ランエボ10のリアスポ取り外しとリアスポへのバックカメラ取付けの巻

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

先日、ランエボ10にスマートミラーを取り付ける場合にはカメラはリアスポ下か、ナンバー上のどちらが良いのか?と言ったご質問を頂きました。

もちろん、バックカメラもスマートミラーのリアカメラもベストな位置はリアスポ下だと思いますし、実は7年前から「いつかはリアスポ下にバックカメラを移設してやるんだ!」と考えてはいたのですが…。

リアスポ下に取り付ける場合にはトランクに穴あけ加工が必要ですし、色々面倒だったので後回しにしていたところで、MAXWINのバックカメラ「CAM21」のテスト中に読者の方に背中を押して頂いたので、7年来の野望を実現させる事にしました。(笑)

リアスポは外した方が良いかと

通しで作業を行ってみた結果、リアスポは外さなくても作業は可能という事が分かりましたが、ドリルでの穴あけやケーブルの引き込みなどの工程を考えると外した方がトータルでの作業時間は短くなります。

リアスポを外すのは非常に簡単で以下の手順となります。

①トランク内のボルトナット計4個を外す

②トランク上のボルト計2個を外す

③リアスポを上に引き上げる

ここまではトラブルがなければ5分も掛からないでしょう。

助手席側サイドのカバーを外す

リアスポ内側のパネルはサイドとセンターの3ピース構造となっていますが、まずは助手席側のカバーを外します。

使い捨てのリベットをマイナスドライバーなどでこじっておいてから…

サイドのパネルは2つのクリップで固定されていますが、なかなか外れず…最後は力任せに引っ張りました。

センターパネルは助手席側のみ外す

センターパネルには左右のサイドパネルが被さっていますが、助手席側のサイドパネルを外し、センターパネルをめくり上げれば配線の引き込みは可能です。

パネルの全てのネジと助手席側の2本のボルトを外してからセンターパネルをめくり上げます。

センターパネルに穴あけと配線引き込み

カメラのケーブルの太さに合わせてセンターパネルにドリルで穴開けします。

みんカラなどではカメラごと埋め込んでいる方もいらっしゃいますが、バックカメラのサイズはまちまちで壊れた時のリスクもありますので汎用性の高い取付け方法とします。

今回は直径0.85mmのドリルを使用しましたが、「CAM21」は接続部の径が太いので0.85mmでは通らずドリルの刃を外周に押し当てて穴を広げました。

「CAM21」はカメラ側のケーブルが短いので、接続部がリアスポ内に収まります。

物凄くやっつけですが、養生テープでリアスポ内にケーブル固定しておきました。

ケーブルはこの辺りから引き出します。

リアスポを取り付けてトランクに穴あけ

バラした時と逆の手順でリアスポを組み立て、サイドパネルだけが剥がれた状態でトランクにボルトで固定します。

トランクの内側からこの位置にドリルで穴開けします。

このパネルを貫通するとリアスポの台座の鉄板に進路を阻まれますので、この鉄板にも穴あけしてケーブルを通します。

トランクから車内に伸びているチューブがありますが、ここには通さずにトランク内に配線を落としています。

車内への引き込みはここから後部座席下を通しています。

結構目立ちますが?

今回取付けた「CAM21」自体が最大サイズのバックカメラなので後付け感は半端ないです。

ただまぁ、実用性を考えるとナンバー上よりもリアスポ下の方が断然良いですね。

因みにこちらはナンバー上に取り付けたバージョンです。

ケーブルを通した穴はこのようなグロメットを被せるか、そのまま放置するか、グレー系のコーキング材を使って誤魔化すか思案中です。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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コメント

  1. あおk より:

    ためになる記事ありがとうございます。
    リヤスポの脱着や分離したところなどとても気になっていました。
    残念ながら今はまだ車が戻っていませんが、戻ったら早急に実践させていただきます。

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