TENKERさんからジャンプスターターのレビュー依頼を頂きましたので、実機テストを行いました。
過去にDBPOWERブランドのジャンプスターターをテストしましたが、この製品は見た目はDBPOWERの製品とロゴ以外は同一です。
以下はDB POWERのジャンプスターターです。
おそらく…ですが、2社ともsuaoki辺りの工場にOEM生産を依頼したものかと思われますので、ロゴ以外は中身も同じものかと推察されます。
デザインとサイズについて
サイズ的には中型の10000mAh以下のモバイルバッテリーと同等で、表面素材がラバーで丸みを帯びているため、カバンの中にそのまま入れてもほかの機器を傷付けることがなさそうなのが特徴です。
軽いので携帯性も良さそうです。
付属品は5V/1Aの充電用microUSBケーブルとブースターケーブルとなり、夜間作業用のLEDライトを搭載しています。
スペックとしてはUSB出力ポート×1、入力ポート×1、容量は8,000mAhとなっています。
実際にiPhone 7を充電してみたところ、3500mAh程度で容量が空になりましたので表記に対しては4~50%の実質蓄電量となります。
モバイルバッテリーの平均的な容量は表記の60~80%程度かと思いますのでちょっと少なめですね。
iPhone 7のバッテリーの容量は1,960mAhなので、2回分近くは充電は可能であろうかとは思います。
蓄電ゲージ1/4の状態からの始動は可能なのか?
モバイルバッテリーとしての運用をするのであれば、蓄電量が減った時にジャンプスターターとしての機能を発揮出来るかどうかが気になるところだと思います。
そこで例のごとく、蓄電量を25%まで減らした状態で2,000ccのランエボ10のエンジンを始動させてみました。
使用方法は、プラス→マイナスの順にケーブルをつなぎ、ブースターケーブルのブーストボタンを長押しして緑に点灯させてからセルを回します。
結果は25%の状態でも3回以上のエンジン始動が可能でした。
最後は少し怪しいエンジンの掛かり具合だったので、2000ccだとこれが限界でしょうか?
モバイルバッテリーとして使用しても、充電ゲージを1つ分残しておけば問題なさそうですね。
なお、その他のジャンプスターターについては以下のまとめ記事で紹介しています。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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