※2018年3月16日更新~現状に合わせて廃版モデルを削除し、新モデルを追加しました。

ドライブレコーダーの駐車監視の仕様はメーカーや個別のモデルによって様々ですが、このページではモーションセンサー(動体検知)による駐車録画のメリットとデメリット、モーションセンサーによる駐車監視モードを搭載したドライブレコーダーをいくつか紹介します。

その前に2017年現在で国内で販売されている主要なドライブレコーダーの駐車監視の録画面に関わる仕様について説明します。

駐車監視の録画パターンは4種類

まず最初に抑えておきたいのが、各社のドライブレコーダーには大きく分けると次の4つのパターンの駐車監視中の録画方法があるという点です。

  • 常時録画+衝撃検知
  • 動体検知+衝撃検知
  • 動体検知のみ
  • 衝撃検知のみ

もう少し細かく見て行くと10種類くらいの仕様があるのですが、それをここで説明しても分かりにくくなるだけなので、ここでは触れずに個別のモデルの紹介の時に説明します。

おそらく、このページをご覧になっている方は動体検知によって駐車監視を行うモデルを探している事かと思いますので、動体検知についてのみ詳しく説明を行います。

モーションセンサー(動体検知)のメリット

モーションセンサーのメリットは以下の4つのポイントです。

  • 当て逃げの際に衝突前から衝突後の状況まで漏らすことなく録画が出来る
  • 当て逃げ以外にも車両正面に対するイタズラの現場も押さえる事が出来る
  • センサーの感度次第では無駄な録画を抑えることが出来る
  • 更に衝突があった際に衝撃検知録画も行い、イベントフォルダにロックするモデルの場合には、問題と思しき動画が探し易い

モーションセンサー(動体検知)のデメリット

モーションセンサーのデメリットは以下の4つのポイントです。

  • 感度が良すぎると常時録画状態になってしまい、悪すぎるとぶつかるまで反応しないものもある
  • 最適な感度にしていても、雨が降ると常時録画状態になってしまう
  • 録画ファイル数が増えるので当て逃げ動画を探すのが大変
  • 手動でモーションセンサーに切り替えるモデルは、復帰時にモードを離脱しないと常時録画が正常に行われない可能性がある

一般的モーションセンサーモデルのメリット・デメリットを列挙しましたが、個別のモデルで随分と感度や使い勝手が変わってきます。

これらの仕様はメーカーや発売時期である程度共通しますので、メーカー別にモーションセンサーを搭載したドライブレコーダーを紹介しながら、センサーの感度や使い勝手などについて解説を加えます。

モーションセンサーのみでイベント録画を行わないドライブレコーダー

このカテゴリーはユピテルやパパゴなどのメーカーに多い仕様ですが、何れも駐車監視に入る前に動体検知のオン、復帰時にはオフの操作を要求されます。

ユピテルのモーションセンサー搭載モデル

ユピテルのモーションセンサー搭載モデルは、2017年に発売された次の3つです。(本当はもっと種類は多いですが、上位下位の価格が逆転しているものも多く、現実的におすすめできるのがこの3モデルという事です)

ユピテル
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
WD300
DRY-ST3000p
DRY-ST7000c
17.08発売不明17.01発売
参考価格 18.03.16
9,999円10,980円19,241円
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080/30fps2560×1440/30fps
LED信号対応
録画 水平95°録画 水平108°録画 水平120°
HDRHDRHDR
付属8GB付属8GB付属16GB
最大32GB最大32GB最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵GPS内蔵GPS内蔵
駐車監視モード
動体検知or常時録画+衝撃検知
手動起動
専用ケーブル
OP-E863
OP-VMU01
専用ケーブル
OP-E487
OP-VMU01
専用ケーブル
OP-E487
OP-VMU01
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

これらのモデルは動体検知によって駐車監視を行う方法と、走行時のまま常時録画+衝撃検知を継続する方法があります。

動体検知を使用する場合には、車から降りる前にボタン操作で動体検知をオンにし、車に戻った際にオフにします。(タイマーやカットオフ電圧により、電源が落ちていた場合にはエンジンを掛けるだけでOK)

駐車監視中に衝突があった場合にも、衝撃録画は行われません。

従って復帰時に衝撃録画に対する告知もありません。

 

走行時のまま常時録画+衝撃検知を継続する場合には、降車・乗車の操作は不要ですが、衝撃感度が走行中のままだと軽く擦られた程度では衝撃録画が行われない可能性がありますし、仮に行われていたとしても衝撃録画に対する告知はありません。(走行中の録画モードを続けている状態なので)

また、何れのケースにおいても自宅駐車場などで駐車監視を行わないのであれば、ケーブルを抜いたりタイマーユニットのスイッチをオフにするなど、電源オフの操作が必要です。

ユピテルの常時電源ケーブルとマルチバッテリー

ユピテルの常時電源ケーブルは「OP-VMU01」になりますが、タイマーが短い時間側を細かく刻んているのが特徴です。(30分・1時間・2時間・3時間・4時間・6時間・12時間)

12時間を超えるような長時間の録画は不可ですが、チョイ乗りが多く、自宅でタイマーを切り忘れる恐れがある人におすすめです。

■ ユピテル駐車監視ユニット「OP-VMU01」の使い方

また、これらの3モデルは12時間までのタイマー設定による駐車録画に対応したマルチバッテリー「OP-MB4000」も使用可能です。

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー OP-MB4000
ユピテル(YUPITERU) (2017-03-28)
売り上げランキング: 4,840

■ ユピテル マルチバッテリー「OP-MB4000」の取り付け、使い方

 

ここで紹介した各モデルの特徴については以下の記事を参照してください。

■ ユピテルGPS内蔵ドライブレコーダー「WD300」が低価格で安定?

■ ユピテル「DRY-ST3000c/3000p」のレビュー、評価

■ ユピテル「DRY-ST7000c」のレビュー、評価

パパゴのモーションセンサー搭載モデル

パパゴの駐車監視の仕様はほぼ全てのモデルが同様で、手動でモーションセンサーを起動させるタイプとなっています。

モーションセンサーの感度が高すぎず低すぎずと言った感じで、人が前を横切る程度で反応するような感じかと思いますので、ユピテルと比べると無駄な録画は発生しにくいと思います。

ただし、運用面ではやや使い勝手が悪く、モデルによって①「メニュー」→「動体検知」→「オン・オフ」→「戻る」、②「メニュー」→「ビデオ」→「動体検知」→「オン・オフ」→「戻る」など、モーションセンサーのオンオフの際の操作工程が多いのが弱点です。

自宅駐車場などの駐車監視を行わない場所では、ユピテル同様に電源オフの操作が必要になります。

ま専用の常時電源ケーブルにはタイマー設定機能はありませんが、ケーブルの価格が安いのが魅力だと思います。

 

各モデルの特徴に関しては以下のページを参照してください。

■ パパゴのドライブレコーダー

モーションセンサーと衝撃検知録画を行うが、イベントロックされないモデル

ここで紹介するケンウッドのモデルは、モーションセンサーと衝撃センサーでの駐車録画が可能で、衝撃センサーについては駐車監視モードと走行時の感度を別々に設定する事が出来るようになっています。

ただし、保存先はモーションセンサーと衝撃センサーの録画分ともに共通の「Parking」フォルダになり、衝撃検知のファイルがロックされる訳ではなく、「Parking」フォルダ内に保存される「動体検知」と「衝撃検知」の録画ファイル数が限られている為、長時間の駐車監視では当て逃げのファイルが上書きされてしまう可能性があります。

※32GBのmicroSDカードで最大20分程度

ケンウッドのモーションセンサー搭載モデル

ケンウッドのモーションセンサー搭載モデルは、現行では以下の4モデルとなります。

KENWOOD
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DRV-230
DRV-320/325
ケンウッド(KENWOOD) スタンダード ドライブレコーダー DRV-320
DRV-630
DRV-W630
18.02発売16.09発売17.10発売17.10発売
参考価格 18.03.16
12,798円12,418円18,788円21,938円
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080/27.5fps2533×1440/27.5fps
録画水平100°録画水平102°
HDRHDR
付属16GB付属8GB/32GB付属16GB
最大32GB最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS非対応GPS内蔵
-WiFi
駐車監視機能
衝撃検知+動体検知
自動起動
内蔵バッテリー25分-
専用ケーブル
CA-DR150
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

ケンウッドのモーションセンサー搭載モデルは専用ケーブルの「CA-DR150」を使用して駐車監視を行います。

ケンウッド(KENWOOD) ドライブレコーダー 電源ケーブルCA-DR150

ケンウッド(KENWOOD) ドライブレコーダー 電源ケーブルCA-DR150

posted with amazlet at 17.07.19
ケンウッド(KENWOOD) (2016-03-10)
売り上げランキング: 296

こちらのケーブルはタイマー設定が(6・12・24時間)と長めの時間帯の刻みとなっているのが特徴ですが、ユピテルのように短時間の刻みがない為、電源の切り忘れをすると無駄なバッテリーを消費していまうのが弱点です。

また、動体検知の出入りは予め設定しておくことで自動化が可能で、エンジンのオン・オフに連動します。(正確には微振動を検知しなくなると動体検知モードとなり、微振動を検知すると常時録画モードに切り替わります)

自宅などの駐車監視が必要ない場所では電源オフの操作が必要ですが、ユピテル・パパゴのモデルに比べると出先での操作がない分、利便性は高いです。

ただし、動体検知中に衝撃録画が行われても復帰時に告知はありませんので、ドラレコ全体の中ではまずまず便利なモデルに分類され、他社には更に便利なものが存在します。

モーションセンサーと衝撃検知録画を行い、イベントロックされるモデル

このカテゴリーのモデルは、モーションセンサー録画分は常時録画フォルダに保存し、衝撃検知分はイベントフォルダに保存する為、電源の確保さえ可能であれば長時間の駐車監視が可能になります。

TA-Creative「TA-011C」

「TA-011C」は水平視野角113°前後、解像度は「2560×1440」と比較的視野角が広い高解像度モデルです。

 

駐車監視の手順としては、車を降りる前に動体検知のオン、車に戻ったらオフの操作が必要になります。

衝撃検知分はイベントフォルダにロックはされるものの、動体検知中の衝撃検知感度を最大にしてもドアの開閉程度では作動しない事がある為、当て逃げの際には動体検知のファイルを確認する必要が出てくる可能性があります。

動体検知中の衝撃録画に対する告知はありません。

なお、microSDカードは256GBまでが使用可能な為、長時間の監視に向いていますが、専用の駐車監視用のケーブルがありませんので、汎用品のケーブルやモバイルバッテリーなどの外部電源と合わせて使用する必要があります。

■ TA-Creative「TA-011C」のレビュー、評価

モーションセンサーと衝撃検知録画を行い、イベントロックと告知を行うモデル

長時間の駐車監視を行う上で、microSDカードの節約という観点で考えるとこのタイプが最も理にかなっていると思います。

ここで紹介するTHINKWAREのモデルは、エンジンのオン・オフで駐車監視の出入りを自動で行います。

また、モーションセンサーと衝撃センサーでの駐車録画が可能で、衝撃センサーについては駐車監視モードと走行時の感度を別々に設定する事が出来るようになっている上に、駐車中の衝撃検知録画については単独フォルダに保存し、かつ駐車監視からの復帰時には動体検知・衝撃検知の件数を音声でアナウンスします。

衝撃センサーの感度を適切に設定している状態であれば、乗車降車時の以外の衝撃検知はそう何度も発生しない筈なので、3%程度の割り当て領域で充分かと思います。

THINKWAREのモーションセンサー搭載モデル

THINKWAREの現在日本で展開しているモーションセンサー対応モデルは「X500」「F750」「F770」の3モデルです。

この3つのモデルは「X500」が液晶搭載、「F750」の方は液晶なしのWiFi対応モデル、「F770」はさらに駐車監視中のスーパーナイトビジョンモードと、動体検知以外にもフレームレートを落としたタイムラプス+衝撃検知の録画モードにも対応しています。

THINKWARE DASHCAM F770 F770 JP_C 32GB
コウォンジャパン

 

 

また、オプションのフルハイビジョンリアカメラを接続する事で2カメラ録画にも対応し、駐車中の後方からの衝突にも力を発揮します。

なお、駐車監視には以下の常時電源ケーブルを使用しますが、面倒なタイマー設定などは全て本体、もしくはスマホから操作が可能で、エンジンオフで駐車モードに入り、エンジンオンで通常録画に復帰します。

■ 前後2カメラ SUPER NIGHT VISION対応 THINKWARE「F770」のレビュー、評価

FINE Vu「CR-3000S」

FINR Vu「CR-3000S」はTHINKWAREの3モデルと全く同じ仕様です。

大型液晶のタッチパネル搭載の為、操作性と動画の視認性に優れたモデルです。(残念ながら西日本LED信号非対応)

運転支援システム搭載 ドライブレコーダー FineVu CR-3000S
INBYTE (インバイト)
売り上げランキング: 67,450

 

 

■ INBYTE Fine Vu「CR-3000S」のレビュー、評価

スマートレコ「WHSR-510」

スマートレコ「WHSR-510」もTHINKWAREの仕様とほぼ同様ですが、更に乗降車時のキャンセルタイマーの設定があり、復帰時に無駄な告知を行いません。

駐車監視の利便性という観点では現状最高レベルかと思います。

TCL WHSR-510 Black スマートレコ
TCL
売り上げランキング: 16,326

 

 

■スマートレコ「WHSR-510」のレビュー、評価

モーションセンサー(動体検知)搭載のドライブレコーダーのまとめ

以上、ざっとモーションセンサー搭載ドライブレコーダーを紹介しましたが、特に駐車監視についてはユーザによって使用方法や求める機能が様々ですので、メーカー別やモデル別の仕様も千差万別です。

従って、無条件で誰にでもおすすめ出来るものはありません。

使用目的に合わせて最適なモデルと選びましょう。

(編集長 Omi)

■ ドライブレコーダーおすすめモデルをまとめて紹介!!

■「1万円程度で買えるドライブレコーダー」おすすめ6選

■「便利なスタンダードクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■「高画質なハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー6選

■「駐車監視に特化したハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■ ドライブレコーダー トップメニュー

■ カー用品の持ち込み取り付け店舗の探し方

この記事が気に入ったらいいね!しよう