コムテックからレーダー探知機2018年モデル「ZERO 705V」が発表されています。

2017年には年始に「ZERO 703V」、更に7月には後継モデルに当たる「ZERO 704V」が発売されています。

「ZERO 703V」から「ZERO 704V」への更新ポイントは、インターフェイス周りの大幅な変更、小型移動オービスの種類別の識別警報、GPSデータの大幅増(主に踏切ポイント)でしたが、2017年に大幅なモデルチェンジを遂げた事もあり、2018年モデルの「ZERO 705V」での更新ポイントは他社にあって自社にない機能を追加したものとなっています。

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「ZERO 705V」での更新ポイント

個人的にはむしろ2017年に小型移動オービスのレーダー波探知への対応で出遅れてしまったセルスターに大幅変更を期待していましたが、コムテックはドラレコ・レーダー探知機ともに好調なようで、メーカーとして積極的に攻める姿勢が窺えますね。

2018年モデルの「ZERO 705V」での変更ポイントは主に以下の2点です。

  • ガリレオ衛星に対応
  • 取締りポイントのユーザー投稿システムを搭載

ガリレオ衛星に対応

ガリレオ衛星への対応に関しては2017年にユピテル・セルスターは実装済みで、以前から測位に関わる見た目のスペック的には3社ともに大きな差はないのですが、何故か測位の早さ・精度ともに私の使用している環境ではユピテル→セルスター→コムテックと言う順位になっています。

単純に衛星の数の問題ではないような気もしますが、もともと精度の高いユピテルよりも、精度の低いコムテックが受信できる衛星数を増やした方が効果は得られそうな気はしますね。

公式サイトにも「測位精度が大幅に向上しました。」と記載されていますので、この表現を額面通り受け取るのであれば、単純受信可能な衛星数をに増やしたのではなく「テストを行った結果、しっかりと結果にも反映されています。」という事になりそうです。

この表現が誇大でなければ、他社にとってはかなりの脅威になるかも知れませんね。

ただ、これはカーナビなどの車載電子デバイスメーカー全般に言えることなのですが、デジタル機器は衣料品などとは異なり、統計データを数値化する事で以前のモデルからの改善具合を客観的に数値化する事も可能です。

他社との比較は難しいかと思いますが、「当社比○%の測位時間短縮・精度上昇」などのデータを提示して欲しいと感じますね。

某カーナビメーカーの某高級カーナビシリーズは「超速」を謳っておきながら実際に使用してみると動きがカクカクだったりします。(笑)

そのメーカーの主観では「超速」かも知れませんが、私の主観では「激遅」であり、他社の同級モデルと比較しての客観的な評価も「激遅」だったと言う事もありますので…。

取締りポイントのユーザー投稿システムを搭載

ユーザー間の取り締まりデータの共有に関しては、数年前からユピテル・セルスターでは実装されている機能です。

ユピテル・セルスターに関してはこの情報は定期のデータ更新の際に反映される仕様かと思いますが、一概にどのメーカーが優れているかはこの情報を反映させる為の通信頻度などによるかと思います。

なお、「ZERO 703V」以降はレーダー波を探知した車両のデータをクラウド経由で周辺の車両に配信するというシステムの実装されていますが、このシステムは「光電管式などのレーダー波を発しない取り締まりには無力」という指摘もありましたので、ユーザーのこのような要望を受けての改善かも知れませんね。

2018年モデルのドラレコに対応するレーダー探知機の年式の幅

コムテックはまだ2018年モデルのドライブレコーダーを発表していませんが、懸念されるポイントとして、最新のドライブレコーダーと連動が可能なレーダー探知機の年式の幅です。

「2018年モデルのドラレコと連動するのは2018年モデルのレーダー探知機だけ」という事になってしまうと、その年のレーダー探知機の売上は上がるかも知れませんが長期的にはアフターサービスの悪いメーカーという評価を受けるかも知れません。

※2018年3月上旬の状況では、最新モデルのドラレコ「HDR-751G」での連動機能でビュワーソフトにレーダー探知ポイント・オービスポイント・ハンドル舵角・ウィンカー・ブレーキ状況・スロットル開度・タコメーター・インマニ圧などの表示項目が実装されています。

これらの機能は2017年モデルの「ZERO703/704/803V」でも使用可能なようです。

「ZERO 705V」のまとめ

「ZERO 705V」は2017年モデルとしてもそこそこの進化は見られるようです。

ただし、業界的な大きな変更ポイントは2017年モデルで実装された小型移動オービスのレーダー波の探知です。

従ってレーダー探知機主体で買い替えを考えるなら2016年モデル以前からの乗り換え、ドラレコ主体で考えるならおそらく2~3月頃になるであろう2018年モデルの発表を待った方が良さそうです。

 

 

(編集長 Omi)

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