彩速ナビ2024~2025年モデル スタンダードグレードのSシリーズ発表

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

ケンウッドから2024年モデルの彩速ナビ、スタンダードグレードにあたるSシリーズが発表されています。

■ケンウッドプレスリリース

従来はエントリーグレードのLシリーズ、Sシリーズがほぼ同時に発表されていたように記憶していますが、最近はSシリーズが先行発表の傾向にあるようですので、この記事では2024年モデルSシリーズの製品概要について解説します。

2024年モデルSシリーズの製品概要

Sシリーズは彩速ナビの真ん中のグレードにあたるスタンダードグレードですが、2024年モデルでは先代と同様に以下の構成となっています。

7型インダッシュ180mm、7型インダッシュ200mm、8型インダッシュ、8型フローティングの4型番

先代モデルからの変更点は、主にこちらの4点です。

・上位のMグレードから高精細・広視野角HDパネルを落とし込み
・上位のMグレードから静電式タッチパネルを落とし込み、ピンチ系の操作に対応
・ナビと分割表示の際の特大AV画面の表示
・3AまでのUSB急速充電に対応

Sシリーズのその他の特徴

従来のSシリーズから実装されている機能は以下の通りです。

HDM入力ポートを実装

こちらは「スマホのミラーリングやFire TVなどの車内使用で必要である為、スタンダードグレードから実装すべき」と、私がここ何年か書き続けてきたポイントです。

私は2015年に購入した彩速ナビの最上位モデルには、HDM入力ポートが装備されていたのですが、その後にこのメーカーは自社製品からHDM入力ポートを削除していた時期がありました。

パイオニアは2~3年早くスタンダードグレードでのHDMI入力端子を実装していますが、この間にケンウッドは従来では上位モデルで装備されていたHDMI入力端子を削除するなど、時代の流れに逆行するような改悪とも取れるマイナーチェンジを行ってきたのですが、最近では他社が全装備の流れになって来ました。

自社のスマートミラー型ドラレコと連動

自社のスマートミラー型ドラレコとの連動機能は、ケンウッドオリジナルの「業界唯一要素」です。

スマートミラーの画質はハイクオリティですので、選択肢としては連動もアリかと思います。

実機レビュー「DRV-EM4800」の評価 ケンウッドの2023年モデルスマートミラー
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なお、最近はCarPlay、Android AutoでもCOCCHIなどの案内精度が高いアプリが登場するなど、カーナビの存在感は薄まりつつあります。

加えて、OTTOCASTのAIボックスのような、ディスプレイオーディオで動画アプリの視聴を可能にするAndroidドングルも普及しつつあり、私自身はこれから先はまずカーナビは買いません。

カーナビを検討されている方は、取り敢えず安価なディスプレイオーディオ+COCCHIの組み合わせも検討してみて下さい。

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