こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
コムテックから2025年モデルの高解像度2カメラドラレコ「ZDR065」が発表されました。
同社の「ZDR系」の末尾5番のモデルは、「ZDR015」「ZDR025」「ZDR035」「ZDR045」「ZDR055」と、全てスタンダード2カメラモデルの位置付けで、フルハイビジョンのセンサーを搭載して来ましたが、この系統の最新モデルの位置付けとなる「ZDR065」では、フロントカメラに370万画素対応のSTARVIS 2センサーが採用されています。
※おそらく、500万画素のIMX675かと思われます。
従来の500万画素センサーとしては、STARVIS対応のIMX335が使われて来た時期がありましたが、この世代の500万画素センサーは、200万画素センサーとの露光能力の差が大きく、200万画素モデルと比較すると、夜間映像がイマイチな製品が多い状況でした。
最近ではパイオニアから4KのSTARVIS 2対応センサー「IMX678」を採用した「VREC-DZ810D」が発売されていますが、明るさの面では従来機よりも随分改善された印象です。

従って「IMX678」よりも画素数が少ない「IMX675」を搭載する「ZDR065」では、「VREC-DZ810D」以上の夜間の明るさが期待出来そうです。
「ZDR065」のスペックと特徴
「ZDR065」のスペックは以下の表の通りです。
ZDR065 |
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23.10発売 |
フロント:2560×1440/27.5fps リア:1920×1080/27.5fps |
レンズ視野角 フロント:水平134° リア:水平138° |
LED信号対応 |
microSD付属32GB/最大128GB |
フォーマット不要 |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
衝撃クイック録画/常時録画+衝撃録画/タイムラプス |
自動起動 |
専用ケーブル HDROP-014 |
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録画解像度はフロントカメラのみ2.5K、リアについてはフルハイビジョンとなっています。
解像度やフレームレートを上げると排熱の問題が出て来ますし、ハードウェアに負荷を掛け過ぎると動作が不安定になったり、製品寿命が短くなりますので、諸々のバランスを考えると現時点での個人的な見解としては、リアカメラはフルハイビジョンの方がベターな選択と言えそうです。
※中国系のメーカーでは、リアカメラも高解像度化する流れがあります。
本製品については6月以降のレビュー予定です。
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