※2020年7月13日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
ユピテルとコムテックのレーダー探知機のWiFi対応モデルは、OPの専用無線LAN SDカードを使用する事でWiFi通信機能が開放され、GPSデータの自動更新や取締ポイントのユーザー間共有が可能になります。
ただし、この専用の無線LANカードがそこそこ高いのでレーダー探知機と合わせるとかなりの出費になってしまうのが痛いところです。
そこで今回はユピテルとコムテックのWiFi対応レーダー探知機で、価格が安い市販の汎用無線LAN SDカードを使用する方法を解説します。
ユピテルのレーダー探知機の場合
ユピテルの場合には機種を問わず、現行品としてはこちらの「OP-WLSD16」のみが対応カードとなります。
価格が税込み7,700円と非常に高いので社外品のカードに乗り換えるメリットも大きいと思います。
※2020年7月時点ではコロナ禍の影響で通信可能なゲーム機の売上が伸びており、無線LAN SDカード全般の価格が平常時の2~3倍まで高騰している関係で、一時的にお買い得感は薄れています。
こちらの東芝FlashAirシリーズは世代に関わらず使用が可能でした。(32GBまでの実績、64GB以上は未検証ですがコムテック製品は使用不可との報告ありなのでユピテルも不具合がでる可能性あり)
社外カードの使用手順ですが、まずはもともとレーダー探知機に挿入されていたカードのファイルを全てパソコンなどにバックアップします。
次にFlashAirにこのデータを丸ごとコピーします。
このカードをレーダー探知機に挿せば無線LAN関連のメニューが有効になる筈です。
なお、同じユピテルの製品でもLeiシリーズは本体側のストレージで各種データを管理していますので、無線LANカードは空のまま挿し込んでも問題ありません。
因みに東芝FlashAirの価格が暴騰しているので、今回は試しに以下の無線LANカードでの運用を試みましたが残念ながら無線機能は認識されませんでした。
コムテックののレーダー探知機の場合
ユピテルのレーダー探知機は付属のSDカードの中に無線LAN関連のファイルも含まれていますが、コムテックは含まれませんのでパソコンを使用してネットで必要なファイルをダウンロードする必要があります。
このソフトウェアを使用することで機種に合わせたデータをダウンロードし、市販の無線LAN SDカードに書き込む事が出来ます。
指定の無線LANカードは機種により型番が異なりますので、WSD16G-808LVなど、手持ちの製品に合わせた型番を選択します。
書き込みの処理が完了したらカードを抜いてレーダー探知機に挿し込めば、無線LAN関連のメニューが有効になる筈です。
ユピテルと同様に東芝FlashAirシリーズは世代に関わらず使用が可能でしたが、ez Shareの無線機能は認識されませんでした。(32GBまでの実績、64GB以上は未検証ですがコムテック製品は使用不可との報告あり)
まとめ
以上、社外無線LANカードでレーダー探知機のWiFi機能を使う方法について解説しました。
今年は無線LAN SDカードの価格が暴騰していますので純正品を使った場合よりも2,000円くらいしか安くならないのが残念ですが、少しでもコストを抑えたい方におすすめの方法です。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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