI入力端子を実装していますが、この間にケンウッドは従来では上位モデルで装備されていたHDMI入力端子を削除するなど、時代の流れに逆行するような改悪とも取れるマイナーチェンジを行ってきたのですが、最近では他社が全装備の流れになって来たので、ようやく気が付いたというところでしょうか。
8型フローティングモデルを追加
最近は…と言ってももう5~6年前からですが、大画面ナビの要望が増えており、ケンウッドは大画面ナビの展開も他社に遅れる事2~3年、と言った姿勢をとって来ましたが、ここ1~2年で大画面、そしてフローティング構造の製品の構成を増やして来ました。
こちらもユーザーのニーズを捉えると的を得ているとは言えますが、パナソニックの二番煎じですね~。
自社のスマートミラー型ドラレコ「DRV-EMN5700」と連動
自社のスマートミラー型ドラレコ「DRV-EMN5700」との連動機能は、ケンウッドオリジナルの「業界唯一要素」です。
ただし、以下記事で解説している理由から、私はおすすめしません。
ケンウッドファンの方には申し訳ないですが…
私自身、同社の彩速ナビの最上位モデルを2015年から使い続けていますが、この製品に不満はなく非常に満足出来た製品だと評価しています。
ただし、ここ数年のケンウッドのカーナビ事業は、マーケティングが怪しく、他社の二番煎じと地図更新料のディスカウントという、新しい価値を生み出すような提案は皆無となっており、今後もそのような流れが続きそうな予感がします。
他社の二番煎じを少し安く売る、というやり方は、ユーザーにとってはありがたい部分もあるかとは思いますが、製品を見ていて面白味がなくなりましたね。
コメント
OMI様
新しい車はお高いディラーナビまでいらないと思い、ハイレゾ条件でアルパインディスプレイオーディオ一択で発売延期を待っていましたが、スマホのデータ制限がある人にはナビも音楽も厳しいことが判明
私は5Gデータ無制限ですが、スマホナビはフリーズがあり怖いです
ハイレゾ条件 値段 次期モデル次期を考慮してkenwood M808HDW 2021年モデルを2月27日に注文しました
購入タイミングの差で電化製品の新型が出ることは、毎回悔しいですね
ここからが本題です
2022年モデルのカタログを見ると2022年モデルの仕様欄 LDAC対応 DSDが白抜きに
受け売りですがBluetoothでの音質 ソニーの技術で狙いポイントだったはずですが
2022モデルからハイレゾオーディオワイヤレスの表記も無くなりました
体感はわかりませんが悔しさ半減です もしくはワイヤレスハイレゾ使えないなら2022モデルいらないです
一時期プリウスPHVの11型ナビがCD挿入できず、USB経由でもフォーマットが限定されるためもっさり音なのでAUX端子直繋ぎをしていましたが、面倒なので辞めました。
HIDM端子でスマホを毎回つなぐの面倒なので2022年モデルでなくともいいやと スマホ側に色々アタブタいるのも面倒
iPadあるのでナビ画面でYouTubeとかみないし スマホも大型化しているので車内でわざわざ繋がないような
パイオニアのwifiモデルも四六時中車にいないなら、そのお金でスマホデータ無制限にした方が良いような
音質は劣化verなのか Sonyと揉めたか
omiさんが前に提言した Bluetoothなど無線でスマホ連携しながら、ナビ部分の培った機能を融合したモデルが欲しいです
若年層にカロッエリアは高いし、スマホデータ無制限でない層には都会の車線変更や山岳部、トンネルなどの事前予告はオーディオディスプレイは怖いですね
ハイレゾスピーカーも併せてセットするのでお知らせします
メイン機がソニックデザインの専用スピーカー チューン設定しているので聴き比べてみます
オープンカーなので比較にならないかもしれませんが 笑
暗黒騎士様
2022年モデルはSシリーズだけの発表ですので、今後のMシリーズではLDAC・DSDとも対応じゃないですかね。
因みに私はハイレゾの聞き分けは怪しいです(笑)
https://car-accessory-news.com/car-navi-aux/
未確認ですが、最近のCarPlayとパイオニアのディスプレイオーディオの組合せで、ジャイロセンサーの情報がアプリに吸い上げられているような挙動を示し、以前は測位をロストしていた首都高の山手トンネルでも、測位を維持し続けたといった情報も出て来ています。
アプリ側が改善されれば、CarPlayやAndriod Autoも良いですけどね。