※2019年5月27日更新~実機レビューを追記しました。
コムテックからドライブレコーダー+レーダー探知機一体モデルの第2弾である「CB-R02」が発売されています。
昨年は第一弾である「CB-R01」が発売され、この手のモデルとしては2モデル目となりますが、ドライブレコーダー機能、レーダー探知機機能ともに大幅なアップデートが見られます。
「CB-R02」のアップデートポイント
「CB-R01」についてもなかなか先進性の高い良モデルと感じていたのですが、ドライブレコーダー機能、レーダー探知機機能をそれぞれの単体ハイエンドモデルと比較するとやや物足りなく感じる部分もありました。
それは…
①ドライブレコーダーとして視野角がもう少し広ければ良い(「CB-R01」は水平115°)
②ドライブレコーダーとして駐車監視にも対応して欲しい
③レーダー探知機として小型移動オービスのレーダー波を探知して欲しい
④レーダー探知機としてWiFi機能に対応して欲しい
の4点です。
「CB-R02」では流石にこれら全ての改善には至りませんでしたが、①視野角が水平135°に広がり、②小型移動オービスのレーダー波にも対応する事となりました。
因みに目立たない部分ではありますが、「CB-R01」では搭載していなかったジャイロセンサーも内蔵しています。
残念ながら駐車監視機能とWiFi通信機能には対応してませので、ここは次期モデルに期待したいところですが、今回のアップデートでもドラレコ・レーダー探知機それぞれの機能で大幅な改善がされたと見ても良いでしょう。
※OBDⅡ接続には非対応です。
「CB-R02」のスペック
「CB-R02」のスペックについては、ドライブレコーダーとレーダー探知機の機能別に分けて掲載しています。
ドライブレコーダー機能
ドライブレコーダー機能の詳細は以下の通りです。
CB-R02 | CB-R01 |
---|---|
19.02発売 | 18.0?発売 |
1920×1080/29fps/HDR/WDR |
|
LED信号対応 | |
録画視野角 水平135°(レンズ) | 録画視野角 水平115°(レンズ) |
microSD付属16GB | |
microSD最大32GB | |
GPS内蔵 | |
駐車監視モードなし | |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
ドライブレコーダー機能の変更ポイントは視野角が大幅にアップし、水平130~135°となった点です。
ドラレコ仕様と総合仕様での画角表記が異なるのでどちらかは不明ですが、どちらにしても超広角である事には違いありません。期待を込めて135°という事にしておきましょう。
これは単体のスタンダードハイエンドモデルでコムテックでは一番人気の「HDR-751G」と同等、または上回る視野角で、後はHDR補正の強度が「HDR-751G」「HDR-852G」系なのか、それとも「ZDR-022/024」に似たものであるのかが肝ですね。
仮に「HDR-751G」「HDR-852G」系だとすると、これはドラレコとしても走行時の証拠能力は最強の部類に入ってきますので…。
駐車監視非対応モデルなのでそこまでの暗視能力は不要であり、白飛びや夜間の先行車のナンバープレートに当たったヘッドライトの補正能力の方が重要です。
因みに公式ページには以下の画像が貼ってありますが、これはどのモデルでも同じ画像が使われており、実際に「CB-R01」で撮影したものではないでしょう。(どのメーカーもやってますが、ある意味詐欺だと思うなぁ…)
レーダー探知機機能
一方でレーダー探知機機能の詳細は以下の通りとなります。
CB-R02 | CB-R01 |
---|---|
19.02発売 | 18.0?発売 |
3.2型 | 3.2型 |
ボタン操作 | |
フルマップレーダースキャンなし | |
小型移動式オービス のレーダー波対応 | GPS警報のみ |
ジャイロあり | ジャイロなし |
無線18バンド | |
OBD2非対応 | |
GPS17.6万/取締6.0万 | GPS16.5万/取締4.0万 |
これは…もうWiFiに対応してくれたら言う事がないくらい機能面では充実しています。
2017年モデル以降はセルスター以外で小型移動オービスのレーダー波探知に対応していますが、先代の「CB-R01」は2016年モデルがベース、「CB-R02」については2019年モデルがベースの機能になってます。
レーダー探知機のグレードで言うと、2019年モデルのハイエンドクラスである「ZERO706V」からWiFiを外したもの、またはスタンダードクラスの「ZERO605V」にジャイロセンサーを乗っけて、小型オービスのレーダー波の識別警報を追加したイメージとなりますね。
この手の複合ガジェットの弱点は、それぞれの機能が型落ちの寄せ集めで器用貧乏になる点が挙げられますが、「CB-R02」は何れの機能もかなり良いところまで来ています。
まさに神テックですね。
セット内容とデザイン
現物を購入しましたのでレビューを追記します。
レビュー概要については以下の動画でも解説しています。
セット内容は意外とシンプルで以下の4点となります。
①3.2型液晶筐体(16GBのmicroSDカードが挿入されている)
②シガー電源ケーブル(DCプラグ、ZDR-015などのドラレコと同じ物)
③両面テープシート
④取扱説明書
液晶はドラレコとしてはかなり大きめ、レーダー探知機としてはやや小さめの部類に入る3.2型ですが、同社の「ZERO 700系」のレーダー探知機と同サイズですね。
本体筐体はかなり大きく、ドラレコの最大クラスの「ZDR-015」とほぼ同等です。
マウントについては本体と一体化した状態で納品されますが、2段マウントとなっていますので1段目を外す事で高さを下げる事が出来ます。
ただし、「CB-R02」はもともと前後と左右に首振りが出来るのですが、マウントを1段にすると前後の角度調整しか出来なくなります。
向かって左側の側面にmicroSDカードスロットと、電源スイッチ、下側面に電源ポートが配置されています。
車への取付けは軽くハマりました
今回は初期型のリーフでテストを行ったのですが、取り付けの段階でダッシュボード上に設置が出来ないという想定外のトラブルに見舞われました。(笑)
正確には取り付けは出来るものの、ダッシュボード上のどの位置に設置してもドラレコの視野が適正ではなくなる、または運転席から前方を確認するのに著しく障害になる、という事です。
リーフの場合はダッシュボードの手前側が大きく引っ込んでおり、通常のレーダー探知機を設置するにはマウント部分が良い具合に隠れてくれるのですが、「CB-R02」だと画面の半分くらいがダッシュボードで隠れてしまいます
ダッシュボードの真ん中辺りから高さが上がりますが、そこまでずらすと液晶がほとんど見えなくなり、運転中の邪魔にもになります。(ダッシュボードが反射する)
幸いフロントガラスから吊り下げても、天地を認識して自動で表示と録画の際の向きを調整してくれるようでしたので、ドラレコとしてのテストは市販の両面テープを使用して吊り下げ方式で行う事にしました。
なお、本体サイズがかなり大きいですし、左右の回転の動きが出来ないマウントですので本来はダッシュボードのセンターに設置すべきものかと思います。(警報は音声に頼り、液晶を見ない方はミラー裏に隠すという手もある)
後でコムテック用の以下のマウントを使用してみたところ、ノッチの深さは違うものの、きつく締め付ければ問題なく固定は出来ましたので、フロントガラスに設置するなら以下の吸盤マウントがおすすめです。
ダッシュボードに凹凸の少ない車なら視野は広がるが
なお、ダッシュボードの凹凸が少ない30系アルファードハイブリッドでは、以下の位置に仮置きした時の見え方は、1/4程度がダッシュボードで隠れる程度となりました。
この状態でも仕様上の問題はなさそうですが、フロントガラスに設置して上から見下ろす形にした方が至近距離を映し易くなりますので、私ならダッシュボードには置かないと思います。
なお、参考までにマウント下端から筐体の上端までの高さ、マウント下端からレンズまでの高さを記載しておきますので、自分の車に取り付けた場合のシミュレーションの参考して下さい。
【2段マウント】
【1段マウント】
想定されるレンズの位置に、片目を合わせて正面を見た時に確保できる前方の視野が、実際に「CB-R02」に設置した視野に近くなります。(垂直に40%、水平に20%くらい狭くなりますが)
インターフェイスについて
インターフェイスについては、基本がコムテックの「ZERO700~800系」のレーダー探知機と同様ですが、液晶がタッチパネルではありませんので、操作系はドラレコと同様のボタンで行うものとなります。
コムテックのドラレコとレーダー探知機を長年使用している私としては、説明書を見る事なく操作が可能と踏んでいましたが、UP・DOWNのボタンの長押しでドラレコとレーダー探知機の画面切り替えなど、説明書を見なければ分からない=慣れが必要、な操作もあります。
慣れてしまえばどうという事はありませんが、最初は戸惑うかもしれません。
ドライブレコーダーとしての評価
ドライブレコーダーの画質は、コムテックの単体ドラレコの中でもっとの実用性の高い「HDR-751G」と以下のポイントを比較しました。(いずれもHDRモードでの撮影)
①録画視野角の広さ
②ナンバー認識精度
③白飛び・白飛び耐性
④夜間のナンバー認識
⑤夜間の明るさ
録画視野角の広さ
「CB-R02」のレンズ視野角は水平135°という事でしたが「HDR-751G」と比較した結果、録画視野角は水平128°程度てした。
「HDR-751G」よりも若干狭いものの、一般的なドライブレコーダーの中では超広角モデルに分類されます。
ナンバー認識精度
ナンバー認識精度は「HDR-751G」と比べるとややにじみが強く、標準的なフルハイビジョンのドラレコよりも若干認識精度が落ちる印象です。
録画ファイルのビットレートを確認すると「HDR-751G」は10500kbps、「CB-R02」は8000kpbsでしたので、データの圧縮率が高いのがにじみの原因と見受けられます。(イメージセンサーも別物っぽい)
やっぱり「HDR-751G」は非常に高レベルでバランスが取れた良モデルであると再認識しました。
白飛び・白飛び耐性
「CB-R02」の全体的な画質の印象は「HDR-751G」に非常に良く似たものだったので、逆光補正には期待したいたのですが、これは予想通りでトンネル出口付近の見え方は「HDR-751G」とほぼ同等で強烈なHDR補正が掛かっています。
夜間のナンバー認識
ヘッドライトが反射した状態の先行車のナンバー認識精度については、HDR補正の効果で非常に高いものとなっており、現行モデルでは最高レベルの「HDR-751G」とほぼ同等です。
おなじHDRと謳っている製品でもメーカーやモデルによっては真っ白に潰れるモデルも多く、コムテックでも最近のドラレコは補正の強度を弱めている為、ここまで強いモデルは珍しいです。
個人的にはドラレコとしてのあるべき姿はこの補正だと思うんですが、変に景色を綺麗に撮影しようとすると補正の強度を落とさざるを得ないんでしょうね。
夜間の明るさ
夜間の明るさは街灯が多い場所では「HDR-751G」との差は感じられません。
状況によっては「CB-R02」の方が明るい事もありますが…
該当がない場所をヘッドライトの光のみでの走行している際には、全体の明るさが落ち、視認可能な範囲が狭くなります。
暗視能力もほとんどありませんね。
西日本エリアのLED信号の見え方
西日本エリアでの撮影テストは行っていませんが、本機は29.1fpsモデルですので以下のような見え方になると思われます。
動画の再生方法
動画の再生については「CB-R02」の液晶、PCの専用ビュワー、PCの汎用ビュワーでのテストを行いました。
「CB-R02」の液晶での再生
本体液晶での再生は画面が大きく見易くはあるのものの、動画を選択する際にサムネイルが表示されない為、使い勝手は良くありません。
UP/DOWNボタンで再生中の動画から次の動画に送る事も出来ません。
PCの専用ビュワーでの再生
「CB-R02」の専用ビュワーは「CB-R01/02」固有のものとなっており、他のドラレコのビュワーとは異なります。
表示項目は以下の通りです。
①地図
②速度
③Gセンサーグラフ
操作可能な項目は以下の通りとなっています。
①1/4~4倍速の速度変更
②ほぼフル画面表示化
③任意のポイントをドラッグで拡大表示
ドラレコのビュワーとしては、ほぼ全機能入りですので使い勝手の良い部類に入ります。
実際の操作イメージについては以下の動画で解説しています。
PCの汎用ビュワーでの再生
PCでの汎用ビュワーでの再生はWindows 7から10にアップグレードしたPCで、メディアプレイヤー12で問題なく可能でした。
仕様外のmicroSDカードの容量
「CB-R02」が使用可能なmicroSDカードのサポート範囲は32GBまでとなりますが、以下の200GBまでのmicroSDカードでの1時間程度の録画・再生に異常は見られませんでした。(「CB-R02」でフォーマットが可能でした)
「CB-R02」の駐車監視モードについて
「CB-R02」には駐車監視モードはありません。ただし、以下のような外部バッテリーを使用すれば駐車中も常時録画を継続する事は可能です。
ただし、レーダー探知機機能だけをオフにする事は出来ず、画面も消せないので消費電力が大きく、ダッシュボード上に設置するとなると炎天下では熱で電源が落ちる可能性がありますね。
駐車監視をするならフロントガラスに吊り下げた方が良さそうです。
レーダー探知機としての評価
レーダー探知機機能については、同社の2017年夏モデルの「ZERO 704V」と以下のポイントについて比較を行いました。
①デザインとサイズ
②レーダー探知機としての機能
③誤報の多さについて
④小型オービスの警報
⑤データの更新方法
デザインとサイズ
前述の通り、マウント部を除くとデザインやサイズ的な部分では同社の3.2型液晶モデルと近いものとなります。
レーダー探知機としての機能
「CB-R02」と「ZERO 704V」のレーダー探知機としての機能の差は、概ね以下の4点となっています。
①「CB-R02」はWiFi通信による取締情報のユーザー間共有とデータ更新に対応していない
②「CB-R02」はOBDⅡアダプタに対応していない
③「CB-R02」は公開取締情報に対応していない
④「CB-R02」のみ、通常のレーダー波と小型オービスのレーダー波を識別して検知する
「ZERO 704V」の方も小型オービスのレーダー波探知自体には対応していますが、「CB-R02」は通常のレーダー波(Xバンド)と小型オービスのレーダー波(Kバンド)を識別して警報する形となっています。
ただし、Kバンドの受信時には警報音声はXバンドと同様で「注意して下さい、レーダー受信しました」となりますので、画面を見ていないとどちらを受信しているのかが分かりません。
レーダー波探知の感度設定ですが、「ZERO 704V」はX・Kバンドを一括して「誤報検知レベル」という項目でLOWとHIGHから選択するのに対して、「CB-R02」の方は個別に感度の変更が可能となっています。(OFFもある)
誤報の多さについて
コムテックのレーダー探知機は3社の中で最も誤報が多いのですが、おそらく「ZERO 704V」と「CB-R02」では、Kバンドの感度が異なっているようで、「CB-R02」は感度を「HIGH」にするとあり得ないくらいにKバンドの誤報が出まくります。
初期設定では感度が「LOW」になっているのですが、「HIGH」にすると住宅地・市街地に関わらず300~500mおきに誤報が出ますので、全く使いものにならないレベルです。(30分ほど走行しましたが、704Vでは1~2回しか出ず)
Kバンドの感度を「LOW」に下げたところ誤報は収まりましたが、今度は「704V」で誤報が出る場所でも全く鳴らなくなったので、本物の取締りの時にどうかな?という懸念もあります。(Xバンドのステルス誤報は「ZERO 704V」よりも多く、その他は少ないが、いずれも両モデル間で警報ポイントが異なるのが謎)
なお、小型オービスの電波の帯域は24.1GHzだそうですが、この帯域に近い24GHz帯には後続車両を検知する車のセーフティシステムのレーダー波が存在しており、これも誤報の一因である可能性があります。
※「CB-R02」の誤報については、「ZERO 704V」と同時に駆動させた場合に発生し易くなるようです。
「ZERO 807LV」との同時駆動の場合も同様で、「CB-R02」単体での駆動の場合には誤報はかなり減りました。ただし、周辺のガジェット類の電磁波に影響され易い傾向が強い事は間違いないでしょう。
小型オービスの警報
可搬式・半可搬式の小型オービスは狙ってテストが出来るものではありませんので、定番の北本市深井の固定式小型オービスにてテストを行いました。
挙動は「ZERO 704V」と全く同じで固定オービス扱いとなり、レーダー波の探知警報は鳴らず、カウントダウン警報のみでした。
データの更新方法
データの更新についてはコムテックのこちらのページからソフトウェアをダウンロートして行いますが、「CB-R02」は公開取締情報には非対応ですので、機種を選択すると自動的に☑が外れます。
なお、microSDカードはドラレコとレーダー探知機で共用となり、「GPSDATA」のフォルダ内に更新ファイルが保存されます。(初期段階ではフォルダは空)
通常のユピテルのレーダー探知機はカード内に随時アクセスしながらポイントを照会しますが、コムテックとセルスター、ユピテルの霧島レイシリーズの場合には、本体ストレージにカードの内容が書き込まれますので、フォルダ内のGPSデータを消しても特に問題は出ません。
「CB-R02」の総評
「CB-R02」の総評としては、ドラレコとしてはまずまず、レーダー探知機としてはコムテックの最上位モデルと比べるとWiFi機能に付随する取締情報のリアルタイムでのユーザー間共有や、データの更新が出来ないというデメリットがあります。
また、最近は2カメラドラレコを検討されている方も多いと思いますので、前後のドラレコ+レーダー探知機の組み合わせの中で「CB-R02」を選択肢に入れるとどうなるの?と言った見方をして行かないとあまり意味がないかな?とも感じますが、話がややこしくなりそうなのでここは消去法で行きます。
①駐車監視をする場合にはおすすすめしない
②1+1+レーダー探知機の構成で考える
1+1+レーダー探知機の構成で考える
前後録画を前提に「CB-R02」を組み入れるなら、リアにはもう一台ドラレコが必要になります。
リアのドラレコはどうするのか?という話もありますがここではリア用としては割と定番っぽい「SN-SV40c」と組み合わせた場合には、トータルのコストは4.4万円くらいになります。
仮に2カメラ+コムテックのレーダーの構成を考えた場合、駐車監視をしない前提であればコムテックのドラレコを選ぶ必要性は薄くなります。
ドラレコ性能で「CB-R02」+「SN-SV40c」に近い2カメラモデルがあまり見当たりませんが、+α的なモデルであればユピテルの「DRY-TW9100d」「DRY-TW80d」辺りになろうかと思います。
走行中のナンバー認識精度にこだわるなら「ZDR026」です。
ここで挙げている2カメラドラレコはいずれも価格が3.3万円くらいですが、これにCB-R02相当のレーダー探知機「ZERO 706V」を組み入れるとトータルコストは5.8万円と随分高くなります。
レーダー探知機の方を型落ちの「ZERO 703V」で組んでも5.0万円くらいです。
まぁ、「CB-R02」+「SN-SV40c」と「DRY-TW9100d」「DRY-TW80d」を比較するとリアはそれほど変わらないレベル、フロントに関しては夜間が「CB-R02」の方が弱いかな?という印象ですね。
従ってコスパ的には高くも低くもありませんので、「CB-R02」をおすすめするポイントは実は少なかったりしますね。
それはズバリ「車内のガジェット類を出来るだけ減らしたい人向け」の1点だけかなと…。
さらに音声の警報だけあれば充分!ダッシュボードに物は一切置きたくない、という方にはかなりおすすめ度が高い製品になります。かなり間口が狭い製品のような気もしますが。
既に前後に個別のドラレコを設置して、どちらかを入れ替えつつレーダー探知機も追加したい、という方も候補に入れてみる価値はありますね。
まあ、ドラレコ性能は「HDR-751G」の下位互換みたいな感じなので、「う~ん!」と言ったところもありますけど…。
フロントだけで考えるなら「HDR-751G」+「ZERO 703V」または「ZERO 704V」の方が高画質になりますので…。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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